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【人】 穂積紗優[授業が終わったらノートや教科書を鞄にまとめつつ、 隣の彼の提案に、うーん、と少し悩む。 お泊りセットは何も持ってきていないから、どうしようかなって。] ……じゃあ、寄り道するとこ増やしても良い? 駅ビルなら多分あると思うし。 えっと、紅茶缶と、お茶菓子と……。 [と、一つずつ指を折りながら買うものを数えていく。 さっきみたいに手を差し出されたら、 空になったお弁当箱の鞄を彼に渡して、 空いたほうの手で彼の手をきゅっと握る。 どこに寄るの?って聞かれたら、小さく笑ってこう答えた。*] (54) 2022/06/15(Wed) 23:49:10 |
【人】 堀江豊久[ 枕にも好みっていうものはあるんだよ。 ぼくは紗優ちゃんの太ももがすごく好き。 だから、結構簡単に寝ちゃうんだよね。 それになんか紗優ちゃん頭撫でるのうまいし、 心地いい風とか環境もあって かなり眠くなっちゃうんだと思う。 ] バズレシピまで見てるのはすごいなぁ。 お気に入りのレシピ、今度教えて? [ 一緒に料理したいなぁ。 共同作業してるみたいで楽しい、気がするんだ。 お互いのおうちの味を教え合うのも なんだか楽しくなりそうで気になるかも。 ] (55) 2022/06/16(Thu) 20:08:54 |
【人】 堀江豊久喜ばせすぎたらおうちに返してくれないかもよ? だから程々でいいんだよ、紗優ちゃん。 [ でも逆の立場なら同じことしそうだなって思った。 特に紗優ちゃんのおとうさんと、仲良くなろうって 努力してるぼくが思い浮かんでしまうな。 ぐっすり眠ってたから短い時間だけど 寝返り打ってたような気もするんだよね、 紗優ちゃんが理性と戦ってたなんて知らずに。 ] (56) 2022/06/16(Thu) 20:09:28 |
【人】 堀江豊久寄り道?勿論いいよ、どこまでも付き合うよ! [ 紗優ちゃんがお弁当箱が入ってる鞄をくれたら どこに行くの?って興味津々に聞いてみる。 手を繋いだ拍子に少ししゃがんでみたら、 耳元で行き先を告げられて、 ぼくの顔はとても緩くなっていった。 ] (57) 2022/06/16(Thu) 20:11:11 |
【人】 堀江豊久[ 母さんにもちゃんと紗優ちゃんが お泊まりしてくれるって連絡を入れて ぎゅっと彼女の手を離さないように 握ってから駅ビルのほうへと歩き出す。 紗優ちゃんが選んで買ってくれたものは ぼくが帰宅するまできちんと運ぶんだ。 ]* (58) 2022/06/16(Thu) 20:17:40 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優でもやっぱり、なんだかちょっと恥ずかしいね。 紗優ちゃんどんなやつが好き? [ ぼくはね、すっけすけのレースとか、 そういうのも好きなんだけど、 やっぱり紗優ちゃんの好きな柄とかを 優先しないと、って思うんだ。 あ、紗優ちゃんが赤とか着てたら なんかセクシーに見えてしまうかも…。 とか考えてたら手元に赤レースの下着持ってたや。 恐る恐る、紗優ちゃんに手渡したね。 ]* (-6) 2022/06/16(Thu) 20:21:24 |
【人】 穂積紗優バズレシピはお手軽簡単に作れるものが多い。 時間がない主婦の味方、時短料理を紹介してくれる 料理家さんの方が多いから。] ……そのうちね。 [自分が考えたレシピではもちろんないから、 褒められるのはなんだかくすぐったい。 だからその場では軽く流してしまった。 彼が本当に料理に興味を持ったその時は、 一緒にキッチンに並んで作ってみるのも 悪くはないかもしれない。] (59) 2022/06/16(Thu) 22:05:52 |
【人】 穂積紗優[眠りに落ちる前に欠伸混じりに聞こえた声には うーん、と小さく苦笑を零してしまう。 今でも十分程々のつもりだし、 返してくれなくなるほど気に入ってもらえるのは嬉しいから。] 嫌われるよりかは、好かれた方がいいでしょ。 カノジョがおかあさんと仲いい方が、 ……君も安心するでしょ。 [そういって、つん、と鼻を摘んでその話はお終いにする。 何より瞼が今にも落ちそうだったから。 その後は、ゆっくりと頭を撫で続けて眠りを誘った。**] (60) 2022/06/16(Thu) 22:06:11 |
