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【独】 世界の中心 アーサー酒なんか一滴も入っていなかったけれど、 馬車の揺れのうち、薔薇色はゆめを映している。 ──嗚呼、 “紅”塗れだ。 確実に何が死んでいる。 転がり始めた車輪は 止められない。 男は────わらっていた。 (-253) 2020/05/31(Sun) 20:56:39 |
【人】 世界の中心 アーサー[ ────何処かの路地で、 “馬車が撃たれた” と 警邏を呼ぶ声が 響いている。 薔薇の音沙汰は、此処で途切れ 、 ] (368) 2020/05/31(Sun) 20:58:25 |
【人】 部隊長 シュゼット― ????? ― [―――これは、地下に住む住民が、 地上から送り出された機獣達の総攻撃に遭ってから、 幾らかの時が経った後の話。] (369) 2020/05/31(Sun) 21:03:20 |
【人】 部隊長 シュゼット[地下にあった地上への転送装置の再稼働に成功し、 地下から地上へ、兎の青年と、狐の女性と。 あとはなぜか……飛べないペンギン端末なんかも含めて。 他何名かの交渉隊が、送られた。 そうして、僕達の交渉の結果、 地下と地上は休戦の条約を結ぶこととなる。 休戦からそのまま戦が終わる条件は、一つ。 『地上の人々が生活できそうな場所を探す』ことだった。] (370) 2020/05/31(Sun) 21:03:58 |
【人】 部隊長 シュゼット― 地上のどこかで ― [各地点の写真やら研究メモやら 地上に来てから色んなものが増えたタブレット。 僕は木陰に腰かけ、今日の分を綴っていく。 近くにルークが居れば、何を書いているか見えるようにして 尻尾が揺れれば、口元を緩ませ。 左手を伸ばして、そっと撫でた。] (371) 2020/05/31(Sun) 21:04:43 |
【妖】 部隊長 シュゼット○月◇日 今日は、緑色の葉っぱを沢山茂らせた 山、という場所に来た。 地上世界の植物は、地下世界のそれと比べて緑が濃く、 旅をしながら地下との違いや共通点を探すのは面白い。 この辺りの植物には空気を浄化する作用があるらしく 汚染濃度は他の場所と比べてだいぶ薄いようだ。 けれど、計測器の表示を見る限り。 地上の人達が住めるようになるまでは あと、百年ぐらいはかかるだろうか。 僕はそう記録をし、地上のシェルター本部で待つ人達へ この地点の報告を入れた。 百年、というのは長く聞こえるけれど 他の場所と比べるととても短い。 通信機の向こうから聞こえてきた声の感触は良かった。 環境の汚染が、僕やルークの体に影響を及ぼさないのは こうして、各地を回る旅をする上では、ありがたかった。 僕も、ルークも、ペンギン君も、お腹はすくし。 できれば、配布された固形の完全栄養食やAME-015より 美味しく食べられるものがいいに決まってる。 僕は、近くの樹になっていた赤い果実をもぎ取ると 食べれるかだけ通信機で本部に聞いて。口に一つ入れた。 苺には及ばないけれど。 苺に似た赤さを持っていて甘くて美味しい。 この甘い果実は『リンゴ』というそうだ。 今後は見つけたら積極的に取って行きたいと思う。 ($4) 2020/05/31(Sun) 21:08:48 |
【妖】 部隊長 シュゼット ―――そうそう。 この間地上の本部に帰還したときに、 僕の義手の改良版ができたと、 地上の研究者達が駆け寄ってきた。 研究者というのはどこでも同じようで、 地上と地下のしがらみとか、狭いシェルター生活とか そういうことに余り拘りを持たない彼らは、 (話が始まると止まらないことを覗いて) 他の人々と比べて、話しやすかった。 おかげで、僕は義手砲を撃っても そうそう気絶することはなくなった。 『私達の住む世界を広げる手伝いをしてくれてるんだ。 応援することの何がおかしい? ……まあ、欲を言えば、地下で生まれ育った ルークさんのことを調べてみたくてたまらないが。 それは、今の優先事項ではないからね。 ……何も怖いことはしないよ。 台に乗せてぐるぐる回したり、細胞を取ったり だから、その義手を下げて。頼むって。』 ……悪い人達じゃないのはわかってるんだけどね。 僕も最近はルークのことになると自分を止められなくて。 この時もすぐに、無言で義手を相手に向けてしまい、 ペンギンとかルークとか、その場にいた人に 宥められてやっと腕を降ろしたんだった。 ($5) 2020/05/31(Sun) 21:12:56 |
