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【人】 羽井 有徒……男を見る目がないな。 [なんで自分だったのか。 別にその理由が分からないから抱かないとか、そういうんじゃない。初めてを大切にしろとかいうつもりもない。 ただ、遊びで抱いていい女と、そうじゃない女ぐらい見分けるというだけのことだった。]* (515) 2020/07/25(Sat) 15:22:06 |
【人】 灰原 詩桜─ホテル・自室(613号室)─ [大人しくベッドに横…にはならなかった。>>513 抵抗するつもりではなかったけれど 自分ではすとん、と寝台に座っただけ。 ただやっぱり抵抗する気はなかったから 彼に促されて横になったのだと思う。 持ってきてくれた水は有難く受け取って 横になっていたから飲みにくくはあったけれど ゆっくりゆっくり、注いでいく。 身体に生まれた熱を、冷ましていく。] …………はは、やっぱり、ダメですか。 [休め、と言われて>>514 私はやっぱりな、と落胆しながらも笑った。 アバンチュールなんて私には無理だ。 言われても、それはただの冗談で、 揶揄われているだけ。 ……そう言う対象に見られる事は本当に稀。] (516) 2020/07/25(Sat) 15:40:16 |
【人】 灰原 詩桜すいません、羽井さん。 もう大丈夫ですから……。 [少し、震えた声で彼の名を呼んで 体を起こして、彼の手を握る。 そのまま寝台から降りようとすると少しよろけたけど 深呼吸してドアのほうに向かう。] ……どうぞ。お帰りください。 [なんだかとても恥ずかしかった。 なんだかとても悲しかった。 …火遊びだって、無理なんだなって。 私は私を嗤うしかなかった。]* (517) 2020/07/25(Sat) 15:40:31 |
【人】 動画投稿者 時見 ユエ[>>512フォークをくわえたままの可愛らしい姿+じと目が刺さる。 何を訴えてるのかなんとなくわかる気がして、視線で「ごめんて……」と語りかけるだろう。 この反応、恐らく間も悪かったな。 アイスティーのストローから口を離さない様を見ながらオーケーオーケー、と心の中で指を立てられるのは重ねたゲームの回数のおかげか。] ……あー、すみません サンドイッチふたつ [目についたウェイターさんにはそんな注文をした。 気まずい時間が流れそうならそのふたつは二人に差し出し立ち去り、立ち去るのが不自然な流れになりそうならひとつは自分で食べひとつは妹に渡すつもり。 ご飯を、ご飯を食べるのです。] (518) 2020/07/25(Sat) 15:41:06 |
【独】 花嫁の友人 市村 真由美/* ちゃうよ!!!詩桜ちゃんが可愛すぎるだけなんだよ!!! そこはきちんと分別付けた羽井さんを褒めよう>< 分かるけど!そこで悲しくなる気持ち分かるけど!! 分かって辛いけど!!!!!>< 火遊びじゃなくて口説けばいいのよ!!!← (-125) 2020/07/25(Sat) 15:46:39 |
【人】 羽井 有徒── 613号室 ── [震えた声。 もしかしたらこの手を握るその手も震えていたか。 彼氏との旅行。 その男は、自分の女よりも母を優先した。 女としての自尊心を傷つけられたのだろう。 ─── そして今また。 手を引かれる。 だけど、立ち上がると同時にその手を逆に強く引いた。] 後悔するなよ? 男がこうなったら止められないからな。 [まだふらついているその身体を抱き寄せた。 腕の中に収めて、前髪を払うと琥珀の瞳を見つめて唇を重ねた。]* (519) 2020/07/25(Sat) 15:50:46 |