【人】 穂積紗優[彼がご機嫌な様子につられて私も笑う。 繋いだ手を軽く揺らして、二人で並んで駅の方へと向かう。 耳朶に囁いた声は、ちゃんと届いたようで。 妙にしまりのない顔に、くすくすと肩を揺らした。] そんなに時間かけなくてもいいよ。 毎日使うものだし、お気軽で。 まあ、気に入ったものがあれば考えるけど。 [堀江クンが悩み始めたら本当に時間がかかりそうだ。 別にそれが嫌なわけじゃないけれど、 とんでもないものを選ばれたらそれはそれで困るし。 程々にしておいてほしいなと思うのはこちらの都合。] (61) 2022/06/16(Thu) 22:06:23 |
【人】 穂積紗優[大学を後にして、人が賑わってくる方向へと向かう。 駅が近づくにつれ人は増え始め、駅ビルに入れば、 買い物客でどの店もそこそこ賑わっていた。 まずは予定通り、おばさんの好きなフィナンシェと、 紅茶缶を探しにお店を探す。 ケーキ屋さんが売り出している人気のフィナンシェと、 お茶菓子にぴったりだとお店の人がおすすめしてくれた ダージリンの茶葉を買って包装してもらった。 それから最後に、目的のお店へと向かう。] (62) 2022/06/16(Thu) 22:06:32 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[薄手のレースが沢山並ぶランジェリーショップ。 もちろん女性客がほとんどだったけど、 たまに私達みたいにカレシ連れのカップルも見かける。 ちょっと居た堪れなさそうにしている人を微笑ましく見ていれば、 堀江クンも少し恥ずかしいのか、同じような台詞を口にした。] んー? 色はあんまり拘りないけど、 着心地がいいやつが好きかな。 可愛いものもいっぱいあるけど、 可愛すぎると私にはあんまり似合わないから。 [色に拘りはないと言いつつも、 少し肌が焼けやすい私には可愛らしいピンクとかは似合わない。 結局オーソドックスに白とか、薄い水色とか選ぶんだけど。] (-7) 2022/06/16(Thu) 22:06:54 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[いつもどおり似たような色のものに目を向けていれば、 彼が何やら隣で小さな生地を手にしている。] ……ン? [手元を見下ろせば、真っ赤なレースの生地の下着を持っていて。] ……わぁ、派手だね。 夏場だと服に透けちゃいそう。 [自分でも手に取ってみて、素材を確かめる。 生地自体はしっかりとした作りで何の問題もなさそうだ。 夏場に掛けては、白いTシャツなんて着たら、 透け透け担ってしまうけれど、今日はカーディガンもあるし。 まあ……、大丈夫かな?*] (-8) 2022/06/16(Thu) 22:07:17 |
【人】 堀江豊久[ そのうち、という言葉が聞こえて ふはって笑っちゃった。 うん、そのうちがいいや。 紗優ちゃんのお手伝いでもいいから 一緒に料理できる日があるといいなぁ。 その日は疲れちゃうかもしれないけど、 紗優ちゃんと一緒にご飯作るって、 すごく楽しいと思うんだよね。 ] (63) 2022/06/16(Thu) 23:26:16 |
【人】 堀江豊久[ 微睡んで、意識が遠のいていく中。 彼女の苦笑のような声が耳に入った気がした。 どうしてだろう、なんて思ったけど、 眠るほうが勝って眠っちゃった。 彼女と母親が仲良くなってるのは嬉しい。 安心、ってか、…いや、安心する。 にこにこ笑顔で仲良くしてるなって見る。 鼻をつんとされても、起きなかったよ。 でも、もぞもぞとは動いたけどね。 ] (64) 2022/06/16(Thu) 23:26:46 |
