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【人】 ハンター見習い ミゲル[ ────とは、研究三昧の先生の弁>>35 教えなくはないという約束をひとつ取り付ける 結局イマイチ関係性がわからないが クラレンスも一緒に聞いてみたいので これ以上の雑談は一旦終わり 愛用している短剣とソードブレイカー 教会の特殊な繊維の防刃製の服を纏って 霊薬はいつでも取り出せるようにかつ奪われないように 服の内側のポケットへ バックパックには彼の妹の携帯食 動き回っても崩れないためにかクッキー状のものと 缶詰に入ったスープ どんな仕組みか開いたら温まるらしい ] ……はい、行きます。 行ってきます、先生、と、ロゼさん クラレンスを連れて帰ってくるから [ 一度振り返り決戦の合図となる扉を開いて 掌を見つめる ────未だに能力は扱えそうにない心許なさを今は仕舞い込む ]* (38) 2020/03/08(Sun) 11:19:43 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 指定された村は半日ほど掛かった これでも最短時間で向かったほうだろう 都から遠い辺鄙な村を教会の御用達の場所を使い 途中の街で休憩など挟んだが口数は少ない 教会の場所が通れぬほどに泥濘んだ道を歩いていく 八年前に戻る故郷に想うところがまったくない訳がなく 焼き払われた場所には雑草が生えていた ぽつんと佇立する建物を見て 嫌悪を露わに、呟く ] ほんとに……悪趣味な野郎だ [ 嘗て暮らしていた教会を模した建物 教会のシンボルをはずそうとも過ごしていた日々を刺激する ────ああ、そして ] (39) 2020/03/08(Sun) 11:19:47 |
【人】 ハンター見習い ミゲル ……クラレンス [ 建物を守るように立ちはだかるのは 虚ろな目をした仮初めの相棒であった半吸血鬼であり 助けたい幼馴染み 一先ず五体満足であることに安堵をしてしまった 恐らくはそれが油断となりえた 他に2人半吸血鬼がいたが視界に入らずに 短剣を握り締め剣をもつ彼に近寄る。 ] (40) 2020/03/08(Sun) 11:19:50 |
【影】 ハンター見習い ミゲル[ 僕にとってあの子は幸せの象徴だ 偶然であれ大人の打算であれ あの子がいなくなってから 楽しいことも嬉しいことも、なかった 本当に僕に優しかったのはあの子とあの子の両親だけだった あの子がいなければ僕は優しさを知らずにいただろう ────…今は思い出の中にしかいない あの子は心配してくれて、遊んでは笑っていた。 笑っていたんだ。 ] (&1) 2020/03/08(Sun) 11:19:53 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[ 建物を守るように立ちはだかるのは 虚ろな目をした仮初めの相棒であった半吸血鬼であり 助けたい幼馴染み 他に2人半吸血鬼がいたが視界に入らずに 短剣を握り締め剣をもつ彼に近寄って────。 ] (41) 2020/03/08(Sun) 11:19:56 |
【人】 ハンター見習い ミゲル[────…2人の間に赤い円を描かれる そうか。よくわかっていることだ。 僕はこの子と戦いたくなどなかったが。 教会を模した建物内ででも高みの見物をしているのだろう。 グールもまた出没する。 向こうの様子も赤く薄い紗幕に覆われて見えない ラトゥールさんがどうしてるかも見えず 喉が張り裂けんばかりに、叫んだ ] ラトゥールさん! ……ごめん、クラレンスをどうにかするまで 時間稼ぎしててください! [ 分断された味方に告げる 時間稼ぎを頼んで、彼と向き合う 襲い掛かるグールを撥ね除けながらも …………冷たい赤い瞳を見て、怯んだ。]* (42) 2020/03/08(Sun) 11:20:01 |
