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【秘】 情報屋 ムルイジ → アンテナ キュー『あぁ、お金の面はどうしてもあるわよねぇ……』 『こんなゲームがまかり通るくらいだし、何か補償くらいはありそうだけど。探してみてもいいかもね』 心理的負担が大きいゲームだ。キューのようなケースが出ないわけがない。 そうなると、行う側にも都合が悪かろう。何かしらあってもおかしくない……気がする。 そんなことを考え、自分も少し調べてみようかと思ったところで届いた、ハート付きの文字列。 自分の真似だろうなと思い至れば、嬉しそうに微笑ましそうに笑う。それを見る者はいないのだけど。 『えぇ、いくらでも』 そう打ち。最後に送られた文章に対しての返答は少し時間が空いて。 『善処するわ』 そう返された。 (-8) 2021/09/09(Thu) 20:00:01 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「私はたかだか26年しか生きていないから、こう……若造が何言ってるかって感じだろうけどさ、そういう相手だから話せることもあると思うんだ」 優しく慰めるより、同等の立場で肯定をする方がいいのだろうと、何となくそう思った。 「感覚が麻痺しているということは、傷ついている自覚があるからこそのものだ。傷を深くしないための防衛反応だからね」 「だからさ、ムルイジ」 「ちょっとくらい楽になってもいいんじゃない?」 (-9) 2021/09/09(Thu) 22:41:11 |
シトゥラは、お腹が減っていないので何も食べずに部屋に戻った。 (a19) 2021/09/09(Thu) 23:05:53 |
【人】 正弦波 カストル>>40バーナード 視線を上げる。その言葉に、どれだけの思いやりが込められているか。 ……正面から見なきゃ。そのために選択を変えなかったんだから。 「……痛くていいんだ、苦しいのも、悲しいのも怖いのも、いらないものじゃないから。ちゃんと持って帰りたい」 落ちた銃を拾った。 もしかしたら狼になった3人も、こんな気持ちだったのかもしれない。 襲撃された人も、たった2人だけの場所で、こんな気持ちだったのかもしれない。 「だから、……だから、バーナードがくれる分も、持って帰らせて」 銃口をあなたの頭へ向ける。死を分け合う人はいないから。 逃げないあなたへのこれは、わがままだ。もし逆なら……やってほしくないなと、きっと思う。何でもいいからできることはないかと思う。 あらゆる負の感情は薄まらないまま、ただ真っ直ぐ見る目だけは揺らがないでいる。 (41) 2021/09/09(Thu) 23:06:15 |
【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジ「・・・和食ですか ならばそちらに致しましょう 辛いものはその時でなくとも 構いません」 自分のために頭を回し語られているなど、私に気づくことは出来ないでしょう。 ・・・ええ 気づけるはずがないのです。最初のどうでもいい話の際にも 貴方がそう深く考え発していることを知らない訳ですから。 「・・・ああ そうでした ムルイジ様 少しお隣へお邪魔してもよろしいでしょうか」 手の中 金属音を軽く鳴らし、思い出したように問いかけます。 (-10) 2021/09/09(Thu) 23:13:04 |
【人】 運び屋 バーナード>>41 カストル 「……そっか。そういうことなら、お前の経験を奪いはしないよ」 痛がりたいのならば。それがあなたの願うことで望みであるというのならば。 とめどなく零れ落ちていく生命が床に広がっていくのをどこか遠くに感じながら、肩を焼くような痛みを抑え込むようなしぐさで自らの傷を抑えた。 銃口を突き付けられて、目を背けたくなるような恐怖が沸き上がるけれど。 本当はこんなことをしてほしくはないし、自分の命を背負わせたくはないけれど。 それを許容するのが己が役目、無思慮な行いの報いだと思うから。 ……そう思わないと、怖くて、申し訳なくて、苦しくて、泣きたくてたまらないから。 あなたをじっと見つめ返して口を開く。 「かっこいい顔するじゃん、カストル。 ――約束、忘れるなよ。 『このゲームが終わったら互いにご褒美』だ」 あなたが引き金を引くまで、"この"生がある間、 バーナードは"今の"あなたを見つめ続ける。 (42) 2021/09/09(Thu) 23:50:13 |
