人狼物語 三日月国


59 【R18RP】花韮の咲く頃

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【人】 上原 隆司

  ありがとうございます。


[コーヒーとデザートが届くと、上原は言葉にして店員に礼を言った。
 吸いかけの煙草を灰皿に置き、少し遠ざける]


  ん、いただきます……。


>>44元気な「いただきます」につられるように言って、まずはコーヒーを一口。酸味を感じず苦味はやや強めの、確かにお菓子と一緒に食べたくなるような味だった]
(45) 2021/02/28(Sun) 7:58:32

【人】 上原 隆司

>>42>>43身を守る以外の理由を聞き、振られた相手への想いの強さが伝わってきた]


  幼馴染かぁ……、恋になるのは難しいよな。
  振るにも罪悪感あるだろうし。

  けど、それなら尚のこと、ちゃんとした
  恋人がいたほうがいいんじゃないのか?
  恋人役がいちゃ、本物もできなくなるぞ。


[作ろうと思って作れるものではない。
 彼女の身近な男性には不安が湧く存在も多いのだろう。
 それでも見せかけの存在でごまかすよりは、ちゃんと通じ合える人を……。
 上原がどうしてもそう思ってしまうのは、“見せかけの恋人”からトラブルに繋がった事例をいくつか知っているせいなのだろう]**
(46) 2021/02/28(Sun) 7:58:52

【独】 上原 隆司

/*
今朝開始してると思い込んでちょっとびっくりしちゃった
(-11) 2021/02/28(Sun) 8:00:36

【人】 矢川 蛍

[ああ、そうだった。
 この人をなんとなく良い人と認識していたのは
 店員側として、こんな風にお礼を言って貰えるから。>>45
 礼儀正しい人だな、と思っていたのだ。
 まずコーヒーを口にする。
 しっかりと焙煎された深煎りのコーヒーに
 ミルクにも負けないだろうな、と笑みが漏れた。
 フォークを手にしてチーズケーキも一口。
 そう、この濃厚な味とバッチリバランスが良い。
 ふふ、と笑顔が漏れてしまう。]


  はい。だから、ちゃんと? 振ってくれたから
  そこは誠実だったな、と思ってるんです。
  好きで、大切だから、適当な気持ちで付き合えないって。
  ……私も、幼馴染として普通に接するつもりです。


[幼馴染として、お隣さんとして。
 きっちりとした線を引いて過ごしていくつもり。
 けれどそうするにはお互いがやっぱり近すぎて
 無理して笑わないといけない時もあるんだと
 私は、ふわふわしたケーキにフォークを突き刺す。]
(47) 2021/02/28(Sun) 9:05:58

【人】 矢川 蛍

  ……高校の間は、良いかなって。

  あいつ、告白されて付き合って
  "なんか違う"って相手の子に振られるの繰り返して
  それで変な噂立ってるんです。
  私が横にいるから、
  お情けで告白して来た子と付き合っては
  別れるを繰り返してるんじゃないかって。
  そんな奴じゃないんですけどね。
  本気で好きになった頃に振られて、
  それを私が慰めるの繰り返しで。
  でも、きっと、今回の子は
  ……違うんじゃないかなあ。


[自分が告白した後にできた恋人。
 きっと、本当の好きから始まった。そんな気がして。
 今回の子は長く続いて欲しい。
 幸せになって欲しい。

 自分が、その邪魔をしちゃ、いけない。]
(48) 2021/02/28(Sun) 9:06:18

【人】 矢川 蛍

  だから、私自身だってそりゃ恋人欲しいですけど
  受験生になるし、高校の間はやめて
  恋愛は大学になってからにしようかな、と。

  ……その間、だけ。とかは?


[とは言え、それはそんなに期待していないお願いだ。
 迷惑だし、ほぼ初対面の相手だし。
 突飛なお願い事を聞いてくれるとは思えない。
 だから私はそう言葉にしてチラッと上原さんを見ながらも
 ケーキを再び口に運んで、堪能していた。
 そっちに楽しみを見出してた。

 恭介に関する悪い噂のせいで
 自分自身が被ってる様々なことまで気が回らないのは
 気づかないまま。**]
(49) 2021/02/28(Sun) 9:06:32

【人】 上原 隆司

>>47誠実だった――彼女がそう評価する相手の、>>48全く誠実に聞こえないエピソード。
 それを聞きながら、上原はもう一口コーヒーを飲んだ。理想ではないにしろ、好みの味なのは間違いなかった。

 矢川の言い分だけだと、その相手は彼女を「都合のいい女」として囲っているようにしか聞こえなかった。
 幼馴染が何度振られようとそばにいて、恋愛対象とは扱われていない少女……。
 周囲にどのような目で見られていたのだろう]
(50) 2021/02/28(Sun) 10:15:02
村の設定が変更されました。

【人】 上原 隆司

  ……その間、俺も恋人ができないってことだよな。


>>49高校を出るまでとは、短いようでいて長い。
 その間、「恋人のフリ」を維持するのは……フリだとばれないように維持するのは、相当に難しい気がした。

 ――いっそ本当に付き合うほうがマシでは?

