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【秘】 運び屋 ルルーシュ → 諜報員 フーゴ[首を傾げつつ持ち変えたシロモノをお出しされた瞬間、俺はそいつを奪い取って] せいっ!! [力一杯ぶん投げた。 文句のひとつも飛んできそうだが知ったこっちゃねーんだわ] まず!それで!拡げるって!発想を!止めろ!!! [不服そうに新たな刺客をお出ししようとする覆面野郎はその発想を止めような! 夜のおねーさんの中にはそういうプレイを売りにしてるのもいるわけで、当然俺もそういったものをやったことはあるんだわ。 だから!いきなり張型突っ込むのはやべーってことぐらいは知っている。 金で割りきれる関係のみ、商品になるクオリティのものしか口にしない俺には、いきなりケツに張型突っ込もうという発想自体がおっそろしいんだが、俺を怖がらせてどうしたいんだ!] (-18) 2021/06/04(Fri) 16:12:22 |
【秘】 運び屋 ルルーシュ → 諜報員 フーゴそれと、ケツ云々以前に。 ………………いや、いい、俺がやるからお前は余計なことすんな。 [血の臭いがクッッッソ萎える、どっか膿んでないか?なんて言葉が口から出掛けたが、 これまでを考えるに、言ったところで反応が面倒くさくなりそうだったんで伝えるのは止めることにした。 かわりに覆面野郎の武装をひっぺがして、ベッドの脇に積み上げて。 それから棚を漁りゃ…………まあ、ケツに突っ込む突っ込まないって話な以上、傷薬も当然置いてあるわな。 ラブホもどきにゃもったいない程度の高級品を持ち出して、覆面野郎のもとに戻ろうか**] (-19) 2021/06/04(Fri) 16:24:15 |
【人】 小泉義哉[やがて二人は大人になった。 幼馴染は実家の弁当屋を継いで 若いながらも切り盛りしてみせた。 対する青年には継ぐべき稼業もなければ 事業を起こすほどの負けん気もなし、 生粋の雇われ人気質。 就職難の荒波を乗り越えて食品卸業者を選んだのは 幼馴染を意識したのもあったかもしれない。 主な仕事は、食堂や弁当屋に食材の営業をかけること。 受注があれば配送もこなし、 発注忘れ常習犯の都合のいい運び屋になることも。 『もりや』の担当になれたのは幸運だった。 ギリギリに発注書を送ってくる客や 買う気もないサンプル乞食の相手に疲れると、 なんやかやと理由をつけては幼馴染のもとを訪れた。 「こんにちは」じゃなくて「ただいま」なんて おどけた挨拶をかけながら。] (62) 2021/06/04(Fri) 19:33:13 |
【人】 小泉義哉[立場こそ違えども、 一緒に働いていれば誠実な仕事ぶりは伝わってくる。] あれ、この鮭うちが卸したやつだよね? なんか安く売りすぎじゃない? [「同じの卸した別のところは、一つ千円で売ってたけど」 ──なんてよそ様の事情は、さすがに教えられないが。 「香菜ちゃん、鮭弁当ちょーだい」という 松田のじいさんの呼びかけに くるくるとせわしなく動き回りながらも 「はーい」と朗らかに対応する姿を見ていれば つい手助けもしたくなる。 ひょっとしたら、余計なお節介だったかもしれないが。] ……これじゃ利益取れないでしょ。 鮭をこれ以上安くするのは厳しいけど ちょうどホッケの大量受注があったんだ。 その分仕入れ値も抑えられたから ここにも安く都合できると思うよ。どう? (63) 2021/06/04(Fri) 19:34:26 |
【人】 小泉義哉[最初の方は、細やかなこだわりがわからずに 「コロッケ作りが楽になるよ」……なんて言って ポテト粉末を持ってきて、触感が悪くなると断られた。 卸業者として付き合っていれば さっくり揚がった黄金色のおいしさは 丁寧な手間の積み重ねで守られているのだと気づかされる。 梅干しもお新香も、いくらでも既製品があるんだし 早起きして真っ赤な目で>>0:29仕込まなくてもいいじゃん。 フライものにかけるソースだって 高い小袋つけるよりも ボトルからかけたほうがずっと安いのに 折角さくっと揚がってるから、と こだわりが歯がゆいぐらい。 だけど確かに、彼女の店で食べる弁当は 漬物一つ、揚げ物一つ、よそでは食べられなくて 彼女に肥えさせられた舌が、何度も足を運ばせた。] (64) 2021/06/04(Fri) 19:35:39 |
