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【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「おや。 普川ほど 迂闊ではないし動じない。いいですね。」 へらりと笑って一つ声を潜めた。 些細な会話は、喧騒が掻き消してくれる。 「与太話、という事にはなっていますが。 今朝の騒ぎでいよいよ真実味を持って来たもので、 "俺としては"無視するわけにも行かず。」 とはいえこれまでも、決して無視していたわけではなく。 寧ろ、表立って、積極的に応対していた方だ。 秘密に近付こうとする者を、煙に巻くように。 「 御旗君にも聞いた んですがね。彼と俺は概ね"同意見"だったようです。」 (-341) 2021/10/31(Sun) 0:27:57 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 綴り手 柏倉陸玖そういえばクラスメイトの中にも居たかもしれない。『生徒会に薬の存在を聞きに行ったが普通に追い返された』とかなんとか言ってる奴が…。 間を一つ。 「なーんだマジの味方かぁ〜竹村がチクったのかと思っちゃった💛あはは!」 平常運転だ。声量は心持ち落ちたが。 「"俺としては"って変な言い方だなぁ〜なんだそりゃ。までも教えてあげます💛俺話したがりなんで💛 でもなんで協力してるかってそりゃ一つしか無くない?? 甘い話にはみんな乗っかりたくなるもんしょ? 俺が欲しいものくれる!って言うしぃ〜なんか先公に頼み込まれちゃってぇ〜なんか断れなくって〜? つか"同意見"って…何!?」 (-348) 2021/10/31(Sun) 0:46:24 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「はいはい、普川ちゃんは相変わらずそそっかしいですね。 こんな所で堂々と煙草勧める奴があるか。 大体お前の吸ってる銘柄、好みじゃない」 煙草を勧めれば、にべもなく断られはするものの。 喫煙そのものを咎める事は無い。 同室なら知らないはずもない。柏倉だって同じ事をしている。 「逃避なら飽きるほどしてるさ。 もう届かないものをずっと引き摺ってる。 それに馬鹿はそれこそお互い様だろ、お前」 馬鹿正直に現実を直視して、馬鹿正直に人の痛みを考えて。 そのくせ物言いは妙に捻くれている。 素直に言えば、一字一句同じ事を返したものを。 「結局俺達は、現実に唾吐いて生きていくしかないわけだ」 忌々しい現実に心の内で舌を出しながら、 自分の限界の中で、みっともなく足掻いて生きて。 いつかざまあみろと見返せたなら、きっとそれで上出来だ。 (-355) 2021/10/31(Sun) 1:03:18 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ああ、それはすみません。こっちのタイミングが悪かった。 まあ普川にも散々文句言われたんですけど。」 最初から知ってた ならもっと早く言え、と同室の風紀委員に怒られたのは記憶に新しい。 そも、こうして接触する事になるのが想定外なのだけど。 「うん、単純明快で良いですね。 であれば俺も心置き無く協力できるというもので。」 他の二人は色々と葛藤もあったようだけれど。 あなたの様子には、安心して後押しができると感じる。 「はは、不安にさせたのであれば失礼をば。とはいえ 副会長として、なんて言っても勘繰らせますでしょう? この立場は最大限利用しますけど。 今回は、生徒会として動いているわけではないですから。 同意見、というのも単純に、今回の件について 凡そ見解やスタンスが一致しているというだけの話です。」 「というわけで、俺は全面的に味方ですのでね。 何かあればお気軽にお申し付けください、とだけ。」 何も言われずとも生徒の目を誤魔化すくらいはするのだけど。 話が終われば、お時間取らせてすみません、と いつも通りの生徒会副会長に早変わりだ。 (-366) 2021/10/31(Sun) 1:30:59 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「────柏倉ぁ、いるか?」 どんどんと生徒会室をノックする音がする。 乱暴なのはいつものことだが、それにしたってやりすぎだ。 扉を開けば、血の気の引いたような顔色の女。 いつもの笑みを浮かべた様子もなく、中を窺う。 「……他の生徒会、特に織田はいない、よな? ちょっと、柏倉に相談があんだけど……大丈夫か?」 (-367) 2021/10/31(Sun) 1:35:55 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜「──はい、どうぞ…」 乱暴なノックには動じる事も無く。 けれど扉を開けた先に居る知り合いの、その様子にやや考えて。 「……ただ事ではないようですね。 どうぞ、今は俺以外居ませんよ。」 一歩引いて、入室を促す。空いている椅子はご自由に。 言葉の通り、今は他に誰も居ないようだ。 (-370) 2021/10/31(Sun) 1:41:59 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「聞かれても普段の素行で「冗談です」で押し通せっだろ? それに俺も、 俺の吸ってる銘柄、全く好きじゃねぇよ」 またそんな些細な自傷をしてる。それを重ね続けて2年。 それでも自分はまだ利があるのに、こいつにはないと来た。 本当にバカタレどもの極みだ。 「唾吐いて?でも〜駅全体は綺麗にしてる。の間違いだろ? ハハッ、もう唾の一つくらい許されるだろ ……はぁーあ。アホらし……」 そう言いつつ、3年間しぶとく生き続けて、こんな事件にまで関与して縋って。図太いんだか弱いんだかわかりゃしない。 「……やばい、マジで吸いたくなって来た。 今日くらいは違うの吸うかな。お前の一本頂戴」 寮以外の学園内で吸える所はあっただろうか。 委員が2人もいるなら用意できそうな気もするがさてはて。 いずれにせよ1本寄越せと言ってる時点で連行と同義だ。 (-371) 2021/10/31(Sun) 1:43:52 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「そっか……ありがと」 部屋には入りはするものの、椅子に腰掛けずにゆらゆらと。 落ち着かないようで、視線が行ったり来たり。 やがて、ぽつりと語りだす。 「……あのさ、これは私自身の相談なんだけど どうしたらいいのかと思ってて…… なんていうか、迷ってるのに……選択肢も見えてこない」 不安そうに、自らの腕を抱えながら。 言葉を探すように、躓きながら紡ぐ。 「…………柏倉はさ、貧乏くじってどう思う?」 (-377) 2021/10/31(Sun) 2:04:22 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「お前は良いけどな、俺は会長に興味持たれたら終わりなの。 あの人に告げ口したがる輩がどれだけ居ると思ってるんだよ」 あなたが普段手にするようなものは、その大半が。 決して好きでもないようなものばかりだと知っている。 寧ろ嫌いな方だとも。 好きでもないものばかり手に取って、 好きでもない憎まれ口を叩いて。 やめときゃいいのに、なんて思った事は少なくない。 それもこれも、何もかもお互い様ではあるのだけど。 「あーあ、吐いた唾掃除するのが俺達でさえなきゃあな。 結局何もかもご丁寧に自分に返ってくるってわけだ」 口ではそうは言っても、後始末を人に押し付けたくはない。 きっと、そんな半端者同士。 「やめとけよ。 重たいし甘ったるいし、どうせ"お前好み"だよ」 煙草を集られれば、溜息混じりにそんな事を言う。 とはいえくれと言われれば寄越すし、 一服するのは吝かではないが。 (-378) 2021/10/31(Sun) 2:05:13 |
【秘】 鼓動を鳴らせ! 若井匠海 → 綴り手 柏倉陸玖「いや〜ビビるわ〜。 ビビって異能誤発動させるかと思ったわ〜 マジビビるわ〜」へらへらしているしわざとらーしく心臓を抑えた。ビビってるかも葛藤の「か」の字も頭の中にあるか怪しい所。 「マ確かに。…あれこれ生徒会と風紀委員が思いっきり関わってね?ウケる。壮大すぎんか? 見解、スタンス〜?皆小難しい事考えるなぁ〜薬盛ればいいだけじゃん。じゃん?違う?」 御覧の調子でお送りしております。 「ご協力ありがとうございマァース!まなんか入用になったら思い出してみまーす。どこも一枚岩じゃねぇんすねぇあはははは」 と一笑い。其方が平常に戻るならこちらは話題が戻った。 「薬なんてある訳ないじゃないっすか!皆、大げさ!」 へらへらした。去るならバイバーイと手を振ってお見送りするだろう。 (-379) 2021/10/31(Sun) 2:13:59 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜「貧乏くじ、ですか。」 椅子に掛けないようであれば、無理に勧める事は無い。 手袋をした両手を軽く組んで、少し考えるような間。 「そも、引かない事に越した事はありませんが。 それでも、誰かは必ず引いてしまうものでもあります。」 その後に、徐に口を開いて。 貧乏くじ、という言葉は、決して他人事ではないもので。 「引いてしまったなら、引いてしまったものとして。 自分にできるやり方で向き合い、立ち向かう他ありません。 たとえそれがみっともなくじたばたと足掻く事でも、 或いは背を向けて逃げ出す事でもね。」 「人の努力や選択に、決して貴賤は無い。 あなたの努力や選択が、まったくの無価値であったり 誰かのものに劣るという事は無い。 それがあなたの選択なら、胸を張って良いのですよ。」 たとえ、それが失敗に終わっても。 それでも、決断し、努力したという事には。 きっと、しない事の何倍も価値があるのだと。 (-381) 2021/10/31(Sun) 2:22:34 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「…………はぁ」 溜息。 背中を押されたというのに、だ。 「おっけー、貧乏くじについてどう思ってるかはわかった すごい良いことだし、流石我らが副会長様だ」 話して、聞いて、少し余裕が出てきたのか。 キレは悪いものの、軽口も飛び出すように。 目を閉じ、深呼吸。 今度はあなたを見据えて。 