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【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁これは迷彩と手短に言葉を交わし、闇谷を運んできたあとのこと。 闇谷を抱えて自室に戻ってきた。成人男性より幾分か体は小さいだろうが、意識を失った人間は相応に重みがある。けれどそれが一体なんだと言うのだろう。あの時の闇谷の叫びを思えば、自分の両腕があげる悲鳴などちっぽけなものだ。 布団の上に寝かせる。断りを入れてから着衣を少しだけ乱し、タオルで拭える部分を拭った。掻き出すことも考えたが、迷彩との約束もある。少し我慢して欲しいとブランケットをかけるだけに留めた。 闇谷が休めるよう整えた後、迷彩の元へ戻ろうとして……一旦、眠る少年の元へやってくる。 顔を覗き込み、様子を伺う。 「暁」 名前を呼ぶ。勿論言葉は返ってこない。 それでも構うことなく、唇を寄せて口づけを落とす。 今度は異能を使う目的などではなく。 ただ"そうしたい"と思ったからした。それだけの小さな理由。 「企画のせいで、誰かのせいで、お前が誰かと肌を重ねることもあるのだと覚悟はしていた。その筈だ。 それでも──」 ▽ (-297) 2021/09/23(Thu) 20:57:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁「──ああ、やっぱり胸が痛いんだ。異能も効いてくれやしない。 暁、苦しいな……」 顔がくしゃりと歪む。 たまらず、もう一度だけ唇を重ねた。 貴方が眠っている頃に起きた、ほんの僅かな一幕のおはなし。 (-298) 2021/09/23(Thu) 20:57:45 |
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