情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【人】 軍医 ルーク―― 司令室 ――[ ――それから、いくらかあとのこと。 最後の機獣を遂に破壊したとの一報を受け、 司令室は沸き立った。 蛇型が外壁を破壊し中庭に至ったときには、 窓から見える建物の向こうに首を擡げる巨大な影に、 これまでかと悲壮感を漂わせていた兵士たちも、 互いに肩をたたき合いながら、歓声を上げている。 彼らが存分に喜び合うのを暫くの間眺め、 やがて、総司令はゆるりと口を開く。] 諸君、我々の勝利だ。 [ その声に、再び大きな歓声が上がる。 それを片手で制し、部屋に居る者たちを見渡す。] (248) 2020/05/29(Fri) 23:59:27 |
【人】 軍医 ルークさあて、もう一仕事頼むよ。 これから前線の兵士たちが戻って来る。 命令は一つだ、 いま生きている者たちを一人も死なせるな。 念のため、大穴の観測も継続して行い、 破壊した機獣に爆発や再起動の兆候がないかは 念入りに確認するように。 [ 沸き立っていた空気が、その言葉に再び引き締まる。 三々五々に散ってゆく部下たちの後姿を眺めながら、 彼は、机の中から一冊の書類を取り出す。 ぼろぼろの紙束を、指の先でぺらりと捲った。 その場にいた技術班長に、振り返らずに話しかける。] (249) 2020/05/30(Sat) 0:00:12 |
【人】 軍医 ルーク これでようやく 次の段階への“前提条件”が整った、 ――と言っていいかな? これだけの攻撃を行った後だ、 同規模の戦力の投入は暫くは可能性が薄い、 合っているかい? [ 口を開いて勢いよく喋り出すジルベールの表情に、 その予測があっていることを確認し、 紙束に視線を落とす。 (つまり、長話は聞き流した)] (250) 2020/05/30(Sat) 0:00:49 |
【人】 軍医 ルーク 『 我々はこの地下世界を開拓するために作られた。 そして今、彼らは我々を滅ぼそうとしている。 目的は、まあ、想像がつくところだ。 しかし機獣の逐次投入とは随分と効率が悪い。 より効率を求めるなら―― “作った段階で殺す手段を組み込んでおくのが正しい” 実際、そういった計画はあったようだと、 この文書は類推している。 ナノマシン、というのだっけ? 組み込んだ因子に反応するそれを散布すれば、 労せずして彼らは、我々を皆殺しに出来た。 散布自体はあったらしいと、 第二研究所に収容された“訪問者”は語ったそうだ。 けれど、それは効力を発揮しなかった。 地下の住民が設計段階で時限爆弾が組み込まれることは なかった、ということだね。 』 (251) 2020/05/30(Sat) 0:02:37 |
【人】 軍医 ルーク[ 爆風に罅割れた窓越しに、天の大穴を見上げる。 そこには闇があり、その向こうは計り知れない。] 『さて、岩盤の上の世界も一枚岩ではならしい。 そうとなれば―― 総攻撃を凌いだ今、動きようによっては、 “交渉”の余地がある者を探すことも、 出来るのではないかな? そうなれば問題は、 誰を送り込むか、ということだが』 [ 心当たりはあるかな? と揶揄えば、 ジルベールは目を輝かせて両手をぶんぶんと上げる。 余程天の向こうに興味があるようだ。 君には此処で働いてもらわなければ困るよと苦笑して、 書類に再び視線を戻し、背もたれに背を預ける。 最初の襲撃の後、この拠点から発見された文書だ。 まだ論文の体すら成していない装甲、走り書き。 けれど、此処にいた調査員であり、 研究者である男が残したものだった。 候補や手段、あるいはこれからの道筋も、 考えている方策は一つ二つではない。 その中のどれを取るかは状況次第だ。 先程蛇型が攻撃態勢に入った際、 窓の外を染め上げた白い光。 それを思い出すように、黒眼鏡の奥の目を細めた。>>-314]* (252) 2020/05/30(Sat) 0:04:34 |
【独】 軍医 ルーク/* りょうかいだよー、身体大事に無理せずにで行こう! ゆっくり休んでね、おやすみ…! (ふわふわうさみみをもっふもっふしながら) (-202) 2020/05/30(Sat) 1:37:32 |
【独】 軍医 ルーク/* お布団に埋まるうさぎさんが可愛くて可愛くてどうしたら良いか分からない。 なんだこの可愛いもふもふの…(ひたすら突っ伏す(とても好き (-211) 2020/05/30(Sat) 16:22:11 |
