【人】 社会人 サモエド[ 堂に入っている、と褒められれば 彼はふふ、っと笑みをこぼす。 今までマッチングで会った女性とは ほめ方が違ったからかもしれないが、 少なくとも頭が弱いわけではない彼女との会話が 楽しくて仕方ないのだ。 マッチングが成功するたび、 正しくは女性と一夜を約束されるたび、 楽しみにしてホテルへと足を運んでいる。美醜は問わずして。 それはおそらく彼の優先順位が体の相性にあるせいだろう。 ] 見た目ももちろん備わっていれば うれしいことこの上ないですが、 これから先何十年と添い遂げるには そこだけではないと思うんです。 これは私の、少しのわがままなんですけれど。 (41) 2021/03/15(Mon) 11:25:38 |
【人】 社会人 サモエド[ だから、本物のお見合いよりある意味現実味を帯びる 今からの時間が彼にとっては尊いものになっている。 ちらりと時計をみてしまったせいか、 彼女が時間のことを口にしてしまった。 すぐさま彼は彼女の言葉を否定する。 時間はまだまだあるし、相手がいつ来るかもわからない。 だから、今はこの貴重な時間を楽しんでいたい気持ちがある。 ] 何か、甘いものでもいかがですか? 楽しい時間を提供して頂いていますので、 私からの小さなプレゼントとして、ね? [ 彼はそういって、近くを通る店員に声をかけ メニュー表を改めて受取った。 そしてデザートを開いて彼女に渡して反応を伺うのだった。 ]* (42) 2021/03/15(Mon) 11:26:48 |
会社員 シロウは、メモを貼った。 (a2) 2021/03/15(Mon) 11:47:44 |
大学生 ローレライは、メモを貼った。 (a3) 2021/03/15(Mon) 12:02:49 |
【人】 DOM サクライ ー 過去・メールに望みを託す ー [まるでおとぎ話のお姫様みたいだ、と自分で思う。 「いつか運命の人が、自分の前に現れる」なんて。 別に、これはセックスや恋愛だけの話じゃない。 「話せばわかる」 「きっといつかは理解し合える」 現実は、そんな甘くて脆い砂糖菓子みたいな理想を 易々と打ち砕きながら横たわっている。 ─────それが分かっていながらも 友達に紹介されたサイトを開きながら 俺は甘々な理想を追っていた。 巷によくある出会い系とかマッチングアプリじゃなく サイトの管理者手ずから希望の合う同士を 引き合わせてくれるらしい。] (45) 2021/03/15(Mon) 14:52:13 |
【人】 DOM サクライ[「マゾヒストのネコ」─────……なんて きっと俺が思っている以上に沢山いる。 唾吐かれて罵られたい奴、鞭打たれたい奴、 縛られたい奴に、ほっとかれたい奴。 出会った中にもいろんなやつがいたけれど。 けれど、ふた晩以上を共にしたのは極わずかだし もっと回数を重ねたのなんか、 五本の指にも収まる程度。 多分彼らが期待するようなものを 俺が提供できなかっただけかもしれない。 ……でも俺だって、サンドバッグが 欲しかった訳じゃないんだ。] (46) 2021/03/15(Mon) 14:57:25 |
【秘】 DOM サクライ → 主催者 村岡 薊件名:無題 名前:サクライ 性別:男 連絡先:(個人的なホットメールのアドレスを載せた) 願望:俺の出した課題を耐え抜いてくれる、従順なネコを希望する。 (-6) 2021/03/15(Mon) 15:01:20 |
【人】 DOM サクライ [簡素なメールの文面とは裏腹に 俺の気持ちは、気持ち悪いほどに、重い。 だって、返信なんか来るわけが無い。 二人目の運命の人なんか。 結局、メールを出してしまっても 即時返事が来る訳でもなし。 本当の本当に、サイトの管理者から連絡が来るまで 俺はメールを出したことすら すっかり忘れてしまっていた。] (47) 2021/03/15(Mon) 15:05:25 |
【人】 DOM サクライ ー 現在・ロビーにて ー [結局何度確認してもメールの文面は変わらない。 俺は重くため息をつくと、また足を組みなおす。 こういう場所に相応しい服を もう少し考えてくればよかった……なんて 周りを行き交う人間や、調度品を見て思う。 オシャレポイントがスマイリーって子どもか俺は。 ほら、あんなふうに─────…… 目の前を過ぎる男性>>40を視線で追う。 品の良いスーツを、嫌味もなく着こなす彼は 多分俺より一回りほどは年下だろうか。 まあ、絶対俺と同業ではないだろう。 俺と同じようにらサイトで マッチングした相手を探しているなら そのお上品なスーツの下に、 一体どんな欲望を秘めているのやら。] (48) 2021/03/15(Mon) 15:38:22 |