【人】 正弦波 カストル>>42バーナード ブレないよう、痛む腕を上げて手を支え。 「……絶対、無駄にはしないから」 3日目に鳴り止んだ楽しい音楽と入れ違いでやってきた、悲しい音楽が。やっとすぐ側で聴こえそうだ。 最初は聞き取れなかった未知のものは、もうすぐ未知ではなくなる。 このゲームは、ただ苦しかっただけのものじゃなくなる。 「忘れるわけないよ。オレ、ちゃんと守るつもりで約束したんだからね……とびきりいいの、用意するよ。絶対、約束、ね!」 これ以上怖い時間が長引かないうちに、バーナードが泣いてしまう前に。……自分が泣き出してしまう前に。 響いた銃声は、あなたが初日に鳴らしたものと同じだった。 (43) 2021/09/10(Fri) 0:43:48 |
ムルイジは、銃声を聞いた。空耳だったのかを確かめは、しない。 (a20) 2021/09/10(Fri) 0:59:36 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ「……やぁね、今時、年齢なんてそんなに気にする人いないわよ。誤差よ誤差」 自分のことはババアだの何だの言うくせに、だ。 けれど貴方を歳下と扱っているわけでもないのも事実で。 「………麻痺」 思い当たらなかったという顔をし、ポツリと吐いた。 本当に思い至っていなかったなら、自分が『何と比べて』鈍いのかなんて分からないくせに。 「……楽になるってね、楽じゃないのよ、シトゥラ」 最後まで素直にはなりきれない。 (-11) 2021/09/10(Fri) 1:10:11 |
キューは、聴力はいつも通りだ。だから大きな音が聞こえたのも知ってるし、どこから聞こえたのかもわかる。 (a21) 2021/09/10(Fri) 1:10:21 |
シェルタンは、待っています。・・・皆様が目を覚ますことを。 (a22) 2021/09/10(Fri) 1:13:24 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタンずっと、自分のどうでもいいところを、今まで見もしなかった部分を見ながら話している。 その事実自体は、伝わらなくてもいいことだ。 伝わらない方がいい。 「ん?なぁに、いいけど」 首を傾ける。……多少耳がいいのだ。 金属音には気がついたが深く問うではない。 (-12) 2021/09/10(Fri) 1:24:45 |
バーナードは、『高速度星』は、墜ちた。 (a23) 2021/09/10(Fri) 1:28:40 |
【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジ伝わらなくてもいいなどと思っていることさえ知ることはなく。・・・いつか分かる日が 来るのかどうかも 今は。 煙草のことに気づいたように もしかして なんて 「ありがとうございます」 許可を得た後、椅子より立ち上がり傍へ。 そして横へ座る わけではなく、ムルイジ様の前にしゃがみ、手の中のネックレス・・・——アロマペンダントを差し出します。 「・・・こちらが私からムルイジ様へ贈るお品にございます」 (-13) 2021/09/10(Fri) 1:59:40 |
【人】 正弦波 カストル>>44 倒れたバーナードの近くに座りかけて、やめる。じっと、忘れないようにただ見下ろして…… 「そうだ」 いつもは上にかけてあげていたっけ、と部屋を見回すけれど、この部屋に毛布が置かれているわけではなく。 数秒考えたあと、自分のパーカーを脱いでかけた。 白にじんわり赤が染み込んでいく。 ……それを見、改めて、今の気持ちを直視してみていくつかのことに気づいた。 さっきまでは我慢していたくらいなのに、突き抜けてしまうと涙も出ないこと。誰かと分け合うことのできる処刑には意味があったこと。狼役が一人じゃなくてよかったと思えること。 でもこの痛みには、まだ先があること。 ……怪我のわりにまだ元気、な気がする。 自分がやった分、くらいはきちんと意識を保たないと、とまずは中身の見えない薬を手に取る。 もっと正しく。みんなに何が起こったのか理解したい。自分がどんなに痛いことをしたのか、みんながどれだけ怖い思いをしたのか、そういうこともわかりたかった。 カストルにとって、曲を作ることが生きているということだった。 曲はすべて、自分の感情から湧き出すものだった。だから。 ……この先に、楽しい以外の、新しい音が待っている。 短くない時間が経ってようやく、鍵が開く。 (45) 2021/09/10(Fri) 2:08:59 |
