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【人】 巫女 ユピテル「それはそれとして…… 聞かれたの初めて!?私が!? ちょっとみんな何やってるのよ〜!!お姉ちゃん、こんな怪しい取引しちゃダメとは言わないけど、ちゃんと前提くらい聞いてからしなさい!」 お姉ちゃんは該当者全員に聞こえるくらい大声で怒りました。 (61) 2021/10/23(Sat) 18:00:48 |
【秘】 悪食 キエ → 巫女 ユピテル「成る程なァ、今は立場が違うから見え難いのか。 ……… 残念だ 、故郷で眠っている君の夢を覗きたかった」“残念だ、もう食べられてしまったね。” 其れは初めて会ったあの日に告げられた一方的な言葉と同じだったが含まれる意味は違っていた。 (-262) 2021/10/23(Sat) 18:26:26 |
【人】 巫女 ユピテル>>+23 >>+24 ミズガネ 「────」 「…… W『自分がこうしたい』と思ったことW ?」言われた言葉が、何度も繰り返されます。 何度も、何度も。 ずっと言われたかった言葉。 最愛の存在はいつも『いいよ』と言います。 でもユピテルはそれは凄く嫌でした。 最愛でない人は巫女の使命を果たすのを望みます。 ユピテルは、いつしか『自分がこうしたい』を 誰にも言えなくなりました。 誰にも言わなくなりました。 だって、黙って従順なフリをしていれば。最期のその日、したくない事を避けられる。 使命を放棄し、全てを止められる。 気付けば大地の巫女の心は冷えて、氷の巫女になりました。 ──でも、 それですら本当の『自分がしたいこと』ではありませんでした。 ▼ (68) 2021/10/23(Sat) 20:33:41 |
【人】 巫女 ユピテル>>+23 >>+24 ミズガネ 「──ふふ」 W俺Wはどんな選択をしても、Wお前Wを応援しているから 「まるで、私の神様の様な事を言うのね。ミズガネ」 Wお前がW道を選んで進むことを、自分のことのように嬉しく思えるのだから 「……ありがとう。もう、寒くないわ。 抱き締めてくれたのがわかるの。きっと何度でも触れられる。 館に来て、皆とお話して、貴方と触れ合って。 『自分がこうしたい』と思ったことを無意識に貫いてた。 それが今に繋がっているなら、迷わないわ」 改めて考えます。 今の、本当の『自分がこうしたい』と思ったことは── 「 」 だから負い目なく日々を受け入れられるように、 「貴方が信じてくれるなら、私、どれほどでも頑張れるわ」 もう間違えない。こんな私に、熱と勇気をくれたから、」 「WいってきますW」 人に、赦しは与えました。館では本心の赦しを沢山。 人に、赦しを貰えたのは、初めてでした。 (70) 2021/10/23(Sat) 20:36:09 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「──コトハとずっと一緒にいること」 「WおはようWと、WおやすみWと、 WいってきますWと、WいってらっしゃいWと、 WただいまWと、WおかえりなさいWを、」 「毎日言って、毎日その言葉が返ってくること」 それが今の、WただのユピテルWが、 本当に、『自分がこうしたい』と思っていること。 (-280) 2021/10/23(Sat) 20:37:25 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ【三日目】 「私、こんなに手だって冷たいのにね。 特技には自信があったけど、人の心を溶かせるとは知らなかった。 ──あなたもでしょう? 私、自分の話を聞いた後にミズガネの話を聞いて、驚いたわ。 真逆の部類じゃないかしらって。話してよかったのかなって。 でも、だからなのかしら。 互いに欲しかったものを、補えあえたのね。私達」 ミズガネが本当に望んでいた物は、きっとこの時。 ユピテルが本当に望んでいた物は、後の“いってきます”の時。 自分の短くて飾り気のない言葉に、同意の言葉が返って来た時。 褒めるのが上手と褒めた貴方の言葉も好きだけど、 同じくらい、きっと素の貴方の言葉と、 見えないけど、ユピテルには見える表情が好きだと感じました。 ▼ (-287) 2021/10/23(Sat) 20:59:26 |
【秘】 不眠症 アマノ → 巫女 ユピテル「そりゃ、最悪で最高の提案だな」 肩を竦めて緩く顔を振りかぶる。 「俺も、妹がいなきゃあんなクソッたれな世界……なくなっちまえばいいって――」 深くため息をついて額に腕を置いた。 方法がどうあれ、争いをやめられない人間など、駆逐されてしかるべきなのかもしれない。 「俺はそんなもん信じちゃいねぇが、神を信仰してるやつはごまんといる。 それに縋るしかねぇんだろうよ」 ソファに貴方が寄ってくるのに気付き、チラリと横目で見るが、それだけで追い払うことはしなかった。 「お前よりは幼いな。つっても、俺よりはお前の方が歳は近いだろうが」 最後まで隣に居たいかという問いには、言葉を詰まらせた。 「………妹は、俺が生命維持の管理をしてんだ… 一日一度、薬を投与しないといけない」 (-289) 2021/10/23(Sat) 20:59:36 |
【秘】 巫女 ユピテル → よいが来ない ミズガネ「そうかしら。綺麗な響きと感じるけれど。 私が異文化の人だからそうであって、ミズガネは気になるのね。 由来の意図がわからないから、純粋に素敵って思っちゃった」 コトハ。琴葉?、言の葉? きっと沢山ある可能性。 後に、皆の名を調べていた時にその意味を知る事になりますが、 まだこの時はそれを伝える事はできません。 「愛する事に資格なんていらないんだと思うよ。 だって私、ミズガネに資格も許可も取ってないもの。 ミズガネだって取ってくれてないよ?」 おかしそうにくすりと笑いながら、あえて軽い感じに流して。 「自分が愛している人にしたい事をすればいいのよ。自分に。 私は愛してる人が元気にやりたい事を見つけて…… ううん、もう。生きてさえくれたら、そして笑顔でいてくれれば。 それが一番だもの。それがお返しよ、きっと」 「……ねぇ」 「……ミズガネのこと、名前で呼んじゃだめ?」 (-290) 2021/10/23(Sat) 20:59:41 |
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