【人】 軍医 ルーク他の連中に紛れてしまえば、 君に気付く上官はいないだろうさ。 あとは好きにするといいよ。 [ かくして飛べないぺんぎんは、 何事もなかったかのように基地内に帰還を遂げた―― はず、だったのだが。 何故かその日から、東棟の医務室に 一匹のぺんぎんが入り浸ることとなる。 人見知りが激しいようで、普段は物陰に隠れていて、 患者が誰もいないときにはひょっこり顔を出し、 医務室の主にてちてちと茶など運んできたりする。 きっと場所が気に入ったのだろうと、放っておくことにした。 (薬品の入っている棚には、その日のうちに鍵をかけた) 来訪者があるときにそいつが姿を現すことがあったとしたら、 それは例えば、余程気を許しただれかが訪れたときのこと。 そういった相手がいるかどうかは―― 当のぺんぎんや、ぺんぎんと親しいであろう誰か次第。]** (66) 2020/05/15(Fri) 13:36:05 |
軍医 ルークは、メモを貼った。 (a8) 2020/05/15(Fri) 13:46:07 |
【独】 軍医 ルーク/* 相方がもふもふの赤いロップイヤーの耳尻尾かわいすぎて突っ伏している。 うさぎ…うさもふのロップイヤー…(もふー そして記憶喪失かあ、中の人は全力で構いに突撃しに行きたい好き。 しかしこちらのPCがこんなやつでほんとごめん、 耳尻尾は白くて最高にもふだよ! (-19) 2020/05/15(Fri) 14:28:02 |
【独】 神置 穂村/* 穂村の父、燈夜さんのあたりで参考にしたさいと ᓚᘏᗢぺたり 渡辺ピアノ調律師事務所 http://www.piano-tokyo.jp... さんち〜工芸と探訪〜より ピアノ調律師の回 https://sunchi.jp... 『羊と鋼の森』は積んでるんすよね… 読みたくて文庫買ってはいるんだけど読めなかっ ᓚᘏᗢあと、穂村の専門ピアノちゃうんや… (-20) 2020/05/15(Fri) 15:17:01 |
【人】 部隊長 シュゼット[部隊が数字で分かれているのにも。意味がある。] ……皆。固定の砲台と銃器の斜線は把握しているな。 一番近い距離で、敵の弱点をいち早く把握し、 勝利への近道を作ることができるのは、僕たちだ。 [集まった数十名の隊員たちは、 皆、緊張の面持ちで整列し、僕の話を聞いている。 それもそうだ。 僕たちの"第一戦闘部隊"は……超近接部隊。 これからやってくる機械の怪物相手に、 目と鼻の先で戦う、一番危険な部隊なのだから。 少しでも気を抜けば、一瞬で命を刈り取られてしまう。 そのことは、今までの訓練や、実戦での経験もあり、 この場に居る兵士たちはよくわかっていた。 ……そう。部隊の数字は単純な話。 戦闘能力が高い精鋭になればなるほど、 若い数字の部隊に入れられて。 若い数字の部隊であればあるほど、 実戦では、怪物から近い距離での戦闘を任されるのだ。] (68) 2020/05/15(Fri) 21:19:32 |
【人】 部隊長 シュゼット だが、いつでも第一は自分の命。 訓練を思い出せ。耳を、五感を研ぎ澄ませろ。 あのデカブツの攻撃が直撃したら、終わりと思え。 [皆の顔を見回す。 僕にはよくわからないけれど、戦場での僕は、 普段、基地内で過ごしている時とは様子が違うらしい。 普段の緩く開かれた瞳は緊張を巡らせた糸のように鋭く 話しぶりも上官に相応しいものに聞こえるようだ。 僕はただ、この基地の人達に傷ついてほしくないんだ。 また、今日の戦闘が終わったら、皆で揃って 基地の食堂で美味しいご飯を食べて、 楽しそうな皆を眺めていたいと、 そう思っているだけ、なんだけれど。] (69) 2020/05/15(Fri) 21:22:12 |
【人】 部隊長 シュゼット[……その一心で、皆に色々話さなきゃと気張るから 戦闘前は、確かにいつもより、 言葉数も多くなっているのかもしれない。] わかったな。何かあれば通信機で知らせるんだ。 すぐに、僕が。助けにいくから。 [みんなが頷いたのを見て。 頬を少し緩めると、僕も「よし」と頷いて。 背中に背負っていた、身の丈ほどはある大剣を前へ構えた。] (70) 2020/05/15(Fri) 21:24:45 |
