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【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜/* 【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親 「はいどうも。労わって貰えるなら お話を調子よく進めて頂けるともっと助かりますね? またまた。外出する程度に元気なら会話もできるでしょ。 何なら熱でベッドで寝てても会話するんで安心して下さい」 普川も風紀委員とは言え、人の個室に口を出す程度……の時もあるが、少なくとも今はその気分じゃないのか、或いは特に嫌味を言うほどの部屋に感じなかったのか。 大人しく上がった後は、促されたソファに座る。 「見舞いで清涼飲料水持ってきた方がよかったですかね」 微妙なら嫌味なのか本音なのかラインの小言は出たが。 「まあさておき、朝のお話です。まず一つ確認しますけど、 あの時、 朝日くん何か異能使いました? ついでに、 “例の薬”の噂についてご存じな事あります?」 2021/10/31(Sun) 15:31:00 (-500) 2021/10/31(Sun) 19:56:19 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜/* 【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久 「……藪から棒ですね。僕の異能?」 何のことだかと僕はしらを切る。 名簿に載った僕の異能は残り物には福がある≠ニされているはずだ。 それを怪しんでいるからこその言葉だということも重々に理解している。 「あの騒ぎを抑えられるほどの力は持ってませんよ。 ……それ以上のことは、いくら先輩とはいえ答える義務はないはずですけど」 僕は真実を口にする。僕は異能を使って干渉はしていない。 寧ろ異能に干渉されかけた被害者であるというのに 、と。チクリとした苛立ちを隠すことに尽力した。 「それにしても薬についてですか。 先輩も守屋先輩と同じで、今朝の事件と噂の新薬が絡んでいると思ってるんですかね。 そちらについてもノータッチですよ。 見ての通り、そんなものを手に入れる伝があるほど交友関係も広くありませんので」 「知っているのは異能に作用する薬らしいと言うことくらいです。 ……ただ勢喜は、多分それを飲まされたって言ってた気もしますね」 知っていることはこれで全部とばかり、僕は軽く肩を竦めた。 「言われた通り協力はしましたけど。 他に何かありますか? 先輩」 2021/10/31(Sun) 15:55:17 (-501) 2021/10/31(Sun) 19:57:41 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朧げな陽光 守屋陽菜/*【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 朝日元親 「そうですか。いえ、それが聞けて良かった。 あの時、朝日後輩が“異能を使っていた”のか、 朝日後輩が“異能にかけられようとしていた”のか、 風紀委員としてはそちらを気にしていた物で。 なら後者と言う事ですね。勢喜後輩の“声”が聞こえたと」 既に勢喜光樹から彼の異能の詳細は聞いている。 あの現場、状況、朝日と勢喜の異能の不明度からして、 上記のどちらだったのかは非常に知りたい事だったからだ。 「まあまあもう少し聞いて下さいよ。 さて今朝の勢喜後輩の事件、“噂の薬の副作用”です。 絡んでるも何も、ガッツリイコールで繋がっていますね」 あれ、基本はあそこまで大事にならないんですけどねえ……うちが関与してないので何とも…… と、ややぼやきを入れて。「率直に言いましょう。 “例の薬の治験者”を探しています」 「『楽して強くなる薬』の噂、聞いた事ありません? まあ間違いではないんですけど、それは一部にすぎません。 効用は異能への作用。「変化・強化・弱化」のどれか」 「そんな訳でですね。薬に興味のある人を探しておりまして。 ──朝日後輩、飲んでくれたりしません?」 淡々と語る姿は、別に無理やり襲い掛かって飲ます──そんな雰囲気は特に見当たらない。今の所は。それどころか、質問があるならどうぞとばかりに手で促している。 2021/10/31(Sun) 19:33:09 (-502) 2021/10/31(Sun) 19:59:16 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久「私の異能で荒事になるような事態は想像つかんけどなぁ それこそ、変質してしまったという証左だろうが」 捕物にはなるだろうがねと、笑いながら缶を煽る。 上手く飲み切れはしなかったが、ゴミ箱へと。 「今日みたいに、一緒にお茶する感覚で飲むかぁ 赤信号、みんなで渡れば怖くない ……ま、気をつけなよ」 そういってその背中を見送る。 かちゃり。眼鏡を外す音。 それっきり、女の姿は溶けて見えなくなった。 (-503) 2021/10/31(Sun) 20:00:10 |
