【独】 エガリテ/* はーーフォルクスさん、ウロボロスさんすごいなぁ。 ロルの形式でこんなにも しっかりした世界観が伝わってくる。 自分がファンタジーやろうとすると説明書きになる上に 世界を描くのが下手糞なんだよなぁ。 勉強になる……。 (-18) 2020/10/18(Sun) 1:35:57 |
【人】 魔王 ウロボロス君が先代に下ってから、今年で何年だったかな? そうか、それ程の間君は…… [少しの間執務室に訪れた沈黙を破ったのは、こちら。 不意に声を掛け、横目で隣のフォルクスを捉えた。 返った数字を噛み締める如く、細くなり消えた声。数度の頷き。] もう戦争は終わったんだ。たまには休暇を取っても良いんだよ。 君達の発祥だろう、あの祭りは? [そして。 態とらしい程に口角を吊り上げると、牙が覗く。 人の姿を取っている間は、それは殆ど八重歯と変わらなく見える。] (32) 2020/10/18(Sun) 2:36:36 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスクビの宣告でしたら、もう少し分かりやすく伝えて下さい。 ただでさえ手の足りない我らに、そのような余裕があればの話ですが。 [ 問われた月日の数にも、慣れきったからかいの色にも 間を開けずに、変わらない声色で答える。 静かな濃桃が眺めていたのは、覗いた一対の牙。 この方が幼い頃は腕に巻き付き、戯れのように噛まれたものだが。 今や美貌を少しも損なわせることなく、その一部分と化している。 400年、それは終戦だけを意味する数字ではない。 先代王が崩御してからの年月、今代の魔王の齢。 時折幼子の心を見せ、我々を親しみを持って言葉で弄ぶことこそが 生まれてから今迄、民のような穏やかな日々など与えられていない 多くを背負った王にとっての楽しみと知っていても。 成長を見守った記憶を思えば思う程に、 人類の集う式典に一人向かわせるくらいならば 死んだほうがマシであるとすら感じる。休暇など不要だ。 ……そういう性質だから「仕事人間」だと王は言いたいのだろう。 ] (33) 2020/10/18(Sun) 2:38:27 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス[ しかし、過剰な保護ではない筈だ。 やっと人型になり戴冠式を迎えて以降、未だ戦火の名残のある頃。 情勢が落ち着くまで何度王の命を狙う輩が現れたことか。 一部では何処から流れたのか肖像画の複製が取引され、 麗しの魔が君だなどと謳われているそうだが、 それは恋に恋して美男子に焦がれる娘達の話だ。 全ての人類が彼女らのように歴史や種族の差を気にせず、 現在と自身が目にするものだけを心に留めてくれたのなら──── 汚れた手の裏切り者が何の努力もせず願っていいことでは無い。 ] (34) 2020/10/18(Sun) 2:38:55 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクス俺が人間だった頃のハロウィーンは、 楽しい祭りと呼べるものではありませんでした。 [ ハロウィーンは人類に古くから伝わる風習だ。 秋の実りの時期に農村を襲う魔物らから、力無い民が逃れる為に 獣の皮を被り臭いを誤魔化して過ごしたことが始まりとされる。 それが代を重ね勇者の力が強まり、豊かで魔の脅威から遠い村では 収穫祭の間子供が攫われないよう魔物の格好をさせるようになって、 今ではその姿で菓子を貰いに家々を回らせたり 都で大規模な祝祭と化していたりもするのだが。 何しろ、奇しくもこの日が終戦記念日となったのだから。] いえ、聖都に近い土地では既に収穫祭は行われていたらしいです。 生まれ育ったのは辺境の寒村でしたから…… [ この風習は各国に名を変えて、殆ど変わらない内容で存在する。 他にも多くの文化、祭りや宗教的思想などが 遠く離れ、肌の色も土地の気候も違う人々の間で共有されていた。 世界の中心に存在し、いずれの国にも属さない女神の教会。 彼らが実質的に人類を統べていたことも理由の一つだろう。 ] (35) 2020/10/18(Sun) 2:39:25 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスでも、よく覚えておりますよ。 あれは、16の頃のハロウィーンだった。 街の教会の使徒が、俺の村にやって来まして。 皆の家を訪問した後、最後に孤児院に。 [ 各国各地に小さな教会が点在し、 使徒と呼ばれる聖職者が不定期に周辺の村々に足を運ぶ。 民の話を聞き、祈りを捧げ、魔物除けを施す。 常は怒りっぽく孤児に当たる老人も、 村を捨てることばかり口にする若い大人達も、皆涙して喜んでいた。 あの頃の教会への信仰は、どれだけ貧しい者にとっても最優先な程。 勇者だけではなく、人間に扱える魔法を創り上げたのも教会。 それが世界の常識とされていた世では、彼らは神にも等しかった。 ] (36) 2020/10/18(Sun) 2:39:43 |
