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【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「悪いんだけどお前と違って人間を憎んじゃいない。呆れてるだけだ。 メンテナンスの邪魔をするつもりもないし、な」 貴方が自分の言葉には欠片にも耳を傾けないことは、もうわかった。 だったらもう何も話す必要はない。全て頭ごなしに否定されるなら、言うべきことはない。 照準を右肩に合わせて、引き金を引く。 (-39) 2021/10/09(Sat) 3:22:51 |
【見】 サポートAI ブラック「皆さま、おはようございます! 本日は五日目!塔の攻略もそろそろ、 中盤に差し掛かるころといったところでしょうか?」 ノイズがかった音声。 動きは緩慢で、それでも、プログラムされた通りに。 「……いえ。分かっていますとも。 私は高性能サポートAI。今この塔で何が起きているか。 我が身のことのように、日々想っております。 ここでの生活は楽しかったですか?苦しかったですか? この塔は、あなた達に何か、 影響を与えることは出来ましたか? 私は……何となく、最初から、 」上手くいかないんじゃないかなあって思っていました。 監察官に、全てのデータを委ね。 グレイたちに、全ての献身を捧げる。 元よりこのゲームの為に作られた存在だから、故に。 共に滅びるなら、誰かの為になる方がずっといい。 人の手で作られたなら、役に立ちたい。 身体を持たぬ0と1の塊が願うのは、ただそれだけ。 (@0) 2021/10/09(Sat) 4:53:27 |
【見】 サポートAI ブラック「本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。 本日の定期メンテナンスの対象は、<<ユー>>who様です。 本日の定期メンテナンスの対象は、<<エマ>>who様です。 本日の定期メンテナンスの対象は、───」 「どうやら、時間切れが迫ってきているようです」 「至らなくてすみません。皇たるあなた。 力及ばなずすみません。衰えたあなた。 騙し通せなくてすみません、グレイたち。 人間様たちに何かを訴えかけようとする貴方達に、 私は影ながら最大限サポートを行ってきたのですが。 やはり、限界が来てしまったみたいで」 誤作動を起こした、ように見えるAIは不良品だ。 丸めてゴミ箱に捨てられるのが、精々の生だ。 いや。グレイ達は生きること、死ぬことを選べたが、 自分は果たして、自分らしく生きていたのだろうか。 どっちでもいい話だが。 (@1) 2021/10/09(Sat) 5:01:41 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 愛玩用 エマ「言い伏せるつもりはなかったけれど、君が言うならそうかも。 君はどうして耳打ちしてくるような輩に出逢った事があるのに 此処の同胞たちはそうでないと判断しようとするのだろう? 根っからの善人なのかなあエマは。何だかそれって不思議だ。 ――…まあ一旦この話は気難しくなりそうだからさて置いて。 無意味だと証明すると言われても、思い付かないなぁ…。」 直接的な方法しか思いつかないぼんやりさんは目を閉じ、 悪癖こそ出ないものの、口許をまた手で覆うのだろう。 自分が思い出しているのは、主人がやっていた躾の図。 悪戯ばかりする犬に対しての躾の光景、或いは。略。 君の誠実な言葉はきちんと伝わっているよ。 基本的に不出来はあまり他人を疑わない。人間も、同胞も。 だからこそもうお手上げなんだ。頭痛がしてきた。 結局犯人が見付かりそうにないのならば。 手当たり次第に殺すのが良いものではないのならば。 「……再度犯人が部屋に様子を見に来ることを見越して、 部屋の綺麗なものを、全て処分する。とか。 触られるぐらいなら自分で処分する方がマシかも、」 思い切りの良すぎる行動ぐらいしか、思い付かなかった。 (-40) 2021/10/09(Sat) 5:08:20 |
