【独】 魔術師 ラヴァンドラ/* ラヴァよく昨日ほぼ1日ヤってあんな走れたなと思うんだけど ロップイヤーの兎は他種より足腰健康らしいからつまりそういうこと(こじつけ) (-121) 2021/12/13(Mon) 13:36:29 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―― 彼の言葉を信じていない訳ではないけれど>>292 触れたことのない温もりへ戸惑っていたのは、本当だ。 聞き飽きるまで言って欲しいと女が乞えば 恐らく彼は、その通りにしてくれるのだろうが ―― ふるりと女は首を横に振り、小さく唇を開き。 「 … テレベルムに、好きって言われると 心臓がどきどきする、から…… 」 散々彼に理路整然と陸の世界を説いてきた口は、 子どものような言葉しか紡げなかった。 本当に言葉通りにされては心臓が壊れてしまいそうで、 (310) 2021/12/13(Mon) 21:02:45 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 〜〜〜 … ッ、!? 」 泣いてない、と強がろうとした女は 息も言葉も詰まらせ、耳を大きくぱたん!と揺らした。 涙を拭った温もりの正体が指先などではなく、 彼の唇であることに気付いたからだ。 はくり、と幾度か口を開いては閉じ。 結局頬を真っ赤に染めた兎は言葉を飲み込んで それから男のローブを掴んだのだ。 (311) 2021/12/13(Mon) 21:02:52 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ―――― 人魚には掟があると彼は言う。>>294 生態を知られてはならない。 それが掟というのなら、恐らく彼は女へ正体を告げた時点で 禁忌の棘を踏んでしまっているのではないか。 「 ………… …… 」 人間になった妹を殺し。 同族殺しの咎を背負って男も死ぬのが使命だと、 … …… 女は唇を噛んで俯いた。 (312) 2021/12/13(Mon) 21:02:58 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ獣人には獣人の決まりがあるように、 人魚にも人魚の掟があるのは当然とも言える。 だからといって、それが個人の幸福や未来そのものを 奪って良い理由にはならないだろう。 彼が女の話をただ静かに聞いてくれたのと同じように 女も黙して、彼が紡ぐ言葉を聴いていた。>>296 家族と呼べるような存在を疾うに失った自分には …… 同じ使命を持たぬ一介の兎では、 全て打ち明けた彼を抱き締めることしか出来ない。 (313) 2021/12/13(Mon) 21:03:02 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ合わさった頬の感触に、どうしてか泣きたいような。 ぽん、と背を撫でられれば 女は本物の兎さながらに、すり、と彼へ頬ずりをして。 「 旅……? 」 そうして投げられた提案へ、首を傾ぐ。 この街から出たことのない女には 想像もあまり出来ないような言葉だったからだ。 (314) 2021/12/13(Mon) 21:03:07 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 …… 私、ここから出たことも無いし こんな体質だから …… 迷惑、かけちゃうかもしれない、けど。 ―――― それでも、いい? 」 頭には、友人の顔が浮かんでいたけれど。 そう遠い旅にはならないと彼が言うのなら、 …… それが彼の願いに繋がるのであれば。 頷かない程、女はひどい兎ではない。 魔力量の多い兎族なんて、旅には一番向かない上に ―――― 見知った場所を少しでも離れることも 彼の邪魔になるかもしれないことだって、 怖いことは幾らでも浮かぶ …… けれど。 (315) 2021/12/13(Mon) 21:03:13 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ彼が頷いてくれるのならば、 女はそっと彼を見上げ、―――― それから。 「 私のこと見捨てないって、 …… 約束のキス、して。 」 へにゃりと眉を下げ、そう強請った。* (316) 2021/12/13(Mon) 21:05:23 |
【独】 魔術師 ラヴァンドラ/* ルイージさん本当お気遣いありがとうございます……>メモ キャパ狭人間ですみません;; ヤるのは全く問題ないのでなんかの形で拾いたい (-160) 2021/12/13(Mon) 21:10:56 |
【秘】 薬屋 テレベルム → 魔術師 ラヴァンドラ… 俺にとってはお姫様だよ。 [口にしてから流石に気恥ずかしく、口端をむずがらせ。 そうと、柔らかな唇にも証を立てる。] (-162) 2021/12/13(Mon) 21:49:21 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラすき、は心臓にわるいとは言ったけれど。>>320 だからと言ってその囁きは、 実質的な意味とはそんなに変わらないのではないか。 ―――― なんて言う余裕など何処にも無く。 用意した朝食は、後で温めてしまおう。 …… 女の魔術なら一振りでそれが出来るのだし。 今何よりも気にして優先するべきは 目の前の彼だけだと、思うから。 不意に耳へ唇を寄せ、ちいさく囁く。 (341) 2021/12/13(Mon) 22:44:50 |
【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム「 …… 貴方がどんな使命を持ってても 掟を破ってしまったんだとしても、 幸せを願っちゃいけないひとなんて どこにもいないよ、…… テレベルム 」 (-176) 2021/12/13(Mon) 22:44:56 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラそうして彼が、女の厄介さも全て 構わないと受け入れてくれるのならば。>>321 女もこの魔力と魔術を 彼の夢の為に使ってみせよう。 「 …… ふふ。 ありがと、―― 私も頑張る。 迷惑は …… 掛けちゃうけど 妹に会えるように。 幸せになれるように、支える、から。 」 旅は、片方が支えて貰うばかりのものではないだろう。 果たして魔術が幾ら有用かは分からないけれど、 出来ることなら何でもしてあげたいのは、此方も同じ。 (342) 2021/12/13(Mon) 22:45:01 |
【人】 魔術師 ラヴァンドラ「 ………… ぅ。 そういうわけじゃ、なぃ けど……。」 浮かべるのは、些かばつの悪そうな顔。 伸ばされた指先が、恭しく輪郭を撫ぜるのを 静かに受け入れて。 (343) 2021/12/13(Mon) 22:45:05 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラともすれば、まるで子どもへ対するような戯れ方。 穏やかに触れられることに慣れないこの身は、 くすぐったさへ肩を跳ねさせ、耳を揺らした。 「 …… ? それは、分かってる……けど。 」 裏街を歩くことを窘められたりはしたけれども 「女なのだから」と毎回気にしていた彼に、 欲の対象として接された記憶は一度もなかった。 ――だからこそ、無警戒に家へ連れ帰り 身体へ触れたりもしたのだろうが。 (*205) 2021/12/13(Mon) 22:45:11 |
【秘】 魔術師 ラヴァンドラ → 薬屋 テレベルム―――― …… 双眸をぱちり、と瞬かせ それから女は、ふわふわと咲ってみせた。 「 …… 王子様に、なってくれるの? 」 本当は、そんなことを訊かずとも 彼は女にとっての王子様なのだけれど。 …… 言葉にするのは恥ずかしくて、 唇を重ね合わせ 飲み込んだ。 (-177) 2021/12/13(Mon) 22:45:17 |
【赤】 魔術師 ラヴァンドラ人魚というのは、欲とは程遠い綺麗な生き物で。 彼自身もそんな風にこの家で過ごしていたから、 ―――― まさかそれが忍耐の結果とは露知らぬ女は 唇を割って入ってきた彼の舌へ、肩を揺らした。 「 ん、 ……ッは、ンぅ…っ 」 声を噛み殺そうとしても、 彼の舌が好き勝手に口の中で動き回れば、それも出来ず。 どうにか彼を止めようと絡めた舌は、 逆に上手いように搦めとられ、声の甘さに変じるばかり。 (*206) 2021/12/13(Mon) 22:45:23 |
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