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【秘】 巫女 ユピテル → 酔吟 ミズガネ「そう、そうなのよ!年代物とかじゃなく私の故郷では 入手すら製造された年代なのに困難な物まであったの」 手土産の酒を選ぶ時に見たと言う事は、酒に関しての知識が 意外にもこの見た目で一定以上はあると言う事になります。 酒好きらしい貴方への手土産でとりあえず、と言うだけでなく 酒への強弱はともかく本人もお酒が好きなのは事実でしょう。 「あら、別に怒らないわ。お世辞が貰えるだけで楽しいから。 むしろ吟遊詩人と言うならその手腕が垣間見れて得した気分よ。 ふふ。お褒め頂き光栄。でもミズガネは試さなかったの? 宴と言っても一年も滞在すれば飽きちゃったりしない? 旅ができず出会いがないなら、気が合う子が欲しくなりそう」 礼を述べながらグラスを受け取り、乾杯と共に紅玉の雫を一口。 探偵との会話では随分荒れていたけれど今はその様子はなく、 どれも彼の一面なのかと水面を見つめ、次の話題に笑う。 「まあ。本当に光栄ならいいけれど、これも詩人のお仕事? あなたは特に特別な人を作りたい様には見えないから」 (-246) 2021/10/17(Sun) 4:29:27 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 座長 トラヴィス「……はあ?おい、お前、いきなり何を」 様子がおかしい。気付いたときには視界が揺れて。急に体が浮き上がる。 「なッ、おい!機嫌を損ねたからって暴力を振るうってのか!?馬鹿、やめろッ、クソッ、おい離せ!」 胸ぐらを掴む手を両手で押さえ、咄嗟に足で向こう脛を蹴飛ばそうと体を揺らす。 それでも相手はびくともしない上に、更には。 「……がァっ!ぐ、ぅ……っ!」 中途半端に浮き上がっていた体が唐突に地面に叩きつけられる。背中越しに伝わる衝撃に顔を歪め、いよいよもって逃げられないことを全身で理解する。 「……おま、え……ッ、最ッ低だな……! 仮面の下はとんだケダモノだったなんてな、ああクソッ、力が強いんだよ馬鹿!俺は男だぞ!?離せ、お前に抱かれる趣味なんてない!」 (-247) 2021/10/17(Sun) 4:37:23 |
【独】 酔吟 ミズガネマジでユピテル誰?????こんな時間帯まで起きてる人、星座村おる??????? ベル記さんはテラだもん…………(テラをベル記さんだと疑わないもちぱい) (-248) 2021/10/17(Sun) 4:39:57 |
【秘】 座長 トラヴィス → 酔吟 ミズガネ「うん、君に無くて、それが? 私に関係あるかな。」 床を跳ねる腕を重ねて掴む。地に押し付ける。体重を掛ければ、片手で苦労はない。 貴方の膝下へ腰を下ろせば、脚をバタつかせる事すら容易くはなくなるだろう。 どうやら、筋力の差も此方に味方しているらしい。 空いた手で貴方の衣服を剥ぐ。 ボタンがあれば、無理やり引っ張って脱がせた。 そうして自らのベルトを引き摺り外せば、貴方の手首の自由を奪う。 実に手際よく貴方を追い込んでいく様は、どこか手慣れていた。 きっとこれが初犯ではない。今はここに居ない者たちが、貴方と同じように男の毒牙に掛かった日があったらしい。 「男は皆ケダモノ──とは、よく言ったものだよね。 ただ、 君は違ったらしいけど? 」くす、くす。 獣のように舌を舐めずり、獲物を見下す。 機嫌の悪さも相まって、酔いの回った頭では、己の欲を満たす事しか考えられない。 自分本意で、身勝手に、欲望の捌け口だとしか貴方を認識していない。 それでも自分の腕の中に居る限りは、 貴方へ下心を持って、この時だけは恋をする。 ……そっと顔を近付けた。 「キスはダメかい、君。」 (-249) 2021/10/17(Sun) 5:03:37 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 座長 トラヴィス「やめっ、おい、お前」 腕を縫い留められる。足を封じられる。 詩人の勢いはみるみるうちに失われていき、代わりに怯えが顔を覗かせる。 体が動かない。理不尽な暴力が体を押さえつける。