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【人】 とろ火の親愛・取引成立 ゲイザー>>421 ハマル 自分も料理を口にしながら食べっぷりの良いハマルを見てニコニコ微笑む。 料理が上手くできたからだけではない。約束を果たせたという充足感と安堵が胸に満ちている。 「可愛いですか!?わああ仲間がいました!スターゲイジーパイ、お魚がみんなそろって上見上げているのキュートですよね!」 同じ価値観! 「ええ、家族が大好きです。特にお父さんはね。 ……ふふ。私の望み、"お父さんと結ばれること"だったんですよ。 でも結局それは叶いませんでした。お父さんはもういなくなってしまったから、これから先叶えることも出来ません」 でも、と言葉をすぐに重ねる。 「……でも、いいんです。その望みと同じくらい大切にしたいものに出会えたから」 その言葉に嘘偽りはなく。虚勢を張っているようには見えなかった。 狂気の欠片など一つもない、からりと澄んだ笑顔を貴方に見せる。 (471) 2021/05/04(Tue) 6:03:33 |
【神】 セキュリティAI ブラキウム>>G41 >>G42 ゲイザー 「他のみんなはわからないが……ブラキは絶対に覚えてる。 初めての冒険も、初めて食べたパイの味も覚えてる。 【Brachium】は物覚えが良いのだ!」 ブラキウムは、みんなが好きです。 ブラキウムは、みんなを受け入れます。 ですからあなたのことも、あなたのエゴ [愛] も受け入れるのです。「……! 勿論だ! ゲイザーのお墨付きだからな、ブラキは大成するぞ!」 約束したからには、頑張って学習をしなければなりません。 そうでなくとも頑張りますが、目的は多い方が良いでしょう。 得られる成果は多ければ多いほど良いのです。 ブラキウムは、あなたに手を振りました。 (G43) 2021/05/04(Tue) 11:36:29 |
【人】 新しき世界 ヌンキ>>458 サダル 「自慢になるようなものかはわからないが……そうしてくれるとありがたい、かな」 自分が書いたものを大事にしてくれるのであれば嬉しい。 少しだけ照れくさそうにしつつも、食事や羊の事を聞けばと大きく頷くだろう。 「……? こちらこそ」 突然スケッチブックに書かれたお礼。そして不思議とスペースが空けられた部分を見てきょとんと首を傾げた。 ふいに、去っていく貴方の背を見ると、愛しいような、寂しいような、悲しいような……色んな気持ちでいっぱいになった。 それがどうしてだかわからないけれど、胸が苦しかった。 「サダル! またいつか会おう」 引き止めることはしない。 小さくなっていく背をみつめながら、そう声をかける。 きっとこれで間違いはないはずだ。 (472) 2021/05/04(Tue) 11:52:35 |
【神】 新しき世界 ヌンキ>>G16 「羊って……これかぁ」 サダルに言われて会議室に来てみれば、もう数が少なくなった羊のぬいぐるみを発見した。 ホワイトボードに目線を移すとなにやら羊の絵や暗号が沢山書かれており、 ここで俺は一体何をしていたんだ??? と疑問ばかりが浮かんでしまった。「もらっていいって事だし一ついただいていこうかな」 なんとなく、懐かしいような悲しいような。 そんな気持ちのままひとつのぬいぐるみを手にとった。 「どこに君を飾ろうか。 そうだなぁ、すぐにみつけてもらえる所にしないとね」 自分でも何を言ってるのかわからないような事をつぶやいて、会議場を静かに後にするだろう。 (G44) 2021/05/04(Tue) 12:06:02 |
【人】 新しき世界 ヌンキ―――これは記憶を無くす前のこと。 「よし……ここに置いておけば、彼は気づいてくれるだろうか」 面と向かっては話せそうにない思いを綴った手紙。 ラサルハグが気づいてくれそうな場所 (任意です) ――最後に届くといいなと願いながら。 (473) 2021/05/04(Tue) 12:39:05 |
