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【秘】 貪欲 ルヘナ → 徒然 シトゥラ「ん、おかえりシトゥラ。……悪い、俺ばっかり寛いでて」 ベッドに寝転がっていた状態から身体を起こし紙を受け取る。 そこに書かれている文字を視線でなぞる度、 じわじわと笑みが深まり、ほうと吐息が零れた。 それから改めて、違和感となった声と口元の差に触れる。 「どうした、何か不都合とか……嫌なこととか……あったのか?」 自分が頼んだことであなたに迷惑がかかったのではないか、と。 素直に心配している様子だ。 (-302) 2021/05/28(Fri) 1:19:37 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 徒然 シトゥラ ね、短い音と共に頷いて。 「さァ? 知っちょったら俺もとっくにしよるけんね。 けど、そうなァ」 「替えがきかない子になったらええですよ。 自分だけの売り、って言うん?」 シトゥラが起き上がったあたりで、パラパラと手帳をめくる。 覗き込めば、日記……というには簡素な、 事実のみを書き連ねただけのページが目に入る。>>L34 「シェルタンは面倒見良うてやさしいええ子ですよね。 さすが年長さんって感じ〜? それはセキレイもある程度そうですけれど、 自分の中の正義が決まっちょって、姿勢がええ印象」 間延びしているため印象はやわらいでいるが、 無味乾燥気味の声だった。 (-303) 2021/05/28(Fri) 1:20:09 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 渇愛 シェルタン/* ほいほほ〜い 俺んお仕事は大人に引き渡すまでですけん、 引き渡した後はフリーやし、 流れ次第では伝書鳩みたいなんもやれますよは置いとくねぇ。 たらこスパはこれからレスを打ち始めて、 置いたらおおよそ寝の姿勢に移ります。 といっても、簡易メモが「ポルポルポル(寝」に なるまではレスをする頭です。 たらこスパはレスを反射で打ち出せない方ですし、 寝るまでの時間もた〜ぶんそんなに 長くはないけどよろしくねぇ〜 (-304) 2021/05/28(Fri) 1:37:14 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → ポルクス と カストル夕食が終わって、夜が来て。見回りに向かう少し前。 あなたの部屋の前まで来たルヘナはドアをノックしようとして、 ……そっと手を下ろして。 一枚の紙をあなたの部屋に滑り込ませた。 『シェルタンと夜の見回りに行ってくる。 万が一があるから念のために伝えておくけど、 もし何かがあって俺が『いなく』なっても気にしないで。 もしも明日、何事もなく会えたなら。 大好きな二人と一緒に過ごしたいと思ってるよ。 』 (-305) 2021/05/28(Fri) 1:38:17 |
【置】 小さな サルガス"寿命を心臓の鼓動時間で割ってみよう。そうすると、哺乳類ではどの動物も、一生の間に心臓は二十億回打つという計算になる。" "物理的時間で測れば、ゾウはネズミより、ずっと長生きである。ネズミは数年しか生きないが、ゾウは一〇〇年近い寿命を持つ。しかし、もし心臓の拍動を時計として考えるならば、ゾウもネズミもまったく同じ長さだけ生きて死ぬことになるだろう。" 本川達雄著「ゾウの時間 ネズミの時間 サイズの物理学」 (L35) 2021/05/28(Fri) 1:41:13 公開: 2021/05/28(Fri) 4:00:00 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 渇愛 シェルタン>>L29 深夜の森 「あ、やァっと見つかった〜〜」 少し離れた場所から声がした。 声の主は、そのままあなたの方へと向かってくる。 「お部屋全然戻りよらんでしょ? 探したんよぉ。 この時間もう放送かけるわけにもいかんし。 真剣に居らんからまさかは思うたけどぉ〜〜」 「君が見つからんと、俺が怒られるところでしたよ、もう」 (-307) 2021/05/28(Fri) 1:48:43 |
【独】 褐炭 レヴァティなんや鯖でめちゃくちゃこわがられよるしめちゃくちゃ褒められよる。ありがとうございます、何をしでかすかわからん闇とは言い切れないけど地獄は生成する系PLです。 (-309) 2021/05/28(Fri) 1:51:33 |