【人】 小泉義哉……また! >>0:16 なんかラグビーやってるとかいう男のところ行った。 俺と違って強引なのがいいんだと。 ……やっぱ、女子ってそういうもんなの? [気心知れた仲だ と思っていた から泣き言も何度か漏らしただろう。 ジューシーな唐揚げは熱々で (作り置きもあるはずなのに、 彼女はいつでも揚げたてを出してくれた) ハフハフ言いながら頬張っていれば (これだって下味にってしょうがペーストを渡したら 自分でおろした方が風味がいいと断られた) 帰るころには表情は明るくなっていただろう。 貴重な女子の意見を求めたけれど、 返事はどうだったか。 彼女は秘密主義なのか、 こちらの話は聞いてくれるものの 自分の色恋話となると言葉を濁されたこともあっただろう。 心を開いているのは自分だけか、なんて 一抹の寂しさを抱いていたのだけど。 想像力の乏しい男は ]もしも実際に彼女から相談を受けていたら どんな気持ちになったかなんて、思い当らず。 (65) 2021/06/04(Fri) 19:38:30 |
【人】 日迎 出流[行くつもりではなかった大学を受験することになったのは父親の一声によるものだった。 曰く――『あの大学は将来のために役立つから進学しろ』とことであった。 合格ラインには到達しており将来の道も決まっているのだから受験勉強に熱を入れることはなく、季節病に掛かることもなく体調も万全で迎えた当日、隣に座った君を見た瞬間に覚えていた英単語も数式も年表も全て頭の中から消え去った俺は花畑で小躍りしている間に試験が終わった。 その時には君も既に帰った後で辛うじて受験票を横目に見て名前だけを覚えて帰り、後日みごと不合格の通知を受け父親から大目玉を食らった] (68) 2021/06/04(Fri) 19:45:33 |
【人】 小泉義哉[二日酔いで目が覚めた。気分は最悪だ。] ……SNSなんて見なきゃよかった…… [分かっていても、心が弱っているときほど スマホに親指が吸い込まれていくのはなぜだろう。 幼馴染に話を聞いてもらっても、精神の回復には波がある。 そして、ふらりと下になびいた時に 魔が差して普段は見もせぬSNSを開くのだ。 かつての同級生が気づけば二児の親になっていたり 縁を切ったはずの元カノが 「友達ですか?」と紹介されたりして 酷い精神汚染を受けた。友達じゃない。 年に一度も会わない同級生が今どうしてるかなんて 人生において最もどうでもいい情報の一つだ。 それなのに勝手に比べて 停滞どころか後退した自分に落ち込んで 発泡酒を浴びるほどあおったのは覚えている。] (71) 2021/06/04(Fri) 21:24:32 |
【人】 小泉義哉[布団も敷かずに転がった気がするが 目が覚めた場所はベッドの中だった。 やけに大きく、枕も二つ並んでいたが 一人で広々寝ていてもむなしいだけだ。 全く見覚えのない部屋には、自分一人。 部屋の中心にはテーブルがあり ラミネート加工された紙が一枚置かれている。 ホテルによくある施設説明だ。 訳も分からぬままにぺらりと手に取ると 小さく音を立てて何かが落ちた。 拾い上げるのは後にして紙を読むと 馬鹿馬鹿しい脱出方法が簡潔に記されていた。] (72) 2021/06/04(Fri) 21:25:40 |
【人】 だって男の子だもん 小泉義哉──シないと出られない部屋? [音読しても意味が分からない。 ちょうどその時、ブブ……と音を立てて 床に落ちたもの>>72が震えだした。ローター。] …………。 [なんとなくポケットに突っ込んでしまったスケベ心は許してほしい。] (73) 2021/06/04(Fri) 21:27:03 |