【人】 堀江豊久[ ふふふっとにやけた顔を見られて、 紗優ちゃんの肩ちょっと揺れた気がした。 笑ってるのかなって悪い気はしなかったなぁ。 お気軽で、って言われるとたしかに、って 納得しちゃうよね。 でも似合うものがあればどんなものでも 着てほしいなぁって思っちゃう。 沢山悩みすぎちゃうと時間経っちゃうしね! ] (65) 2022/06/16(Thu) 23:28:02 |
【人】 堀江豊久[ 平日なのに結構混んでるなぁ。 紗優ちゃんとはぐれないように、 繋いだ手を一瞥して確認したんだ。 お菓子と茶葉はいいものを買ったから、 母さん気にいるに違いないな。 梱包も紗優ちゃんが決めてくれたんだし。 さて、買ったものを僕が持って、 るんるん気分で次のお店に行こう。 ]* (66) 2022/06/16(Thu) 23:28:31 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優着心地たしかに大切だ…… 触り心地いいとか、妥協できないものあるよね。 そんなことないよ?可愛いもの、合う。 いやいや、安心して? 紗優ちゃん可愛いものでもあり寄りのあり。 [ そう言いながら何かいいものがないかって、 話をしながら何個か見てはいたんだ。 でも、頭で自分の好み考えてたからかなぁ。 赤のレースが手元になんでかきちゃった。 チラチラっとお願い気味に差し出したら なんだか上手く行きそうな雰囲気。 試着室があったから、行っておいでって。 すぐ近くに行って、着替えた紗優ちゃんに 声かけてもらえるように待つんだけどね、 ]** (-9) 2022/06/16(Thu) 23:30:11 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[たとえお世辞だとしても、似合うと言ってくれるのは嬉しい。 私の言葉にすぐ否定から入ってくれるカレシさまに、 思わず笑って、ありがと。と小さく答えた。] そう、かな。 でも、やっぱり可愛いものはちょっと恥ずかしいな。 でも、こっちは着れそう。 ……試着してくるね。 [そう告げて彼が手渡してくれた下着を手に 店員さんの元へと向かっていく。 試着室はちょうど空いていたのか、すぐに案内された。] (-10) 2022/06/17(Fri) 0:04:51 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久[長いカーテンの向こうに案内されて、 一人、鏡の前で改めて下着を見る。赤いレース。 なかなか派手だと思う。自分だったら選ぶことはないけど。 堀江クンの好みも知ってみたかったし、いいかな。 カーテンの向こうで待つ彼はきっとそわそわしてるだろう。 下は合わせる予定はないから、上着だけを脱いでいく。 カーディガンとシャツを脱いでいって、ブラだけの姿になる。 今日の下着は薄いグリーンのフリルだ。 ホックを後ろ手に外して、値札のついた赤いレースのブラを身に纏っていく。 少し色黒の肌に鮮やかな赤が目立つ。 後ろを向いたり、胸元を手で上げたりしながら 形を確かめて、フィット感を確認する。] (-11) 2022/06/17(Fri) 0:05:14 |
【秘】 穂積紗優 → 堀江豊久……うん、サイズもぴったり。 これにしようかな。 [カーテンは開けないまま、布一枚向こうに居る 堀江クンにそう伝える。 普通の服の試着室なら開けることもできるけど、 下着姿の格好でカーテンを開けられるのはさすがに無理。 だから、声だけで大丈夫なことを伝えて、 いざお披露目する時は彼の部屋になるだろう。 それまでお楽しみはとっておいてもらうことにして。 一人、試着室の中で満足して元のブラを装着し直した。] (-12) 2022/06/17(Fri) 0:05:28 |
