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【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「…………うぉお……」 目の前の“鏡沼クン”に思わず後ずさる。 先ほどまで眼鏡の優男であったはずなのに。 最初からそうであった気すら思えてくる。 ……触ってみても、鯱なのだろうか? ……流石に、遠慮しておこう。 「……他人の意識下の鏡沼クンを、 その本人のみに認識させるということ? しかも、君の意思のみに関わらず、か……」 その上、どう変わったのかも反響があると。 ……異能が本人の手を離れて一人歩きしている。 「……それは、異能抑制アイテムを使った上でかな?」 (-283) 2021/10/30(Sat) 19:24:40 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜ちなみに、触っても鯱である。 五感へのフィードバックも完璧だ。 つまり、 実在しない鏡沼にも触れる事は出来る。 『鏡沼創に触れた』と脳に認識させる事によって。 あくまでも脳への干渉なので、実在しない鏡沼相手だと 自動ドアは開かないが、実在しないので問題無い。 逆に、本人が誰にも認識されてない状態でも、自動ドアは 正しく開くのだ。 「こうして大袈裟に弄るのは、まだやり易いんですがね。 あんま弄り過ぎると、相手に負荷掛かっちまうんで」 そう言って、鏡沼はまた人間の姿に戻った…様に見える。 今の鏡沼創は、眼鏡の優男だ。 「文字通り何にでもなれるんで、恵まれちゃいるんですが。 細かいトコってなると、自分でも、僕ってどんな感じで やがりましたかねぇ?って感じになっちまいまして。 相手側の負担を考えても、各々が想像する僕に沿わせといた 方が、色々丸く収りやがるんです」 「ええ、お恥ずかしながら。 そりゃ薬飲みまくって常にゼロにしときゃ、こんな事には なんねぇでしょうがね。 完全に無能として生きていくの、キツくねぇです? そうでなくても、昨今色々と不穏じゃねぇですか。 自分の身ぃ守れる程度には、残しておかねぇと。 コレが暴走しちまったら、洒落になんねぇですから」 (-291) 2021/10/30(Sat) 20:23:34 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静放課後、水泳部の練習がもうすぐ終わる頃合いだろうか。 鏡沼はプールサイドへ足を運んでいた。 ご機嫌な様子のあなたを、少し離れて見つめている。 特に消えたりはしていないので、見つける事は出来るだろう。 今、此処に居るのは鏡沼創本人だ。 (-326) 2021/10/30(Sat) 23:42:48 |
鏡沼 創は、今日もあちこちに居る。 (a65) 2021/10/30(Sat) 23:43:56 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「────それもそうだがねぇ……」 元に戻った、と見えるあなたを見てうーむと腕を組む。 認識に影響がある以上、模造品でないと言えないのだから。 「……異能の暴走に、問題の大小なんてないよ そりゃ、周りから見れば被害を受けるものが危険だろうさ でも、たとえ他に迷惑をかけなくたって、 本人が苦しいのは一緒なんだから」 そこは比べるものではないし、並べることもできないと。 「ちなみにそれってさ 鏡沼クン自身も影響を受けてたりとかするのかね?」 (-330) 2021/10/31(Sun) 0:06:57 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「 、 !」 ……あなたの姿に気付いたのか、急いで水面から頭を出した。 「創、また会えた! 泳ぎに来たか?」 会えたことが大層嬉しいらしく、ぱしゃぱしゃと水音を立てて腕を振っている。 (-331) 2021/10/31(Sun) 0:07:00 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静嬉しそうなあなたの様子に、くすくすと笑みを漏らし 「ええ、僕ですよっと。 泳ぎに来た訳じゃねぇです。水着持って来てねぇですしね。 どっかで借りられんなら別でやがりますが。 静が泳いでるとこ見てみてぇな、って思っちまいまして」 (-335) 2021/10/31(Sun) 0:15:48 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「創も水着あったら泳げる? 今度見たい、やりたい」 「泳いでるとこ? オレ泳いだらいいか? 創が見たいなら幾らでもやるぞ」 ぱあ……と嬉しそうにした後、再び水中へと潜り込もうとする。 もし見るならば、水の抵抗を感じさせない素早さで、 息継ぎもせず軽く泳ぎ回る様が見えることだろう。 それこそ正しく"人魚姫"らしく、動きの速さは魚に近い。 