 一瞬考えついてみるものの、さすがに勢いで提案する内容ではなかった]


  そいつのことは……なんでそんなに好きなんだ?


[語られた範囲でその相手に好感を抱ける理由は、上原には理解できそうになかった。かといって闇雲に批判するのも躊躇った。
 返答を待ちながらチョコクッキーを小さく齧る。口の中に広がる甘みを、その後に飲んだコーヒーが中和し、蕩けるような濃厚な風味を残していった]**
(51) 2021/02/28(Sun) 10:15:26

【人】 矢川 蛍

  ………………ハッ。


[そう、これは完全に自分視点でのお願いだった。
 相手の都合も考えず。
 勿論、だからこそお願いを聞いて貰えるとも思って無い
 いわゆる机上の空論、というもの。
 だから相手に指摘されて初めて気付いた。
 そう、約一年相手を縛ってしまうことになるなら
 それは相手にとっても、そういう事だ。
 多分自分の一年と相手の一年は重みが違う。
 その年齢の分、尚更に。]


  あ、ごめんなさい、私ったら。
  ですよね、上原さんの都合も考えず……。

  失礼しました。


[だからそこはきちんと頭を下げておく。
 私の考えが至らない、浅慮が招いた言葉だからだ。
 けれど向けられた質問>>51
 私はちょっとだけ、困ったような笑顔を見せる。]
(52) 2021/02/28(Sun) 13:27:31

【人】 矢川 蛍

  ……大事な幼馴染。一番はそれかもしれません。
  傍に居る、隣に居ることが当たり前すぎて
  あいつには幸せになって欲しくて。
  振られて落ち込むたびに、
  私ならそんな思いさせないのにって。
  ……庇護欲?


[自分で言葉にしてみてふと思った。
 今でも大好きで大切な幼馴染。
 共依存、どころか、自分だけが依存しているのかも。
 そんなこともチラリと思ったけれど。]
(53) 2021/02/28(Sun) 13:27:53

【人】 矢川 蛍

  甘やかしてる自覚は、ありますね。


[好きとか、それ以前の問題。
 恭介の泣き顔を、見たくなかったし
 笑っていてほしかった。
 それなら私が隣に居るといつも思ってたのに
 自分は恋人にはなれなかった。
 恋人か、それ以上の事もしてたと思うのに。

 それを思い出すと少し気分が沈んで
 手元のコーヒーカップをゆらりと揺らした。
 中の琥珀色が揺らめいて
 そこに映る私の姿も歪んで揺れた。]*
(54) 2021/02/28(Sun) 13:28:30

【人】 上原 隆司

  そんなに気にすることはないよ。


[問題があったとすぐに反省ができるのなら、良識はある子なのだろう――上原は素直にそう認識した。

 それにしても、上原が恋愛も結婚も「面倒臭そう」と感じてしまうのは、普段仕事で見聞きする話題のせいなのか。
 1年縛られる間に自分に出会いがなくなろうが、実際に困ることはあまり無いような気はしていた。
 それでも軽はずみに受ける話題ではないのだけれど]
(55) 2021/02/28(Sun) 13:58:48

【人】 上原 隆司

[クッキーをかじってチョコレートを味わってから、コーヒーをまた一口。
 >>53 >>54彼女の答えを聞きながら、上原がなんとなく思ったことは]


  距離が近すぎたのかねえ……。


[そばにいるのが当たり前の……例えば、家族。
 夫婦で恋心を抱き続けるのは難しいと聞く。兄弟姉妹に恋はあまりしないだろう。

 彼女たちの実情はもっと複雑だったのだろうけれど、そこまで聞かない上原が出した結論はそんなところだった]


  恋は駆け引きってよく言うしな。
  惚れさせる努力ってのはいろいろあるんだろうな。


[そこまで言うと、上原は一度煙草に手を伸ばした。火をつけっぱなしで溜まった灰を落として、軽く煙を味わい、座席の背にもたれた]*
(56) 2021/02/28(Sun) 13:59:09

【人】 矢川 蛍

  まあ、そうでしょうね……。


[距離が近すぎた。それがきっと1番の問題だ。
 傍に居るのが当たり前。隣に居るのが当たり前。
 お互いに両親が仕事で忙しくて不在がちだったから
 互いが互いの家族のようだった。