あれだけ普段よく回る舌が、怯えに合わせてもつれ始める。 ベルトで手首をまとめて縛り上げられてしまえば、信じがたいと言わんばかりの視線と共により一層震えた声が貴方に飛んでくるだろう。 「ふざ、けるなっ……い、嫌だ、ぼ、俺は初めてなのに、どうしてこんな……」 それでも、顔が近づけられれば僅かに反抗的な態度が息を吹き返す。顔をふいと背けるように横に逸らして、棘のあるエメラルドグリーンで睨みつけた。 「……ッ、ケダモノとするキスなんて御免だ。唇重ねてきたら二度と虚言を吐けないようにしてやる……っ!」 (-250) 2021/10/17(Sun) 5:23:51 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ躊躇なくドアノブを捻り部屋に入る。 背後で内鍵を閉めれば何処かしらで倒れているミズガネへ歩み寄る。どんな姿だとしてもキエは眉一つ動かさないだろう。 「おやおや鍵も閉めないなんて不用心だねェ、らしくないじゃないか。助けを求めている様だから来てあげたよ、感謝しなさい」 (-256) 2021/10/17(Sun) 9:50:48 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ/*お疲れ様です! GMからお返事いただきましたっ。 やっぱり、一日目はクロノ固定のようですね。 二日目担当は皇狼さんになるかもしれませんので、 まだ何も確定できません……! (数日後RPがどのように動いているかが分からないのもあり、 まだ確定しない方がよいかも?というアレですっ!) そういう訳でこのお話はいったん無しにさせてください! お騒がせしてすみませんっ、ご親切にありがとうございます! ミズガネさんとはこのまま愚狼を隠しつつ、 あんなことやこんなことをしたいな〜という思いです、えへへっ。 (-259) 2021/10/17(Sun) 10:35:08 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ「じゅ、十分です。 噂を流してる下女を軽く諫めてくれたら……それで、十分」 『晩酌』の言葉にびくり、と肩を揺らした。 垢ぬけない少女の顔が紅潮する。 聞いたことは有った。 館に滞在する吟遊詩人、ミズガネ。……彼に関する、噂も。 「い、良いですよ。あたし。 いざとなったら、そのつもりで来ましたから」 瞳を羞恥に歪めながらも、 ゲイザーは制服のボタンをひとつ、外す。 あなたにとっては何人もの遊び相手のうちのひとり。 けれども、ゲイザーにとっては、はじめての相手だ。 (-261) 2021/10/17(Sun) 10:49:43 |
【独】 酔吟 ミズガネ何はともあれイベントって楽しいので嬉しい〜!ありがとうポルティさん〜♡ (これはキエがポルティさんという前提で話をしています) (違っていたら時計塔から飛び降ります) (-264) 2021/10/17(Sun) 12:03:43 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ男は部屋の真ん中で倒れていた。 貴方が広間で見たことある通りの格好のままだ。ほんの少し乱れがある程度で、何か暴行を受けたと言う様子はない。竪琴はそのすぐ傍に転がっている。 貴方がもし男に触れるのであれば、或いはもう一度声をかけるのであれば、男は意識を取り戻す。 触れた場合貴方は気付くだろうか。 男は凍死寸前まで体が冷え切っている事に。 仮に服を剥いだとしても、凍傷のようなものは何処にも見当たらない。けれどきちんと脈はある。呼吸も正常。 ただただ、その男は冷たいだけだ。 (-265) 2021/10/17(Sun) 12:10:46 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>155 ミズガネ 「普通道楽に効率求めるか?単純に情報を得たいだけなら本で済むだろうよ。 と言うか歌以外に求めてる道楽って何……っオイ!恩を仇で返すとはな。お前喧嘩売ってるのか?」 顔に煙を吹きかけられれば、あからさまに不機嫌そうな顔をした。