【人】 DOM サクライ[不躾に詮索するような視線を向けて 俺はひとり、この歳若いリーマンの欲望のたけを 心の中に思い描いてみる。 ……ついでに、形の良い腰周りに目を止めれば その下の素肌を思い浮かべてしまう。 そんなに貧弱な体じゃない。 身体に肉がついていた方がいい。 骨味の強いのは、責め立てている時に ぽっきり折れてしまいそうで好きじゃない。 視線が交われば、そんな下卑た妄想をしてるのは おくびにも出さず、にっこり会釈でも返そうか。]* (49) 2021/03/15(Mon) 15:45:31 |
【人】 社会人 サモエド[ 正直なところ、生涯連れ添う云々はどうでもいい。 かもしれない。かもしれないだけであって のちのちやっぱり、と思う可能性もある。 まずはお付き合いができればその後の話は追々。 まだ年端もいかない彼女が結婚に興味がないのは、 至極真っ当な話だろう。 故に彼は、改めて訂正を加える。 ] 生涯連れ添えたら幸せでしょう。 自分の言っていることが二転三転していますが、 まずは…お付き合いをしてくれるかどうか、 そこから始めなければ、と思うところですよ。 お見合いとは必ずしも 相手と付き合うということではありませんし。 (50) 2021/03/15(Mon) 16:34:41 |
【人】 社会人 サモエド[ そんなことを話しながらメニューをひらけば 艶やかに、手入れされた細長く白い指が 彼の少し男性らしい関節が太めの手に重なる。 この後出会う女性のことを忘れるべきかと 思ってしまうほどに、この時間は楽しい。 どこか、駆け引きのようなものを感じられるから。 彼はそうですね、と呟いて店員を呼んだ。 ] ザッハトルテと、苺のタルトを。 苺はお好きですか? [ オーダーを取った後にきくとは、 外堀を埋めたのかと聞かれても仕方ないが、 彼女はなんとなく好きなのでは、と思って 彼はメニュー表を返し、 にっこりと笑みを浮かべたまま 彼女の両手を優しくにぎってみた。 先に手を出したのは貴方ですよと 言わんばかりにとても優しく。 ]* (51) 2021/03/15(Mon) 16:36:03 |
【人】 大学生 ローレライ………ふふ、そうですね。 お見合いと言うと結婚を前提に考えてしまいまして 経験が浅いことが分かりますね。 浅慮を晒して恥ずかしいばかりですわ。 [>>50話は男に合わせる。 私からすればあまり重要な話題でもないから。 >>51彼の手に触れると特に荒れてもいない 爪も良く手入れされて汚くも無い。 清潔感のあると言うのは、それだけでプラスだ。] ──ええ、好きですわ。 [彼に両手で包まれれば 恥ずかしそうに視線を逸らした。 けれど私の頬や、耳が赤くなっておらず 本心から恥ずかしがっているのではなく あくまで御作法として、程度の恥ずかしがり方だと分かるか。] (52) 2021/03/15(Mon) 17:26:04 |
【人】 大学生 ローレライ一期の出会いを祝って… とされることもあるそうですが 私としては、縁が続けば良いと……思います。 [伏し目から、少し上目遣いに彼を見て 自分から手を振り解こうとはせず 彼から手を離してくれるように待つ。 勿論強引に手を引かれるのも嫌いではないけれど 残念ながら彼は先約があるようだし 私も……これから希望の相手が待っているようだし。]* (53) 2021/03/15(Mon) 17:26:25 |
【独】 DOM サクライ/* こう、1人だけヤラシイ路線突っ走ってないかなって心配なのと、ユキさんに負担かけてしまわないかって事とで心臓がバクバクの土器 (-7) 2021/03/15(Mon) 17:34:58 |
【人】 社会人 サモエドあぁ、いえ…… お嬢さんのようにお若い方なら、 まだ結婚なんて先々のことでしょうし、 私の少し積み重なった経験故の小言です。 [ 申し訳ない、と言いながら 少し視線を逸らしている彼女を見ると、 掌の上で転がされそうな気分になった。 会ってきた中で恥ずかしいと言った人たちは 頬や耳が赤くなったり、瞳が潤んだりしていた。 けれども彼女のそれは、そうではなく。 その恥ずかしがり方は、異性が簡単に落ちそうな そんなタイプの恥ずかしがり方のようで。 ] (54) 2021/03/15(Mon) 17:39:44 |
