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【人】 楯山 一利時間的に気温も下がって来ていて 少し肌寒くなって来ているというのに 走っているせいでメチャクチャ暑い。 ダンスバトルで、5ムーブはしたぐらいの過酷さ。 疲労感も半端ないが、そこには楽しさがある。 だが今は、ダンスとは違う。 何も楽しくないし、ただただ苦痛で アイツの姿が見えないことに焦りしかなく 連絡がないことも、不安が募っていく一方だ。 「クソッ…! 何処に居るんだよ……!!」 走り過ぎて、呼吸が乱れながらも 見つけられない事への焦りと不安を 冷たい空気にぶつけるみたいに、叫んだ。* (22) 2022/10/21(Fri) 19:38:43 |
【独】 霧ヶ峰 友紀/* うわ〜ぉ、カズさんどうなるんだ〜? [ペンライトとうちわを振りながら応援] そう言えば[]を使う使わないって話前村でもありました。 私はRP主体だとこの村みたいな感じ。 PL発言混じりだったりガチ主体RP入りだと[]使う感じですね。 (-26) 2022/10/21(Fri) 19:41:54 |
【独】 楯山 一利/* 智恵さんへのロル返信めちゃくちゃ遅くなりました。 来店したかを聞いてますが、 反応はあっても無くても大丈夫なように〆てます。 色々拾ってくれてありがとうございました。 こんな時じゃなかったら もっとカフェの雰囲気を堪能したかったなぁ…。 (-27) 2022/10/21(Fri) 19:42:59 |
【独】 室生 悠仁/* 半分くらいは朝のうちに書いてたのですが、 今日は頭がこれ以上働かないので明日頑張ります。 方方お大事に。体大切にしてください。 高山さんが聞いて見た知識で書いている驚きと、楯山くんのロルの続きが気になる感とともに。 (-28) 2022/10/21(Fri) 19:51:44 |
【独】 楯山 一利/* 高峰さんも友紀さんもお疲れ様です。 >>-26 応援ありがとうございます! どうなるのかは…まだ考え中ですが 時間かかってもしっかり〆を投下したい。 >[]の扱いについて そうなんですね。 ちょっと珍しい感覚だなぁって思いました。 俺は以下のウィキに則って今まで遊んでたので。 []使わない村も始めてだったので新鮮でした。 https://w.atwiki.jp... (-29) 2022/10/21(Fri) 19:53:26 |
【独】 古寺 貴菜/* ロルの褒めいただいてた!やったー! ゴローちゃん……じゃない、古寺は恋云々というよりもこれ以上やる事がないので自分から動くのはこれでおしまいかな、という感じですね。 この人、恋できる……っていうかそもそも人に興味持てるのか?って感じですね。 なんだこの食欲の権現。 (-32) 2022/10/21(Fri) 21:00:29 |
【人】 室生 悠仁視界に入った彼の表情に、考えていた反応ではないと 虚を衝かれた気持ちになった。 本来、今俺がしているような表情を 彼がするはずではなかったのか。 それがどうして、まるで動揺することなく 眉を下げた顔になるのかわからなかった。 彼の性格を考えるに、真実を知ったとしても ひどい言葉を投げかけることはしないと思っていた。 それでも、怒りや戸惑いを露わにするものと 素直な感情を表すものだと、思っていたのに。 (23) 2022/10/22(Sat) 8:49:38 |
【人】 室生 悠仁慈愛のようなものさえ籠った眼差しで 俺を見つめる彼に心がざわめきを覚える。 なにか言わなければ、 ─── 彼の口を開かせてはいけない。 そう思考は確かに回っているのに、 凍りついたように唇は戦慄くばかり。 二の句が継げない俺の様子に 彼は何を思っているだろう。 眼差しをそのままに体感ゆっくりと 形の良い唇を開いていくと、喉を震わせる。 『 知ってたよ。 』 (24) 2022/10/22(Sat) 8:49:55 |