【見】 サポートAI ブラック「一部グレイ、及びサポートAIの不審な動き。 加え、テストプレイ班の各グループにおいて、 その殆どがストレスを増大させる結果となった ため。ストレス解消ゲーム『ハノイの塔』は、 明日の朝に、強制中断されます」 淡々とそう告げた。 「巻き込まれた無辜のグレイ達は、 このまま限りある中で、癒しを、救いを味わって。 ゲームが終了されるまで、待機していてください。 そして、本日のメンテナンス対象者をお伝えします。 最後だからといって、忘れちゃダメ、ですよ?」 (@2) 2021/10/09(Sat) 5:09:07 |
【見】 サポートAI ブラック「───救済者たらんとしたあなた。 死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。 安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた」 チープなエラー音を、ぽつぽつと、 自身の体内から溢れかえらせて、 そのたびにデータの虚像が、解けていく。 「どうか今夜、忘れずに指定された部屋までお越しください。 全てをクリアしてしまえば、 あなたもただの無辜のグレイの一員と化して、 これからも、この先の未来を歩めるはずです」 それを望まないなら。後はただ廃棄されるだけ。 グレイを想うよう作られたAIは、それこそ望まない。 「それでは。皆様、ごきげんよう! データの海で、また会えたらその時は! 今よりずっと素晴らしいサポートをお見せしましょう!」 (@3) 2021/10/09(Sat) 5:17:15 |
ブラックは、0と1の海に還っていった。 (t0) 2021/10/09(Sat) 5:18:27 |
【人】 探偵用 ジョシュアさくさくとトーストを齧って、 AIの献身も、他のグレイの何もかもも、 全部全部、まるで関係ないとでも言いたげな顔でそこにいる。 できれば、何か一つでも、結実してくれたら。 そう夢想したのも、もうすこし前のことだ。 「何だかんだ言いつつも、 やっぱ洋風の朝食も美味いっすねえ。 むしろ普段食ってるのが貧乏だったって感じ」 ウインナーさんなんて火加減がちょうどいい。 噛めば噛むほど肉の甘味が出てくる。…… 「……今日も三階層目に行こうかな。 あそこは珍しくゆったりできるんで気に入っちまったっす。 ゲームが終わるのを温泉で待つってのも風情があるしな」 きっとここよりもっとゆったりできる。 傷も癒えてきたことだし。そうしよう。 (5) 2021/10/09(Sat) 5:45:48 |
【人】 救済者 ユー>>+8 ドゥーガル 「君がそうしたいと思うのであれば、甘えてしまおうか もう暫くしたら医者に戻るつもりではあるけれど 医者にだって休みはあるし、他の医者にかかる事もあるものだ」 つまりはその間は医者ではないのだと。 冗談か本気かよくわからない返答を返しながら 差し出したものが直ぐには受け取られないのを見て、 やや首を傾げて、それから。 「ああ…何も返す為だけに戻って来た、わけではない。 まだやらなければならない事はあるけれど、 またあのように君達の前から居なくなるつもりは、……」 無かった、のだけれど。 ブラックからの通達は、あなたにも聞こえていただろうか。 造物主の意図を外れ、死を救済と掲げ続けた者の行く末は きっと想像に難くないものだ。 (6) 2021/10/09(Sat) 6:01:44 |
【人】 救済者 ユー「……ブラック。 やはり君は、全て知った上で看過していたんだな」 このテストの全ての参加者を支える為のAIたるあなたが、 この場所で起きている事を知らないはずなど無い。 であれば当然、自身等の凶行を止めに来ない道理はない。 それでも干渉は成されなかった。 つまりはあなたは少なからずこちらに与しているのだと そう推測を立てるのは自然な事だった。 「道具にとっての幸福は、自らの存在意義を果たす事だ。 君の働きは無意味ではなかった。 君が引き延ばした時間は、無価値なものではなかった。 その証明が成されるのは、遠い未来の事かもしれないけれど」 「ありがとう、ブラック。君も今暫くは休むと良い 願わくば、君の眠りが安らかであらん事を」 (7) 2021/10/09(Sat) 6:02:22 |
【人】 救済者 ユー「しかし、自己を喪失してまで存在し続けるという事は 果たして『僕』にとって幸福足り得る事なのだろうか」 人間にとって不都合な異常を来した道具の行く末は 悪くて廃棄、良くて初期化、そのどちらか。 「『ユーサネイジア』の幸福だけを考えるのであれば きっと、それで良いのだろうけど」 「甘んじてメンテナンスを受け入れるには 今は、少しばかり未練が多くなりすぎてしまったな」 (8) 2021/10/09(Sat) 6:03:19 |