数分経つと、水面から顔を出してあなたをじっと見つめる。 (-346) 2021/10/31(Sun) 0:33:32 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜「──……鋭いですねぇ。 流石は守屋先輩、大正解でやがりますよ」 あなたの指摘に、暫し間を空けてから小さく両手を挙げた。 降参ですと言い添えて、あくまで軽い調子で続ける。 「弄り過ぎると負荷が掛かる、って言ったでしょう? ……いやぁ、ガキって怖ろしい生き物ですよねぇ。 自分の異能の特性なんざ、まるで理解してなくて いろんなものになれんのが、ただ面白くて。 馬鹿みたいに使いまくって、自分と両親の認識野 ぶっ壊しちまったんですよ。 まあ局所的なモンですから、生活に支障はねぇですが」 そこまで言うと、トンと自分の眼鏡を指した。 実は、度の入っていないそれを。 「コイツ通さねぇと、自分の姿がよくわかんねぇんですよね」 (-349) 2021/10/31(Sun) 0:48:38 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「泳げなくはねぇって感じですねぇ。 そんじゃ、次は持って来ましょうか。 お、見せてくれやがります?」 行ってらっしゃいと見送って、泳ぐあなたを眺める。 まさしく、水を得た魚の様な動きだ。 けれど泳ぎの素晴らしさよりも、目を引かれたのは表情だ。 本当に泳ぐ事が好きなのだと、そう書いてある様で。 顔を出したあなたに、軽く片手を挙げた。 「見事なモンでやがりますねぇ。 一緒に泳いでも、僕じゃ置いて行かれちまいそうです」 (-353) 2021/10/31(Sun) 1:01:10 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「置いてっちまうか」 くう、と軽く喉を鳴らした。 「それだと、んん。よくないな…… オレ、創のこと置いていきたくねーし……」 「でも褒められたの、すごく嬉しい」 ぽろぽろと幸魂を零し始めた。満面の笑み…… どんな形であれ褒められることが一番好きなのかもしれない。 心なしか元気が増してきているようにも見えることだろう。 (-359) 2021/10/31(Sun) 1:18:55 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「────あぁ、よぉくわかるよ 眼鏡がないとよく見えないもんなぁ」 両手で眼鏡をかけ直す。 口は大きな弧を描いていた。 「なんにでもなれる、なんてたいそうな話だよ 私には想像もつかないや きっと、色んな人が羨むだろうね ……本当に、子供には過ぎたものだよ」 眼鏡越しに、歪みのない目を細めてあなたの姿を見る。 確かなものは一つとしてないけれど。 ただ異能に振り回される、一人の少年を。 「……しかし、困ったことだね なんでもなれるんだから、 逆に、なりたい自分はイメージし辛いだろう? 今の君は、したいこと、やりたいことは思いつくかい?」 (-364) 2021/10/31(Sun) 1:26:55 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「毎日泳いでる静と同じ速さで僕が泳げたら、嫌じゃねーです? ……それとも、付いてけた方がいいですかね?」 もしも本気で望むなら、鏡沼はあなたの泳ぎにも付いて行ける 存在になれるし、それを承知で聞いているので質が悪い。 「ええ、褒めちまってますよ。 泳ぐのも、褒められるも、すげぇ好きでやがるんですねぇ」 プールサイドへしゃがみこんで、あなたの頭へと手を伸ばす。 よしよしと撫でる為に。 (-368) 2021/10/31(Sun) 1:36:41 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「……? 嫌じゃない、嬉しい……。でも、オレと一緒に泳げるような人、全然知らない。 創は泳ぐの上手いのか? 一緒に泳げたら、たぶんすごいぞ」 貴方が そう成れること には、未だ考えが至っていないようで。只々、青年は誰かと共に泳げるかもしれないことに嬉しそうにしている。 「うん、褒められると嬉しいから好き、泳ぐのは楽しくて好き。 どっちも欲しいし、楽しいこと、もっとしたい」 撫でられると応じるように、濡れて艶の増した白髪を少し揺らす。くるくる、とまた猫みたく喉を鳴らして目を細めた。 「創の手は御爺婆と違うな、柔らかいし撫でるの上手い。嬉しくなる……」 (-373) 2021/10/31(Sun) 1:50:42 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜「……ホント、眼鏡屋に足向けて寝らんねぇですよね」 あなたの反応に、“同じ”ものを悟った。 そもそも、仕組みこそ違えど似た異能ではあるのだ。 共通点が無い方がおかしい。 「そうですねぇ。