【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム彼が此処を出て行ったあの日、 「 いかないで 」とは最後まで言えなかった。 ―――― 我儘な欲の為に 貴方を縛る覚悟なんて、無かったから。 (-113) 2021/12/13(Mon) 11:05:08 |
【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルムあの日、ただ見送るだけだった彼を ここに縛るのは、呪いにも似ている。 理解っていたのに ―――― 私の手は貴方へ触れた。 (-114) 2021/12/13(Mon) 11:06:06 |
【人】 薬屋 テレベルム ………、 [彼女の言う通りで>>261男は妹を探す為に人になった。 無言の肯定に、ローブを掴み、訴えかける彼女の温もり。 夢の代わりに孤独から救うと誓いを立てれば 彼女もまた、幻想では無く、男の欲する願いをくれた>>262 彼女にとっては嫌で仕方が無かったのであろう 疎ましかったのであろう>>0:322肉体の一部。 人らしかぬ、そして一般的な兎族らしかぬ 垂れ耳が揺れる様も>>261酷く、愛おしく。] 確かに、妹に逢いたいと思っていた。 [嘗て彼女の問いかけた言葉>>0:293に 否定も肯定もしなかったが、 … ] (293) 2021/12/13(Mon) 19:40:47 |
【人】 薬屋 テレベルム今は、そうだな、今も…妹には、逢いたいとは思う。 目的に背く事にはなってしまうが、殺すつもりは無い。 ただ ……幸せで居てほしいと、伝えたい。 [誰にも明かさぬ話を伝えたところで、少しばかり… 肩の力が抜けたような心地を得て。 頬を合わせ、ぽん、と彼女の背を撫でよう。] もしも、あんたが嫌でないのなら。 この街から少しだけ旅に出てみないか。 (296) 2021/12/13(Mon) 19:42:13 |
【人】 薬屋 テレベルム探す方法を得たから、そう遠い旅にはならない。 ちゃんとあんたをこの街にかえすし、 ……俺もここに、 あんたの生きるこの街に、帰りたいと思う。 許されるなら、…俺の傍に、居てほしい。 [彼女がどうしてもひと時すらこの街を離れたくないなら 男はささやかな願いも諦めるつもりで居る。 家族を残して遠くに行くのは、辛いからだ。*] (297) 2021/12/13(Mon) 19:43:05 |
【人】 薬屋 テレベルム― 祝祭二日目 ― [表の街での不祥事は邏卒が片付けてくれるのだろうが、 裏街での騒動となると動く事は無いだろう。 できれば知古となる商売先には売りたいものだがと 思案を巡らせていると、来訪があったようで>>238>>270 姿を見せずにいるべきだという促し>>271を受け 別室にでも行くべきかと奥へと歩んでいたものだが。 尻目にした魔術師への訪客>>271は前夜祭の出来事を 思い返すのも難しく無く、その場に一時足を縫いとめ。] あの時のチビじゃないか。 …観光名所の掲示に此処が載っている訳ではないよな。 [不思議な場所で再会したものだと訝しく思うも、 男が渡した薬が、彼女にとって 役立つもの>>1:82>>235であると知れることがあれば、 店から持ち出した在庫を少し譲るのも良いと考えそうなもの。] (301) 2021/12/13(Mon) 20:04:09 |
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