【秘】 新しき世界 ヌンキ → 人形 ラサルハグ※これは記憶を無くす前に書いたものです。 拝啓 ラサルハグ様 君と話をする時間が俺にはもうなさそうだから、 手紙を書いておこうと思います。 君には大分、ひどい態度をとった自覚があります、本当にごめん。 俺は、君とメレフが自分たちを裏切った犯人の協力者であることを早い段階で知っていました。 俺は、君がメレフの大事な人であることを知っていました。 それでもあの時の自分は、誰かに縋らないとそこにいられないくらい弱っていて、自分を守りたくて、優しさをくれたメレフに縋ってしまいました。 全てを承知の上で、愛などほしくないから痛みをくれないかと懇願したのです。 → (-288) 2021/05/04(Tue) 12:42:08 |
【秘】 新しき世界 ヌンキ → 人形 ラサルハグその上でキファのことを聞いて、人形みたいな自分が嫌で仕方なかった俺は、人形をくれた君に八つ当たりをしてしまった。君とメレフが上手くいけばいいと思いもあったけれど、君のことが羨ましかったのだと思います。 ブラキに会いに行ったときも、ブラキ自身と話をしたかったものだから……仕方のない話ではあったけれど、必要以上にキツイ態度になっていた自覚もあります。 君もきっと、俺の知らない何処かに行ってしまうんだろう? 君は俺のことなど無関心でとるに足らない男だと思ってるかもしれないけれど。 少しでも何か思うところがあるならば、どうか、メレフとよく話をしてくれると嬉しい。 貴方の幸せを祈ります。 ヌンキ (-289) 2021/05/04(Tue) 12:45:16 |
【鳴】 黒い羊 ハマル>>=4 「……ハマルは、守られない約束を知っている。 零れ落ちたものを知っている。 掴めなかったものを知っている。 けれどハマルは手放したくはない。 いくら失っても手放す事は、したくない。 シトゥラの事だってそうだ。 シトゥラが手放してしまうのなら。 ハマルは掴もうとし続けよう。 お前が落としたものを、全てハマルは拾い続ける。 ハマルがそうしたいと、思うから」 「それに、 シトゥラはハマルに最期言っただろう。 『一番の話が出来るようになりました』と。 言葉を残してくれただろう。 約束を守ろうとしてくれただろう。 躊躇うという事は完全に捨てきれてはいなかったのだろう。 シトゥラの中にひとかけらでも残っていたのなら」 「……寂しくはある。 けれど。それでも、よかった」 (=5) 2021/05/04(Tue) 13:03:11 |
【鳴】 黒い羊 ハマル → 竪琴の音が鳴る。 「言えない事。言いたくない事なら。 無理に言わなくても構わない。 けれど『話』をしよう。シトゥラ。 見てきたもの。触れたもの。 話したくてもできなかった事。 伝えられなかった事。 ハマル達はそれしかできない。 ハマル達はそれでも。 言葉を交わすこの場所で繋がったのだから」 [是と言われれば、ぽつりぽつりと話し始めるだろう] [過去の話][いつかの話] [果たされる約束][果たされない約束] [『現実』の話だって出たのかもしれない] [否と言われても] [最後に貴方に伝える言葉は決まっている] [『またね』][そうして竪琴の音も途切れるのだ] (=6) 2021/05/04(Tue) 13:04:22 |
【人】 子役 ヘイズ>>409 ルヘナ 「……ぼくも」 おかわりの紅茶を注ぐ。自分のぶんも。 「今のルヘナさんとお別れになると思うと ちょっとだけ寂しいです……」 やがてポットは空になる。 すこし悲し気な表情を見せるが ぽたりと紅茶のしずくが落ちるその 一瞬で、ぱっと笑顔に変わった。 「でも、これから出会うルヘナさんも楽しみです。 期待しててください。 ぼくはふつうの人間じゃあ、ありませんから 誰の、どんな影の中にでも潜り込んで見せます!」 データである限り限界はある。 それでも電子の海でも星がきらめく空でも どこへだって渡って見せよう。 そんな手段を師匠から与えられたのだから。 仮初の死の先を見た子役は知っている。 誰にも認識されず、声もとどかない。 ……そんなのはつまらないことを! 「だから、またお会いしましょうね」 (475) 2021/05/04(Tue) 13:23:30 |