【妖】 部隊長 シュゼット 地上に点在するシェルターを回るのも楽しいもので かつて地上人が作り出した僕達種族に 否定的な人もいるけれど、理解を示してくれる人もいる。 話が通じる人の存在は、僕達の希望だ。 ……まだ、シェルター外部で 生きている人間は見つけられていない。 でも、いつか。僕は見つけられると信じている。 僕一人だったら難しかったかもしれないけれど、 今はそうじゃないのだから。 ($6) 2020/05/31(Sun) 21:14:53 |
【人】 部隊長 シュゼット[僕は、信じているんだ。 記憶を一度無くして取り戻した僕のように。 感情を無くして、取り戻したルークのように。 地上の人々が住めなくなってしまった世界も 住める場所があって、また住めるようになるかもしれない。 飛ぶことができなくなってしまったペンギンだって きっと、飛べる日がくることだってあるだろう。 そうして。 取り戻したいものといえば、もう一つ。] ルーク。これはね、 苺みたいに甘いんだけど、苺ほど酸っぱくなくて。 水分が多いだろう。それにも甘味があるんだ。 [ルークがリンゴを食べたのを見たなら、 僕は、自分の分をひと齧りして。味を教える。 僕の近くでペンギンも一緒になってリンゴを齧り、 身振り手振りで、「おいしいよ〜!」と言いたげだ。 もし、"美味しい"という言葉がいつかルークから聞けたなら 僕はそれはもう、尻尾を揺らして喜ぶに違いない。 きっといつかその時がくると楽しみに。 何か美味しいものをルークに食べさせたときは どんな味か、なるべく詳しく教えてあげるんだ。 せめて、味がわからなくても。想像ぐらいはできるように。] (372) 2020/05/31(Sun) 21:15:45 |
【人】 部隊長 シュゼット[僕は立ち上がり、手を伸ばして。 ルークが立つ手助けをする。 一休みが終わったら、また二人と一匹で、 この一度滅んだ世界を旅するのだ。 何があっても、最後まで一緒に。 絶対に離れることはなく。] (373) 2020/05/31(Sun) 21:19:37 |
【独】 部隊長 シュゼット/* >>ルーク 落とすのほんとーーーに遅くなって申し訳なく…!!(ルークに土下座しつつ顔を尻尾枕に埋める) こんな感じで〆してみたけど、何かあったら設定変えたりねじ込んだりしてくれてだいじょうぶだからねと!!(ルークは義足で旅できるかなあって不安もあったんだけど、地上の技術で義足パワーアップとかできれば行けるだろうと思ってる(どうなんだろう(((・・))) (-255) 2020/05/31(Sun) 21:21:52 |
【独】 軍医 ルーク/* たくさんありがとー!! すごく素敵な〆でわあわあ転がっている…! それに、最後は一緒に地上を旅してる光景がずーっと思い浮かんでたから、とても嬉しい!! そして(>x<)こんな感じにばくしょうしたかわいいwwwwwww もう本当幸せでどうしようっていう感じになっているけれど、こちらも〆考えて書いてくるね…!!(いくらでも灰で反応したくなるけれどまずは表に込めるのだ) (-256) 2020/05/31(Sun) 21:27:40 |
【独】 楊 宇静/* ぴゃっ!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖° 改めて村たて同村ありがとうございました。 そしてお誘い頂いた相方なつかさん、ありがとうございます。と、体調不良でお待たせすること多くてすまんかったです。 落ち着いたら是非ともリベンジさせてくだせぇ。。。 という訳で、またどこかでお会いすることがありましたら宜しくお願いします。 (-258) 2020/05/31(Sun) 21:35:57 |
【独】 軍医 ルーク/* 地下と地上の生態系とか植生はきっと大分違うはず!と脳内補完してたから大丈夫ww きっとこれから地下にはなかったおいしいものも見つかるんだー >>-257 かわいかったしこの上なく表情が出ていたwww おお、敵対進行…義手砲撃った後今の記憶が戻ったり戻らなかったりのところとかかな? 敵対進行ならルークは殺されてもいいくらいの勢いでがんばったはず…(想像するとぷるぷるするやつ) 最初の頃は、普段は距離があって日記で段々親しくやり取りできるようになって、正体を知ってびっくりっていうやつかな…? と想像してたんだけど、表でも日記でもどんどんうさぎさんが好きになっていったのであった。 (-259) 2020/05/31(Sun) 21:38:20 |
