【人】 調合師 ネス……わかった。 ……痛い、んだね。 [簡単でいいと言われて>>51、 その通りにできる様な薬を探す。 拭って、消毒と、止血と、痛み止めと化膿止めだ] ……うん。 [一旦帰る事にも、頷いた。 そうしない理由は無いし…… ちゃんとした手当て、したいし。 近くに泉があったけれど、 成分がわからない以上、触れる事はなかった。 荷物から綺麗な布と水を取り出して、 血を拭き取る。 軽い消毒液を含ませて、別の布でもう一度。 痛み止めと化膿止めの薬液をそれぞれ彼の口にぷちゅっと強制的に注入して、彼がその苦味と戦っている間に、 ガーゼを傷口に貼り、包帯で固定する。 ……一連の流れは慣れているから、 作業の様にこなしたけど、] (55) 2023/11/28(Tue) 21:33:15 |
【人】 調合師 ネス……、 [終わったら、何だか手が震えてきた。 怪我をさせてしまった事への罪悪感と恐怖、そして、 お互い、無事でよかったとの安堵感から、だろうか…… 頭を差し出してくる彼に、そっと手を伸ばす。 撫でてほしそうなその頭に触れたら、 震えはピタリと止まる。 優しく、何度も、何度も撫でる] ゼクスさん、 ……ごめんね…… [手は止めないまま、 ぽつ、と言葉を落とす。 やっぱり僕の胸に強くあるのは、申し訳なさだったから、 それが最初に出て] (56) 2023/11/28(Tue) 21:33:25 |
【秘】 調合師 ネス → サーチャー ゼクス[でも、そっと彼に身を寄せる] 助けてくれて、ありがとう…… かっこよかった、よ。 [彼の胸に顔を埋めて、 もうひとつの本心を明け渡した] (-15) 2023/11/28(Tue) 21:33:36 |
【人】 調合師 ネス[彼の手当てが済めば、 長居は無用とばかりに洞窟をまっすぐ後にする。 途中彼を気遣って、 拙いながらも敵にも意識を張り巡らせて進む復路は、洞窟に潜る時よりずっと神経を使った。 明るい地上に戻って来たらほっとしたけれど、街に着くまで、多分ずっと気を張っていた。 めしべが傷んでしまっては行った意味がなくなってしまうので、酒場には寄ったけれど、成果報告とゴブリンの情報を簡単に伝えてすぐに宿に戻る。 最初の見積もりより多くの報酬を得たけれど、 素直に喜ぶ気にはなれず。 最終的にはギルドが誇る白魔導士に頼んで傷を治してもらう……という選択が、本当は正しいんだろう] あの……、バドさんじゃなくて、 この後もずっと、 診るの、僕でいい……? [でも僕が彼の傷を最後まで治したくて…… そのまま、宿の一室で治療がしたいと乞うた] (57) 2023/11/28(Tue) 21:34:58 |
【人】 調合師 ネス[今朝、楽しい気持ちで出てきた部屋に戻ってきて、 治療の為に椅子に座ってもらっている。 包帯を一度取って、傷の状態を見る。 生々しい傷や、それこそもっと酷い傷も、 沢山見た事があるけれど。 彼の身体についた傷だと思うと、 胸が痛くて、また涙が滲みそうになる。 ぐっと堪えて、 もう一度消毒をおこなう。 彼の身体にもう傷を残さないのが、 僕の役目だ。 今度の薬液はあまり滲みないけれど、 効果は高いものだ。 じっくり患部に当てて、拭ったら、 また別の薬を取り出す] ちょっと痛いかも…… ごめんね、 [痛み止めが効いていたらそうでもないかもしれないけど、一応そう断ってから、葉っぱみたいな形のものを傷口の縁に擦り込む。 縁から、内側まで。傷口を塞ぐ様にちゅくちゅくと弄る様な手付きは、もしかしたら拷問じみていたかもしれない] (58) 2023/11/28(Tue) 21:36:10 |
