【人】 一年生 花巻 楓─ 屋台 ─ [目の前で早速一口食べてくれた長尾先生は 流石に立ったままここで全部食べるなんてことは無くて 屋台から離れる背中に、座ってゆっくり味わって食べてもらって、 いつもと違う味も気に入ってくれたらいいなって思いながら見送った。 でも、どこに座りに行ったかまでは、 新たに声をかけられた>>1:349から、見ることなく。 いらっしゃいませ、と言いかけながら向けた顔は、一方的に知ってた顔で さっきときやくんとの話にも出てた人だったから] あ、えーと……ときやくんのお友達さんの ……しゅう、先輩、ですよね? 来てくれたんですか、ありがとうございます。 [朱鷺也が言ってた柊って名前しか知らないものだから、 勝手に呼んでいいものだろうか、そもそも聞き間違いとかしてたらどうしようとか思いつつ お友達さん、で通すのもどうかと思い確かめるように名を呼んで。 べっこう飴のお礼を言ってもらえたのに、あぁ、と笑って] (38) 2021/07/25(Sun) 12:39:30 |
【人】 一年生 花巻 楓いえいえ、こちらこそわざわざありがとうございます。 ただ、あれはときやくんが差し入れしてくれたお返しなので、 ときやくんにもお礼を伝えてあげてくださいね。 [仮に差し入れが無くても、商店街仲間のよしみで渡してただろうけど 対応はしてなくても周りにお客さんがいる中で堂々とは言い辛い。 でも、顔を見たら喜んでくれてるのは伝わるし わざわざ来てくれてお礼を言ってくれたのが嬉しかったからお礼を返し でも嬉しいのはそれだけで終わらなかった] あ……はい、ありがとうございます。 もう少し涼しくなったら、秋限定で栗が一個まるっと入ったどら焼きが出ますから また是非いらして下さいね! [長尾先生もそうだけど、具体的にこれが好きだって言ってもらえるのは本当に嬉しいのだ。 栗入りのどら焼きは一年通してあるけれど、そこに栗の甘露煮がまるごと入るのは秋限定の人気商品だから、ぜひ食べてもらいたいとお勧めしてお見送りとなったのだった**] (39) 2021/07/25(Sun) 12:39:53 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――花巻庵の屋台付近―― どら焼きもいいよな、なんて話をしだすと キリがない。花巻庵のお菓子はそれだけ美味しい そういう結論でいいんじゃないだろうか。 「 その何かが何なのか知るためにも 話してみたらいいんじゃないかな。 」 名前のない関係……お互い通じていると思って 一緒にいた相手がいつの間にか離れていた そんな苦い経験の一つくらいある。 でもそれは今話さなくてもいいことだろう。 (40) 2021/07/25(Sun) 12:44:22 |
一年生 花巻 楓は、メモを貼った。 (a19) 2021/07/25(Sun) 12:44:32 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 男同士でしかできない話? そうだな、酒飲めるようになったら いくらでもいいよ。 」 なんて笑って言った。別に成人してなくても いいと言えばいいのだが…… 万一女子生徒の耳に入ってセクハラ教師とか 言われたら困るなんて頭によぎったなんてそんな。 花火メンバーの確保をしようとしてたとは 知らず、でももし事情を聞いていたとしても それは生徒同士で行ってこい、としか言えないだろう。 そもそもそこに混ざる方が気まずい空気増すはずで。 「 またなんかあったら話は聞くよ。 いい場所、取れるといいな。 」 頼りになる、という言葉に頬を緩めて>>11 吹っ切れたような笑顔になった稲出を見送った。* (41) 2021/07/25(Sun) 12:44:42 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――少し前:花巻庵屋台―― 美味しい、と言えば心底嬉しそうに笑っているから こちらも感想を言ってよかったと思えるものだ。 季節限定の栗あん最中の宣伝を聞いて 「 それは是非ともいかないとな。 季節限定だと多く買ってしまいそうだ。 」 なんて言ってみせた。限定ってつくとそれだけで 魅力が三割増しにはなる気がする。 秋になったらいつも買うより多く買っていく姿を 教え子に見られることになるのだろう。 (42) 2021/07/25(Sun) 13:09:47 |
【人】 数学教師 長尾 浩明「 ……なるほど。 この町の人が食べ慣れてるなら 安心して買えるな。 」 挨拶として持っていくものを買った時に 対応してくれた看板娘がまさか教え子になるとは、 思ってもみなかった。>>15 世の中は広いようで狭い。さすがに驚いたものだ。 お財布事情もあっての饅頭だったけど、 皆にとって馴染み深いものだったのは 本当だったみたいで 見た限りでは喜んでもらえていたのを覚えている。 (43) 2021/07/25(Sun) 13:10:22 |