【魂】 ハンター見習い ミゲルクラレンス 僕がいくら言っても戦おうとしなかった お前が…うぅん、きみが 平気で武器を振り回してる、なんてな。 [ ラトゥールさんにああは言ったが クラレンスだけでなくグールにも囲まれている 状況は芳しくない、といったところだ ]* (_0) 2020/03/08(Sun) 11:20:05 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス[ こうなってから何時間経ったのか 時間の感覚などあるはずもない ただ指示された通りに 役割を遂行し続けるのみだ “建物に侵入しようとする者は排除する” そして特に 目の前のコイツだけは、逃さない ] ………。 [ 教会支給の銅の剣 切っ先をまっすぐに相手の喉元に向ける 射抜くような赤目の視線と共に ] (_1) 2020/03/08(Sun) 11:55:07 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス[ グールが襲う。跳ね除けられる その様子にも無なる視線はなにも変わらず 戦う事を嫌っていたあの頃の面影もない 向けた剣を握り直して 半吸血鬼は獲物へ、襲い掛かった ]* (_2) 2020/03/08(Sun) 11:55:26 |
【魂】 ハンター見習い ミゲル[ 冷ややかな視線は幾度も受けてきた ここまで無感情の視線は受けただろうか? 短剣でグールを薙ぎ払いながら ソードブレイカーでクラレンスの剣筋を受け流す ] …クラレンスッ! [ ガキィン…ッ! 金属の嫌な音がする やはり能力もない今では グールと同時に相手取るなんて手一杯だ どう語りかければいいのか。 僕の呼び掛けに答えてくれるのか。焦燥が灼く ] きみ、は、戦うのあれだけ嫌がってただろ! 昔から優しくて… 小鳥の世話一緒にして死んだ時に一緒に泣いたりした 自分のおやつを僕に分けてくれたりも、しただろ! [ きみの幼い優しさにどれだけ助けられたか わかるだろうか。今この切迫状況で ああ、何を話していいかわからない ────だから僕は油断していたのだ。] (_3) 2020/03/08(Sun) 12:19:43 |
【魂】 ハンター見習い ミゲル…………クラレンスッ! [ グールが彼に襲い掛かった どうしてかは、わからない 一斉に襲い掛かった数は5か6人か 逃げて! 怪我しないで…と叫ぶ前に 僕も横合いからのグールに迂闊にも爪で怪我を負う ]* (_4) 2020/03/08(Sun) 12:19:51 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス[ 声が聞こえる それがもしも普通の言葉ならば 他の操られた者と変わらなかっただろう 己の過去を刺激される 身体に刻まれているのは拒否反応と近い じわじわと頭が痛む 切り捨てようとする剣の力が緩む ああそうだ ずっと引っかかっていた事がある この姿で、この声。何かに似ている 痛い この意識の薄くぼやけた状態でも 唯一ハッキリとしている痛覚 痛みに意識を取られて 操られている者は指示の為ならば 怪我を厭わぬ事もあって 襲い掛かるグールの攻撃を避ける事はなく ]* (_5) 2020/03/08(Sun) 13:03:00 |
【魂】 ハンター見習い ミゲル[ 動きが、鈍っているようだった 何も映さない虚ろな瞳 ] クラレンス!! 昔、約束……しただろう……! きみは覚えてなくても、僕は、僕は、 [ グールの攻撃を避けることもない やめろやめろやめろ これ以上その子を苦しめないで これ以上その子を傷つけないで ] (_6) 2020/03/08(Sun) 13:51:14 |
【妖】 ハンター見習い ミゲル ($1) 2020/03/08(Sun) 13:51:22 |
【影】 ハンター見習い ミゲル[ 僕は矢張りまだ未熟で未完成で 知ろうともしなかったのだ。 どうして実験を受けなかった時に 超常の能力を発揮したのか? 何故執拗にあの赤き吸血鬼が付け狙うのかを ( 僕の知らない 僕のこと 今はそんなことはどうでも良かった ) (&2) 2020/03/08(Sun) 13:51:25 |
【秘】 ハンター見習い ミゲル → 半吸血鬼 クラレンス (-5) 2020/03/08(Sun) 13:51:29 |
【魂】 ハンター見習い ミゲル[ 彼の名を呼ぶ ずっとずっと呼びたかったきみの名を呼ぶ 刹那。 轟────対象のみを焼き尽くす 業火の異能 が発現したクラレンスの正体を知ってから失った力 誰かを、大事な幼馴染みを守るための力に変容して 僕は再び異能を得た 邪魔立てするグールのすべてを焼き払う 髪の先から 指の先から火が灯る ────前ならば、己自身も焼いた炎は 自らを灼くことはなく (_8) 2020/03/08(Sun) 13:51:54 |