仰る通り、イメージ出来ねぇです。 出来る事なら、幾らでも思い付けちまいますが やりてぇ事なんて、ピンと来ねぇですよ。 他人からすりゃ、贅沢な悩みでしかねぇでしょうがね」 思い付ける程の我欲があったら、既に実行していただろう。 異能に振り回されている、異能の奴隷とも言える状態だから こそ、異能の悪用には至ってないのだ。 (-376) 2021/10/31(Sun) 1:57:37 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「……成程、了解でやがりますよ。 んじゃ、ちゃんと水着持って来ねぇとですね。 僕の泳ぎで静について行けるか、確かめる為にも」 答えながら、鏡沼は そう成る事を決めていた。 あなたがそれを望んでいると思ったから。 「してぇ事があんのは、羨ましいですねぇ。 その気持ち、大事にしてくだせぇね? 静にとっちゃ当たり前かもしんねぇですが、実はとっても すげぇ事でやがるんですよ。そう思えるのって」 子供の様に無邪気に告げるあなたから、そっと手を離す。 「はは、流石にお爺ちゃんお祖母ちゃんと同じ硬さだったら 僕の手が年寄り過ぎる事になっちまうんで。 もっと撫でてやりてぇですが、濡れたままでじっとさせて たら、風邪ひかせちまいそうですね。 もっと泳ぐってんなら見てますし、もう上がるってんなら 乾かすのくらいは手伝っちまいますが」 その長さです、乾かすのも一苦労でやがりましょう? と。 (-380) 2021/10/31(Sun) 2:15:15 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「ほんと?ほんとか?ついてけるか試すのか? じゃあ、楽しみにしてる……」 ……自身へそう言うような相手は初めてだったのだろう。 なんかもうめちゃくちゃに嬉しそうだ。 「大事? わかんない…… でも、創の言うことだし、大事にする。うん」 「……んー、やだ、上がる。水の中より、創が居る方が今は楽しい。 髪は、ほっといたら乾くけど……なんかした方がいいのか?」 言いつつプールサイドへ伸ばそうとする手は細く、貧弱に近い。 濡れているため、身体能力自体は見目の比ではないのだが。 (-383) 2021/10/31(Sun) 2:32:21 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「やりたいこと探しなぁ……」 こういうとき、好きなことは何かや楽しいと思うことは? なんて訊くものだろうが、それは彼にはそぐわないだろう。 好きだと認識したいならそれは誠になるし、 楽しいと感じたいなら、嘘ではないのだから。 なんとも、幸運で不運なことだろう。 「……思いつかないんじゃ、試していくしかないなぁ やったこともないことを探してみようじゃないか 幸いなことに私たちはまだ子供だ ……経験を積む時間はあるはずだよ」 たとえそれが、どこかの鏡沼クンが通ったものだとしても。 君には違ったものに見えるかもしれないから。 目の前の、年相応に悩み苦しむ鏡沼創を、私は信じるよ。 (-384) 2021/10/31(Sun) 2:32:57 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「競争相手に飢えてた…って感じでもねぇですね? 一緒に泳げるかもってのが、そんなに嬉しいんです?」 鏡沼創には、したい事も夢中になれる物も無いけれど。 こうして喜んでもらえるなら、それでいい様な気がした。 「わかんねぇまんまで、いいんですよ。 こーいうのは…………、……楽しい、んです? ……僕と、居るのが?」 あなたの言葉に、鏡沼は驚いた様な表情になった。 いつも笑みの形に細められてた目は、今は紫だと見て判る。 ニ・三度瞬きをすると、すぐにまた細められたが。 「あー……普段、ドライヤーとか使わねぇんです? これから寒い季節になりますし、風邪ひいちまいますよ? 更衣室に、備え付けのとかねぇんですかね?」 伸ばされた手を掴んで、上がるあなたを引き上げようとする。 鏡沼自身は、どちらかと言えば細身ではあるが貧弱ではない。 特徴の無い体つきとも言える。 異能を使えばまた違うが、力に関しても標準の範囲だ。 (-389) 2021/10/31(Sun) 3:05:11 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「あ……ありがと、んしょ、……」 引き上げられる身体は軽く弱々しく、それでも貴方の助けもあり、容易にするりと陸へ上がってくる。 瞳の色には気付いた様子だが、特に驚きも口にする様でもない。 「……追いかけっこするの苦手、時間測ったりとかも。 ただ泳ぐのが好きで、ここなら好きなことしてていいって親父が言ったから、この学校選んだし」 「オレは楽しいぞ。仲良しの創と居れて、嬉しいし楽しい」 こて、と再三、今迄と特に変わらず首を傾げる動作。 今はそれに加えて、髪先から水が滴り落ち続けている。 