【人】 数学教師 長尾 浩明生徒としての彼女は成績面で特に心配事はなく 授業態度だって真面目…なのだが。>>16 最近は少し眠そうに見えるのが気にかかる。 客として店に行くこともある関係で 顔と名前を覚えているのと…教壇に立ってみると よくわかるのだが、案外生徒の顔がよく見える。 後ろの席なら大丈夫、なんてこともない。 「 ところで。最近よく眠れてるか? 授業中眠そうに見えたけど……。 俺は担任じゃないけど、なんかあったら 話は聞けるから、いつでも頼って。 俺に言いにくいことなら別の人でもいいし 何か困ったこととか悩んでることがあったら、 誰かに話聞いてもらうと いいんじゃないかな。 」 (44) 2021/07/25(Sun) 13:13:41 |
【人】 数学教師 長尾 浩明一番相談しやすい相手に相談すればいいと思うから 無理に自分に、とは言うつもりはない。 ただ、自分の中だけでは解決しないことはある。 そんなときに話をする人がいればいいと思って 言ってみたけど、お節介かもしれないから 杞憂だったらごめん、なんて言って 何か彼女が言っていたらそれを聞いてから ベンチの方へ向かったかな。* (45) 2021/07/25(Sun) 13:13:56 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[その後、花巻庵の屋台を出たあとの話。 多分私は、呆けた顔をしていたと思う。 今日はなんというか、おかしな一日だな……。 と、自分の勘違いからの行いやら、 甘いお菓子の匂いと共に訪れた再会やら、 あれやこれやで、頭がパンクしそうだった。 あとでお野菜も取りに行かないと…… 時刻は、見上げた空から夕日の色も消える頃。 ……一人になると急に、心許ない気分になって。 私が飾り付けた提灯の光に照らされる、 お祭りを楽しむ人々の顔の中。 浮かない顔の私の方が、ただ一人浮いていて。 知らず知らず賑わいから離れようとする足が、 無意識に辿るのは、あの日にも通った道。>>1:206] (46) 2021/07/25(Sun) 13:19:50 |
【人】 二年生 田邊 夕鶴[二人で通った道を一人で歩いていると、 やっぱり思い出してしまうのは、彼の事。 何で心が沈むのかって。 ……だって、よく考えたら。 「ばったり」って言ったのは篠田さんであって、 結果的に稲出くんと二人になったみたいだけれど 最初、どういうつもりだったかなんて、私は知らないし、 私は。 何で、そんな事をいちいち気にしているのか。 何で、急に浴衣を着たくなったのか。 何で、こんなにずっと、むきになっているのか。 うまく飲み込めない。こんな感情は。] (47) 2021/07/25(Sun) 13:21:56 |
【独】 三年生 神田 京平/* 小雪ちゃーん! りんご飴もろてくれておおきに〜 ヽ(*´∀`)ノ゚:.。+゚キャッキャ 一日目も思ったけれど アリスさんの拾い力ありがてぇ、てぇてぇ(拝) (-24) 2021/07/25(Sun) 13:27:57 |
【人】 数学教師 長尾 浩明――現在:お面屋付近―― 昨日の準備で運び込みを手伝ったお面は よく売れているようで。>>3 狐面が少なくなっているように見えるのは お面が好きな生徒の影響…と考えるのは 流石に考えすぎか。 せっかくだから何か買おうか、 でも買ったとしてつけるのも… と暫し悩んで、そこに佇んでいた。 傍目から見たらぼーっとしているように 見えたかもしれないけど。** (49) 2021/07/25(Sun) 13:29:06 |
【人】 三年生 神田 京平― 少し前:屋台道中 ― [お目当の青果店屋台へを目指す道すがら。 どこからか視線を感じ振り返る。] ややっ?! ・・・なーんやちみっ子達かぁ [「狐ー」「狐さんだー」と下を向けば わいわいと子供達が狐の面に興味を持ったようだ。] せやでー おにーさんは狐さんやで〜 [子供達の興味は早々に食べ物に移ったようで。 ばいばいと手を振って見送れば 先ほどの視線を思い出す そう、確かにあれは……。>>1:367] そういや「夏祭り準備係」の皆は お祭り楽しんどるんかなぁ [前日に準備に走り回り、今日は食券をゲットし 美味しいものを食べているといい。 強い視線で思い出したのは蓮見君だ 彼もあの時一緒に看板を運んだ稲出君も このお祭りを楽しんでいたら良いと願うのだ。] (50) 2021/07/25(Sun) 13:29:40 |
数学教師 長尾 浩明は、メモを貼った。 (a20) 2021/07/25(Sun) 13:30:56 |