心底理解できない、そう言いたげだ。 「眺めてる景観を汚されることに不快を抱くのが潔癖症なら、たいていの人間は潔癖症になるんじゃないのか? 低能ってお前なあ……周囲を見下しているようだが、逆にお前は何に秀でてるんだ。それが分からないうちはお前は周りを見下すだけの口と愛想が悪い印象最悪髭面眼鏡のままだ。 あと俺は今は休業中。頼まれても曲なんか弾くものか」 (159) 2021/10/17(Sun) 12:21:27 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → パイ焼き ゲイザー/* お疲れ様。クロノ固定の件や2日目の予定など、委細承知した。確定できないのも無理はない。気にするな。 襲撃予告の白紙についても了解だ。また何かあれば気軽に連絡してくれ。 あんなことやこんなこと、是非やっていこう。よよしく頼む。 (-267) 2021/10/17(Sun) 12:37:49 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → パイ焼き ゲイザー「分かった。それじゃあ取引は成立ということで」 少女の頬が赤く色づく様子を見て、男は喉の奥でくつくつと笑ってみせた。 「…………アハ。なんだ、覚悟が決まっててなかなかいいな、お前。」 体を起こし、テーブルを挟んで向こうにいる貴方へ手を伸ばす。貴方が動こうとしないなら、白い指先はそのまま外されたボタンをかすかに引っかいて、制服の上から静かに肌を撫でるだろう。 「安心しろ。別に今はそういう気分じゃない。今回はただの挨拶だ。 でも……そうだな、次は本当に『仲良く』してもらおうか」 貴方に触れることが叶っても叶わなくても、男は上機嫌そうに声を僅かに弾ませて再び席についた。ようやくカクテルを手に取る。 「さあ、乾杯といこうじゃないか。こうして俺達が出会えたことに」 貴方にとってこの男と出会ったことが乾杯するほど良いことなのかどうかは分からないけれど。 (-268) 2021/10/17(Sun) 12:39:48 |
【秘】 座長 トラヴィス → 酔吟 ミズガネ「へえ、初めてなんだ。 じゃあ、痛いだろうね。」 他人事。瞳を細めて貴方を見る。 せめて酒が抜けていれば、もう少しくらいは貴方を気遣えたのかもしれない。 「がんばって」 まるで狩られる兎の如く怯える姿に加虐欲が満たされていく。 心底嫌そうだ───可愛らしい。 もっともっと、その緑を見せて欲しい。 絶望に染まるそれに、酷く安心する。 首筋へ、喉へ唇を落として、震える声帯にまた笑う。 貴方のシャツを解き、ズボンを下着ごとずり下げて、快楽を拾いやすいとされている胸元、性器、それから後孔……いちいち貴方の反応を伺いながら指で、唇で触れていく。 貴方にとっては、その限りでは無いだろうが。 最低限、男を受け入れる為の準備を済ませて、後は貴方に心身共にほとんど苦痛───被虐される才能でも芽生えれば、少しは快感を与えるだろう。 独りよがりの性行為。 貴方を労ることは、ほとんど無かった。 ……男が満足する頃には、貴方の意識は何処にあるだろう。 (-269) 2021/10/17(Sun) 13:12:54 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「おやおや此れは…第一発見者という奴かな? 困るねェ、僕が怪しまれてしまうじゃないか。おいミズガネ君、起きたまえよ」 何故かキエはミズガネが死んでいない事を確信していた。片膝をつきミズガネの肩に触れると冷たさに首を傾げる。動揺は少しもしていない。 「ん〜…? 生きた人間はもっと温かい筈だがね。何とも不思議な状況だ」 (-270) 2021/10/17(Sun) 13:25:20 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 座長 トラヴィス「ッ嫌だ!嫌だ嫌だ嫌だ! やめろッ、やめろよ、どうして僕がこんな目にっ! 抜け、今すぐ抜け!ひッ、ぅあ、やだ、いやだッ、いやだぁッ! 今すぐ僕の上からどけよォッ!!! 泣いて、泣いて、泣きじゃくって。 