【人】 妹 時見 ちえ! [サンドイッチ!>>518。 流石、生まれてこの方お付き合いいただいている兄は良くわかっている。 クラブハウスなんて名前がつかなくても、この高校生はサンドイッチが好きだった。 そりゃぁもう好きだ。 なんなら、同級生にも顧問にも熱く語りすぎてドン引かれるくらい大好きだ。 だってね、まずパンですよ。 香ばしくカリッと焼き目をつけてあるのもいいし、ふんわりとした小麦の甘さを感じる生の食パンもいい。 ベーコンよりもハム、ビアシンケンなら尚よし。 ビアシンケンでないなら、厚切りのハムが本当はいいのだけどそこまでのわがままは申しません。 卵サラダは白身が粗いほどいいし、辛子マヨネーズは絶対の正義。 ツナマヨに玉ねぎの微塵切りが入ってたらとっても嬉しいけど、ちえはそこまで高望みは致しませんとも。 でも。でもね。 レタスでもキャベツでもそこは緑のお野菜美味しいねぇって言えるけど、チキンでもポークでもビーフでも、なんならサバでも! カツサンドならキャベツ。 絶ッッッ対、辛めのソースに千切りキャベツじゃなくちゃいや!!!] …いただきます。 [ひとまずケーキは脇に置いてサンドイッチのお皿に両手を合わせて拝みましょう。 サンドイッチ万歳、自分じゃないお財布万々歳*] (520) 2020/07/25(Sat) 15:56:16 |
【人】 英 羽凪[吹き出した。] ぷ。はは。 代わりにって、それ俺が渡したやつだろ。 いいから食べたいだけ食べたら 俺は残ってるの食べるだけでいいし。 [どうも、と軽くなったパッケージを受け取って。 ソーダアイスの最後の一欠片を口の中へ。] そりゃあ、ホテルのルームサービスで 出てくるやつだしおいしいだろ。 肉も分厚いし、パンとかも手が込んでるよな。 [次は、大分柔らかくなったモナカも口に放り込み。 ソーダより甘いバニラの味をもぐもぐしながら、クラブサンドを齧る彼女を横目に見る。] (523) 2020/07/25(Sat) 16:13:20 |
【人】 英 羽凪[おいしそうに食べる顔。 なんだっけ。誰かと分かち合えるおいしさ、だっけ。] ……俺も食べようかな。 [俺も手を伸ばして、クラブサンドを一口。 冷えた口の中を温めるように、焼いたパンの優しい味のあと。 肉と野菜が仲良く重なってやってくる。 ああこんな味だったんだ、って今更。] んー? ああ蛍…… [ゆっくり咀嚼しながら隣の声に顔を上げれば、淡い光が鼻先を掠めて。>>511 草陰から草陰へ、ふわふわ、ゆらゆら。 なんとなく外で食べようかと思っただけだったし。 涼しいけど足はびしょ濡れだし。 隣にいるのは名前も知らない人だけど。 クラブサンドが思ったよりおいしいから。 なんだか得した気分で、目を細めて。 視線を落とした手元、残った棒にはアタリの文字。] (524) 2020/07/25(Sat) 16:16:15 |
【人】 英 羽凪あ。アタリ出た。 [沢の水で軽く洗って。 ほい、と約束通り彼女に渡そうか。] ホテルの自販機コーナーで買ったやつだから フロント持ってけばもう一本もらえるんじゃないか。 [クラブサンドをもう一切れ口に放り込みながら。*] (525) 2020/07/25(Sat) 16:21:55 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[煙で輪を作る遊びも、水蒸気をハートマークに変える悪戯も見せる人がいなければ虚しいものだ。 そうして虚しくなってしまえば喫煙所を離れた。 グレープフルーツのフレーバーがまだ口の中に残る夜。 せっかくだから蛍が放たれて美しいと言われている沢にでも行こうと思うのだが、果たして道がここで合っているのか、全くと言っていいほど自信が無い。 文字通り手探りのまま、パンフレットを時計回りにぐるぐると回しながら目的地を目指す。 道行く先からは、俺が子供の頃から好きな水のせせらぎの音が喧騒に薄汚れた耳を洗い流していく。今はその音だけが頼りだ。] (526) 2020/07/25(Sat) 16:23:01 |
【人】 教師 ジャン・ヴェレーノ[水のせせらぎに誘われて向かった先にあったのは、普段生きている現実とは切り離されたような景色、空間。 それを人は幻想的と呼ぶのだと俺が思い至るのに数秒のタイムラグがあった。 しかし、真に幻想的であったのはむしろ蛍の沢というよりはそこに居た人だと言うべきかもしれない。>>498 近づけば消えてしまう、それはまるで蜃気楼のように。 こんな夏の夕べには、白いワンピースを纏う姿がよく映える。 ] 失礼、蛍の沢という場所はここで...合ってますか? ちょうどこの街に泊まりに来ているのですが 土地勘がまるで無いもので... [本当に蜃気楼のように思えてしまったから。 消えてしまわないように、声をかけながらゆっくりと歩を進めた]* (527) 2020/07/25(Sat) 16:26:37 |