【人】 社会人 サモエドお嬢さんにそう言っていただけると、 私も今日視線があったあのときを 必然と呼ぶべきでしょう。 私たちは、また出会えるような、 そんな気持ちさえ湧いてきます。 [ 図々しいことを言ってしまったような気がして、 すみません、とまた彼は謝る。 でも、デザートが運ばれるまで 握ったその手は離すことなく、 少し手癖悪く交差するように指を絡めた。 彼女の右手は彼の左手と、 彼女の左手は彼の右手と、 それぞれの指は深く絡められ、 彼女の指に集中していたせいか 13時になったことにも気づかなかった。 ] とっても、綺麗な手をされていますね。 * (55) 2021/03/15(Mon) 17:41:44 |
【人】 大学生 ローレライ嬉しいわ。褒めて貰えるなんて。 貴方の手もしっかりしていて ……このまま手を引かれても良いかも、なんて。 [言葉とは裏腹に 私は手を離したわけだけれど。 少し間を開けて、デザートが届く。 互いにデザートが目の前に置かれて 私はフォークでザッハトルテに切り込みを入れると ぱくり、と小口で食べる。]* (57) 2021/03/15(Mon) 17:52:52 |
【人】 社会人 サモエド周りの環境が、私の思考を大人のように してしまっているのかもしれません。 私も、自由にしていたいとは思っていますし。 ────でも、お褒めいただき光栄です。 [ お見合いという言い方が古風なだけで、 やっていることはマッチングアプリ。 しかし確かに周りに若くして結婚した人が 多いような気がするため、 その影響か、付き合うことの先に結婚のふた文字が ちらついているような気がする。 素直に褒められたと思って感謝を述べていると 彼女が少し笑って、絡めていた手を離した。 少し物足りなかったが、それも一興。 ]* (58) 2021/03/15(Mon) 18:11:00 |
【人】 社会人 サモエド確かに、貴方は私を素敵な人、と呼んで 私は貴方をお嬢さん、と呼んでいますね。 もし、縁があって2回目があれば そのときにお教えします、お嬢さん。 [ 離れたついでにジャケット内側を探ると 名刺自体はあるようだったけれど、 1回限りにしたくなくて、少しわがままを言ってみた。 けれども、その気持ちはどこか 彼女にもあったようで、この出会いは 2回目がどこか約束されているような気がする。 ] (59) 2021/03/15(Mon) 18:12:25 |
【人】 社会人 サモエド旬の苺はやっぱり美味しいですよ。 さ、一口いかがでしょう? [ 届いたタルトはいちごをふんだんに使っていて 程よい酸味と甘さが噛み締めるたびに 口の中に広がっていった。 まるで、今の彼と彼女のような、酸味と甘さ。 二口ほど口に入れれば、彼女へプレートを差し出し 無害なことを示すように、笑みを浮かべた。 ]* (60) 2021/03/15(Mon) 18:13:01 |
【人】 会社員 シロウ──過去の話 [僕はパートナーだと思っていた。 疑ってさえいなかった。 だけどバーのママが言うように、はたから見れば そうじゃないのは一目瞭然だったのだろう。 良かったのに、僕はそれでも。 身も、心も、全て支配されたい、そんな 本能のどうしようもない疼きを埋めてもらうには、 縋るしかなかったから。] (61) 2021/03/15(Mon) 18:36:22 |
【人】 会社員 シロウ[例えばそこにあると信じていた愛が、 ただの幻想だったとしても。 碌なフォローもケアもない、ただ欲望の塊を ぶつけるための吐口だったとしても。 僕は、それでも良かったんだ。 眉を顰められるような行為も、 身体に残る傷痕も、 一歩間違えれば警察沙汰になるようなことさえ。] (62) 2021/03/15(Mon) 18:37:19 |
【人】 会社員 シロウ愛して、た、と 思ってんだけどな。 [日が経つにつれ身体の傷は薄くなるのに、 震えるような孤独に襲われて 拘束されてなどいないのに、 ずっと息苦しさが付き纏うようで。] (63) 2021/03/15(Mon) 18:38:23 |
【人】 会社員 シロウ──現在 The Lapis ロビー [バッグを持ち直して歩き出し、さてまだ少し 時間があるのかな、と何気なくあたりを 見渡した視線が、つ、と止まる。 ラグジュアリーな空間に、やや似つかわしくない 黒のライダースジャケット。 同じ色のジーンズの下、鮮やかな 黄色のスニーカーには可愛らしいスマイリーが 完璧な笑顔を見せていて。] (64) 2021/03/15(Mon) 18:39:23 |
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