【魂】 ハンター見習い ミゲル…………グラディオ [ 大切な幼馴染みを想う気持ちを力と化した そろりと慎重に近寄る。 きみに、会いたい こんなにも近くいにいるのに会えない ────本当に? ] ……生きててくれて…ありがとう [ 例え再び僕のことを忘れようとも きみが、きみが生きていたことが ───…こんなにも、嬉しいのだと伝えたかった ]* (_9) 2020/03/08(Sun) 13:51:58 |
【秘】 ハンター見習い ミゲル → 半吸血鬼 クラレンス ずっと会いたかった…… 例えそれが黄泉路の果てでもいい会いたかった… きみに……会ってなまえを、 …………呼びたくて…っ… [ ああ、僕は今とても無防備だろう 怪我は覚悟の上だった。 ただ、どうしても、どうしても 今はどうしてもきみを抱きしめて仕方がなかった ずっと昔にひとり泣いていた僕を 黙って抱きしめてくれたきみのように ]* (-6) 2020/03/08(Sun) 13:52:37 |
【妖】 特務機関長 シルビア[ ────コツン 女の靴音が響くのは特務機関執務室だ。 主には半吸血鬼とハンターの管理及び育成。 半吸血鬼に関しては 特務機関内部の研究部がほとんど管轄しているが ] 悪くはない結果ね [くすり…誰もいない場所で女は笑む 聖教会の本部に近い街の襲撃 見習いのハンターを狙う悪しき吸血鬼 ここまでは想定通りだが 研究員であるコルドが命の危機に晒されたのは最も大きい コルドに危険が迫れば、必ず現れる。 幼少の頃に聖遺物に触れた特異なる資質の教皇 故に聖遺物の浸蝕は長く耐えている。 魂を分ける双子であるが故もあるだろうが あの教皇は聖遺物から自らを守る為に 深い眠りについている節がある 如何にあの教皇の精神防衛を破潰するか。 如何にあの教皇の 意識 を奪い取るか。シルビアの目的のひとつはそこにある。] ($2) 2020/03/08(Sun) 14:42:23 |
【妖】 特務機関長 シルビア……僥倖ではあるけれど奇妙ね? あの教皇の力は光聖である筈なのに あの闇深き力は隠していたのかしら。 人間ならば陰と陽を併せ持つのが当然だけれど 気になるわね…。 [調査案件を増やす。 もう一つの手続きを速やかに忠実な部下へと手を回した 後は結果を待つのみだと執務机に脚を組んだ]* ($3) 2020/03/08(Sun) 14:42:26 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス (_10) 2020/03/08(Sun) 14:54:40 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス[ 前にも聞いたその音 理解のできない文字列が身体を縛る 記憶の底に眠る自分の真の名 変質した異能の炎と 焼き払われたグールは見えない 痛い痛い痛い。呼吸が苦しい いつもの痛みの理由も変わらず知らぬまま 身体の動きが止まって 崩れ落ちる様に膝をついた 剣が地面に落ちる、からりとした音 ] (_11) 2020/03/08(Sun) 14:55:06 |
【影】 半吸血鬼 クラレンス (&3) 2020/03/08(Sun) 14:55:28 |
【秘】 半吸血鬼 クラレンス → ハンター見習い ミゲル ( 守られるだけ守られて 周りばかりが傷ついて 僕は何もできない………それなのに どうして君は、僕に感謝をするの? ) (-7) 2020/03/08(Sun) 14:56:34 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス[ 倒れそうな身体を 暖かく柔らかなものが受け止める 記憶処理の反動は 悪しき吸血鬼が命じた行動を許さなかった 薄れる意識の中で 私ではない…誰かが微笑むのを、幻視した ずっとねむっていたはずの、きみが ] (_12) 2020/03/08(Sun) 14:57:11 |
【魂】 半吸血鬼 クラレンス………ごめんなさい [ 近付いた距離 無防備な君の首に、牙を立てる それは私の意志ではない、僕の意志 流れ込む液体が喉を潤す 指先まで力が張る様だ 霞がかっていた思考が晴れていく。抵抗の意志と共に その分、痛みは増す 吸血で強化された肉体でも縛られた記憶は響く 歯を食いしばってなんとか耐えて、耐えて ] (_13) 2020/03/08(Sun) 14:58:04 |
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