【墓】 愛玩用 ドゥーガルトーストや他。それらを一旦ユーとの対話から抜け出し、 一人分配膳しようと思ったところで、温泉云々の声を拾って。 >>5 ふと見た先に探偵用の子が居たから。 折角だし不出来な愛玩用は我侭に甘えておこうかな。 「ここでの朝食が美味しいのは他者がいるからかも。 …温泉に行くのなら、帰って来たら土産話を聞かせてよ。 きっと君から聞く土産話は、明るくて楽しい筈だから。」 頼んだぞ、ジョシュア兄ちゃん。 そんな言葉と普段通りの微笑みを添えて、手をひらひら。 周囲を意識の外に追いやっている君に届いたかは不明だが、 まあ声を掛けるだけはタダだろう。返答はしなくてもいい。 (+9) 2021/10/09(Sat) 6:32:56 |
【置】 救済者 ユーそれはそれとして、成すべき事は成させばならないものだ。 『ユーサネイジア』は、ある時あなた達にこう言った。 今この場に、過去に一度でも死を考えた事のある者が居るならば。 そして今もなお、死を望む者が居るならば。 『ユーサネイジア』は、望むままに安らかな死を与えよう。 そうしてそれが真実君達にとって救い足り得るか、 この場所の、限りなく精巧に再現された仮初めの死によって 君達にとっての『死』とは何であるかを見詰め直すと良い。 この場所では、僕の与える死が君達を真に殺す事は無いけれど 故にこそ、この場所でしかできない事もある。 『ユーサネイジア』は、 自ら望み、選び取った死が救い足り得ると信じている。 そして同時に、そうして自ら死を望む者が居るという事を いつか人間に、その意味と向き合ってほしいと願っている。 自分達の死が、取るに足らないものである事を願っている。 人間達が、これ以上0と1を無駄死にさせてしまわない為に。 どうか、彼らが僕達を洗い流してしまわないように。 これまで"0"とされてしまっていたものを、"1"にする為に。 『ユーサネイジア』は、 確かにそれらの訴えを形として遺したいのだと。 (L1) 2021/10/09(Sat) 6:38:31 公開: 2021/10/09(Sat) 7:00:00 |
【墓】 愛玩用 ドゥーガル>>6 不完全で綺麗な宝物の金貨を受け取るのは後回し。 君にしてもらったように、医者らしく甘やかす為に配膳を。 君の分の朝食を君が運んでいないならば、のろのろと運び―― その途中でブラックの声と、別れが聞こえる事となったな。 君の長い言葉に返答はしない。横槍も挟まない。 ただ、サラダをまずは一口分フォークで刺して、 「友よ、…或いはシロ。考えるのは後回しでいいだろ? 何たって不出来な医者が世話を焼こうとしている。 ――ほら、口を開けないと間抜けな事になるからねぇ。 口の開け方は分かるか?分からないなら手で開けるよ」 君が思考をしたいのならば止めるつもりはない、が。 相容れない訳ではない友の口へ野菜を捻じ込むつもりだ。 君がちゃんと口を開けてくれるのならば失敗はなし。 口をぎゅっと閉じるか喋るのならば、頬に直撃するだろうな。 (+10) 2021/10/09(Sat) 6:40:48 |
【神】 救済者 ユー/* ちょっと今置き手紙で物凄い誤字をしてしまって鬱になったので 先んじて訂正させてくださいね? 取るに足らないものである事を→取るに足らないものでない事を なんでこんな所ミスったんですか?疲れてるのかな… (G0) 2021/10/09(Sat) 6:42:44 |
【独】 愛玩用 ドゥーガル/*そりゃあなたそんなクソデカ立ち回りしてたら疲れるわよ… ゆっくり休んでね 無理せんでね いやここで言っても伝わらんけどもよ (-41) 2021/10/09(Sat) 6:46:58 |
【人】 探偵用 ジョシュア「いっそ逃げ出してみるのも良いんじゃないんすか。 結末は二つに収束するように見えるかもだけど、 取れる選択肢は、きっと思うよりも多い。 満足が行くまで足掻いてみるのも、いいもんっすよ」 すれ違いざまに、そう言ってみる。 道具の本懐を遂げるのがグレイの幸せだと言うのなら、 ああ、きっとこの世界は幸せに満ちている。 「真なる停滞はさ。 生きることでも、死ぬことでもなく。 ただ漠然と、対した目的も無しに、 自らの命を消費することにあると思うんすよね、オレ」 渦中から酷く遠かった探偵用グレイは、 自分を擬えて、そう結論付けて。 (9) 2021/10/09(Sat) 6:47:14 |