【人】 調合師 ネスふう……、 [集中力の要る仕事を終えて、額を拭う。 止血もできているから包帯も今は巻き直さないでおく。 動かしてもらっても問題ない。 ……何を話そうかな、と 珍しく話題に困ってしまって、 血で濡れてしまった彼の服を浴室で浸け置きにしてから、 「なにか飲む?」って尋ねた。**] (59) 2023/11/28(Tue) 21:37:46 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 正直な所、俺は自分の傷についての頓着が無かった。 もちろん普段からわざわざ傷つく真似はしないし それこそネスやバドの手を煩わせたくなかったから なるべく回避重点に生きてきたけれど。 それでも、負傷した所で命に別状がないのなら 多少痛くても職業柄つきものだと割り切ってしまっていた。 だから、今目の前でネスにこんな顔をさせてしまって>>54 初めて俺は、俺の体にも価値があるのだと驚いていた。 言われてみれば当然かもしれない。 けれど実感として目にするまで、 俺はどこか自分を軽く扱っていたのかもしれない。 ] (最低だと自分で思うけど…… 俺を心配して泣いてくれたんだと思うと なんか……) [ こんな事で喜んではいけないと思うのに。 どうしたってどこか、 じわじわと嬉しくなってしまう愚かな俺が居た。 ] (60) 2023/11/28(Tue) 22:56:45 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 幸い、ネスの装備はそのままそこにあって 傷薬などを取り出す所をを見ながら 大人しく処置されるのを待つ。>>55 ] そーだな。フツーに痛い。 まぁでも結構綺麗に切ったから、 多分すぐ治るんじゃねーかな。 ゴブリンの武器でやられてたら、 多分もっと酷かったし。 [ すっぱりと切れた傷の血が拭われ、 薬が塗り込められていく。 当然のことながら、 それを生業としているネスの手付きは素早く ついついその作業をじっと目で追ってしまって みるみるうちに綺麗にされていく自分の腕を見ていた… のだが。 染みた痛みにビクッと体を震わせていれば、 唐突に口に薬液が押し込まれた。 ] (61) 2023/11/28(Tue) 22:57:13 |
【人】 サーチャー ゼクス…………………〜〜 〜〜〜ッ!!!! [ 声にならない声を上げるように、 全身をぶわりと粟立たせる。 かっ開いた目でネスを見て、 その苦さにもごもごと口を動かした。 吐き出してはいけない。 いやしかし。しかしこれは。 味の改良が急務では!? 俺が悶えている間にテキパキと包帯が巻かれ、 傷口は清潔なガーゼで覆われしっかりと処置された。 ごくん、と無理やり薬を飲み込んで どこか青ざめた顔で ] さんきゅ……。 [ 絞り出すようにお礼を言った。 傷の痛さよりも薬の苦さのほうが深刻だったかも知れない。 ] (62) 2023/11/28(Tue) 22:58:03 |
【人】 サーチャー ゼクス[ 全ての処置が終われば、 二人して一息ついたように安堵して。 ネスの強張りや緊張をほぐせるだろうかと 褒めてくれと頭を差し出し強請る。 触れる直前まで震えていたように見えたネスの手が、 俺に触れることで少し落ち着いたようにも見え。 幾度も頭を撫でられれば、 俺は気持ちよさそうに目を細めてネスに微笑んだ。>>56 ] 謝んなくていいよ。 むしろ俺がもっと周りに気をつけときゃよかった。 無事で居てくれてありがとな。 ……まさか保険がこんな形で役立つとは思わなかった。 [ ぽそ、と付け足したのは ネスを犯そうとしたゴブリン達を気絶させた、 俺の種族固有の力。 マーキングしてある、とは言っていないため おそらくネスはよくわかっていないに違いない。 ] (63) 2023/11/28(Tue) 22:59:35 |
【秘】 サーチャー ゼクス → 調合師 ネス[ 頭を撫でていた手が止まる。 ん?と不思議そうにする俺の胸に、 ネスがそっと身を寄せてくれて。 抱きとめれば、聞こえてきた言葉に ほんのりと頬を染めた。 ] ……はは。 [ ネスの背を優しく抱きしめ、 俺の胸に顔を埋めるその頭に そっと唇を落として。 ] (-16) 2023/11/28(Tue) 22:59:52 |
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