【独】 部隊長 シュゼット/* >>ルーク あ、だめだね!プロローグでリンゴの飴出してるわ。プロローグの方の味をなかったことにしてもらうしかないな…みかんとか…()酷いところで齟齬でてごめんよー(>x<) (-260) 2020/05/31(Sun) 21:38:56 |
【独】 軍医 ルーク/* 気付かなかったかお(・・) プロローグの方なかったこと了解―! だいじょうぶだいじょうぶ。 それかあれだ、果汁0%みたいな感じで、正体不明のフレーバーだけが地下にあったんだ… (-261) 2020/05/31(Sun) 21:40:32 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音……… だ、だって そんなん [ 彼の告白に、 思わず変な声をあげた事を指摘されて。 >>295 私は布団の中にくるまりながら、ボソボソと。 だってそんなの ───── 夢の中で見た 日記の続きみたいで ] (376) 2020/05/31(Sun) 21:41:35 |
【秘】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 → ☆中学生☆ 相星 雪也[ " クラスメイト " と " 幼馴染 "キミは2色しか持っていないって思ってた 付け加えて私が持ってる " 好きなひと "キミも3色だったなんて ] (-262) 2020/05/31(Sun) 21:41:37 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ 呼吸を整えた後の 私の告白は ──── 布団越しでもちゃんと届いたかな。 布団に隠れていてもベッドが軋んで 彼が乗り上げた感覚は伝わるけど。 >>296 返事が無いから様子を見ようと 少しだけ布団を捲り上げたら そのまま押さえられた。 そこで耳に届いた言葉 ───── >>-230 「 するで? 」 !? する、って その、、、アレ ??? ] (378) 2020/05/31(Sun) 21:41:41 |
【秘】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 → ☆中学生☆ 相星 雪也そ、そんなん言われたら ……… ……… 余計に出られへんやん [ 近づいてくる彼。 布団の中から腕を上げ、隙間を広げたら その顔だけを そっと招き入れて。 彼は 大切なものを盗んでいきました ]もちろん はじめてだったんだからね! (-263) 2020/05/31(Sun) 21:41:44 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 ── …… And then after that ── [ それから ─── 退院して、久々に学校の図書室へ向かえば 棚にノートは置かれていたけれど 中は白紙だった。 それを何故だか" 不思議 "だとは思わなかった。 むしろ、何かを確信したような 出席日数は気にしなくていいらしいけど 入院していた分、勉強は出来ておらず 志望校は ワンランク下げる事にした。 彼よりすこーしだけ成績が良かった私だから これでもしかしたら、同じ志望校になってたりして。 ] (379) 2020/05/31(Sun) 21:41:53 |
【人】 ★中学生★ 五十鈴 雨音[ あと、変わった事と言えば ──── 一緒に" 受験勉強 "するという口実で 再び、互いの部屋を行き来するようになった。 親には幼馴染以上の感情はバレてないつもりだけど 実際のところは、わかんない。 勉強の息抜きで ふたりゲーム機を並べて 遊ぶこともあったでしょう。 彼の島に行っても、二人乗りのブランコとか 前までは恥ずかしくて乗らなかったけど 今は「 はやくはやく 」なんて 隣で急かすほど。 ゲームでちゅーしたような画像が撮れれば リアルだって─── とはいかず まだ変にギクシャクしたかも。 あ、そうそう ──── フレンドに手紙を送れる機能を使ってみたりして。 文字にするって なんかいいよねって思いながら。 送った先は、当然 ] (380) 2020/05/31(Sun) 21:41:55 |
【鳴】 ★中学生★ 五十鈴 雨音 (=0) 2020/05/31(Sun) 21:41:59 |
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