カストルは、知らせるのは朝の遅い時間にして、とお願いしておいた。寝てるとこ邪魔するのはよくないから。 (a24) 2021/09/10(Fri) 2:09:28 |
ムルイジは、夜通しロビーにいる。いた。通知が来てからも、一人、ずっと。 (a25) 2021/09/10(Fri) 2:14:59 |
【置】 泡沫夢幻 ラサルハグ 願いを掛けた星は墜ちた。 欲張り醜いまま。願いを託して。 穢れた僕が眩い君に触れようとした対価は、君を喪って尚、払いきれないのだろう。 (L0) 2021/09/10(Fri) 2:41:56 公開: 2021/09/10(Fri) 2:45:00 |
ヌンキは、ただずっと、皆のことを考えている。 (a26) 2021/09/10(Fri) 2:50:46 |
【独】 泡沫夢幻 ラサルハグ「…ごめん、なさい……」 謝ったって、赦される訳がない。 護る事だって出来なかった。その権利すら失った。 自分の事ばかりで、君を傷付けようとした。 ………勝手に、大丈夫だと信じて。墜ちる星を見届けることすらできなかった。 「ごめんなさい、バーナード…」 こんな僕の手を取らなかったら、眩い星は今も輝いていたのでしょうか。 (-14) 2021/09/10(Fri) 3:00:55 |
シトゥラは、通知を見た。 (a27) 2021/09/10(Fri) 6:06:37 |
シトゥラは、端末の電源を落とした。 (a28) 2021/09/10(Fri) 6:07:12 |
シトゥラは、端末を机の奥底にしまいこんだ。 (a29) 2021/09/10(Fri) 6:07:58 |
シトゥラは、古い弔いの歌を歌った。 (a30) 2021/09/10(Fri) 6:13:05 |
【秘】 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ → 情報屋 ムルイジ「まあ……この時代に年齢なんてあってないようなものだよね」 若い姿で永遠を生きる者、老成した姿で永劫を楽しむ者、色んな人たちがこの船に乗り、降りていった。 「楽になるのが楽じゃないって……それ、私に言うかい?」 楽になろうと逃げようと苦痛を取り去ろうと、その一心で薬を頼り、待っていたのは纏まらない思考に自分の意志で動かせない体で…… シトゥラは覚えていないけれど、本当に楽になれたのは心が砕けてからだった 「今日はパジャマパーティだ。眠くなるまで語らって夢の中でもドリームパーティ。それがナイトメアパーティでも、覚めれば朧気な記憶になる」 「泣いたって怒ったってなにしたっていい、ここでは二人っきりだから。みんなの前で醜態晒した私が言うんだから間違いないさ」 靴を脱ぎ、お行儀悪く椅子の上で胡坐をかき、手を広げ直す。 「2000年の落下を経て無間地獄から這い上がった私は無敵だぜ?」 (-15) 2021/09/10(Fri) 7:05:08 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタンいつか、が来るほど共にいるのか、なんて。 ……いや、いるのだろう、貴方は。どこにだって来るのだろう。 それを拒む気もない。 「……、え?」 もう決めたのか、とか、船にいる間に貰えるなんて、とか、そういうこともさることながら。 煙草の代わりが、まさか形に残るものだなんて思っても見なくて。 喜ぶより前に戸惑いが先に来た。 嫌とかではないが。 (-16) 2021/09/10(Fri) 7:58:17 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 辺境の幼き人魚姫 シトゥラ「言うわよ。……楽じゃないことに慣れたあとは特にね」 覚えはないだろうか?思考は特に。 楽になりたいという自分を責めたり、助かりたくないと思ったり、感情を閉じた蓋がこじ開けられることを恐れたり。 壊れていない。壊れない。ムルイジが壊れることはない、鈍い為に。 だから楽になることは、楽ではない。 わざわざ全てを口にはしないが。 「……アタシねぇ。それでもやっぱり、悪夢の中でも、背筋伸ばしていたいわよ。胸張っていたいわ。……でも、」 「そうね、2000年に比べたら120年ぽっち、若造に他ならないわね? 今夜はお付き合い頂ける?」 「……お姉様♡」 ハグなんてするから、性別に敏感なこの『男』には。 貴方がどんな身体であるかなんて、分かってしまったのだ。 (-17) 2021/09/10(Fri) 8:06:39 |