教師 ジャン・ヴェレーノは、メモを貼った。 (a121) 2020/07/25(Sat) 16:29:33 |
【人】 雅楽 雅[あの頃、近所では私が一番年長で、他の子達と比べて 私だけ頭ひとつ年が離れていた。 授業で作ったものを学校から持ち帰ると、決まって欲しい と強請られたりして。 絵とか粘土とか地球儀、女の子には刺繍入り巾着とか 手袋をあげたかな。 当たり前のように信頼されて慕われることが嬉しかった。 私が人間関係を上手く築けないのは、機能不全家族の中で 育ったからと自己分析してたけど、あの頃は、あの子達とは そんなことなく心から純粋に関われていたような気がする。] …そう?って、だから、いつと比べてるの。 [無邪気に体型を指摘する麗央くんにつられて、自身の身体 を確認しかけて、ハっとして突っ込みを入れた。] してないしてない、食べてるよ。 痩せて見えるだけで体重はあるから。 [そういう、なんか病気っぽい雰囲気出てるのかな。 独特の匂いがあるっていうのは聞いたことあるけど、] (529) 2020/07/25(Sat) 16:32:15 |
【人】 雅楽 雅………なんか病気っぽく見える? [つい尋ねて、慌てて、無理なダイエットしてそうな。 と補足を付け加えた。] 麗央くんのほうこそ、どうなの? というか、このホテルに泊まってるの? [こんな高そうなホテルにと言外に告げながら、 自動ドアの向こうの豪華なロビーを見遣る。 元から芸能関係にはとてつもなく疎い上、もうずっと テレビすら見ていなかったから、彼の今の仕事のことも 知らなかった。*] (530) 2020/07/25(Sat) 16:32:18 |
【人】 羽井 有徒── 613号室 ── [交わすのはもちろん大人のキス。 唇を深く合わせて、舌だって挿し入れる。 胸と胸が合わさるほど抱き寄せて。 慣れていようといまいと関係なく。 こうなれば遠慮なんてしない、火傷するほどに激しく燃え上がればいい。 これは、火遊びだから。 キスをしながら身体を入れ替えて。 とさり、と女をベッドへと押し倒す。 女を見下ろしながら、男はシャツの一番上のボタンを外した。]* (531) 2020/07/25(Sat) 16:34:13 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞[ なんとか誤解は解けたらしい>>508 逆に謝罪されれば、慌てて立ち上がって] 良いんですよ、私も妹がいるので 心配になるお気持ちは分かります こちらこそ、誤解を招くようなことをして すみませんでした 何分、普段から店関係以外の場所には行かない上に 一人旅は初めてなもので…… [ 両手をふりふりと振って、 気にしないでと身振り手振りで伝える。 客と店主という関わり方以外の接し方がよく分からない。 世間とどこかずれているであろうことは認識していて ――それを悪化させたのは、自分自身であることも 改めて謝罪を口にして、眉を下げる。 彼の自己紹介を耳にすれば、] (532) 2020/07/25(Sat) 16:38:38 |
【人】 古書店店主 薄氷 智詞ユエさん、ですね よろしくお願いします、 えっと、しばらくここに滞在しているので [ この良い声は、きっと『ゆらぎ』さんなのだろうな。と 心の内で思いながら、これ以上 迷惑をかけてはいけないだろうから 口にするのはさすがにやめておこう。 そして、ふと。 動画の中の人が、目の前にいるという事実に気づく。 本の中の人に出会うのと同じくらい、すごいことなのでは。 心の中で今更感動を味わっていた。] ちえさんは、ご飯まだだったんですね ユエさんもよろければ、こちらどうぞ [ 彼がサンドイッチを頼んで、それを喜ぶ姿を見て 隣の席を空けて、どうぞを誘ってみる。 彼が据わる様子なら、ケーキとアイスティーは 正面に移動させて、自分はそちらに座って ケーキを堪能する続きに戻ろうか*] (533) 2020/07/25(Sat) 16:40:11 |
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