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【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ お姫様抱っこされれば、抱えられたままの身を乗り出し 先程のように、再び首筋をそっと舐めた後──耳朶を甘噛みした。 ……よし、牙も爪も出ていない。 ──大丈夫、まだ抑えられている。 ]かっこいいぜ、俺の王子様。 王子様が望むのならば、俺は何だって……。 [ 付き合い始め時は過ぎ、既に幾度と肌と唇を重ねてきた。 甘美な吐息に甘露の蜜、時には輝く雫も与え、与えられ続けてきた。 ただし、俺達は互いに”それ以上”のモノを欲し続けている。 ──いや、必要と している 。 ] (-191) 2019/04/21(Sun) 22:43:44 |
【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ 普通の恋人達ならまず必要のないもの。 しかし、俺達にとっては欠かせぬもの。 定期的に搾取し続けなければ、肉体、精神面共に 強烈な渇望を齎し、様々な悪影響が出てしまう。 俺とリーは種が違えど、求めている根本は同じ。 ──“人ならざる者”として、互いに 新鮮な血肉 を欲し続けている。思えば最初に味わったのはリーの方だったが、 その後、俺自身も一度味わってからというもの、 あまりの美味さに衝撃を受けた。 ──これは、絶対に手放せない、と。 ] (-192) 2019/04/21(Sun) 22:43:52 |
【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ 尤も、俺がリーの傍に居続けるのは。 これからの人生、共に生きると決断したのは 当然これだけが理由では無い。 極端な話、飢えの渇望は誰でも満たされるのだから。 第一印象は底辺最悪。 年上なのに保護者のようなことをさせられ、 なるべく話したくない、関わりたくなかった相手。 それなのに気付けば仲良くなっていて、 気付けば親友と呼べる関係になっていた。 俺が自らの失敗で絶望し、奈落の底へと沈んだ時。 奴を完全に信用出来ず、黙って逃げたはずなのに、 足しげく通ってくれて──俺を、救い上げてくれた。 その後、すっかり立派になった奴が、多くの仲間に 慕われる姿を見ることになって。 過去を知っている分、我が子の成長を見守り続けてきた 親の如く誇らしく思うと同時に……ほんの少し、寂しさを感じた。 この時、俺はリーの『一番』で『特別』になりたかった、と悟る。 (-193) 2019/04/21(Sun) 22:44:00 |
【秘】 舞台役者 ヴィクトル → 裁判官 リーベルト[ 俺はきっと、この先リー無しでは生きていけないのだろう。 あいつが近くに居ない未来が、既に想像出来ない。 あるとすれば、それは再び影に飲まれ、 引き篭もり生活を送っているビジョン。 ──そんな未来、認められるはずもないし、存在させない。 だから、そのことを……。] (-194) 2019/04/21(Sun) 22:44:24 |
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