 それなのに恋心を抱いたのが間違いなのか。
 それはきっと、確かに恋だったのに。]
(57) 2021/02/28(Sun) 14:15:15

【人】 矢川 蛍

  んー……、でも。
  確かに、私が恋人や彼氏欲しいって言っても絶対に
  じゃあ俺と付き合ってみる?
  にはならなかったんですよね。

  でも、っ……私が誰かと付き合ったなら妬くなんて
  そう言われたら、期待、しちゃうじゃないですか。


[一瞬、言葉を詰まらせたのは
 誰かと付き合ったらではなく、エッチの時の話だから。
 流石にそこまで言えないと言葉を選んで
 くぴ、とコーヒーの苦味を喉に流し込む。
 そう、わかっているようで期待してた。
 でも、期待しながら、わかってた。

 恭介にとって私とお付き合いする未来図がなかったこと。

 ……告白すれば変わると思っていた。
 それがただ変わらなかっただけ。]
(58) 2021/02/28(Sun) 14:15:57

【人】 矢川 蛍

  ……それは、新たな恋を見つけたら頑張ります。
  好きな人に振り向いて貰えるように。

  ……そんな時、自分の告白は後なんですかね?


[惚れさせる努力をしてから?
 告白して振られてから惚れられても、
 なんだか違う気がして眉を寄せ首を傾げる。
 相変わらず美味しいケーキとコーヒーが
 泣きそうな心を寸でのところで踏みとどまらせていた。*]
(59) 2021/02/28(Sun) 14:16:14

【人】 上原 隆司

>>58付き合う気は起こさず、それなのに嫉妬だけはする……そんな自分勝手な束縛をして、告白をしたら振って。
 この子はただ振り回されていただけじゃないだろうか、と上原は内心で思った。
 振られてもまだ相手を想っているのは……恋というより依存ではなかろうか。そんな気がしてしまった。

 それをどう言うか悩んで、もう一度吸った煙を壁に向かって吐き出した]
(60) 2021/02/28(Sun) 14:39:51

【人】 上原 隆司

  告白から始まってもいいと思うけどな。
  相手が前向きに受け取ってくれることもあるだろ。

  相性はあるからな。
  告白もなくなんとなくで両想いになる人たちもいる。

  告白されるまで眼中になくて、それから付き合って
  いつの間にか円満って例も聞くし。


[短くなってきた煙草を灰皿で揉み消し、コーヒーを一口飲んだ]
(61) 2021/02/28(Sun) 14:40:04

【人】 上原 隆司

  気に入っている相手に妬くと言われたら、
  期待するのは人情だよな……。

  けど……応える気は、そいつに無かったのか。


[言い方に悩みながらも、上原は釈然としない部分を繰り返した。
 どうにも不条理に感じる。
 いっそ体目当てだったと思うほうがすっきりするくらいだった]


  正解が決まってないから難しいよな。
  人間関係ってのはさ……。


[同じ行動でも、ある人には喜ばれ、ある人には疎まれる。
 努力をしなければ結ばれない人より、自然に通じ合える人がいればそのほうがいいのだが……そう簡単に見つかるものでないのは、上原は実感していた]*
(62) 2021/02/28(Sun) 14:40:27

【人】 矢川 蛍

  免罪符、なんでしょうね。
  幼馴染って。

  隣に居るのが当たり前だから。
  それが続くのが当たり前と思われても。


[そう。恋人として応える気はなかったのだ。>>62
 わかってる。幼馴染として、甘えてきていた。
 幼馴染として私も甘やかしていた。
 けれど、そう言われて言葉を詰まらせた私は
 別の言葉で言い換える。

 免罪符を得ていたから。
 そのつもりがなかったんだろうって。それに。]


  私が、可愛いとかそういう子じゃないのも
  いけないんでしょうね……。


[私も甘えていた。
 可愛くもないのに幼馴染の免罪符で隣にいた。
 それだけで、好きになってくれるはずもない。
 ギュ、とカップの取っ手を握りしめる。]
(63) 2021/02/28(Sun) 15:09:25

【人】 矢川 蛍

  まあ、……私も幼馴染離れしないと、ですね。
  新しい恋見つけて、なんですけど。
  ……まあさっき言ったように高校生活中は
  ちょっと我慢しないと、ですね。


[自分に降り掛かる奇妙な縁の二人を思い出し
 はあああ、と大きくため息が漏れた。
 トラブルにまきこみたくない、巻き込まれたくない。
 心配かけたくない、幸せであって欲しい。
 でも私だって幸せになりたい。
 そういう意味で、学校とは無関係の上原さんは
 都合の良い距離感なのだった。
 社会人で、大人で、彼らが手を出しにくい人。
 学校で勘繰られても平気な人。