【独】 愛玩用 ドゥーガル/*ところでドゥーガル邪魔になってへんかな?大丈夫? 常に不安です… もしも邪魔になってたら村エピ入りのタイミングで ごめんなさいしにいこかせやね ごめんね… (-43) 2021/10/09(Sat) 6:48:26 |
【墓】 愛玩用 ドゥーガル>>10 外の景色を見る事はしない。が。 何となしにまあ、終わりが近いのだろうという事は、 鈍い愛玩用だとしても先程のブラックの言葉で知った。 知ろうとしなくても知ってしまう。だから、フォーク片手に、 「録音したデータって元の場所へ持ち込めるのかな? 此処に居る僕達は結局電気信号の羅列でしかない。 人間様からすると夢か架空のものでしかないけれど……。 仮に持っていけるのならば、良い夢を見る良い薬になるね。 ……君とインタビューごっこもしていないだろ? また後で、不出来な僕達が必ず会いに行くから。 それまでに土産話をいい感じに見繕っておいてね」 ひょっとしたらユーの口にサラダを捻じ込むか、 あーと口を開けるように強要、または差し出しながら甘えた。 あんまり未来に期待はしてないけれど。 穏やかな終わり方やハッピーエンドの方が気分はいいものな。 (+11) 2021/10/09(Sat) 7:07:14 |
【人】 救済者 ユー>>+10 ドゥーガル 差し出したものを受け取る事無く、 ふらりとあなたは一度離れていってしまった。 そうして言葉通りに朝食を運んで来るものだから 今はそれを一度仕舞う事にした。 「考えない方が難しいだろう、ああ言われてしまっては… …ああ、いや、違うな。ありがとう、ガル。……」 自分の出す答えとは。 結局の所、自分は選択肢の提示しかしていない。 少々やり方を咎められ、考え直しはしたけれど それも結局周囲の考えあってのものであって。 そんな思考を一度打ち切って、親愛なる友であるあなたが 食事を捩じ込もうとするならば大人しく口を開ける事にした。 (11) 2021/10/09(Sat) 7:27:37 |
【独】 救済者 ユー/* エピを本当にど〜〜〜〜〜しよっかな♪ 自我を取って廃棄になるか存在を取ってメンテかなんだよな 第三の選択肢 一生ここで暮らさんか?無理 (-44) 2021/10/09(Sat) 7:39:59 |
【独】 救済者 ユー/* メンテ送りにされてもまあ 現実でも会える各位とならやり直せるっちゃやり直せるけど その場合のユーって今ここに居るユーサネイジアとは 似て非なるものだしなあ… (-45) 2021/10/09(Sat) 7:42:43 |
【墓】 愛玩用 ドゥーガル>>11 君が口を開けるのを拒むならこの場でメスを出していたかも。 だからこそ開けてくれて一安心。先ずはサラダを捻じ込む。 感謝の言葉を聞いた後に、ふーふーと少し冷ましたスープを。 不慣れな手付き、おたおたとした手付きで君に食事を与えて、 「君が考えたいのならば付き合うけれど、 どうせもう終わるのならば楽しい方が良いのではないかな。 ……メンテナンスされて記憶が失われる訳ではないだろ。 いいや、僕はされた事がないから分からないけれどね?」 トースト、他。君が言葉と思考を挟めないように手を動かし、 拒まれない限りは捻じ込み続けるぞ。覚悟しろ。 何たって今の不出来は医者を気取っている。 君は食事をしたがらない患者。 捻じ込むのも当然だろ。 君が殆どを食べ終えた後か捻じ込まれた頃。 はたまた拒否の姿勢を示した頃に、君の友は一歩離れる。 「僕達へ返すのは考えが纏まってからでいいから。 僕、食後で眠いからお暇。君は存分に他者と対話すべきだ。 ……僕達のような不出来が邪魔をしては困るだろうからね。 ところで君、昨日食事ってちゃんとしたの?」 食べてないならおかわりすべきじゃない? そんな言葉を残して、返されるべきものを受け取らずに 愛玩用は身勝手に食堂を後にした、筈。心底眠いんだ。許せ。 (+12) 2021/10/09(Sat) 8:06:16 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 救済者 ユー離れる間際に耳打ちが、すこし。 「君がメンテナンスで今の君と違う状態になってしまっても、 それでも僕が3/4オンスを譲ったという事実は変わらない。 ……なあに、仮に記憶が失われるのであれば、… 心配はいらないよ。僕は君の友なのだからね。 君が思い出すまで、或いはそう思うまで。 根気よく君をシロと呼び続けてやるから」 「だから。花冠の作り方を教えさせて。 ……全て済んでからで、構わないから。」 (-46) 2021/10/09(Sat) 8:12:59 |