【人】 小泉義哉[改めて部屋を見渡してみると、ご丁寧なことに、枕元には コンドーム 紳士の嗜みまで置いてある。 そこまで見てやっと理解した。つまりまだ夢の中なのだ。 ベッドからやたらと目につく位置に設置された鏡には 目の落ちくぼんだ青年が苦笑いしていた。 そもそも一人でどうやってナニやらすれば良いのか。] (74) 2021/06/04(Fri) 21:27:45 |
【人】 小泉義哉は 、 えぇ? 香 ── 安住……? [照明はほの暗く、部屋の隅々までは見えないが 光の刺す中心には今起きかえったばかりの香菜が 大きな目を夢のように見開いてじっと小泉を見た。 その瞳は小動物のように頼りなく揺れて 心細いのか、柔らかそうな自らの体を抱きしめていた。 いつもは清潔にまとめられた髪は無造作におろされ 剥き出しの肩に散っている。 思わず鎖骨を視線でたどれば、その下の薄い生地を 男にはない曲線が押し上げていて思わず息を飲んだ。 その衣服と呼ぶにはあまりにも頼りない布地を見れば 腰から下は布団に隠れて見えないはずなのに かけ布団の下に伸びる二本の足が 妙に艶めかしい想像を搔き立てた。 あまりにもそぐわない幼馴染の背後、その枕元に やっぱり紳士のアメニティを見つけて あまりの状況にくらくらとめまいがした。] (76) 2021/06/04(Fri) 21:30:03 |
【人】 小泉義哉[しばらく言葉を見つけられずに 所在なく視線をさまよわせていたが バスローブが二つ並んでいるのに気づくと 意を決したように彼女を正面から見据え 大股に歩みよって剥き出しの肩にかけた。] 訳が分からないけど……とにかく出口を探そう。 安住だって嫌でしょ、こんなところ [──と言ってから、果たして彼女は この部屋の説明を読んだだろうかと疑問に思った。 しかし尋ねるほどの勇気はなく むっつりと不機嫌そうに押し黙ったまま くるりと背を向けて、彼女の準備が整うのを待った。]** (77) 2021/06/04(Fri) 21:31:02 |
【秘】 諜報員 フーゴ → 運び屋 ルルーシュあ。 [これ?と差し出したブツの模型を奪い取ると、やつは目一杯壁に向かってそれを叩きつけた。違ったらしい。大きくても小さくても怒るとか、短気なやつである。 でも実物を見たことがないのだから、大きさが分からなくても仕方がないだろう。そこは許してほしい。 ここは実物を無理やりにでも見てから大きさを決めるべきだろうか。なんてのんびり考えつつ模型をあれこれ弄り回していたら、怒られた。なんかこいつ詳しいな?] ひろげる? [なおピッタリな大きさがあったら、とりあえずいけるか突っ込んでみるか?くらいの意識だったのだけれど、どうやらそれはこいついわく危険らしい。俺は痛みに強い方ではあるが、痛いのが好きな訳じゃないので手の中の模型はポイした] (-22) 2021/06/04(Fri) 22:13:59 |
【秘】 諜報員 フーゴ → 運び屋 ルルーシュ[俺の案を却下するのだから、こいつは詳しいのだろう。余計なことすんなって言われたし、おとなしく座っていたら、めっちゃ嫌そうな顔しつつ、今までちょっとしたことで怒鳴りまくってたやつにしては珍しく言葉を飲み込んだ。 武装を解かれ、ベッドを背もたれ代わりに座っていたらなんか持ってきた] なにそれ?? [やつがキュポと蓋を開けて手に取ったものに勝手に鼻を近付けて匂いをかぐ。匂いは強いけど嫌いなにおいじゃないから、おとなしくそれを塗られた] きずぐすり。 [それを塗っておいたら、怪我が早く治るらしい。なんかすげーな、そんなんあるんだな、なんて感心してたらすげー変な目で見られた。 いや、俺怪我はよくするけどそんなの使われたことないし。幸い死ぬレベルの怪我はしたことないから、使うまでもないと思われたんだろう] (-23) 2021/06/04(Fri) 22:15:34 |