ムルイジは、ロビーにいる。端末はポケットの中で震えた。それだけ。 (a31) 2021/09/10(Fri) 8:07:20 |
【人】 アンテナ キュー端末の音で起こされて、ロビーへと向かった。 『巻き込み』が起こったのは想定外だった。 (死ぬ必要はなかったのに。) 何方にも思っていることだった。狼でないカストルも、自分に勝利したバーナードも死ぬ必要なんてなかったのに。 でも、朝ごはんでも容赦なくfoodのバゲットfoodを頼む。 静かだ。 (46) 2021/09/10(Fri) 9:35:17 |
キューは、バゲットを長いままもっもっもっもっ。 (a32) 2021/09/10(Fri) 9:36:22 |
キューは、ムルイジや他のロビーにいる人に『おはよう』と掲げた。 (a33) 2021/09/10(Fri) 9:41:32 |
サルガスは、通知を見ていた。暫くその画面を眺めてから、ロビーに向かった。 (a34) 2021/09/10(Fri) 9:52:16 |
シトゥラは、バーナードにおススメされた映画を見ている。 (a35) 2021/09/10(Fri) 10:03:33 |
シトゥラは、バーナードに映画の感想を……送るのをやめた。 (a36) 2021/09/10(Fri) 10:29:20 |
ラサルハグは、星が再び瞬くのを夢見ている。 (a37) 2021/09/10(Fri) 10:39:18 |
サルガスは、ふと、映画が見たいなと思った。だが今は見る気にはなれ無いから、彼らが起きてから。 (a38) 2021/09/10(Fri) 10:46:20 |
【秘】 平凡 シェルタン → 情報屋 ムルイジ目に見える戸惑いに、楽しげに笑い声を零します。 「ええ ええ 決めておりましたので ・・・こちらで問題ないようでしたら お受け取りくださいませ」 無理やり押し付けるような真似は致しません。 じっと貴方様を見つめ、答えを待つのみでございます。 ただ 嫌ではないのでしょう と勝手に、思っているわけですが。 (-18) 2021/09/10(Fri) 11:45:26 |
カストルは、目を覚ましてすぐ叫び声を上げる。それからカウンセリング室に移動するまで時間を要した。 (a39) 2021/09/10(Fri) 12:23:12 |
カストルは、提案されるカウンセリング方法を全て拒否した。 (a40) 2021/09/10(Fri) 12:24:02 |
カストルは、予め頼んでおいた楽器を手に、楽譜とペンの前へ。書きながらの切れ切れの演奏が始まり、休憩は挟まれない。 (a41) 2021/09/10(Fri) 12:26:52 |
【独】 卜占 キファふっと、意識が浮上する感覚。重い瞼をあける。 自分はベッドに寝かされていて、周りをよく分からない物々しい機械に囲まれている。 (……あぁー、そっか…… 生き返ったんだな、私) 記憶を手繰り寄せて、自分が処刑されたことを思い出し、納得する。 死ぬ直前のことははっきりと覚えていない。ただ、痛くなかったことは覚えている。皆が優しかったから……いや、誰もが"自分が苦しみたくない"と思って選択した結果だ。 ともかく、自分の処刑によってゲームは終わったはずだ。 手をついて上体を起こす。どこにも痛みはない。肘に巻かれた包帯がなければ、死んだことすら夢だと思ったかもしれない。 ベッドの横に置かれていた端末を手に取り、ゲームの結果を…… 「 ……はあああぁぁぁ!? なんでっ、 ちょ、まっ、うぇ、 げっほごほっぶぇぇ 」絶叫した。 起き抜けに叫んだものだから勢い余ってせき込んだ。 ……だって、おかしいじゃないか。人狼はいなくなったのに、どうして犠牲者が出る!? (-19) 2021/09/10(Fri) 12:40:31 |
【人】 卜占 キファ目を覚ましたキファが最初にしたのは、ゲーム結果の確認。そして、"犠牲者"2人の安否だった。 蘇生室のベッドは自分のほかに1つしか埋まっていない。通知が確かなら(シャトやこの船のシステムが間違うはずがないのだが)、蘇生処置を受けた後どちらかは一足先に目が覚めたのだろう。 「はぁ……ったく、なんでなんだよ…… っていうかずっと寝てた私情けねー…… 」弱々しい声で嘆いて、指示に従ってカウンセリング室に向かった。 (47) 2021/09/10(Fri) 12:41:43 |