【人】 魔王軍幹部 フォルクスその翌日に……発現していました。 [ 右手甲に残り消えることのない痣が、強く熱を帯びた。 痛いほどの感覚はこの瞬間、我に返る作用を齎すこととなる。 「すみません、要らない話でしたね。」そう付け加え目を逸らす。 話を切り替えようと仕事に戻るように促した。 今や人なのか魔なのかも分からない身は、 あの頃思っていたよりもずっと長く生き続けて、終わりが見えない。 変わらない姿のまま、中身だけが老いてしまったのだろうか。 今だけは有難い、いつからか忌々しき跡に起こるようになった現象は ここ最近、目に見えて間隔が短くなっている。** ] (37) 2020/10/18(Sun) 2:40:01 |
【秘】 魔王軍幹部 フォルクス → 魔王 ウロボロス[ こんなやり取りをせずとも、 今や貴方こそが俺の全てであると知っているだろうに。 問い掛けとからかいの狭間、思っているのはきっと この身を蝕むヤドリギのことなのでしょう。 分かっていても応えない、触れることはしない。 あの時のように生きる意味から引き剥がされたくはないから。 ] (-20) 2020/10/18(Sun) 2:40:34 |
【独】 魔王軍幹部 フォルクス/* 400年も経ってからもう戦争は終わったんだとか言い出してるのは時間の感覚が違うから。 陛下は魔族一の長命種族である。 (-21) 2020/10/18(Sun) 2:57:36 |
【独】 魔王軍幹部 フォルクス/* 今の時代にもう平成は終わったんだって言ってるような感覚。 人類にとっては400年でどれだけ家系図伸びると思ってんだって年月だが。 (-22) 2020/10/18(Sun) 2:59:21 |
【独】 アクスル/* >>2 >>ストーカーのように<< かわいすぎる…… 自分が居てあげなきゃダメな感じ堪らなく愛おしい…… アクスルもはるとくんが居ないとダメだけどね 気長なのか、短期的に見ると平気っぽい 治人が来てくれるのたのしみだなーってほわほわしてた ちょっとスパダリかも知れない 左を貰える気はしないんだけど >>3 虫のことになると余り空気読まずに 熱く語ってきただろうはるとくんがこんな風に 自分の見え方を気にするのやばくないですか、やばい(反語 しかも粗相した場合の心配ごとが 紹介先の人にどう思われるか、じゃなくて アクスル自身に嫌われないか、である所がまたやばい なんでそんなにかわいいんだ 嫌うわけないだろ!!!!(壁に頭を打ち付ける (-23) 2020/10/18(Sun) 8:11:15 |
【人】 在原 治人取り乱して、…… ごめん アクスルがあんな風に 動かなくなって ものも言わなくなって、って想像したら なんか、もう、…無理だった、 [音にしたら、また 畏れが這い上がって来そうになって 掻き抱いたまま、鼻梁と頬を擦り付ける。 あなたが、どれだけ俺にとって大切で 決して失えない存在なのかを 痛いほどに自覚した瞬間だった。]* (40) 2020/10/18(Sun) 10:31:39 |
【秘】 アクスル → 在原 治人[首筋に鼻先が触れる。>>39 吸われると空気の動きで涼しさが訪れ 吐かれると……、吐息で温かい。] (う、んん……) [いまここで仕上げてくれるつもりは ないだろう。ないだろうに、 気持ち良くなってしまって困ったものだ。 両目を細め、ぎゅぅっと強く抱き寄せて、耐え] (-30) 2020/10/18(Sun) 12:19:44 |
【人】 アクスル[人は老いれば、醜くなってしまう。 W死Wこそが美の完成と 安寧を齎してくれる唯一の救いだ。 そう信じていたから、母は。 そう信じていたから、この手は母を。 ────違うのか?] (42) 2020/10/18(Sun) 12:19:50 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新