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【秘】 三谷 麗央 → 空閑 千秋―― 千秋と ―― >>-355 >>-356 [ 恥ずかしげな面持ちの彼女は此方から目を逸らしてしまう。 心の機微が表れた仕草、それから声。>>-355 ほんの少し拗ねたような響きにも聞こえてしまった。] ……うん、それはその通り。 だから千秋は遠慮なく言ってくれたらいい。 なんだか不安だとか、小さな事が気になったとか、 ほんとの気持ちはどんななのかとか。 いつでも、どこででも。 それくらいは千秋のこと、甘やかさせて欲しいなって思うんだ。 [ そうして投げられる提案に>>-356 いいよ、と頷いて。 彼女が望む先ならどこへでも、一緒に歩いていこうかと。] (-361) 2020/08/19(Wed) 22:15:59 |
【秘】 三谷 麗央 → 空閑 千秋[ そうして歩み始めて、少しして。 手渡された名刺を眺めて、よかった、と口にした。] ……そんなに遠いとこ、勤めてないんだね。 [ 一言、きっかけにして日常の様子を伝えていこう。 住んでいる地域や仕事のこと。 リゾートホテルの開発運営で全国各地へ出張してること。 千秋は?と尋ねればその忙しさも窺えようか。 それからごく個人的な事柄も。 25歳、と言ったあと、にこりと笑って彼女を見た。] (-362) 2020/08/19(Wed) 22:16:04 |
【秘】 三谷 麗央 → 空閑 千秋ちょうどあと一か月で、誕生日なんだ。 その前後でもいい、逢えるかな? [ 彼女の方はいつ頃だろう。 何か欲しいものはと訊かれたら、答えはもう決まっていた。 彼女の時間を、まる一日、と。]* (-363) 2020/08/19(Wed) 22:16:07 |
【人】 美雲居 月子 ───それからの話 [ 京都の自宅に帰る道中、 なにを考えていたのかは覚えていない。 ただ、やることだけは決まっていたから。 ただいま、と家の扉をあけて、 脱いだ草履をそろえて靴箱に仕舞う。 そのままなんの迷いもなく行ったのは 祖父のいる書斎だった。 膝をついて、ノックを2つ。] 失礼します、月子です [ そういうと、「入れ」と聞こえた。 ゆっくりと引き戸を開き、畳の縁を 踏まないように中へ足を進める。] (160) 2020/08/19(Wed) 22:21:49 |
【人】 美雲居 月子[ 銀縁の眼鏡をずらしてこちらを見る 祖父に、正座をしたまま深く頭を下げた。] おじいさまに、お伝えしたいことが ありましたので、きました。 今お時間よろしいですか。 [ 「ああ、なんや」と祖父が眼鏡を外す。 こくりと唾を飲んで、喉を潤した。] うち、結婚は嫌です。 そやから、しません。 [ はっきりと、言い切った。 顔を上げて、寸分たりとも逸らさない。 視線は真っ直ぐに祖父の眼を射抜いて。] (161) 2020/08/19(Wed) 22:22:22 |
【人】 美雲居 月子[ まあ、それからはお察しの通り。 祖父は大激怒し、大揉めに揉めて、 飛んできた祖母や母には 宥められてしまったけれど、 兄だけは、味方になってくれた。 20も歳上の人。それもまだ一度も 会ったことのない人。 そんなひとといきなり結婚なんて できるはずがない、と。 そもそも妹をわたしたくはない、 という台詞には笑ってしまったけれど。 最後には祖父も疲れ果てたように もうええわ、とこちらを遇らった。 もちろんそんな1日で決着のつく 話ではなかったのだけれど。] (162) 2020/08/19(Wed) 22:22:53 |
【人】 美雲居 月子[ だが、事態は思わぬ方向に行く。 祖父が親友に連絡した。 孫同士の結婚の話だが、と 切り出すと向こうはキョトンとして。 そういえばそうだった、とからから 笑ってみせたのだ。 それにはさすがの祖父も呆れ返ったらしい。 さて、そしてその等の孫本人はというと、 45になり、現在すでにお付き合いして いるひとがいるのだという。 だから、20も下の人と本当に結婚させる つもりだったのかと祖父とその親友は 怒られたらしい、とまで祖母に聞いた。 ───正直、これまでの諦めた人生、 捨てた青春の日々はなんだったのだ、と それはそれは暴れてしまいたくなったが。 それでも、手に入れた自由は 大きかったから、それでいい気もした。 最後に、選び取ったのは自分。 間違いなく、そう言える人生になったから。 数ヶ月後、知らないアドレスから、 一通のメールが届くだろう。] (163) 2020/08/19(Wed) 22:24:03 |
【秘】 美雲居 月子 → 木原 敦久敦久様 ご無沙汰しております。 いろいろあって、今わたしは、 関東の方にあるお宿で仲居をしています。 何時ぞやのお礼に、割引も さしてもらいますので、 お時間のある時にでも寄してくださいね。 お待ちしております。 美雲居月子 (-364) 2020/08/19(Wed) 22:25:19 |
【人】 美雲居 月子[ そんな内容で、旅館の場所が 記されているだけのメール。 届いていなければ、それまで。 ただ、背中を押してくれたその人に 伝えておきたかっただけなのだ。 わたしが選んだ未来を。 今日もまた、誰かを迎え入れる。 柔らかく微笑み、三つ指をついて。 ああ、そうだ。 あの旅館にもう一度行く予定は 今のところないのだけれど。 うさぎの温泉饅頭だけは、 今度こそ口に入れたくて。 そのうち、熱海には行きたいと思っている。]** (164) 2020/08/19(Wed) 22:26:06 |
【独】 美雲居 月子/* そんなかんじでわたしは〆かな、と… もともとは結婚して、そのままそれなりに幸せになって、それなりの人生を歩んでいくんだろうなーくらいの気持ちだったんですが、いろんなひとと関わらせて頂く中で、気持ちもかわっていったかなと…ありがたいかぎりです…(合掌) わりと各所に投げっぱなしにしてしまってるんですけど申し訳なく…不都合あれば改変していただいて大丈夫です (-365) 2020/08/19(Wed) 22:29:33 |
【独】 美雲居 月子/* むらたてさま延長ありがとうございます! そしてわたしはそろそろ寝ますね…… あと1日あるからなんとかなる…はず… おやすみなさい…… (-366) 2020/08/19(Wed) 22:31:12 |
【人】 舞戸 黎哉── 柳の間 ── [月子と別れ、部屋に戻った。 諦めたはずの柔らかな微笑みが焼きついて離れない。] 礼なんて………言うなよ。 [聞きたかった言葉はそれじゃない。 でも、聞けないこともわかっていた。 自分だって、戯言と知っていながら、耳に届かないとわかってなければ口にすることも出来なかった。 お互い自分から手を伸ばせない者同士だから。 だからこそここに来て、ここで出会って、そして─── ] ……くそ…… [パタリとベッドの上に倒れ込んで。 後悔と、自嘲の中に沈み込んでいった。]** (168) 2020/08/19(Wed) 22:49:32 |
【独】 宮野忠左衛門利光/* 延長ありがとうございますー! 私はもう、ちあきさんがすごくすごく素敵に〆てくださったので。 あとは皆さんのお話まだ楽しめて幸せ。 (-371) 2020/08/19(Wed) 23:43:20 |
【独】 三谷 麗央/* 明日のおかずは出来たので寝るー! 村建て様延長ありがとうございます。 千秋さんはお好きに進めてくださっても続けて頂いても。 おやすみなさい。 (-372) 2020/08/19(Wed) 23:47:46 |
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