【人】 室生 悠仁聴こえた単語に、その意味に。 俺の思考は止まり、ざわめいていた心も静まった。 真っ白になった頭は「は?」というような 疑問の声とも呼べないものしか上げられず 彼の続く言葉を待つことしか出来ない。 『 俺たち、どのくらい一緒にいると思ってるんだ。 こんなに長くいて、 わからないなんてことはないだろ。 』 …… 思いもしなかったわけではない。 バレている可能性にだって思考を伸ばしたことはある。 けれど、彼は傍にいることを許してくれていたのだ。 男が男を、なんて前時代的考えかもしれなくても 恋愛対象としていない相手に想われていることなんて 気持ち悪い以外のなにものでもないだろう。 (25) 2022/10/22(Sat) 8:50:21 |
【人】 室生 悠仁告げる彼はやはり困ったように眉尻を下げている。 彼の多くの思考は把握しているつもりだったけれど 今、何を考えているのか俺にはわからない。 「 じゃ、あ。 なんで離れなかったんだ。 こんな、気持ち悪いだろう、男相手に。 お前は女好きで、友達にこんな、 」 想いを抱いている相手になんて。 動揺は思考にも及び、言葉も判然としない。 それでも、彼の考えていることを知るために 拙くも言葉を吐き出していく。 「 離れる機会なんて、いくらもあっただろう。 それこそ、中学の時に、 」 それとも、あの頃は俺の気持ちなんて 知らなかったのだろうか。 …… それとも。 知っていて、離れないことを選んだのだろうか。 (26) 2022/10/22(Sat) 8:50:54 |
【人】 室生 悠仁─── 俺のことを、嘲笑っていたのだろうか。 そんなやつじゃないことは長く見てきて わかっているつもりでいても、 後者だとするならそれ以外の理由が思い当たらない。 俺の気持ちを知って、その上で 眼の前で女性を口説いて、 嫉妬させていたというのなら。 それに一体、他にどんな理由があるというのか。 『 好きだったんだよ、俺も。 』 は? と二回目の声が出た。 (27) 2022/10/22(Sat) 8:51:06 |
【人】 室生 悠仁すぐさま『友達としてな?』と返ってきたので 誤解をすることはなかったが、それでも 俺は口元をへの字に歪め、目付きの悪い目で 刺すように彼を見つめてしまう。 『 想いには応えられなくても 好きだったんだ、お前のこと。 だから傍にいてほしくて、 ずっと知らないフリをしていた。 』 本音だろう言葉を零す彼はバツが悪そうにしている。 今までにもそういう表情は見たことがあったが ここまで本心を伝えてくれたのは初めてかもしれない。 初めての場面だというのに、心が踊るより 動揺や混乱が脳裏を占めるばかりだ。 (28) 2022/10/22(Sat) 8:51:16 |
【人】 室生 悠仁最低だよな、と苦く笑う彼にその通りだと 頷こうとして、…… 頷けずに彼を見つめた。 俺の気持ちを知った上で、それに対して なんの答えも出さず。 自分は同じ気持ちを返せないのに 愛されていたいなんて。 自分勝手で、酷くて、ずるいことだと感情が言う。 しかし、それとともに冷静な部分も声を上げるのだ。 なにも告げていないのに答えてほしかったなんて 俺の思考回路だって、相当自分勝手なものじゃないかと。 ─── 俺が勇気を出して、嫌われることを厭わず 告白していたのなら、きっとこうはならなかった。 ならば、彼を怒るのは筋違いというものだろう。 (29) 2022/10/22(Sat) 8:51:28 |
【人】 室生 悠仁…… 彼の手が持ち上がり、そっと俺の頬に触れた。 こんなときなのにどきりと跳ねる心臓を 気にもしないように、なにかを拭う動作で 指が頬を滑っていく。 どうやら、理性では理解していても心では納得できず 気持ちのまま、瞳から涙がこぼれ落ちていたらしい。 だからといって、自分を好きなやつに こんなことするなんてどうかしている。 優しさのようで全く優しくない行為に 俺は彼に恨みがましい想いを抱いた。 「 …… ずっと好きだったんだ。 」 (30) 2022/10/22(Sat) 8:51:40 |
【人】 室生 悠仁「 お前の全てが好きだった。 」 うん、と彼は静かに頷く。 その間も涙を拭う手は止まらない。 「 なのに、どうして。 何も言ってくれなかったんだ ……。 」 (31) 2022/10/22(Sat) 8:52:22 |