シトゥラは、不思議と空腹感が湧かないので朝から自室で寝ている。 (a42) 2021/09/10(Fri) 12:49:44 |
バーナードは、数度の瞬きを経て天井を見上げたまま目を覚ます。 (a43) 2021/09/10(Fri) 12:52:17 |
バーナードは、自らの死をなぞるように最期に受けた傷の位置を撫でた。 (a44) 2021/09/10(Fri) 12:52:29 |
バーナードは、起き上がろうとする。一度目、失敗。二度目、失敗。三度目、―― (a45) 2021/09/10(Fri) 12:52:40 |
バーナードは、漸く起き上がり、カウンセリングルームに案内された。 (a46) 2021/09/10(Fri) 12:52:54 |
バーナードは、けれど、行かなければならない場所がある。 (a47) 2021/09/10(Fri) 12:53:40 |
【独】 運び屋 バーナード――死ぬ前に見た景色も似たようなものだったと記憶している。 とめどなく巡り続ける思考は死の直前をなぞるようでいて、けれどそこから一旦感情が切り離された歪なものだ。 走馬灯と呼ばれるものに近しい記憶を逆巻きに手繰り寄せていく。死ぬ前は。その前。更にその前。 カストルに殺された。キファを殺した。サルガスが殺された。それから、それから―― ゲームで経験した死を辿っていれば自然と己の受けたはずの傷を、もう失われた傷を撫でる手は止められなかった。 起き上がろうと腹に力を入れる。上手く行かない。 片手をついて身体を起こそうとする。上手く行かない。 両手をついて今度こそと自分を押し上げようとする。上手く行かない。 四肢を全て活用して、漸く起き上がることができた。 これらの悪戦苦闘の結果、身体に血液が巡ったが故のたまものかもしれない。 周囲に意識を向ける。 蘇生室には本来自分を含めて三人がいたはずなのだが、今は自分だけのようだった。 二人の精神の無事を願いながら、カウンセリングルームに案内されていく。 カウンセリングの内容は頭に入って来ない。 向かうべき場所のことがずっと頭から離れない。 ……カウンセリングルームの出口へと向かった。 (-20) 2021/09/10(Fri) 13:57:41 |
【独】 泡沫夢幻 ラサルハグ間違いではないと理解してしまった端末の表示を消す。 ひとり懺悔しては過呼吸に陥ったのを、何とか抑え込んで。 君が、心配しないように。 身支度を整え直してから、クルーに問い合わせる。 向かうのは君のカウンセリングルーム。 …僕に出来るのは、此処で祈りながら待つ事だけだから。 (-21) 2021/09/10(Fri) 15:12:46 |
【秘】 運び屋 バーナード → 泡沫夢幻 ラサルハグ>>-21 あなたがカウンセリングルームに向かうのならばちょうど目的地であるそこの扉が開くだろう。 黙したまま感情の見えない瞳を周囲に巡らせ、……あなたの姿を捉えれば。 星が煌めく。瞬き、零れ落ちる――涙。 「ラサルハグ、」 あなたにまた、あなたが脱走した時と同じように両の腕を開いて。 「……ごめん。約束、破っちゃった」 (-22) 2021/09/10(Fri) 15:35:11 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 磁気嵐 テレベルム「……フフ。俺に俺個人の意思が見えるようになってきたのは他ならない君のお陰だよ。テレベルム殿。 消耗品の道具であり続けようとした俺の目隠しを取ったのは君だ。停止した思考を動かそうと考えるようになったきっかけは君だ。 君が、俺を人にした」 貴方の手に重なる手はただ乗せられるだけではなく。きゅ、と優しく握られる。自らの意思でそうしたかったから。 あとなんだか実家が通報されるみたいなこともさらっと言われたが、「それは別にいっか!」と笑顔で流すことにした。我が友には言っていないけど、実は俺家と縁既に切っちゃってるし。 「……なあ、テレベルム殿。君は言ってくれたよね。"隣人が炎に直進するとき、その歩みを止めるために声をあげることを厭うべきではない。"と。 俺は人として思考を始めた。故に、君に対して思ったことを述べさせてもらおうと思う。 考えることに疲れを感じ、選択すること或いは選択しないことを恐れている。何も見たくないと言う君。 辛いなら、苦しいならもうそんな事はしなくていいとかつての俺なら言っていたけど。 でも、今の俺は……君が思考を止めてしまうことを少し惜しく思うよ。酷な話だけどね」 (-23) 2021/09/10(Fri) 16:03:08 |