「──じゃあ、貧乏くじを引かせてるのを見てしまったとき どうするのが正解だと考える? ……ただ見てるだけは、悪意があると思わないかい?」 (-385) 2021/10/31(Sun) 2:41:54 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 鼓動を鳴らせ! 若井匠海「ははは。 俺なんて、きっと異能を使うまでもありませんよ。」 なんて、やってみなければわからないのだけど。 「まったくもって、仰る通りです。」 いつも通り、へらりと笑って。 片手を軽く振り、踵を返した。 そう、きっと何事も。 あなたの言うように、全ては至ってシンプルだ。 後の二人も、そう考えられればいいのにと思う。 (-386) 2021/10/31(Sun) 2:44:07 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「おやおや『副会長』は可哀そうですねぇ。 うちは適度に副でも委員長でもないので実に楽ですよ。 そっちの方が好き勝手にできるしな?」 風紀委員“長”にまでなってしまえば、さすがに嫌味の風紀委員ができなくなる。異能もそもそも現場向き故に、比較的穏健で話の通じる部類を長に推薦した。……と言うのも既に知っていてもおかしくないかもしれないが。 “お前好み”と溜息と共に返されれば、逆に悪い──普段作ってる人相悪い顔ではなく、純粋に悪戯でも伝えるような笑み。 「薬、投与すんの今回俺担当だから。対象は朝日元親」 サラリとそれだけ告げて。 暗に“何かやらかしたら任せた”と告げている。朝日の異能が風紀の名簿でもデータが取れなかったなら、生徒会だって同様かもしれない。つまり、 「 “お前好み” のタバコだって吸いたくなるんだよ」こちらが普段吸っているのは、甘ったるいと掛け離れた、 慣れてない人には辛いとでも言われそうな部類のもの。 それを吸いたくなる程度には、厄介だと感じていると言う事。 それにしても重さは言うほど変わらない辺り、もう『似た者同士』に言い訳が効かない。 何を言ってもブーメランで刺さる。笑うしかない。 /* 推定喫煙お嬢様これどうします?喫煙お嬢様2ですけど一服します?もう委員会爛れまくりですわ! (-388) 2021/10/31(Sun) 2:53:16 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜「はは、どうも口ばかり達者になってしまう」 軽口にはやや肩を竦めて見せた。 生徒会に入ってからというものの。 聞こえの良い言葉で言い含める事ばかり上達してしまった。 「見ているだけという事は、つまり現状維持を選ぶという事。 介入する事で事態が好転する可能性は勿論ありますが、 却って無用な混乱を招く事もあるかもしれません。」 「俺は生徒会、それも副会長ですから。 その立場から言えば、介入はせざるを得ないでしょう。 とはいえ介入した上で、干渉しない事を選ぶ事もある」 柏倉陸玖という男は、何事も。 "上手くやる"なら、つまり問題にならないよう立ち回るなら。 そういう時は、目を瞑る事を選ぶ事もある。 「看過し難い事が起きていると知っていて、 その上で看過するという事は難しい。 けれど、自身にできる事をきちんと弁えて そうして今は静観を、事の次第を見守る事を選ぶのであれば。 俺は決してそれに悪意があるとは思いませんよ。」 (-390) 2021/10/31(Sun) 3:07:39 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「本来副会長ってのは暇な雑用係のはずなんだけどなあ?」 基本的には、会長が不在の時だけ引っ立てられる日陰者。 大抵庶務と同じくらい役目が曖昧なはずなのに。 何もかも学園側が悪い。 学園長は放送禁止用語のサディスト。 「……はあ、そう。 ああいいよいいよ、他でもない普川君の頼みだからな。 景気付けに一服付き合うくらいしてやるさ」 生徒会も、全ての異能の詳細を把握しているわけではない。 というより、誰にも学園内の全ての生徒の異能など把握できない とでも言った方が正確だ。 必要な時は教員に許可を取って資料を取り寄せるしかない。 つまりは、何が起きるかなど誰にも予測は付かないわけで。 「ただし、交換な。一本くれるんだろ?」 この銘柄も別に、自分の好みではないのだけど。 そんな余計な一言は言わずにおいた。 (-393) 2021/10/31(Sun) 3:33:39 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久/* アークロイヤルお嬢様ですわ。 風紀委員と生徒会はもうおしまいですわ。 もうここからどうなっても誤差だし一服キメますわよ!!!!!!!! (-394) 2021/10/31(Sun) 3:35:13 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖/* それぞれ狼関係の役職の喫煙者が居る生徒会と風紀委員 マジで終わっとるよ。 双方別に腐敗しとるわけでは……ないんですがね…… (-395) 2021/10/31(Sun) 3:51:41 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖/* よく考えたらもう今夜更新やんけ。 