【人】 軍医 ルーク――… 君がひどいやつなら、 わたしだって、そうだ。>>266 [ 義手を使ってまともに動くことも出来ない様子を、 いつもなら心配でたまらなくて、 居てもたってもいられなくなるところ。 今だって、直ぐにでも出来るだけの手当てをしたいとは 思っているけど、 それでも、いまこの胸を満たすのは、 無事に戻ってきてくれたという喜び。 彼が彼のまま、大切なものを失うことなく、 傍にいてくれるということへの、どうしようもない幸せだ。 それに、泣かせてしまっているというのなら。] 泣いてるのは――嬉しいから。 だから、いいんだ。 それに、嬉しい、とか、悲しいとか、 分からなくなっていたことだから。 …わたし、こんな風に泣けたんだなって。 (276) 2020/05/30(Sat) 19:29:17 |
【人】 軍医 ルーク[ 断ち切れたまま戻ることはない、取り戻す必要もないと、 置き去りにしていたことだった。 それなのに、いつの間にか。 結びあわされた糸が、手を伸ばして再び色彩を編むように、 取り戻されていくのを感じていた。] 笑ったり、泣いたり―― 幸せだと思ったり。 君がくれたもの、 君を大切だと思うわたしが、取り戻したもの。 だから、嬉しいって思ってくれる方が、 わたしは嬉しい。 [ 泣きながら、息を詰まらせながら、 子供みたいな拙い精一杯の言葉で、そんな風に伝える。] (277) 2020/05/30(Sat) 19:29:37 |
【人】 軍医 ルーク[ 腕力はないが、患者の身体を動かすコツは心得ている。 さすがに義手の重さはどうにもならないから、 それ以外の部位を動かすことにはなったけれど。 先ほどまでより落ち着いた呼吸を聞き、 此方もほっと安堵の息をつき、胸に耳を当てて蹲る。 ――で、今になって照れが来て、 尻尾をぴたぴた言わせていたわけだが。] ひどい、とか、尻尾とか……! そういうことを、君は…!! [ 聞こえてきたくすくす笑いに、益々顔が赤くなり、 尻尾がぶわりと膨らんだ。 絶対に顔を上げるものかと、服にしがみ付きながら 聞こえてくる鼓動の音は早足で、 それを意識すると、また頬にかっと血が上る。 尻尾の揺れる動きはまた少し早くなったけれど、 嬉しそうな尻尾、と言われたなら、 その動きも止まって、ぴーんと張りつめ、 ぎこちなく、そろり、地面へと降りてゆき。] (278) 2020/05/30(Sat) 19:31:31 |
【人】 軍医 ルーク…… 莫迦、 あとで、覚えてろ。 [ 恨めし気に顔を上げ、じーっと睨んだ。 顔は真っ赤だし、 口元は綻びたいのかぎゅっと結びたいのか ひどく難しい表情になっているし、 まったく迫力なんてなかっただろうけれど。] (279) 2020/05/30(Sat) 19:31:53 |
【人】 軍医 ルーク[ それでもどうにかこうにか立ち直り、 状況を確認する頃には、大分落ち着いてきて、 ぺんぎんに義足の調達を頼む余裕も出てくる。 動けなくてごめんと謝る声に、首を横に振った。] 大丈夫。 君は、あの機獣から守ってくれた。 わたしだけじゃなく、皆のことも。 [ あのまま蛇型がここで暴れていたなら、 どれだけの被害が出ていたか想像もつかないほどだ。] だから、此処から先は任せて。 ……さっきも、今までも。 戦えなくて、君が危険な目に遭っているときに、 近くにいられないのが、怖かった。 だから、出来ることがあるのは嬉しい。 それに、彼らは君にとっても大事な連中だろう? [ 医者として、戻って来る者たちを治すという使命感は、 元よりあるけれど。 それだけではなくて、力になりたい、 出来ることがあるなら何でもしたいという望みでもある。 だから、此処からは自分の仕事。] (280) 2020/05/30(Sat) 19:32:47 |
【人】 軍医 ルーク[ いまはゆっくり休んでいてほしいと、 尻尾をそっと頭の下に差し入れて。 だいじょうぶだよ、おやすみ――と、そっと耳を撫でる。 その穏やかな表情に、あの頭痛は感じていないのだろうと、 安堵を深くした。 ずっと、不安だった。 手を繋いでいると、忘れさせたりなどしないと誓っていても、 いなくなってしまうかもしれないと、そう思うだけで、 心臓が握りつぶされるような恐怖を感じていた。 だから、水の中の夢の話を聞けば、 いまでもどきりと鼓動が悲鳴を上げる。 ――本当に、ほんとうに、 帰ってきてくれて、よかった。] ……どこまでだって、行くよ。 世界中のどこだって、水の中だって、 ううん、世界の外だって。 (281) 2020/05/30(Sat) 19:33:54 |