【秘】 朧げな陽光 守屋陽菜 → 風紀委員 普川 尚久/* 決着がついたり、落ち着くまでそちらに集中していただいて大丈夫ですよ〜。 って言う前にいっぱい並んでいらっしゃる……! うわぁ……!ありがとうございます……! しばらく見守らせていただきます……! (-505) 2021/10/31(Sun) 20:06:25 |
【人】 風紀委員 普川 尚久「ほ〜。会長と副会長だけで学園は廻ってないんですけど。 それかバトれと言う事でやんすか? 俺が勝つとその鍋の中身全部消えますよ?」 鍋が消えるくらいしか被害がない。 しかも没収後に食う気だ。 (175) 2021/10/31(Sun) 20:13:52 |
【人】 風紀委員 普川 尚久「ほう副会長殿。一つ致命的なご自身の弱点をお忘れの様だ。 今は鍋中。さてこの現場で全力を出せますかねぇ? 家族団らんテレビ時に〜 気まずいシーンが流れて平気なタイプならいいですけどぉ」 妙に詳細な例えだった。 売り言葉に買い言葉。いやどっちが売ったのだったか。 (184) 2021/10/31(Sun) 20:27:20 |
【人】 風紀委員 普川 尚久「……はぁ。ってか普通に調理室で申請出せばよかったのに。 全く今日は俺の気分が悪くない時で運がよかったですね。 俺が本気なら今その鍋を全部食べて終わりでした」 雑魚の幹部のような台詞を吐いているが、さておき本気で副会長とこんな所で異能格闘したくない。 自分の分を盛られたりどうどうされたり会長に指摘されたりくまさんが今日もふわふわだったり鏡沼が増えそうだったので止めた。 「もうややこしいから「鍋許可」って談話室に張り紙でもしといてくれません?そしたらさすがに見逃すのに」 (186) 2021/10/31(Sun) 20:29:16 |
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久「……」 僕はその提案に、呆けたような態度を見せたように思う。 噂の薬が本当にあるのは勢喜から聞いた。 しかしまさか、目の前の風紀委員が関与しているなんて思わなかった。 「返答の前に、ひとつ、いいですか」 頭の中を整理しようとしたか 転がってきた機会に緩む口許を隠すためか 短く一息意識的に吐き出すと、普川先輩に視線を戻した。 「勢喜の異能について聞いたんですよね。 その声を聞いた僕の異能がどのようなものか、少しくらい察しはついているんじゃないかと思います」 その詳細までは語らないまでも、ぼやかして伝える。 僕の異能は動物≠ノ関わっている。 「本来ならお断りしますよ。 変化・強化・弱化のどれかなんて、つまりどうなるか分からないって事でしょう? だからこそ、治験者を探しているんでしょうけど」 「───でもそれは、 本来なら です」 (-507) 2021/10/31(Sun) 20:35:42 |
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久そう言って嗤う僕の口許は、きっと肉食獣のそれだった。 「鼻を明かしたいやつがいるんですよね。 あいつの異能がその薬のせいで強くなったから、 こんなこと になった」僕はいつも通り、淡々と語る。 笑みを称えた姿は、悠然とすら見えただろう。 「強くなろうが弱くなろうが、別のものになろうが僕は構いませんよ。 どう転んでも僕には利点しかないですから。 ……本当は、『薬には気をつけろ』と言われているんですけどね。 でも、こうして目の前に提案がチラつけば魅力的にしか映らないんですよね」 そこまで言い切って、僕はまた1つ息をつく。 「 だから、ええ。飲みましょうか。 先輩もその方が、データも取れて助かるんでしょう?」 それでも僕の口許は、愉しげな笑みを浮かべたままだった。 (-508) 2021/10/31(Sun) 20:36:13 |
【秘】 朝日元親 → 風紀委員 普川 尚久/* お疲れ様です! 取り急ぎ、守屋さんへの連絡についてです。 そんなに装飾しないから大丈夫〜って言おうとしたらめちゃくちゃ装飾してしまったため、自分の分は自分で送ろうかと思います。 そのような形で、よろしくお願いします〜! (-509) 2021/10/31(Sun) 20:37:43 |
【人】 風紀委員 普川 尚久「風評被害?知らない子ですね。 たださすがに盛られても今日は俺食いませんよ。ほら会長なり副会長なり、許可したなら残さず食って帰って下さいね」 では。と、手は付けないまま去っていく。これだけいたら誰かは食べてくれるだろう。 (195) 2021/10/31(Sun) 20:52:23 |
普川 尚久は、心底一人っ子でよかったなと兄弟の話題で思い出した。 (a98) 2021/10/31(Sun) 20:52:43 |
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