朝日君の役職と二兎追とか次第で普川が吹っ飛ぶ可能性あるし そうでなくとも全員平等に処刑の可能性があるし あたしいじけちゃうし (-397) 2021/10/31(Sun) 3:57:17 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖「言ってお前、本っ当〜〜に、副会長がお飾りだと それはそれで文句と妬みタラタラだっただろ?」 性格を考えると、暇な雑用係よりは多忙な雑用係のほうがなんだかんだ向いてんじゃないだろうか。普川は思った。 「やったあ〜♡優しい友人を持てて尚久ちゃん嬉し〜!」 「…………。これ、新しい自傷法開発しちゃったかも……」 存外自分でやっておいて気持ち悪さにダメージが天元突破した。と言うか、こんな後ろめたく後ろ暗い景気付けがあるか?と思わず苦笑するも、励まされるのには違いない。 「いいけど。何、お前俺の銘柄の方が実は好きなの?」 自傷行為の極みをしあっていたのか? それなら「相手のを貰いたがる」時点で、もう二人揃っておしまいになってしまう。そりゃあ吸いたくもなるだろう。 「とりあえず寮戻る?風紀の取ってる空き部屋も近いな。 まず人こないように人払いはしてあるからいける」 (-399) 2021/10/31(Sun) 4:00:31 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 綴り手 柏倉陸玖「……そう、現状維持 そうだったはずなんだよなぁ…… 介入する事もできた、だけどもう少し見極めたいと、 思っていたのにね……」 貧乏くじの話はどこへやら。 段々と、言葉で取り繕う事も忘れて、感情で話し始めて。 「……次の対象が友人だった その途端、静観の構えを解くのは卑怯じゃないか? それは、見逃してきた二人にあまりにも不誠実でしょ?」 鼻で、口先だけで嗤う。 それはあなたに向けてでは決してない。 揺れに揺れて、不確かな女。 輪郭がぼやけてゆく。 (-400) 2021/10/31(Sun) 4:00:39 |
【独】 綴り手 柏倉陸玖/* ああいや見間違えてた 蛮狼が反応するのは護衛だけか まあなんか…うっかり天然誑とかだったらおわりやけど… 人魂も復讐しようと思えばできるんだよな… (-398) 2021/10/31(Sun) 4:00:57 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 綴り手 柏倉陸玖/* ハイライトお嬢様になってしまいましたわおしまいですわ。 これで好みが本当に逆だったらおしまいのおしまいですわ! 白茶でもう盛大に見せつけたくなりますけど間違いなく危険そうなので秘話が無難ですわね……行くとこまでヤサグレ不良副会長と風紀委員やってやりますわよ!!!!! (-401) 2021/10/31(Sun) 4:04:01 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久「 シンプルに薄気味悪いからやめた方がいいぞ 」ストレートな言葉の刃。 これは決して罵倒ではなく、とても親切な友人からの忠告です。 「別に。正直好きで吸ってる質じゃない 吸ってみたら案外好きになるかもしれないけどな。 まあ、惰性だよ。お前もわからないわけじゃないだろ。」 ある意味、これも自傷行為に近いのかもしれない。 煙草そのものが好きなわけじゃない。吸う理由も無い。 それでも辞めるに辞められないままずるずるとここまで来た。 そうして惰性で吸い続けるに至った理由には敢えて触れず。 「空き部屋って言ってもなあ。 臭い誤魔化すの面倒だし、一旦戻るか。 何より俺はお前と違ってそんな危険物は持ち歩かない。」 柏倉は、時折思い出したように吸うだけだ。 わざわざ学校にまで持ち込む理由は無い。 つまり殆どの場合、煙草は自室に置いてあるという事になる。 (-404) 2021/10/31(Sun) 4:20:37 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 風紀委員 普川 尚久/* 白で仲良く喫煙描写は多くのお嬢様をたまげさせてしまいますわ………… お互いやさぐれてるくせに根本的には良心捨ててるわけじゃないの 本当にもう何もかも面白いですわね こんな噛み合う事ある? 好み、逆にしようかな。せっかくだから。 (-405) 2021/10/31(Sun) 4:25:53 |
【秘】 綴り手 柏倉陸玖 → 朧げな陽光 守屋陽菜「ここだけの話ですけどね。」 生徒会副会長はいつも通り、穏やかな笑顔のまま。 「俺が守屋さんの立場だったら。 生徒会副会長として、使えるものは何でも使って。 そうしてでも助けようとすると思いますよ。」 これまで見捨てて来た人に不誠実な行いだとわかっていてね。 そう言葉を続けて苦笑する。 「善とか悪とか、 力を持つ者の義務 だとか。そういう事より大事な事って、あると思いますよ。 だって、友人を助けたいと思うのは。 何も、人として当然の事じゃないですか?」 (-409) 2021/10/31(Sun) 4:44:45 |
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