【人】 黒い羊 ハマル>>441 >>442 >>444 キファ 「キファにもありがとう、だ。 キファの旅路にも。 いっぱいの、祝福がありますように!」 「ハマルは、ハマルは。 ずっとずーーっと。キファの幸せを祈っている。 いつまでもあの海を忘れない。 絶対に絶対に、忘れない。 ハマルはずっと、キファといっしょに生きていく」 [『ハマル』も『彼』も忘れる事はないだろう] [果てのない黒からどこまでも広がる青へ] [貴方は塗り替え、確かに導いてくれたのだ] [さよならは言わない][またねも、言わない] [ただいつかの約束だけを結ぶ] [ふたりで海を見たように] [きっとこの約束もいつか果たされるのだと信じられるから] [そうして『ハマル』と『キファ』のお話は終わるのだ] (476) 2021/05/04(Tue) 13:55:43 |
メサは、皆のお別れを見送っている。 (t1) 2021/05/04(Tue) 14:09:09 |
【人】 子役 ヘイズ>>388 サダル 「え。 子離れ って、ぼくってサダルの子供みたいなポジションだったんですかあ?!」 せめて弟では?と子役はつぶやく。弟子だしな。 「もう情緒を一度覚えてしまえばこっちのモンです。 これから 天才子役が更に覚醒して進化 しますので──」子役は子役だ。演技はできてもみなのような別の姿はなかった。 けれどそれはありのままを知ってもらえたということだ。 悪くはない。そしてまた別の世界で会う機会も与えてもらった。 どんな形であろうと。なんという幸運だろうか。 子役は、あなたといた日々をたのしく過ごしたのだろう。 それは人ならざるものが憧れ、得た人らしい感情のかけらだ。 ヘイズの舞台はまだまだ続く。 「だから、またね、です!サダル」 元気よく手を振ってみる。きっとあなたが 帰っていくそのときも、そうやって見送るつもりだ。 しかしこの時点の子役は、現実のあなたが救急車案件であるとは知らない。もしかしたら最初にやることは救急車を呼ぶことかもしれないが── それまた別のお話だ。 (478) 2021/05/04(Tue) 14:23:18 |
ニアは、建物の陰に隠れた。 (a153) 2021/05/04(Tue) 14:26:46 |
ニアは、建物の陰から、メサに視線を送っている。 (a154) 2021/05/04(Tue) 14:27:18 |
ニアは、声を掛けるべきか迷っている。 (a155) 2021/05/04(Tue) 14:27:50 |
ニアは、じーっとメサを見ている。 (a156) 2021/05/04(Tue) 14:28:11 |
【人】 車輪銀河 メレフ>>477 キファ 「即答。」 悩まれるよりはいいのだが。 そこまで興味を持たれていたのだろうか。 いや、持つものか? “設定”であっても己の在り方が余りにも長すぎて、 現実の自分の「当然だろう」と言う気持ちと、 設定の自分の「当然なのか?」が交差する。 「じゃあついてきな。 どうせ、あそこをどうするかまだ決めてなかった。」 言いながら歩きだす。 見慣れたレムノスの街の、細い通路を通り、潜り、 何処かの庭先を平然とした顔で素通りし、 小さなトンネルを抜け、何でもない一つの路地裏。 柄も悪い訳でなく、小さな道の一つ。 その壁にそっと触れると、解ける様に新たな道が出来た。 「俺だけなら適当に転移してたんだが、 二人だとちょっと面倒だから歩きだ。」 (479) 2021/05/04(Tue) 14:37:05 |
【秘】 兎系 ニア → ただの冒険者 メサ>>t1 建物の影から見ている。 この手で殺めてしまった女性のことを。 (あの人が覚えてるなら、謝らなければならないけれど―― 顔も合わせたくないんじゃないかしら。 ……それに死んでから会ったあの人、 ちょっと……本当にちょっと、ちょっとだけ怖かったし。 でも、言いたいことのひとつやふたつはあるんじゃないかしら。 逃げたらダメだと思うのよね……。 通りすがってみる? 声を掛けられなかったらそれでおしまいってことで……。 ああダメ、それだとわたし、無視してるみたいじゃない) 内心がうるさい少女は、あれこれと考えながら。 見ている。建物の陰から、メサにじーっと視線を送っている。 (-290) 2021/05/04(Tue) 14:44:50 |
【秘】 ただの冒険者 メサ → 兎系 ニア (-291) 2021/05/04(Tue) 14:49:09 |
【秘】 兎系 ニア → ただの冒険者 メサ (-292) 2021/05/04(Tue) 14:57:52 |