【人】 室生 悠仁正しく恨み言が、ぽつぽつと溢れるように出てきた。 彼はひとつひとつに頷いてくれる。 そうして少しして一言、ごめんな、と 謝罪の言葉を穏やかに零した。 幾許かの間、俺はさめざめと涙を落としていた。 彼は一瞬腕を持ち上げる動作を見せるも その腕が俺の体を包むこともなく、ただ 頬を滑る雫を拭い続ける。 越えてはいけない線が俺たちにはあった。 **そして彼はそれを、越えない選択をしたのだ。 (32) 2022/10/22(Sat) 8:52:40 |
【独】 室生 悠仁/* おはようございます。 古寺ちゃんの人生をもっと垣間見てみたかった、というわがままはありました。 動くのおしまいでしたらお疲れ様です。 おばあちゃんになる前くらいに一回真面目に頭が茹だる恋しないかな? という 人に興味を持たない人間が唯一興味を持つ、とかにエモさを感じますが、これは全然強制したいわけではなく興味本位な感情です。** (-33) 2022/10/22(Sat) 8:56:48 |
【独】 古寺 貴菜/* キャラクターを掘り下げていったら 人の心っ……! って感じになったので、体力とタイミングが合えば孤独のグルメできるかな?って感じですね。 村の趣旨と離れちゃうのであれなんですけど。 もしかしたら過去なり未来なりに親密な相手が罪を犯したので断罪したとかそういう感じのアレはありそうです(手癖 (-34) 2022/10/22(Sat) 10:38:33 |
【人】 高山 智恵 カズ君から呼び止められ、私は振り向いた>>18。 追加のオーダー……という訳ではなさそうだ。だってここは彼に案内したテーブル席じゃなくカウンターだ。それに―― 「ああ、うん。――さんでしょ? 今日は特にうちには……、……」 カズ君と二人で来店していた時に聞き拾っていた名前を口にしながら「来てなかったなー」と言い掛けて、口を止めた。 ――あれ? 本当に今日は来てなかった? ぼんやりとした引っかかりが、頭の中でぱっと線を結ぶ。 「いや、来てた来てた! ランチタイムに来てデミオム食べてったよ」 今日の昼のことを度忘れしていたのは、当然のように店員にとって目まぐるしく忙しい時間帯だったからであり。 彼女も“ いつも通り ”ワンコインランチをオーダーしていたからであり。 そして、その彼女から何かしらの話を聞いた覚えがなかったからだ。 (33) 2022/10/22(Sat) 10:48:34 |
【人】 高山 智恵 ――そう、“ いつもなら話してくれる ”感想>>2:79の一つすらも、聞いた覚えがない。 「……なんだか今日はちょっと、 あの子、元気なさそうだったかも」 実際のところ、本当に元気なかったのか否か、までは未だに判らなかったけれども――。 あの時どうして、うちによく通ってきてくれている彼女に「どうかしたの?」の他愛ない一言すら掛けられなかったか。 ピークタイムの多忙の所為にしてしまえばそれまでだが、今の状況とも合わせて考えるとどうしても悔やむものが抱かれる。 ――いや、まだ「まさか」の話>>21だって決まった訳じゃない。けれども。 (34) 2022/10/22(Sat) 10:48:58 |
【人】 高山 智恵 私の返答を聞くなり、カズ君はすぐに、その場に代金を置いて店を出て行った>>19。 「ってあっ、ちょっとカズ君――お客様!」 はっと呼び止める声が口をついて出てきたけれど、多分もう彼の背には届いていないだろう。 カウンターに置かれたお金はぱっと見50円くらい多かったのだけれど、まあその件は今は本当にどうでもいい。 (海外の飲食店みたいなチップ制とかはうちには特にないので、不正会計疑いとか起きないように一応差額は控えておくことにした) 脳裏を過ったのは、もっと別のこと――彼が無理してまで一人であの子を探し回ったりしないか、だ。 ホットココアの代金(よりも少し多いお金)をひとまずレジにぶち込んでから、私は一度バックヤードへと走った。 (35) 2022/10/22(Sat) 10:49:18 |