【秘】 諜報員 フーゴ → 運び屋 ルルーシュ[塗り終わってぺたぺたするのを触ろうとしたら止められた。触っちゃダメらしい。そわそわしてたらきずぐすり塗った上からばんそこ貼られた。 丁寧に手当てされたとこをそろそろ触ると、不思議な感じがする。なんでこいつこんなことするんだろうな?怪我なんて放っておけばそのうち治ったし、組織の──つまりは俺の周りの人間は皆そういう扱いをしてきたし、そういうものだと思ってた。 こいつが変わってるのか?それとも俺の周りが変わっていたのか、どっちかは分からないけどばんそこ貼られた怪我は痛くない。それはなんか……いいな?] ふへ。 [にこにこばんそこ眺めてたらまた変な顔されたけどいいや。手当てしてもらったし*] (-24) 2021/06/04(Fri) 22:17:11 |
小泉義哉は、メモを貼った。 (a14) 2021/06/04(Fri) 22:27:28 |
諜報員 フーゴは、メモを貼った。 (a15) 2021/06/04(Fri) 22:42:37 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁──よくわからない部屋で [ かなり焦っているように見える彼女。 彼女を納得させるために どこかに指示が書いていないかと 彼女がベッドの上に来るのを 拒んだから、探してみた。 見られることが嫌かと言われるなら あまり好みではないと答える。 けれども、出られないのなら… ] 桜ちゃん、これに書いてあること 今から読むね? (78) 2021/06/04(Fri) 22:55:15 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ 彼女と反対側にあるテーブルにあった。 その封筒の中には、扉近くに書いてあることと 似たようなことが書いてあった。 この部屋に来てしまった人が 無事に扉を開けるためには 相手と繋がらなければならない。 ナニをするか、聡明な人ならわかるだろう。 ] ここから出たいなら、しよ? それでも嫌っていうなら、… (79) 2021/06/04(Fri) 22:55:57 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁[ オクスリの時間が待っているだけ。 彼はジリジリと続きを言うことなく、 口に小さなタブレットを口に含み 彼女に近づいていく。 壁を背にして彼女が立ちすくんでいるのなら 逃げられないように 両手を彼女の顔の横に突いた。 ] (80) 2021/06/04(Fri) 22:56:29 |
【秘】 おにいさん 榊原 皇仁 → フィアンセ 葛葉 桜子[ そして唇を重ね、タブレットを飲ませる。 半ば無理矢理に、飲み込ませたが正しい。 久しぶりにキメてしまおう。 出なければ、一生出られない。 ] (-26) 2021/06/04(Fri) 22:56:56 |
【人】 おにいさん 榊原 皇仁桜ちゃん、ごっくんした? [ いい子だもんね、と言って 優しく彼女の髪を撫でれば、 腰紐を解いていいか、聞いた。 怒られそうな気がするけど気にしない ]* (81) 2021/06/04(Fri) 22:57:43 |
おにいさん 榊原 皇仁は、メモを貼った。 (a16) 2021/06/04(Fri) 22:58:21 |
【人】 早乙女 結奈[ 日迎 出流君 同じ予備校の、隣の席の男の子 多分、同じ大学の受験の席にも彼はいた。 恋なんてしっかりした感情じゃない だけど、ほんの少しだけ気になる アタシに取っての彼はそんな位置。 高校は同じではなかったから もし、あのまま大学に合格していたなら そうでなくても同じ予備校に通わなかったなら 友達になろうとか言えたのだろうけど] (82) 2021/06/04(Fri) 23:04:06 |
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