商売道具である筈の喉を潰さんばかりに悲鳴を上げて。濡羽色の髪を散らし、白い肢体が絶えず跳ね上がる。 女を貪ることしかしてこなかった男は被虐の破滅的な快楽に目覚めてなどいない。誰かから教え込まれれば話は変わってくるかもしれないが。 ただひたすらに、苦痛に踊らされ続けた。 そうして、貴方の下でひたすらに絶望の歌を奏で続けたことだろう。 …… 快楽に潰されなかったせいか、かろうじて意識は残っている。 それでも満身創痍といった具合で体を投げ出して、必死に酸素を求めて肩を上下に揺らし荒い呼吸を繰り返していた。 (-271) 2021/10/17(Sun) 13:48:54 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ「……ぅ、あ……? なに、なんだ……僕、は…………」 貴方の胸中もつゆ知らず、男は意識が引き上げられる。 青白い顔は何かをされたと言うより単なる恐怖によるものだ。ゆっくりと瞼の下から姿を見せたエメラルドグリーンは焦点が定まっておらず、何が起きたかよく分かっていないことを物語っている。 「さむ、い……さむい…………」 吟遊詩人はうわごとを溢す。貴方の手から伝わってくる温度は男もまた感じ取っているようだった。 (-272) 2021/10/17(Sun) 13:55:49 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「そうか、寒いか。何か恐ろしい事でも在ったのかね」 キエは溢れた言葉を受け取らなかったような返事をした。ミズガネを心配する素振りは何処にも見られない。 その証拠に わざと 触れた手を離した。「 ……で? (-273) 2021/10/17(Sun) 14:16:34 |
【秘】 座長 トラヴィス → 酔吟 ミズガネ「……君が悪いんだよ?」 貴方の体内へ無遠慮に欲を吐き出して、 荒く息を吐き、額の汗を拭う。囁いた。 「どれか一つでも君の言動が違っていれば、 こうはならなかっただろうに。」 責任転嫁。 最初から貴方に乱暴するつもりで誘った癖に。 「いつかこんなひとときの事も詩曲にして、歌い歩いておくれよ。 今みたいに、その美しい鳴き声を晒してさ。吟遊詩人さん?」 それから初物を散らされた小娘のように転がる貴方へ──強ち間違いではないが──また喉へ唇を落とした。 そこへの口付けは、支配欲の象徴。 「シャワーを浴びて行くと良い。 君、酷い顔をしているよ?」 有無を言わさず抱き上げようとして、辞めた。 トラヴィスが占領するこの客室には、シャワールームがある。 代わりにそれをちらりと視線で促して、 貴方が立てないようなら優しく介助するつもりだろう。 貴方の傷と引き換えに、男の機嫌はかなり良くなった。 (-275) 2021/10/17(Sun) 14:24:29 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 探偵 キエ「ぁ……」 血の気を失った白い指が離れていく手を追いかけようと持ち上がる。 寒い。行かないでくれ。僕を置き去りにしないでくれ。 貴方の手、熱を求めていた手は、中途半端なところで止まってしまった。近いタイミングで瞳に光が戻ってくる。 「……ッ」 彷徨っていた手が着地したのは転がっていた帽子だった。体を反転させて帽子を乱雑に掴み、緩慢ながらも身を起こす。 「…………おい、探偵。どうして欲しいか聞かれたから答えてやる。 この謎を解き明かしてみろよ。金とか、俺が払えそうなものなら報酬だって払ってやる」 力を込めた指先が帽子に皺を作った。体温のないそれは、いくら触ったところで指を温めることなどないと知っていながら。 (-279) 2021/10/17(Sun) 15:11:01 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 座長 トラヴィス 内側に欲を吐き出される時、貴方が耳元で囁く時。男の体は過剰なまでに震えて貴方に応えてみせた。 「……ひ、ぅ……っ。 …………ふざ、けるな。畜生……ッ」 人の急所、震える喉元に口付けが降ってくる。その刺激に小さく鳴きこそしたが、次に口から飛び出してきたのは貴方への恨み言だった。 労うことのない、座長の独りよがりの慰めに翻弄された体は慣れない痛みに振り回されたまま。 どうにか体を起こしたものの、一人で立って歩いて出口どころかシャワー室にも行けやしない。 「……チッ。おい、色狂いのケダモノ座長。 誰のせいでこんな顔になったと思ってる。下手に優しくするんだったら肩貸せ、クソッ……」 減らず口は相変わらずだった。散々啼かされて掠れた声で呪詛を紡ぐ男の機嫌は、貴方とは反対にかなり悪くなった。 (-280) 2021/10/17(Sun) 15:25:58 |