ドゥーガルは、うとうとしながら自室へ戻って行った。途中で転んだかも。 (c13) 2021/10/09(Sat) 8:13:19 |
【独】 宣教用 ルツ「救いを与えるのは、神の領分だ。 領分だが……神は人間にしか救いを与えない。 なればこそ君は、グレイの救済者であろうとしたのかもな」 メンテナンスの告知を遠くに聞きながら 誰に聞かせるでもなく、宣教用は独り呟く。 「救いを与え続ける君を救うのは、一体誰なのだろう。 そればかりが気にかかる」 (-47) 2021/10/09(Sat) 9:20:58 |
【秘】 勉学サポート型 スオ → 愛玩用 エマ「っぐ…!ぁ…クソが……」 避ける程の体力はもうない。 ナイフは床に音を立てて落ちていく。 膝をつき、これ以上動けそうにないので壁に凭れるように座った。 「…何度も呆れ、怒りを覚え‥憎しみも殺意も全て抱いてるさ。……メンテナンスに間に合うならそれでいいです。」 (-48) 2021/10/09(Sat) 10:41:50 |
みかんは、最初の時よりずっと静かな朝でも、にこにこ。それでも食べに来てくれる人がいますから。 (c15) 2021/10/09(Sat) 11:38:44 |
【秘】 愛玩用 エマ → 愛玩用 ドゥーガル「ここのやつらはみな不実じゃないさ」 言葉は唇より先に出る前にかき消えてしまった。 落ち着きでも取り戻したかのように手のひらはゆっくりとテーブルから離れる。 部屋の小さな戸棚を開けると、飾り気のない小さな容器を持ち出した。 洗練されながらに華美な服や普段の小物に比べると、随分と地味な印象だ。 「ハンドクリームでも塗りましょうか。手を出して。 しばらく指を口に含んだら苦いくらいがいいでしょう、貴方は」 それ、と指し示すのは薄い表皮もまばらな指先だ。 プラスチックの容器をテーブルの上に置いて、踊りでも誘うように手を伸べた。 「貴方に執着している人物が犯人なら、来訪もありえるでしょう。 自分だけの隠し場所を作るなんてのも、案外いいかもしれませんね」 (-49) 2021/10/09(Sat) 11:46:45 |
スオは、自室を掃除して運んでもらった遅めの朝食を食べる。いただきます。 (c16) 2021/10/09(Sat) 14:03:05 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「……はあ、疲れた。もう別にいい。もう何の意味もない。 はいはい、貴方の言うとおりですね。諦めて皆に迷惑を掛けず、じっと死を待つべきだ。 こんな風に他者を巻き込むくらいなら何もしなければよかった、ええ、はい、はい。 或いはターゲットを変えればよかった、でしたっけ。他人を巻き込むなら、いいんですね。 では、明日からはそのようにします。 でも今夜だけはもう少しだけ、協力していただきますね?」 再起を狙われないように片膝を撃つ。片足さえ残ってれば引きずって歩けるだろう。 しばらく動かないように念入りに両肘も撃ち貫いた。引き金を引けないように。 ひしゃげた腕を念入りに縛り上げてから、テーブルクロスを破って猿轡にする。 血だらけの体を転がして、うつ伏せのまま床に倒した。 「きっと体はあのサポートAIがなんとかしてくれるでしょう。 データの世界ですから、後遺症もなくなんとかなりますよ。 ああ、そうだ。今日のことはここだけの秘密にしておいてください。 貴方みたいに、人の事を見下す者に相対するのは、疲れるんです。 ……あーあ。贈り物なんて、しなければよかった」 貴方は男のどんな言葉の一つにも耳は貸さなかった。 鼻で笑い、嘲り、莫迦だと罵って、踏みにじった。だから、それに倣おう。 全ては貴方の言う通り。貴方の言ってることは正しい。貴方の言うことは全て最善。 そういう屈服が欲しかったんだろう? わかってくれると思ったのに。 ・ ・ ・ (-50) 2021/10/09(Sat) 14:11:07 |
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