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【秘】 朧げな遮光 守屋陽菜 → 朝日元親「────…… おま え〜〜〜!? もう 、いいから ……」お前には照れはないのかと睨みつけるが、 険のない瞳は可愛いのもので。 並べられた言葉に、口元が、 弧を描いているのを感じてしまう。止められない。 ……せめてもの反抗として、目は逸らさないように。 「…………ほんとに、いいんだな……? 面倒臭い女だって自覚あるけど、 ……逃げたくなっても知らないから」 ぎゅと、重なった手を結び直す。 見つけてくれた、掴んでくれた手を、しっかりと握る。 そっちがそのつもりなら、いいってことだ。 「──── だから……私を、安心させて 」せめてもの仕返し。 今度はこちらから、唇を重ねる。 もうすぐチャイムが鳴る。放送の時間。 それも忘れてしまいそう。たまにはそれもいいだろうか。 (-117) 2021/11/10(Wed) 6:29:58 |
【秘】 朝日元親 → 朧げな遮光 守屋陽菜「今更撤回したりしませんよ。 先輩の方こそ、いいんですね?」 そっくりそのまま、先輩の言葉を返せるくらいだ。 逃げたくなっても、僕は知らない。 「 少なくとも僕は、逃げたりしませんよ。 その点は、安心してください。先輩 」唇が触れる。 今度はさっきより少し長い時間、唇を重ねた。 簡単に離してやろうとしなかった。 遠くでチャイムの音が聞こえた気がした。 気のせいかもしれないし、放送室の外では本当に鳴り響いたのかもしれない。 別にどっちでも構わなかった。 今この時間が夢でも幻でもない、その方が。 部活動なんかより大事なんだと、僕は思い知っていた。 (-135) 2021/11/10(Wed) 12:27:57 |
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