【秘】 座長 トラヴィス → 酔吟 ミズガネ「色狂いのケダモノだなんて酷いな。 違うよ、狂いたくても狂えないだけさ。」 アルコールに浸った脳が、力加減を誤らせる。 まあいいかと独りごちて。 貴方を乱暴に引き上げて腰を抱き、シャワールームの方へ誘う。 そのエスコートは、優雅さの欠片もないものだ。 「愛しい君よ。 汚したのが私なのだから、 清めてやるのも私であるべきだろうか?」 磨りガラスの扉を開ける。 あまり広くはなく、簡素なシャワーや最低限の洗髪剤、液体石鹸。 ………大きな男が二人で入るには、少しばかり狭そうだ。 「いや、うん、面倒くさいな。 君、好きに過ごすと良いよ。」 掌をくるり。 貴方をそこへ放り込めば、自分はさっさと真白のベッドへ横になりに戻るだろう。 貴方が干渉するならば、勿論その限りではない。 (-282) 2021/10/17(Sun) 16:04:55 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ逃さないと言わんばかりに視線は手の動きを追った。指先が帽子に触れるのを見れば退屈そうに目を伏せる。 「……。」 (-287) 2021/10/17(Sun) 16:44:14 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ男の指先が、少女の肌に刺激を与える。 見知らぬ感覚に、少女は畏れと緊張まじりに びくりと肩を揺らした。 スカートに皴を作る掌がぎゅっと握られる。 「は、はいっ。あ、あの。よろしくお願いしますっ!」 少女もまた、似つかわぬ黒褐色で満たされたグラスを手に取り、 あなたのグラスに軽く打ち付ける。乾杯の合図。 さて、きっと少女と同様に、あなたはカクテルに口づける。 …………薬は、入っていなかった。 (1/2)⇒ (-288) 2021/10/17(Sun) 16:44:19 |
【秘】 パイ焼き ゲイザー → 酔吟 ミズガネ──それから、ふたりは幾ばくかの歓談を交わして。 特に、褥を共にすることもなく。何も起きることなく── 暫くの後、ゲイザーは仕事に戻ることだろう。 あなたの前では、ゲイザーはただの気弱な少女だった。 ゲイザーにとっても、同様。 どこか優しいくせに、どうしようもない遊び人。 (2/2) (-289) 2021/10/17(Sun) 16:44:45 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「 ーーーー言ったね? しかしある一言を耳にすれば直様目を見開いた。キエは両手を広げ胸を張り悦びを示した。 「報酬を払うのならば是非とも協力しよう! 嬉しいなァ、君からそんな言葉が聞けるとは思わなかったよ。僕ァ金なんざ要らないね、そんな物では手に入らない品が欲しいんだ! 探偵キエは全身全霊を持って君に巣食う謎を解き明かしてみせよう。僕から求める報酬は只1つだけだから君にだって支払える筈さ」 その両手を“来い”と命令するかの様にミズガネへ差し伸べる。 (-290) 2021/10/17(Sun) 16:45:03 |
【秘】 探偵 キエ → 酔吟 ミズガネ「 君の悪夢を見せてみろ。 「そうしたら明かして やっても いい。」「ーーーー意味が、わかるね?」 それは微睡みへの誘い。 腕に収まるだけで訪れる、深い深い悪夢への切符。 (-291) 2021/10/17(Sun) 16:46:00 |
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