「うん、手でぎゅってして、後はほっとく。 更衣室……なんか機械持って頭に向けてるの、見たことある。 あれ、髪に使うやつかな?」 ドライヤーを知らない現代っ子だった。 なんとなくのぼんやりイメージを思い浮かべている……。 (-391) 2021/10/31(Sun) 3:24:55 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜「やった事もねぇ事…でやがりますか。 例えば、何でやがりますかねぇ? んー……ま、思い付いたらって事で。 仰る通り、時間は在りやがるんですし」 取り敢えず、こちらの話は一区切りと判断したのだろうか。 鏡沼は、あなたへと疑問を零す。 「……しかし、何だって他人の悩みを聞いてやがるんです? 僕にだけ、って訳でもねぇでしょうし」 純粋な善意からだと信じられる程、純粋無垢ではない。 その行動に、意味を求めてしまうのだ。 (-392) 2021/10/31(Sun) 3:33:11 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「本当に、泳ぐ為に生まれて来たって感じでやがりますねぇ」 競う為でもなく、頂点を極める為でもなく。 純粋に泳ぐ事を楽しみ、才能もまた微笑んだ。 何にだってなれる自分も相当だが、それ以上に恵まれている。 噂の新薬とやらに頼るなんて、考えもしないだろう。 ……この才能を、他が見たらどう思うだろうか。 「……楽しいと言って貰えて、嬉しいですよ。本当に。 そんな風に思ってもらえると、予想してなかったんで」 常よりわざとらしさが抜けた口調は、それが本心だからだ。 鏡沼は確かに、あなたに望まれる存在として認識させたり そう振舞ったりはしたけれど。 その事で、ここまで喜んでもらえるとは思ってなかったから。 「間違いなく、そいつがドライヤーでやがりますよ。 早えぇとこ更衣室行っちまいましょうか。 使い方教えねぇとですし」 置いてた鞄を拾い上げて、あなたと共に更衣室へと向かった。 (-396) 2021/10/31(Sun) 3:51:36 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「……まあ、陸より水中の方が好きだしな」 「嬉しい? 創が嬉しいと、オレも嬉しい。いいこと。 アンタが喜んでる時はオレも喜ぶし、逆もそう。 仲良しのひとが喜ぶのは一番いいこと、御爺に聞いた」 くるくる、ころころ、甘えるように音を鳴らす。 更衣室へ辿り着けば、自分の鞄から出したタオルを引っ被って、そのまま近くの椅子に腰掛けてぴたりと固まる。 「んむ……こうしてちょっとおいて、水垂れなくなったらへいき……」 曖昧な知識に従っているようだ。全然平気じゃないけども。 (-402) 2021/10/31(Sun) 4:07:42 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「可愛い後輩たちに手を差し伸べるのは当たり前だろう? ……なんて、カッコいいことが言えたらよかったんだけど」 そう言ってしまえるだろう人は他にいる。 カッコいい人間だよ。 「そう……全部、私のためさぁ 異能に振り回される人を、私を見てるようでほっとけない そんなところ」 あとは……。 「アオハルしてるのを見るのだってアオハルさ みんなが、きらきらと輝いて欲しいんだよ 鏡沼クンも、その他の生徒も」 これで納得できるかな? (-403) 2021/10/31(Sun) 4:14:03 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「異能のせいもありやがるんでしょうが、水中の方が 生き易そうですよねぇ、静は」 自分は天才にだってなれるけれど、あなたは本物の天才だから。 しがらみの多い地上では、息がしづらい時も多いだろう。 「んー、全然平気じゃねぇですねぇ。 大きい音するかもしんねぇですが、ちょーっと じっとしやがっててくださいね〜」 備え付けのドライヤーをコンセントに差し、あなたの後ろへ。 電源を入れると、被ってるタオルをずらしつつ乾かし始めた。 「熱かったりだとか痛かったりだとかしたら、遠慮なく 言っちまってくださいね。気ぃ付けはしてますが」 一人っ子なので、他人の頭を乾かす機会は無かった。 手馴れてるとは言い難いが、放置するよりマシだろう。 (-406) 2021/10/31(Sun) 4:28:51 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「うん……でも、水の中はみんないないし、創もいない」 「だからオレ、陸で生きられるようにしないといけない。 みんなは水の中で息できないし……」 「ん゛〜〜〜〜」 温風に謎の鳴き声をあげ始めた。 ……心地良さそうに目を閉じてじっとしている。 「あったかい〜〜…………」 「髪切るときみたい……あったかい、気持ちいい。 次からこれ、泳いだ後にやる〜〜……」 (-407) 2021/10/31(Sun) 4:37:45 |