【人】 車輪銀河 メレフ>>481 キファ 勿論。とばかりに促す。 まず見えるのは、整備された軽石で舗装された道。 鬱蒼と生い茂る──何てこともなく、 周囲の建物の雰囲気に溶け込む、高い建物の中にある庭。 「無駄に名前だけは豪華だが、実際の所、最近まで 『俺とラスの住まい』だぜ?所帯じみてるだろ。」 現代で言うなら、首都の緑化計画でよく見るであろう、 お洒落かつ自然風な光景が広がっている。最も、奥に 見えるギルドは西洋風の建物で近未来的ではないが。 「あとは取引相手を案内する場所だから、 逃げられちゃ困るんで無難な作りさ。 キファが気になってる所は地下にある。」 基本的な呪術ギルド『等価交換』は、 地下を覗かなければ祭壇の存在の有無すら不明だ。 「神秘主義者ねェ。 長生きしたいだけの人間じゃなくて、 他に何か特別なコトがあったりするのかい、それ」 (483) 2021/05/04(Tue) 14:58:34 |
【秘】 ただの冒険者 メサ → 兎系 ニア「やっぱりニアね。おかげさまでご機嫌よ。 よくわかんないけど……アタシは何も変わって無いし、アンタの言うNPCって奴なんじゃないかしら」 はぁ、とため息を吐く。 「忘れるわけないでしょ」 本当は全部壊して忘れさせてもらおうと思ってたけど。 そうはならなかったから。 (-293) 2021/05/04(Tue) 15:02:53 |
【秘】 兎系 ニア → ただの冒険者 メサ>>-293 「そう、NPC……。それに、覚えてるの」 呟いて、俯く。沈黙。 すぐに顔を上げて、影から足を踏み出す。 彼女の正面に立って、口を開く。思いを言葉にする。 「わたし、あんたに最低な……許されないことをしたわ。 だからあんたは、これを受け取らなくてもいい。 ただ、言わせてちょうだい。 ――ごめんなさい。 それと…… あのときは、守ってくれて、 ……ありがとう 」……少女は、素直になるのがとことん苦手だ。 どんどん声が小さくなって、 はじめは合わせていた目が徐々に逸らされていった。 (-294) 2021/05/04(Tue) 15:22:33 |
【人】 尸解仙 キファ>>483 メレフ 『邪魔するぞ』と、誰にともなく 投げ掛けた。 「蜥蜴が逆さまに吊られていたりは。しないんだな。 吾のギルドみたいに」 言われなければ、『等価交換』とは気づかないだろう。 そんな、洒落ているただの邸宅。 その筈なのに、奇妙な郷愁を感じさせるのは。 数十年、百数年の歴史があるからだろうか。 「否。吾は唯、本当に長生きしたいだけよ。 その為に選んだのが、神秘的領域だっただけのこと。 おまえと同じ道を選んだのだ、吾は。 異なるのは。”誰かの為”ではなく ”自分の為”という所だろうな」 『ほら、はよ見せよ』。そう促す。 どうやら、キファにも見学したい理由があるらしい。 (484) 2021/05/04(Tue) 15:27:58 |
【秘】 ただの冒険者 メサ → 兎系 ニア「……ま、何もかも全部"しょうがなかった"のよ。 許すとか、許さないとかはもうどうでもいいの。 アタシはその言葉を全部受け取る。 だからアンタも覚えて、忘れないで」 あなたの苦し気な様子を責める気はない。 あの時は自分もあやふやな状態になって混乱していたのだ。 お互い様だろうと思う。 「簡単に今までの自分を捨てる事は出来ない。 ――けれど新しい自分になる事はできるわ。 アンタがそうやってちゃんと言葉で伝えられるようになったみたいにね」 もうそんな顔をする必要は無いのだと伝わるように笑った。 (-295) 2021/05/04(Tue) 15:36:01 |
【人】 車輪銀河 メレフ>>484 キファ 「お前のギルド、釣られてるのかよ…… 何の為に吊ってんだそれ。食うのか?」 サルの脳みそを食っていた男の台詞ではない。 「厳密には妹を“長生き”させたかった訳じゃない。 ただ、人並みにとまでは行かなくても…… “普通”の人間が見れた景色くらい、 見せてやりたいって思っちまった。 同じ道の様で全然違うが“世間”からすると どっちも同じ禁忌で“おかしい”んだろうな。」 急かすな、と言いつつ鍵のかかっていない扉を開く。 多くの部屋、廊下の数。けれど“気配がない”。 このギルドに、生きてる人間は二人以外──誰もいない。 (487) 2021/05/04(Tue) 15:56:44 |
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