【人】 軍医 ルーク[ 温もりというには冷たいけれど、 この手の温度を、感じていてくれたこと。 彼の言葉のひとつひとつが、嬉しくて幸せで、 あたたかくて、どうしようもなくて。 “僕と、一緒に” その言葉の続きに耳をすましたのだけれど―― 続きの代わりに聞こえたのは、 すー、と穏やかな寝息だったものだから。] ……、 [ そこは! 最後まで言ってほしかった!!! 莫迦ー! と思わず声を出しそうになるのを、何とか噤み、 そっとその耳を撫で、おやすみ、と言った声は、 自分自身でも聞いたことがないほどに、 愛おしさを隠せずにいる、やわらかな声だった。] (282) 2020/05/30(Sat) 19:35:32 |
【人】 軍医 ルーク[ 最後の機獣が倒されたという一報が基地を駆け巡り、 前線の兵士たちが帰還し、 怪我人の搬送や戦闘後の機獣の処理が始まる。 第二研究所の爆発を受け、爆発物等の確認は 極めて入念に行われることになっている。 ぺんぎんが運んできてくれた旧式の義足を取りつけながら、 誰か手が空いたものに担架を持ってきてもらい、 彼を医務室に運ぼうとしたのだが。] ん? [ くいくい、と服の裾を引っ張られる。 そこには、ずらりと並んだぺんぎんたちが、 決意に満ちたきらきらした眼差しで此方を見上げていた。 じい、と医務室のぺんぎんに視線を送れば、 羽でしゅたっと彼を指す。 先ほどの蛇型から自分たちも守られたと理解しているのか、 それとも普段から仲の良いうさぎを運ぶお手伝いをしたい! というところか。>>0:39] (283) 2020/05/30(Sat) 19:36:21 |
【人】 軍医 ルーク多分、君たちには重いぞ? この義手とか。 人間が運ぶにしても何人かは要ると… ―― うわあ…? [ 思わず変な声が出たのは、そう言っている間に、 さらにわらわらっとぺんぎんが増えたからだ。 近くの建物で息を潜めていた連中だろう。 医務室の方角から担架を担いできた数羽が見えるに至り、 まあいいか……と諦めた。 この規模の戦闘なら、怪我人の搬送には鳥の手も借りたい。 そのようなわけで、帰還した第一攻撃部隊隊員は、 中庭で破壊され、停止した蛇型機獣の残骸を見て、 彼らの隊長が基地を守ったということを知るだろうし。 ―― タイミングによってはそれに加えて、 見慣れない白狐に先導されたぺんぎん達に運ばれて行く、 赤いうさぎを目撃してしまうことも、 もしかしたら、あったかもしれない。>>269] (284) 2020/05/30(Sat) 19:37:14 |
【人】 軍医 ルーク ―― 医務室 ――[ それから暫くの間、 医療班は負傷者の治療に総出で取り組むこととなる。 出来るならずっと付き添っていたかったのだけれど、 彼が目を覚ますまで、自分は自分のするべきことを――と、 職務に打ち込んだ。 それでも空き時間を見つけるたびに、 臨時の医務室に顔を出し、様子を見ることは忘れない。 人見知りのぺんぎんも、今回ばかりはと人前に出て、 “おてつだい”業務に大忙しだった。 自分が担当になった兵士は、 相変わらず顔を青くする者もいれば、 非常時にえり好みをしていられないと腹を括る者もあり。 あるいは、フードを取った姿を見て、 えっ…と固まっているようなのもいたが、 あれは何に驚いていたのかよく分からない。 逃げようとするやつには、 逃げたらその腕の捻挫治すついでに四本位に増やすぞ? と、 念入りに脅してやったものだ。] (285) 2020/05/30(Sat) 19:38:40 |
【人】 軍医 ルーク[ それで、だ。 目を覚ましたと聞いて駆けつければ、そこに見えたのは、 穴に潜り込んでも、どう見ても隠れ切れていない感じの、 ふわふわぷるぷると揺れている、赤い尻尾。>>275] …… [ ひとつ、ふたつ、瞬き。 どういう状況だこれ――? ぺんぎんと顔を見合わせて数秒後、なんとなく察する。 ( 自分もここしばらくの間仮眠をとるときなんかに、 あのときのことを、何度も思い出しては赤くなり、 尻尾がぱたぱたと動いてしまうことなんかが、 あったものだから。 ) それでも、あれから時間をおいている分、 自分の方は彼に比べて“心の準備”が出来ているのだろう。 ああ、そういえば、 “後で覚えてろ”と言ったっけかなあ――と思い出し、 寝台を指さし、うずうずしているぺんぎんに ゴーサインを出した。] (286) 2020/05/30(Sat) 19:40:45 |