【秘】 鏡沼 創 → 朧げな陽光 守屋陽菜「それが本気で言える人間、カッコいいって言うより 胡散臭せぇって思っちまいますがね。僕は」 十人中八人が「胡散臭い」と言いそうな笑顔を浮かべて 鏡沼はそんな事を言った。 「そう言うって事は、守屋先輩も異能に振り回されてやがるん でしょう? よかったら、ちぃと吐き出しちまいません? 解決は約束出来ねぇですが、神出鬼没仲間でやがりますし」 「守屋先輩自身は、輝きてぇって思わねぇんです? 見守る方が趣味に合ってやがるってんなら構わねぇですが」 (-408) 2021/10/31(Sun) 4:41:22 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静その言葉に、見抜かれた様な気持ちになった。 寮暮らしでないあなたは、きっと知らない。 髪留めも眼鏡も外す入浴時には、鏡沼は必ず異能無効化薬を 飲むという事を。 プールであっても、その必要はある。 当然、その間は異能が使えない。 だから、生身の鏡沼は、仮に一緒にプールへ入ったとしても あなたの望む存在にはなれないのだ。 あなたと共に泳げる鏡沼は、鏡沼創本人ではない。 水の中には、鏡沼創は居ない。 「……静は、陸で生きてぇとは思いやがります? 生きなきゃなんねぇじゃなくて、生きてぇって。 もしそう思ってんなら、僕に出来るサポートはしますが」 「どうやら気に入ってもらえた様で。 どうです? 次は、自分で出来そうでやがります?」 ある程度乾いて来たら、備え付けのブラシで髪を整えていく。 元来、器用な方ではある。 経験は無いが、それなりには纏まるだろう。 (-412) 2021/10/31(Sun) 5:04:33 |
鏡沼 創は、友達の髪を整えている。 (a72) 2021/10/31(Sun) 5:06:25 |
【秘】 透 静 → 鏡沼 創「……。……わからない」 小さく、普段より一段低い声の呟き。 「オレは話し方も、異能のことも、全部本で知ったから、 水の中で息できないひとがどう生きてるのか、よく分かんねえ」 「……創もそうだけど、他の友達も、みんな普通に話せてる。 どうやったら、相手を泣かせねーままにできんだろ……」 過去に他人を泣かせてしまったその口調が、どうしても気掛かりでならないようで――青年は髪を乾かされながら俯いた。 幼少期に一度きりの経験でも、一回だけ起こしてしまった事は、未だに成長した青年の思考をちくちくと刺して阻んでいる。 「……髪ってこんな早く乾くんだ。次、真似してみる…… いつも友達に頼るの、よくないし。 水から出る度、創のこと呼ぶ訳にもいかないから」 (-415) 2021/10/31(Sun) 5:20:04 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 鏡沼 創「そう思うのも君の自由だ うん、いいんじゃないか?」 その調子だと、君の言葉にそう応えよう。 「私はゲロったら面大変だぞ? もしかしたら夜通し泣いてるかもしれんからな」 もちろんそんなつもりはないが。 簡潔に伝えられる自信はないな。 「……なに、私は三年生だ 鏡沼クンより一年先に産まれた、ね その分、輝かせてもらったのさ それに……私の名前は守屋“陽”菜だぜ? 元から輝いてんだよ!」 くだらない駄洒落で笑い飛ばす。にしし。 (-417) 2021/10/31(Sun) 5:33:58 |
【秘】 鏡沼 創 → 透 静「本で……? まさか、静の家族は全員、水の中で暮らしてやがるんです?」 現代日本では行き過ぎているとも言える厳しいしつけの話や 常識への疎さを考えれば、そうであってもおかしくない気はする。 「……僕は、そういう意味ではズルが出来ちまいますからね。 そうやって相手の事考えられたり、泣かせちまった事 素直に反省出来んの、静の良い所でやがると思いますよ」 仮に、自分が同じ様に、幼い頃に誰かを泣かせていたなら。 『鏡沼創はそんな事しなかった』と認識を書き換えて、それで 終わりにしてしまってたかも知れない。 「呼んでくれるのは構わねぇですし、いつだって来ますよ。 ……ただ、いつも乾かしてやれるとは限らねぇんです」 それは、鏡沼の異能の一つの欠点。 あくまで、そうであると認識させるだけの異能である為に、 『本体』でなければ、こうしてドライヤーに触れて髪を 乾かしたりは出来ないのだ。 あなたの認識を『鏡沼創に髪を乾かしてもらった』と書き換え 今と同じ心地良さを与える事は出来ても、実際は乾かない。 乾いた様に感じさせてるだけなので、風邪をひかせかねない。 そして、あなたは鏡沼創ではないから、認識は書き換えられず 周囲の人はあなたの髪が濡れたままだと知覚するだろう。 (-419) 2021/10/31(Sun) 5:52:41 |
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