【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ琥珀色の瞳は、じっと貴方を見据えている。 険しく、だが、諦めの滲んでいる、表情で。 「呼び戻しに来た、って風じゃなさそうだな」 まだ夜も深い。 自分が居なくなったことが騒がれてるはずもなくて。 だから、示すことと言えば─── 「アンタ、か。 アンタが……“神隠し”を?」 それに繋がる。ひとつ、ため息を吐いた。 (-310) 2021/05/28(Fri) 1:59:02 |
【人】 小さな サルガス 少し肌寒さを感じさせるような秋風が、ぱらぱらと本のページを捲る。 午後の学び舎が解散して、夕方に差し掛かってきた図書室は、人気はまばらだ。 もしかしたら、誰それの気紛れが重なって、無人に等しい状況かもしれない。 机に広げられたのはこのギムナジウムに関する本ばかり。 一見すれば、勉強熱心にも見えるような内容をノートに丁寧に書き写している。 けれど、いまは、書き手はおやすみ中のようだ。 書き取りをしていた体勢のままノートに突っ伏した頭を、髪を、涼しい風が揺らしていた。 (223) 2021/05/28(Fri) 2:02:02 |
【秘】 渇愛 シェルタン → 懐疑心 メレフ/* 御機嫌よう!炎症でしてよ。 色々見た感じ、過密スケジュールになっておりまして、 夜見回り→一旦部屋に戻って秘話の流れをやる→深夜シェルタンがまた抜け出す という形が一番自然になるかなあ、と思いますわ。 そこでご提案なのでございますけれど。 その深夜。弊シェルタンはある要因にて大人のもとに連れていかれますわ。 どうでしょう?いらっしゃらない?(お誘い) (-311) 2021/05/28(Fri) 2:09:07 |
【秘】 気分屋 ルヴァ → 御曹司 ブラキウム「そっか。だったら嬉しいな。 おれさまと一緒にいるメリットもあるってことだし……」 こちらはこちらで袖で表情を隠した。 「そうだね。もしかしたら、 同じように苦しんでる子もいるかもね。 良かった。ブラキウムが居る限り、 おれさまもブラキウムを見続けるよ。 おれさまもブラキウムが居なくならないでほしい って気持ちは、これだけは本物だから……」 照れたように、困ったように微笑んで。 少しだけ生傷の多い手で、ブラキウムの手を握った。 「おれさまも、出来るだけ頑張るよ。 だからブラキウムも、頑張って」 一人では救われないかもしれないけど、二人なら――。 (-312) 2021/05/28(Fri) 2:16:06 |
【置】 渇愛 シェルタン「……何か変われたらいいな、ルヘナ」 深夜。 ───シェルタンは一度姿を消す。 今日の我々にとっては、何も関係のない話だが。 (L36) 2021/05/28(Fri) 2:18:09 公開: 2021/05/28(Fri) 3:00:00 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 渇愛 シェルタン「神隠しは俺は知らんて言いますけど」 あっけらかんと言い放って。閉じた瞳はさらに細められる。 「でも、仲間外れを作るお手伝いをしちょるんは 俺って言うかなァ」 「君は聞き分けええ子? 悪い子? ええ子やと俺が楽ですね。 言いたいこと聞きたいことがあったら言うてくれて ええですよ〜 聞き流しますけんね」 挑発しているのか素なのか(おそらく素だ)、 悪びれた様子なんて欠片もなく、シェルタンを見つめている。 ゆぅっくり、足はあなたの近くへ近くへと。 (-313) 2021/05/28(Fri) 2:18:34 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 貪欲 ルヘナ「ううん、なぁんにも」 すとん とベッドに居るあなたの隣に座った翠色は穏やかにうそぶく。 シトゥラの視線はただ何もない虚空を映して、隣の声を聞いている 「これでルヘナは他の人のことを知ることができるかな? 足りなかったらもっと聞いてくるよ、あまりいい質問が浮かばなくってさ」 内容を何も気にしていないかのように振る舞う姿は底がつかめない、または何もないといったシトゥラ自身の気質を思わせた (-314) 2021/05/28(Fri) 2:23:46 |
【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ「似たようなもんじゃんか」 抵抗する意思なんかさらさらないのか、 両手を挙げて、また、自分もゆっくりと、 そちらへ近づいていく。 「あ〜あ、フルート置いて来るんじゃなかった。 絶対、鼻っ柱叩き割ってやったのに……」 口だけは達者であった、が。 「……オレで最後にしてくれない? それか定期的にオレを連れていく感じじゃダメ?」 言いたいことといえばそれくらいだ。 (-315) 2021/05/28(Fri) 2:24:25 |