【人】 高山 智恵 この時は丁度、ダンサーのあの子が出勤してくる時間帯だ。 タイムカードを押しに来た彼を見つけられたので、ちょっくら捕まえて声を掛けた。 「あのさ、いきなりで悪いんだけれど……。 ――君、カズ君とはラインとか何かやってる?」 『えっ智恵さ――高山さん、どうしたんですかいきなり』 本当は私から直にメッセージしたいところだったけれど、生憎カズ君とは、少なくとも個人的にはSNS等での繋がりがない。 店のアカウントからメッセージ送信を試みることは流石に考えなかった。 同じチーム所属なら兎も角、ライバルチームのメンバー同士がどの程度SNSで繋がっているかはよくわからない。バンド同士やアーティスト同士の横の繋がりであれば話に聞くけれど……。 ただ少なくとも彼はカズ君とは知り合いらしいので、好敵手なら好敵手なりに、何かしら個人的な繋がりがあってもおかしくはないと思ったんだ。 (36) 2022/10/22(Sat) 10:50:12 |
【人】 高山 智恵「もし今すぐ連絡できるようなら、言っといて。 『あの子のことで、もしものことがありそうなら 大人でも警察でも頼れ』って。 私の名前付きで言っておけばカズ君も聞くでしょ」 向こうの返答を待たずに用件を続けてしまったのは、私も多分にちょっと焦っていたからかもしれない。他のお客様の応対のこともあったものだからね。 私の心配がカズ君に伝わってるなら、私からの伝言としてこの言葉を“ 好敵手 ”が伝えてきても、そこまで不審には捉えられない筈だ。 (37) 2022/10/22(Sat) 10:51:41 |
【人】 高山 智恵 ただ一つ明確に問題があるとすれば、私の名前を出させることで、この子に「このカフェでバイトしていることを自ら好敵手にバラす」ことを強要させかねなくなる、くらいか。 うん、カズ君自身はこの子がうちの店にいることに全然気づいていないみたいだったので……。何せ以前、他のお客様のテーブルまで行き来する際にカズ君たちのすぐ横を通り過ぎた時にすら、カズ君のほうからは全く反応がなかったくらいだったから>>2:82。普段の印象って本当に大きいなあ……。 『……、……わかりました。 なんとか、やってみます』 この返答通りにこの子が「好敵手のアイツ」に連絡するかは分からないし(そもそも連絡できるかも不明だし)、もし何もしなかったとしても、私から怒る心算はなかった(そもそもこれ、業務外要望なので)。 普通に上司から部下への無茶ぶりっていうのもあったけれど、若い子たち(ばかりとは勿論限らないけれど)の中には警察に対しての後ろめたさや不信感を抱えている子たちもいるのだから>>1:111。 (38) 2022/10/22(Sat) 10:52:09 |
【人】 高山 智恵 もっとも、姿の見えないあの子に関しては、これまでの話を聞く限りだと下宿生ではなく、実家で親御さんと同居しているらしい>>21(ついでに言えばカズ君も実家暮らしっぽい>>1:59)。 その親が過度の放任主義か、電話すらもできない状態か、或いは子供の外泊予定とかを予め伝えられてたりしていない限りは、娘の帰りが異常に遅い時には親御さんから警察への電話を考えるだろう。 けれどももし万が一、親御さんすらも動かなかったら? カズ君ひとりしか、あの子を探しに行かなかったら? 事の経緯の一端に触れている大人として―― 一端だけ、とは言っても――もしこれが最悪の事態に繋がってしまったら、気が重いなんてもんじゃない。 ( あの子も――それにカズ君にも、 何もないといいんだけれど…… ) (39) 2022/10/22(Sat) 10:54:03 |
【人】 高山 智恵 さて、今のこの状況で、私自身にできることといえば。 変わらずこのカフェでお客様をお迎えする、ということだ。 昼に一度うちの店を訪れ、その後のカズ君との待ち合わせには来なかったあの子だけれど、何かの拍子にまたうちのドアベルを鳴らさない、とも限らない。 だからもし彼女が来てくれた時のために、私はここにいる。勤務時間の件とかを置いといても、だ。 その時には、「カズ君は一度うちに来てから、あなたを探しに出て行った」ということも知らせないといけないからね。** (40) 2022/10/22(Sat) 10:56:03 |
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