【秘】 情報屋 ムルイジ → 平凡 シェルタン「問題とか、そういう話じゃ……」 差し出された銀色と、貴方の顔とを視線が行き来する。 そうして少しの間があって、漸くそれに手を伸ばした。 受け取る。 受け取ったそれを首に回す。 「……おかしくない?」 まだ匂いのないそれを首に下げて、まだ僅かに戸惑った顔のまま、自信なさげに首を傾けた。 (-24) 2021/09/10(Fri) 16:10:50 |
ムルイジは、ただじっとロビーにいる。朝掲げられた挨拶におはようと返したくらいで、あとはじっと。 (a48) 2021/09/10(Fri) 16:13:46 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 防衛部所属 テンガン「う〜ん、う〜ん……」 首を傾げる。かつての自分であれば、「君がそれでいいならいいと思うよ!」と間髪入れずに肯定していただろう。 ただ、今は。 ……何か引っかかる。 珍しく首を素直に右に左に傾げ、ゆらゆら金糸を揺らしながら疑問の理由を探る。 「……。……なあ、テンガン殿。 …………君、さっきから『資格』とか『権利』とか言っているけど。 それって誰が与えるの?俺?シトゥラ?他の人? 違う気がするんだ。君が君に勝手に押さえ込んでいるだけじゃないのかい? じゃあさ、俺が先日投げた問答の事を思い出してよ。君が救いたいと思っていた命。片方を選びながらも、もう片方も救えるなら救いたいと思った命。 あれも『資格』や『権利』が無いと関わらないつもり?」 緑色は、青色の視線を柔らかく受け止めて言葉を返す。 「手を出した俺が言うのもあれだけど、君はもう少し自分の感情のままに発言や行動をしてもいいと思う気がするよ。 先日君に言われたこと、そのまま返してあげる。 "嫌な事は嫌だと言っていいんだよ"、テンガン殿」 (-25) 2021/09/10(Fri) 16:17:40 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 卜占 キファ「やだ〜〜〜キファ殿ったらか〜わ〜い〜い〜♡」 何世代も前の若い女性みたいな反応をした。 「なんで?まあほら……キファ殿頑張ってたからさ!」 キファ殿もキファ殿PLさんも最後の人狼陣営として頑張っていたしそれを労いたかった為、反射で秘話を飛ばしてしまったようです。なんて秘話だ。 「はぐはぐぎゅー。……よし!終わった! お疲れ様キファ殿!真面目な話は本編でしようか!だってこの秘話のツリーメタ時空だからね!」 あ!カスみたいなメタ発言だ! 何はともあれ、突然やってきたメタ仕様な使用人は貴方にハグをするだけして帰っていくでしょう……真面目なやりとりは……本編でしようと言い残して……。 (-26) 2021/09/10(Fri) 16:32:42 |
【秘】 ひとのこ ヌンキ → 生真面目 レグルス「……」 頭から最後まで生真面目な回答に口を噤む。 自分と似ているようで、でも決して似ているわけじゃない相手。 そういう人もいるのだと思うだけに留めて、ウキウキスコーン作りに戻ることにした。 「確かにそうだね。パンって発酵させたり休ませたりと手間も時間もかかるし。 せっかくだし焼けたらお茶にしようか。レグルス殿、何が飲みたい?希望があれば用意するよ」 スコーンをオーブンでブンしながら尋ねた。どことなく声が弾んでいる。 (-27) 2021/09/10(Fri) 16:41:49 |
【秘】 泡沫夢幻 ラサルハグ → 運び屋 バーナード「…ッ」 名前を呼ぶよりも先に。 駆けて、君を抱きしめた。 「最初から、約束を守ってもらえるような人間じゃないんです」 「僕は、何もできなかった」 「君を守る事も、寄り添う事も。見届けることも。」 「……墜ちぬ星であって欲しいと。祈りさえ、天に届けられなくて」 囁くような声は震えている。 「謝るのは、僕の方だ」 「…ごめんなさい、バーナード」 (-28) 2021/09/10(Fri) 16:45:00 |
【秘】 泡沫夢幻 ラサルハグ → 運び屋 バーナード「それから、」 …君の熱は、確かに此処にある。 もう涸れたと思っていた雫が、静かに零れた。 「おかえりなさい」 「…もう一度、君に逢えて。本当に良かった…」 (-29) 2021/09/10(Fri) 16:53:08 |
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