カストルは、ポルクスに、凄い速さで殴り飛ばされた。 (a175) 2021/05/28(Fri) 2:36:38 |
【秘】 褐炭 レヴァティ → 渇愛 シェルタン「悪いことなんて、みんなが見てくれんくなる以外にないのに、 嫌がる人多いですよねぇ……フルートやなくても 良い感じの棒なら、その辺にあったりしません? あァ、言うて顔以外でお願いねって言いますけん」 軽く探して、イイ感じの棒は見つかった。 [った/らなかった]。見つかったのならシェルタンに手渡された。 「で、君で最後ぉ? なりませんよ。 君だけ連れて行くていうんも、そんなに意味はないさァ。 みんなが見てくれんくなる以外は、ええことなんですよ。 卒業がきっと早ぅなりますけんね」 「長期的に同じ子を連れて行くんも稀ですよ〜? それはそれとして別ん子も連れて行くから、 そうなってても、君の『こうなったらええなァ』て きっとそれじゃあかないません。ままならんね」 あーあ。大袈裟に息を吐いて。 それから、あなたに視線を向けて。 「……君は僕に、ついて来てくれますか?」 莞爾として笑って、言った。 (-317) 2021/05/28(Fri) 2:43:13 |
【独】 甘言 イクリールルヴァを先頭に、それぞれが思い思いに森を探検する。 森の入り口、森の浅部、それより少し先。 そんな『みんな』に付き従って、行ける場所。 その中の、小さなイクリールにも見える範囲を探して回る。 けれどやっぱり、真っ白なハンカチは影も形もない。 屋上でメレフに話したように、 それそのものは特別大したものではなかった。 無ければならない訳ではない、換えだって幾らでも利く。 ただ、母親がイクリールの為にと選んでくれた それだけの 青い薔薇の刺繍が入った、白いレースのハンカチ。 イクリールは、大人の事が好きだ。 イクリールは、両親の事が好きだ。 イクリールの所持品は、身に着けているものは、 その多くは、大人や両親が選んで与えたものだ。 だから大事にしたいのだ。 (-316) 2021/05/28(Fri) 2:43:51 |
【秘】 貪欲 ルヘナ → 徒然 シトゥラ「ああ、これでまた思考ができるし調査もできる。 それに恐らく……俺が知りたかったことのひとつは解消された」 紙に書かれた"犯人"の文字を指先でひと撫でした後、 その先にいる相手の爪先にキスをするかのように紙に口付けて。 それなら誰を調査しようかと考えを巡らそうとして―― 「ところでシトゥラ、」 隣に座ったあなたに顔を近づけ、僅かに見上げて笑う。 あなたの髪で遮られたその奥にある双眸を見ようというしぐさ。 「 俺はお前のことももっと『食い』たいよ。 コレを聞いてどう思った? 安心したか? それとも哀しい? 少なからず関係のある相手が『犯人』かもしれないって、 そう考えた時にどういう気持ちになる?」 (-318) 2021/05/28(Fri) 2:45:35 |
【独】 甘言 イクリール『せんせい』達も、物は大事にしなさいと言うものだから。 人に貰ったものであれば尚の事。 『みんなと仲良くしなさいね』なんて決まり文句をいつまでも、 愚直に守り続けているイクリールが、それを破る筈も無く。 それでも、見付からないものをいつまでも探し続けるほど イクリールは分別のない子どもではなかった。 『みんな』がそれぞれの探検を終え、疎らに解散し始めた後。 イクリールは寂しげに微笑んで、 森の木々、或いはその先にあるものを見つめていた。 (-319) 2021/05/28(Fri) 2:53:16 |
イクリールは、カストルの様子を見て目を瞬かせた。 (a176) 2021/05/28(Fri) 2:56:22 |
【人】 ポルクス と カストル>>219 「 なんだよぉ?! いってぇな!! 」『 言い方が完全にヤンキーだった 』「…… マジ? 」『程度問題だけど……ボクらは探してまわるよん、うん。 一生、それだけを抱えて、忘れずに。ずっと ずーっと 』あり得ないと、思っている。あり得てはいけないと。 そんなことが起こるのなら、何もかも正常ではない。 『捜して、そこに何があろうと。死体になってても。』 「オレ想像もつかねぇけどぉ……じゃあ、べつのやつ」 …… 「『ルヘナ」』 「それはだめだ」『どうやって生きて行けばいいのかな』 「『 わ か ら な い 』」『全部が「 許せない 』何に対しても」「でもな」 『 頑張るよ。 よくわからないけど。 』 (225) 2021/05/28(Fri) 2:57:21 |