二年生 田邊 夕鶴は、メモを貼った。 (a21) 2021/07/25(Sun) 13:32:01 |
【人】 一年生 花巻 楓[さて、そんな訳で先輩から嬉しい気持ちを貰えたおかげで 暑さも忘れる勢いでますます笑顔の接客が出来るようになったわけだが] ─── はい? [ふと、遠慮がちな おそるおそると言った声>>1:377に 何かあったのかな?と、内心首を傾げて顔をあげた。 そこにいたのは、どこか見覚えのある─── でも、どこだったかな。友達のお姉ちゃんかな。 それくらいしか思い当たる節が無かったのは あの頃の印象と、 今の貴女の印象が重ならなかったから。 「楓ちゃん」って名前を呼ぶ声が、 あの頃と同じ響きを持ってなかったら きっとあたしは誰だかさっぱり分からなかった] (53) 2021/07/25(Sun) 13:37:45 |
【人】 一年生 花巻 楓[それは何度目のお使いだったかな。 水まんじゅうを気に入ってくれた理由の一つが、 ぷるぷるって震えるとこだって教えてくれたから じゃあぷるぷるするのを!って勢い込んで探してた時だったはず。 不意に、初めてお店に来たのと同じ顔で、あのねって切り出された質問に そういえばお名前知らなかった!って初めてここで気が付いて (だって、どれだったら好きになってもらえるかな、喜んでくれるかなって、 お菓子のおすすめするのに夢中だったんだもん)] えっとね はなまき かえで、です! あなたのお名前も、おしえてくれる? [そうして私もあなたのお名前が分かって。 きっと何も無かったら、ときやくんとかと同じようにくんって呼んでたんだろうけど 傍にいた母が、「そう、ゆづちゃんって言うお名前なのね」って言ったから 単純な子供はあっさりそれが刷り込まれて それからその子が来てくれる度、「ゆづちゃんだ!いらっしゃいませ!」って大きな声でお出迎えしてたのだ] (55) 2021/07/25(Sun) 13:38:37 |
【人】 一年生 花巻 楓[今にして思えば、あれは母の気配りだったのだろう。 男の子みたいな恰好でも女の子なんだから、失礼があっちゃいけないって。 でもあたしにとっては、ゆづちゃん=お菓子の好きな男の子だったから 今までずっと会えたら良いなって探してた枠の中に、女の子は入ってなくて。 でも、分かる。分かるよ、だってずっと、 ごめんねって、ありがとうって言いたかったんだもん。 楓ちゃんって呼んでくれて、お菓子の話をうんうんって聞いてくれて あぁ、見覚えがあるって思ったの、多分学校だ。 落川先生のところに資料運びに行った時とか、居たよね? すらっとした姿勢が綺麗な先輩だなって思ってたって、 混乱と嬉しさと、なんで気付かなかったんだろって後悔で 頭の中がぐるぐるしてて、声がしばらく出せなかったんだけど 覚えているかな。>>381 その声の響きが、やっぱり初めてお店に来たあの時と同じ、だったから あたしは何より真っ先に、力強くうんって頷いてから] (56) 2021/07/25(Sun) 13:39:31 |
【人】 三年生 神田 京平[明菜ちゃんとは同学年。 たしか1年の時に同じクラスになってから 今まで仲良くしてもらっていた。 数えれば高校では三年の付き合いだ。 その時から飄々としていた京平は 一度お面のことを聞かれた時は>>1:342 赤面症と答えて以降問い質されることはなかった。 どこかほっとしながらも こんなお面のやつに近付きたいなんて思わないよなと 周りとは表面上の付き合いをすることが多かった。 (友達おらへんわけではないんよ) 明菜ちゃんが寂しいと思っているのと同じく 京平もまた少し寂しいなと思うことがあった。 けれどそれは自分が臆病なだけ 本心を隠すのが年々上手くなってしまっていた。 そんな京平も 明菜ちゃんの鋭いツッコミには一目置いていて この前の「声がデカい」>>1:341という冷静なツッコミにも “たいへんよくできました” のプラカードを掲げたい気持ちでいっぱいであったのだ。] (57) 2021/07/25(Sun) 13:40:25 |
【人】 一年生 花巻 楓ゆづちゃん、でしょ? 忘れてないよ、ずっとね、覚えてた。 あの時、おそろいって言ってくれたの 本当に嬉しかった。 すぐに言えなくてごめんね、 言ってくれてありがとうって、ずっと言いたかったの。 [声に出して言えば、ずっと溜まってた後悔が 胸の中から瞳に溢れて今にも零れてしまいそう。 でも堪えて、いっぱいの笑顔で言えた言葉は あなたとまた会えたこと、会いにきてくれたことが 何より嬉しいって少しでも伝えられるかな*] (58) 2021/07/25(Sun) 13:41:50 |
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