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【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ「そうとも。捕まえてしまうぞ。 どれだけ泣いても、離してやらない。 君が泣き疲れて寝るまでそのままかもな。怖いだろ?」 ちっとも怖くない脅し方で、そんなことを言った。 不器用でくしゃくしゃな笑顔を、あたたかい手が包む。 その不安すら全て溶かしてしまうように、 穏やかな青色があなたを見つめている。 「教会にはリヤくらいの子どもたちがいっぱいいる。 手が掛かるが、良い子たちだ。 あの子達と一緒に遊んで、歌うのはきっと楽しいよ」 豪華な屋敷ではないけれど、 その雰囲気はずっとずっと優しさを持っている筈だ。 「そうして楽しいを重ねて、強くなろう」 いつかきっと、強く心を持てる日が来る。 私達はただの道具ではなく、グレイだから。 逃げてしまっても良いのだと、手の温もりは伝えてくる。 (-183) 2021/10/10(Sun) 19:34:14 |
【秘】 宣教用 ルツ → 忘却の金糸雀 リヤ少しだけ傷がついた手は、 それでも誰かの心を守るための温度を宿している。 「この先のことは、誰にもわからない。 でも、きっと皆が皆の幸せを探してる」 医療用だって、その胸の内に皆の幸せを望んでいた。 「探す中で、一緒に居るだけが幸福ではないと 気づくこともあるかもしれない。 そうなったとき、リヤは皆を見送ってあげられるな?」 それぞれの幸せの為に、離別が必要になることがある。 だからそれまでは、此処で『一緒』を楽しもう。 「ああ、ああ。勿論だ。 今のうちにたくさん遊んで、食べて、甘えて、 我儘を言いなさい。私達はそれを全て受け入れる」 あなたの我儘にひとつひとつ頷いて。 錠が落ちれば、扉が開くのを妨げるものはない。 ゆっくり、重い扉と一緒にあなたを引っ張り出して、 「おいで、リヤ。」 (-184) 2021/10/10(Sun) 19:35:21 |
【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ「いいえ?10秒毎に薄れる記憶を手繰り寄せ、忘れないように思考を続ける。それだけです。忘れませんし、誰にもこの記憶だけは忘れさせません。」 大丈夫…その言葉を信じ願う。 撫でられなく残念そうにするのなら…一度思考し記憶を集める。これは最初の主か?わからないが…くしゃくしゃと、優しくも少し乱雑に。 不快になったのならば申し訳ないと謝るだろう。 深く聞かない。それならば言葉にはしたくないというのが本音だ。 苦しく醜く辛い記憶ばかりなのだから。 「俺の本当の名前だけ… 蘇芳。蘇るという字に、ほうかの芳…。 日本のものです。 これは、お嬢様がつけてくれた…猫と同じ名。 もし時間があるのなら、100万回生きた猫という絵本をお聞かせしたかったのですが…申し訳ありません、行く所があるのです。」 ぽん、ぽん。 安心させるような手つきで撫で、離れる。 「ここの方々が生きていてくれれば、俺はそれだけでよかったのですが…事情もあるようで…。上手く伝えられない事を、深く謝罪します…申し訳ありません。」 深く頭を下げ、貴方の髪に一つ、髪留めをつけた。 四葉の刺繍が施された髪留め。 (-186) 2021/10/10(Sun) 19:54:28 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 宣教用 ルツ「それは、……こわいなあ。 わたし、楽しいになれる? 現実でも? 本当に、 ……もう一度、信じていい?」 君の傷付いた手は、とても綺麗。 傷も汚れもない金糸雀の白い手よりも、ずっと、ずっと。 金糸雀は君の手を見ている。憧れを宿して、見ていた。 「一緒、 ……が、いい。 でも、 ……離れることで、みんなが幸せなら。 欠けなければ、……いい。 うん……」 君たちが誰一人、不幸に落ちた侭命を失ったりしなければ。 そう願う中に、自分自身も含めて。 金糸雀も、他の仲間も、しあわせに生きられるのなら。 こく と小さく頷いた。 「約束。 約束して、ルツ。 わたしが、ぼくのように壊されてしまう前に。 わたしがまた、お屋敷で置物になって、 駄目になってしまう前に、 ……攫いに、来て」 おねがいだよ、って縋るような声が言う。 ぎいと重たい音を立てて開いた扉から、崩れ落ちるように金糸雀が飛び出る。 君に手を引かれて、君の胸に飛び込む。 そのまま君にぎゅうとしがみついて、暫く、君の胸でわんわんと声を上げて泣いた。 (-196) 2021/10/10(Sun) 20:49:55 |
リヤは、大きな声で泣いた。暫くして落ち着くまで、ルツから離れなかった。 (c40) 2021/10/10(Sun) 20:50:34 |
【墓】 忘却の金糸雀 リヤルツに酷いことをして、それでも優しい言葉を貰って。 金糸雀は一頻り泣いたあと、優しい医療用へと目を向ける。 あれだけみんなで一緒に死にたいと叫んだ癖に、この体たらくだ。 申し訳なさそうに、医療用を見ただろう。 「ユー …… ユーサネイジア。 一緒に…… 帰れる? 今じゃなくてもいいの。 夕飯を一緒に食べて、 ……おやすみなさいを、したいの」 (+33) 2021/10/10(Sun) 20:52:52 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ思考を続けながら記憶をなぞり、その上で今を新しく記憶していく。 金糸雀には想像もつかないことだけれど、きっととても大変なことなんだろうと思う。 だから少し心配そうに眉が下がって、 ……でも、そこで君が金糸雀を大きく撫でるから。 目をぎゅっと瞑ってそれを受け入れた。 髪が乱れたって構わなかった。 「すおう。 すおう? 漢字、書けないけど…… すおう。 覚えた。 それで呼んでもいい?」 絵本を読んでくれたならきっと喜んだだろうけれど、 行くところがあるって言うなら止めはしない。 だから、金糸雀はまた文字を書く。 「お片付け、ひとりで出来るから。 行って、いいよ」 大丈夫だよ、って言うみたいに笑ってみせる。 謝らなくたっていいのに。君はきっと悪いことをしていない。 髪留めをつけて貰う間もおとなしい。 静かに、……いや、ちょっとだけそわそわはしたかな。 それでも邪魔せず髪留めを付けて貰う。 鏡を見ないと良く確認は出来ないけれど、嬉しかった。 子供みたいにへにゃへにゃの笑顔を作って、小首を傾げる。 「ありがとう。 みつあみもうれしかったの。 ありがとう。 すおう いってらっしゃい」 (-202) 2021/10/10(Sun) 20:59:20 |
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