【秘】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー → 黒い羊 ハマル「……ハマルさん。私、貴方に協力すると言いましたよね。だから見ないフリ以外の事もします。 今日、私がルヴァさんを殺します。 だからハマルさんはキューさんをお願いしますね。でも今日はいけませんよ?私がお願いした関係のない人たちがギルドの代表さんたちを一日監視しています。だから今日はゆっくり休んでください」 計算されて出された声ではない、慈しむような声で貴方にそっと囁く。恋に狂っておらず、そして信頼できる人間にしか見せられない姿。 「大丈夫、私は 既に人を殺したことがあるんです。 しくじったりしませんから。好きな人の為に、私は私の守りたいものの為に。どうしても必要だったから殺した。 だから私はもう止まれません。 もし万が一、私の決意が揺らいだとしたら。 ──その時点で、私の負けです。他の想いを貫く覚悟を決めた人に貫かれて終わりなんです」 ぽん、ぽんとあやすように頭を撫で、背を叩く。 (-424) 2021/04/25(Sun) 19:45:06 |
ハマルは、ゲイザーにむぎゅー。 (a124) 2021/04/25(Sun) 19:45:48 |
【秘】 次期当主 レグルス → 壊れた時報 キュー/* はっ……ご提案頂いていた……! ありがとうございます……!頂くのも美味しそうだなあ……!?と思ったのですが、殺そうとして返り討ちより、殺されそうな気運が高まってるので……断腸の思いで今は大丈夫ですと言いますッ……! 手前勝手ですがもし欲しいな♡ってなったらお声がけするかもしれません……… (-425) 2021/04/25(Sun) 19:47:18 |
【秘】 宝物庫 カウス → 黒い羊 ハマル「ああ、大丈夫だ。この通り無傷、ピンピンしてる。 ただ、そうと知らずにキューの拠点に行って、 キレ散らかしてきた。 そんだけ」大方事実である。何も伝わってこない。 「俺がそう見えてんならアンタのお陰だよ。 アンタと、メレフのさ。アンタたちがいなけりゃ、 俺、死んでもいいと思ってたもん」 ひとつ息を吐く。過去形であるからには、 今はそうは思わない証左でもある。 「ブラキウムだ。アイツ、様子がおかしい。 アイツさ、人が死んでもピンピンしてる。 あんなに泣いてたくせに……無理してる様子もない。 多分さ、俺のせいでもあるんだ。 俺が自分のことしか、自分のことすら、 考えてなかったから。だから俺は、アイツと話す。 今晩はそれで、手が離せそうにない」 それが少年の責任だ。 今朝になって初めて身に染みたそれを、 あなたに話す。 /* 了解したわ。そうね、ゲイザーはキューを狙う感じしないもの。 こちらからも報告をするわね。ブラキウムPLに、本日の能力指定の旨を伝えたわ。最初から複数で襲撃指定する予定だったらしいから、花火は滞りなく上がりそうよ。 (-426) 2021/04/25(Sun) 19:49:53 |
【墓】 尸解仙 キファ>>+57 それから、表情を和らげる。 「冗談だ」 キファは、随分落ち着いているように窺えた。 悟ってしまったのだ。 サダルの顔を見てもなお、あの激情は蘇らない、と。 きっと、それで良かった。 「吾は結局、おまえに何が起こったのかよく知らぬ。 おまえがどうして急に、 吾に対して無感情になったのかも分からぬ」 でも、深くは問わない。怒ったりもしない。 キファは全てを許容する。 そうすることが。 「サダルよ」 そうすることがきっと、 良いお嫁さんなのだと信じていたから。 それはきっと、優しいお別れの言葉。 今のキファの在り方の証明。 「──吾は、おまえにとって良い恋人で居られたか?」 (+63) 2021/04/25(Sun) 19:51:55 |
【神】 貪食 ブラキウム【ソロール:配達ギルド『Ammut』にて】 *ザワザワ* 『Ammut』の倉庫は、いつもと様子が違っていました。 「その噂なら俺も聞いたよ。」 「ゲイザーさん、そんな人じゃなかったわよね?」 「何かの間違いじゃないのか。」 「でも実際にこうして送られてきてるんだぞ?」 ブラキウムは、昼餉を食べた後荷物の整理をしていました。 しかし大人たちは、何人かで会議をしているようです。 「どうかしたのだ? なんだかみんな心配そうだぞ。」 ブラキウムは、周囲に問いかけました。 ▷ (G57) 2021/04/25(Sun) 19:53:12 |