【人】 穂積紗優[着替えを終えて、試着室を出たら堀江クンは 少しだけ残念そうな顔をしてたかも? でも、場所が場所だからね、もし拗ねてたりしていたら、 よしよしと頭を撫でてから、レジに向かおう。 レジで支払いを終えたら、買い物は終了。] ……おまたせ。 じゃ、行こっか。 [ようやく買い物を終えて、手を繋ぎ直して。 後は彼の家へと向かうだけ。*] (67) 2022/06/17(Fri) 0:06:13 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優[ 試着室まで一緒に行って、 当たり前にその近くで待つでしょ? 見れるかなー、見れないかなー。 そんな感じでソワソワしてるんだけど、 あともうひとつね、ぼくがそわそわしてるのは、 やっぱりお店にいる女の人たちのチラ見かな! ぼく彼女待ってるんですってプレートでもあれば すごく待ちやすいんだけど、 そんなものあるわけがないから、 にこにこして待ってる他ないんだよ。 そういえば今日の紗優ちゃんの下着ってなんだろう。 どんな色も映えるとぼくは思うから、 早く見たいなぁとか思っちゃう。 母さんに邪魔されないようにしないと…。 いや、地味に父さんもいるかもしれないな……。 ] (-13) 2022/06/17(Fri) 13:28:02 |
【秘】 堀江豊久 → 穂積紗優……あ、はーい。 すぐそばにはいるから、出てきたら声かけてね。 [ 服じゃないからやっぱりダメだった……。 今夜?明日?見れるんだし、 それくらい我慢してぼく。楽しみだなぁ。 紗優ちゃんって慎ましやかな感じあるから 赤着たらどうなるんだろう。 ぼく頭くらくらしちゃわない? しちゃったら紗優ちゃんによしよししてもらお。 ] (-14) 2022/06/17(Fri) 13:28:40 |
【人】 堀江豊久 紗優ちゃんの新しい可愛い姿…… 楽しみにしてるね? [ 試着室から出てきた紗優ちゃんに耳打ちして。 でもちょっとしゅんとしてたのが分かったのかな。 頭なでなでされちゃって、また簡単に機嫌戻るんだ。 一緒にレジに行って、また買い物袋は受け取る。 手を繋ぎ直したら、更にぼくの機嫌は良くなる。 一緒にこうやってうちに帰るのって、 新婚さんみたいじゃない? えっ、気が早い?そんなことないよー。 ………そんなに気が早いかな? ] (68) 2022/06/17(Fri) 13:31:00 |
【人】 堀江豊久ただいまー。紗優ちゃん来たよー。 [ 家に帰ればカレーの匂い。 今日はカレーか、と思いながら 先に荷物をぼくの部屋に持っていく。 紗優ちゃんには、母さんへのお土産を渡して。 リビングに行ったら仲良くふたりで 話してくれてるといいな。 そしたらぼくが晩御飯の準備ちょっとできるじゃん。 いつもはしないのに、とか言われても気にしない。 これからやってくよ、なんて返すから。 父さんも帰ってきちゃったら4人で食事かな。 ご飯食べて、ひとしきりゆっくりしたら、 ぼくの部屋に戻ってゆっくりしようね。 ]* (69) 2022/06/17(Fri) 13:32:23 |
【人】 穂積紗優[試着室から出てきたら、居心地が悪かったのか、 そそくさと歩み寄られて耳打ちされる。 今日買った方の下着は着替え用に買ったものだから、 堀江クンは見れるのかな。] ……どうだろ、汚さなかったらいいけど? [悪戯っぽく微笑みを浮かべて耳打ちを返し、レジへと向かう。 さりげなく荷物を手にしてくれてから、 そこは甘えて、片方の手は彼に預けた。 スマホを取り出して時計を見たら、いい時間で。 彼の家に向かっている間に日も暮れてくるだろう。 帰り道に続く影が、少しずつ長くなっていく。] (70) 2022/06/17(Fri) 21:36:42 |
【人】 穂積紗優[堀江クンの家の玄関を開けたら、いい香りが漂ってきた。 嗅ぎ慣れた香辛料の香り、今夜はカレーらしい。 手を離して、彼が自室に戻っていくのを見送って、 私は受け取った荷物を手にリビングに向かった。] こんばんは、おじゃまします。 突然お邪魔しちゃってすみません。 これ、お土産です。 紅茶が好きって聞いたから、ダージリンと、 紅茶に合うお茶菓子。 みなさんでどうぞ。 [ラッピングされた箱を袋ごと手渡せば喜んで貰えただろうか。 おじさんはまだ帰ってきてないみたい? ううん、そろそろ帰って来る頃かも。] (71) 2022/06/17(Fri) 21:37:01 |
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