【人】 軍医 ルーク [ ぺんぎんはきらきらした眼差しで嬉しそうに、 ててて、と寝台に飛び乗り、 足元からもぞり、布団に潜り込む、 以前義手を使った彼が運び込まれてきた時と同じように、 顔の近くまでもぞもぞと這ってゆき、ひしっとくっつく。] 起きたって、聞いたから。 身体の具合は? 薬を持って来たんだ。 残念ながら薬は苦いから、 また苦いものと苦いものの選択になるね。 抵抗したら、また全部混ぜて口に突っ込むよ? [ そう言いながら、布団に手をかけ、 それはもう情け容赦なく、一秒も待つことはせず、 べりべりと引っぺがそうとする。 自分の力では剥がせないかもしれないし、 案外剥がせてしまうかもしれないし、どうなるだろう。 いずれにしても、もしうさぎが穴から顔を出したなら、 微笑みを浮かべた紫の双眸が、 すぐ近く、目と鼻の先にあるだろう。 そうして、言ってやるのだ。] (287) 2020/05/30(Sat) 19:42:14 |
【人】 軍医 ルークおはよう、シュゼット。 “これからも、僕と一緒に”の、 続きを聞かせて? [ そう、つまり。 感情が戻ろうと、自覚しようと、 やっぱり意地悪はするのである。 ( ―― ほんとうに聞きたかったからだ。 とても ) でも、そう言いながら、やっぱり自分の頬も、 心の準備なんてどこに行ったとばかりに赤くなっているのは、 これはもう、仕方がない。 運んできた薬瓶が苦いのも、どうしようもないことだけれど、 それに加えてもう一つ、 後に飲めば苦みを消し去ってくれるような、 甘い苺味のジュースを作って持ってきていたのも、 まだ、言ってやらない。 手に持っているのは、あのタブレット。 自分が書いた返事を、まだ読んでもらっていない。 そちらはそっと枕元に置き、まずは返事を待つ。]* (288) 2020/05/30(Sat) 19:44:34 |
【独】 軍医 ルーク/* >シュゼット ぺんぎん総出で運んだ上に、部下さんたちも見ていたかもしれないし見ていないかもしれない。 その上おふとんを剥ごうとしながら追撃をかさねる!(自爆もしている!!) (-215) 2020/05/30(Sat) 19:47:05 |
【秘】 部隊長 シュゼット → 軍医 ルーク これからも、僕と一緒に居て欲しい。 僕も、ルークとずっと共にいるから。 どこにいても、どこにいくことになっても。ずっと。 だから……約束する。 僕はもう、あんな威力の義手砲は……撃たないよ。 [またどんな危険があるかわからない。 撃つこと自体を止める、とは言えないけれど。 記憶を飛ばすほどの高威力の一撃は、 もう撃たない、と。はっきりと言った。 義手砲を撃つ瞬間のルークの悲痛な顔は 今も忘れず、僕の心に刻み付けられている。 二度と、あんな顔をさせたくは無かった。 それになにより僕自身、もう、 記憶を消失することに恐怖したくなかった。] (-227) 2020/05/31(Sun) 3:11:34 |
【独】 軍医 ルーク/* うさぎさんが可愛くて可愛い。そしてペンギンの噂www 約束してくれたの良かったあ、嬉しみに朝からごろんごろんしてる…!(もう昼とか言わない(わたしも滅茶苦茶寝落ちてた>_< ごはん食べて書いてくるー! (-234) 2020/05/31(Sun) 12:15:05 |
【人】 軍医 ルーク[ 右腕がまた動かない、のところで ぐっと表情を曇らせはするけれど、 義手を使って全く反動がないということはないだろうと 予測はしていた。 “いつもと同じ感じ”ならば近々動くはず――と 自分を納得させる。 赤くなってしどろもどろになっているところを見ると、 いつもの自分なら、さらに追撃――なんて、 考えてしまうかもしれないのだけれど。 間近に目を見れば此方の頬もかっと赤くなってしまうのは、 どうしても数日前のあのときのこと――、 触れあった感触を、克明に思い出してしまうので。 心の準備どこに行った。 それでも、“聞きたいこと”は聞きたいのだ。 続きを聞かせて、と問うときも、 仕切りの向こうの他の患者には聞こえないように そっと声を潜めていたりもする。] (332) 2020/05/31(Sun) 14:20:32 |
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新