シェルタンは、イイ感じの棒を森の中庭側に放り捨てた。 (a177) 2021/05/28(Fri) 3:01:58 |
【秘】 徒然 シトゥラ → 褐炭 レヴァティ「換えがきかない、考えたこと無かった」 手帳に並べられた文字を覗いて頷く、どうやら自分はちゃんと『指示通り』の生徒をやれていたようだった 「それは、大人達にそうしろって言われた来たから。 見本になるように……小さい子の面倒は見て、そして大人のいうことは聞くように。 見て見ぬふりは必ずして、呼ばれたら―――必ず向かう。 それはみんなができることだよね。ボクだけにしかできないことなんて……あるのかなぁ。見つけたい、レヴァティも一緒に見つけて褒めてもらおうよ」 (-320) 2021/05/28(Fri) 3:02:16 |
【秘】 渇愛 シェルタン → 褐炭 レヴァティ「脇腹突いてやろうか」 いい感じの棒を手渡されて困っている。 口振りからすると、問題はもっと根深くて、 先兵を倒したところで解決するような話じゃないらしく。 「でも、まあ、そうか。元々オレは、 “また”大人のとこに行きたいとは思ってたんだよ。 だから、それについて異論は特にない。 帰してもらえるならまた足掻く猶予も貰える」 ぽい、と棒を中庭側へ放り捨てる。 「行こうぜ。 ……あああと、オレは特にレヴァティをどうもしない。 表向きには無視されるだろうから関係ないだろうが。 他の奴と話してて、良くわかったんだけどさ…… 根っこから物事を考えなくちゃならんらしい、オレは」 (-321) 2021/05/28(Fri) 3:05:40 |
【人】 ポルクス と カストル「そんなとこかな」『そんなものかも』 うん、とうなずいて、そんなことより枝探し。 スピカがころがしたのにも気が付いていない? 「さっきはイクリールになんもやれなかったし だからなんかいいかんじのやつほしいな」 (226) 2021/05/28(Fri) 3:11:08 |
【人】 気分屋 ルヴァ>>225 ポルクス と カストル 「ヒッッッ!!!??」 ――豹変、なんてもんじゃない。 それは、刷新ともいうべき、変化だ。 途中まで、ふんふんと頷き聞いていたが、 捻じりこむような音量すら疎らな声に、喉奥から悲鳴が出た。 それは、ルヴァにとっては恫喝以上の、 加害者への怨嗟を直接ぶつけられているような圧があった。 双子ではない。 双子ではない。 こんなもの双子ではない。 もっと病的で、病塊で、えげつない――半身の話だ。 聞くべきではなかった。尋ねるべきではなかった。 誰よりも、自分が踏み込んでいい領域ではなかった。 軽々しく問いの中で引き裂いていいものではなかった。 裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった裂いてはいけなかった。裂いては、いけなかったんだ。 「……ごめ、ん、な、さい」 囁くように、喉奥から。それだけ零した。 (227) 2021/05/28(Fri) 3:21:32 |
【人】 気分屋 ルヴァそのまま、何もなかったかのように 枝を探し始めるカストルたちを見て、 力が抜けてその場にへたり込むようにして。 「………………はぁ、はぁ……」 何かが、全部が、狂い始めている。 違う、最初から全部狂っていたのかもしれない。 自分も、相手も、世界も、この箱庭も。 荒い息を吐き、胸を押さえる。 助けて、シトゥラ。 助けて、シェルタン。 助けて、ブラキウム。 叫びたかったが、自分に叫ぶ資格がないことを自覚して、 ぐっ、と、飲み込むと、再び、縋るように枝を探し始めた。 ――枝は、結局、見つからなかった。 (228) 2021/05/28(Fri) 3:23:41 |
【人】 甘言 イクリール「あら……わたしのために探してくれるの? うれしいわ、カストル。でも無理はしないでね。」 漏れ聞こえた会話に、にっこりと笑顔を浮かべた。 痛い、と悲鳴が聞こえたけれど、カストルは大丈夫だろうか。 イクリールは、カストルと直接話した事はあまり無い。 だから、ポルクスの事をあまりよく知らない。 (229) 2021/05/28(Fri) 3:25:15 |
イクリールは、ルヴァの様子を見て、困ったように微笑んだ。 (a178) 2021/05/28(Fri) 3:26:22 |
【人】 渇愛 シェルタン時間は遡って、年下の子たちがいる現在へ。 遠くから眺めていただけだが、不審な様子を見ると、 ゆっくり皆のもとへ歩いてくる。 「どした〜?喧嘩か?」 声が遠い! (230) 2021/05/28(Fri) 3:27:46 |
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