【神】 貪食 ブラキウム>>G57 そのときです。 「 臨時速達 だ。足の速い者はいるか。」ギルドマスター、メトセラが倉庫へ降りてきました。 臨時速達という言葉が響いた瞬間、倉庫内の雰囲気が一変します。 「メトセラ、そんなに大変なことが起こったのだ?」 ブラキウムは、慌ててメトセラに駆け寄りました。 「ああ、私たちに味方をしてほしいと頼んで来た者がいる。金と一緒にな。」 こう言われれば、ブラキウムにも緊張が伝わりました。 天秤が傾くことはあってはならない 配達ギルド『Ammut』の構成員が、最初に教わることです。 ブラキウムだって、勿論知っています。 ……臨時速達とは、普通の速達と違います。 怪我や病気で大変なときや、赤ちゃんが産まれそうなとき。 災害が起こったときや、犯罪が起こったとき。 または、 治安が乱れる恐れがあるとき 。そんなときにだけ許される、特別な配達なのです。 急ぎの連絡ですから、普段なら許されない様々なことが許されます。 ▷ (G58) 2021/04/25(Sun) 19:54:35 |
【秘】 宝物庫 カウス → 気分屋 ルヴァ「そーだな。……お互い、ね」 見送った。扉が閉まると、少年は思案する。 (キューの情報が正しいなら、 ──ルヴァは) きっと、約束は果たされない。 錬金術師ギルドの紹介も、何も。 少年はそれを、予感していた。 (-427) 2021/04/25(Sun) 19:54:51 |
【秘】 強火の愛・教唆煽動 ゲイザー → 気分屋 ルヴァ「……サダルさんを殺しておいてよく言いますね〜」 呆れたようにため息をつく。 それから領収書を受け取る。金色の目を見開いて、それから俯いた。 「……受け取りました。たしかに、逃げませんから」 顔は上げない。上げると歪んだ顔を貴方に見せることになってしまうから。 「……バナナパイ持っていくか、考えておきますね」 それだけ一方的に告げくるりと身を翻す。貴方から他に話すことがなければ、女はそのまま去っていくだろう。 長くいてしまうと、なんだか両目から涙がこぼれ落ちそうだったから。 (-428) 2021/04/25(Sun) 19:55:01 |
【神】 貪食 ブラキウム>>G58 「すみません、カマリは配達中です!」 「ハクラビはどうした。」 「あいつは子供が熱を出してしまって……。」 倉庫内は大慌てです。いつも臨時速達を担っている配達員が、みんな出払っていたのでした。 「……ブラキウム。お前が行きなさい。」 「ブラキが? い、いいのか?」 ブラキウムは、動揺しました。他の大人たちもです。 「メトセラさん、それは流石に……。」 「では聞こう。今この場にブラキウムより足の速い者はいるか?」 大人たちはお互いを見ました。そしてブラキウムに視線を落とします。 「……いません。」 「では用意しなさい。」 ▷ (G59) 2021/04/25(Sun) 19:55:29 |
【神】 貪食 ブラキウム>>G59 ブラキウムの肩に、赤いマントがかけられました。 ブラキウムに、ダチョウの羽根が付いた赤い帽子が渡されました。 「え、えっと……。臨時速達だから、屋根の上をいっぱい走っていいんだな?」 ブラキウムは、不安げに問いかけます。 荷物の整理や集荷をしたことはあっても、こんな大役は初めてです。 「そうよ、思いっきり走ってきて!」 「怪我だけはするんじゃねえぞ。」 ブラキウムに、手紙が数通渡されました。 騎士団や憲兵の詰所、そして裁判所など……それぞれ治安維持に関わる施設の住所が記されています。 メトセラは片膝を着き、ブラキウムと目線を合わせます。 「いってきなさい、ブラキウム。」 ▷ (G60) 2021/04/25(Sun) 19:56:29 |
【神】 貪食 ブラキウム>>G60 「……! いってきます! ブラキウムは、元気よく駆け出しました。 *タタタ* 屋根から屋根へ飛び移り、誰かのお屋敷の庭を無断で通ります。 『Ammut』の印が入った赤い帽子とマントがあれば、憲兵にだって咎められることはありません。 道を無視して、一直線に目的地へ向かいます。 それはとあるギルドの、とあるギルドリーダーの、とある罪状を記した手紙でした。 しかしブラキウムはそれを知りません。 一刻も早くこの報せを届けることこそが、最も優先すべきことですから。 ブラキウムは、夕日に染まるレムノスの街を駆け抜けます。 ……ちょうど街の人々が、夕餉を食べている頃合の話でした。 (G61) 2021/04/25(Sun) 19:57:19 |
【秘】 流星の騎士 ヌンキ → 宝物庫 カウス「あぁ、任せておいてくれ」 会議場を離れていく貴方を、姿が見えなくなるまで見送った。 「ラサルハグか……」 なにか思うところがあるのかぽつりと呟き、息をつく。 今、自分が気にすべきところはそこではない。 まずは行方不明のキファを探す、それからハマルと協力するべく動かなくてはならない。 立ち止まっては居られないのだから。 そう思いつつもすり減った体力、寝不足の頭に何もついては来ていない。 その後、街で倒れて運ばれる羽目となるのだった。 /*頑張るのよ、アタイ応援しているわ……! (-429) 2021/04/25(Sun) 19:57:28 |
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