 ……まあそれは私視点であって
 上原さん視点では大迷惑だろうけど。]
(64) 2021/02/28(Sun) 15:09:47

【人】 矢川 蛍

  ……上原さん。連絡先、交換しませんか?
  またお話聞いて欲しいです。


[だからせめて、そんな提案をしてみる。
 スマホを取りだしてじっと見つめてみるのだ。*]
(65) 2021/02/28(Sun) 15:10:00

【人】 上原 隆司

  免罪符……かぁ。


>>63隣にいるのが当たり前、何をしても許される。そんな関係の人が自分にもいたとしたなら……甘えてしまうのかもしれない。

 そんなことを考えていると、上原のコメントしづらい言葉が続いた。
 可愛げのある子には見える。だがそれは、彼女が年下だから思うことなのかもしれなかった]
(66) 2021/02/28(Sun) 16:15:14

【人】 上原 隆司

  学校だけが世界じゃないしな。
  学校以外のどこかから探してみるとか。


>>64まさか自分のことを検討されているとは思わず、上原はただ一般論的に答えた。
 >>65連絡先を求められると、もうハーモニーで会う機会も無くなるのだと思い出す]


  ん……。
  今度は一緒に飯でも食べるかい。


[女子高生の友人ができるのも、面白いかもしれない。
 そんなことを思って、上原もスマホを取り出し、連絡先交換に応じた。
 また会いたいと言われて悪い気はしないし、仕事と全く無関係の年下の友人と思えば、かえって気楽に話せる気もしたのだった]**
(67) 2021/02/28(Sun) 16:15:31

【独】 上原 隆司

/*
寝落ちてました……(昼間だろ)
なんか半端なく眠かった……
我ながら驚いた。
(-12) 2021/02/28(Sun) 16:16:58

【人】 矢川 蛍

[可愛らしい子、とは。

 つい御世話をしたくなるような子のことだ。
 虫やおばけにキャーッと叫び声をあげて
 怯えることのできる子だ。
 それでいてふわふわの砂糖菓子が似合うような子で
 素直に泣いたり笑ったりできる子。

 自分にはそのどれも欠けていると思う。
 どうしたって恭介の前では泣けなかった。

 泣いたら心配かけると思ったから。
 ……素直に泣けるような子だったら、
 何かもう少し、変わったんだろうか。]
(68) 2021/02/28(Sun) 16:52:09

【人】 矢川 蛍

  でも、私の世界はまだまだ
  学校が中心なんですよ、上原さん。
  新しいアルバイトも探したいけど受験もあるし
  サックスだけ吹いて暮らすわけにもいかないし。

  って、あ、良いの?


[あっさりと連絡先交換に応じてくれた相手に
 こちらの方が目を丸くしてしまった。
 けれど、交換が成ればえへ、と照れ笑いが浮かぶ。
 幼馴染と、部活仲間と、バイト仲間と友だち。
 学校と両親を除いて、初めての連絡先だ。]


  お花見、は、まだ早いですよね。
  お花見なら気合い入れてお弁当作るのに。
  あ、ネモフィラ畑見に行きたいかも?


[花より団子。……ではなくて。
 行きたい場所を口にして笑う。
 それだとまるでデートみたいだから
 きっと別の機会になるとは思うけど。
 恭介のことを少し吐き出せたからかすっきりして
 私はつい、調子に乗ったことを言ってしまう。
 ごちそうさまでした、と軽く手を合わせた。]
(69) 2021/02/28(Sun) 16:52:29

【人】 矢川 蛍

  今日はありがとうございました。
  ちょっとスッキリしちゃったし
  チーズケーキ美味しかったです。
  また今度……?


[連絡しますね、と結ぼうとした。
 けれど、急に誰かに肩を掴まれて驚いて振り返る。
 そこにいたのは、禿(かむろ)くんだ。
 以前は他の女子に粘着していたのに
 何故か今は私に粘着して
 なんでチョコをくれなかった、と
 恨みつらみの手紙を渡してきた相手。
 その彼が、憤怒の形相で私を見下ろしてきていて
 私はサアッと青褪めた。]
(70) 2021/02/28(Sun) 16:52:43

【人】 矢川 蛍

  え、え、なに、……痛、離して!


[ぐい、と引っ張られたから思わず声をあげる。
 それに驚いた顔をしていたけれど、
 なおも自分の方に引っ張ろうとする動きに
 私は思わず上原さんの方を見てしまった。

 相手が無言なのが、また怖くて。**]
(71) 2021/02/28(Sun) 16:52:59
 




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