【人】 部隊長 シュゼット[戦場と化した周囲に、砲撃や銃撃の嵐が降る。 見上げるほどの機械の怪物。今回は四足歩行型だ。 動きは素早くはないけれど、確実に一歩ずつ、 基地へと近づいてくるのをみれば、 悠長に相手はしていられないと、気を引き締める。 黒い軍帽から伸びた髪と兎耳を靡かせて、 怪物の足の一振りを、得意の跳躍で避ける。 避けた先にあった、かつて家の一部だった壁を足が触れば そこから、もう一度跳躍。 相手が放った銃弾が耳元を通り過ぎていく中で、 怪物の肩のあたりについていた銃器を一つ、 大剣を勢いよく振り抜いて、叩き壊した。 細身の黒の軍服のシルエットは 赤色をふわりと揺らしながら、一度地面へ着地。 そんな戦いぶりを暫く続けーーー そろそろ倒す手掛かりを見つけないと皆が危ないと そう、思い始めた頃だった。] (72) 2020/05/15(Fri) 21:29:29 |
【人】 部隊長 シュゼット[ザザッ………] [通信機に、興奮したような、声が乗る。] 『隊長!!"コア"、発見しました!! ただ、装甲が厚く我々の武器ではとても…、あっ!』 [通信機から、声が届く。 連絡をくれた彼女の方を見れば、 怪物の胸元からせり出したガトリング砲に 狙われているところだった。] (73) 2020/05/15(Fri) 21:30:14 |
【人】 部隊長 シュゼット[隊の中でも目がいいマリーベルは、 こうして、敵の弱点を見つけるのが得意で その点を買われて第一戦闘部隊配属になった。 しかしまだ、戦闘経験が浅く年も若いため、 気が緩みやすい欠点を持ち合わせている。 泣きそうに顔を歪ませるのが見えて、 仲間を失ってたまるかと、大剣へと目を向ける。 (こないだ、医務室で、 暫く撃つなと念を押された直後だが ……躊躇なんて、していられるか。) この戦場から、仲間を生かして返すこと。 それが僕の一番の仕事だと、思っているから。] (74) 2020/05/15(Fri) 21:31:55 |
【人】 部隊長 シュゼット[持っていた大剣は地面に突き刺して。 右腕を、前へ突き出し、掌を敵へ向ける。 大きく、肺へと息を吸い込んで。] マリーベル!!伏せろ!!! [マリーベルは、僕の声を聞くと すぐに、頭を抱えてしゃがみ込んだ。 掌の中央がスライドして、穴が開き。 そして穴は急速に、急速に。白く、白く。 『太陽』と見間違えるほどに、輝きを強めていく。] (75) 2020/05/15(Fri) 21:34:27 |
【人】 部隊長 シュゼット[限界まで膨れ上がった輝きは、一気に放たれる。 そうして、光の光線は一直線に 機械の化物の心臓とも言える器官を貫いた。 巨体がぐらりと揺れて、その場に倒れていく。 義手砲(センスが無いだの必殺技感が無いだのよく怒られるのだが、面倒なのでずっとこう呼んでいる。)を撃った後の僕は、衝撃で後ろに吹っ飛んでいた。 思いっきり、背中から地面に叩きつけられる。 痛覚にはめっぽう強いから(寧ろ、鈍い方だ)、 これしきのことは何でもないのだが。 ……どういう仕組みか、これを撃つと、 暫く体が使い物にならなくなるのが常であり。 今日も、体力を根こそぎ義手砲に持っていかれて、 大地の上で大の字になって動けなくなっていた。] (76) 2020/05/15(Fri) 21:51:46 |
【人】 部隊長 シュゼット[機械の獣を倒せたことで、 一層騒がしくなってきた周囲の声を 帽子から垂れさがったロップイヤーは良く拾う。 シュゼット隊長を医務室へ運べだとか、 そんな言葉を聞いて、僕は力なく息をついた。] ……怒られる、かなぁ。 それとも……また、研究対象か。 [こういうときにいつも貰う苦い栄養剤(AME015とかいう名前の薬らしい。)は、これが苺飴なら喜んで食べるのにと前に言ったら、逆に多めに飲まされた経験がある。 確かに、飲むとすぐ動けるようにはなるのだが、 本当は意地でも飲みたくないぐらい嫌いだ。 疲れで遠のく意識の中。 この後目が覚めた時に……今日は話のわかる、薬を患者の希望で買えてくれる医者でありますようにと願ったのだけど。 さて。ベッドへ運ばれた僕を迎えたのは、 どの医者だったのだろう。]* (77) 2020/05/15(Fri) 21:52:41 |
部隊長 シュゼットは、メモを貼った。 (a9) 2020/05/15(Fri) 21:56:20 |
【人】 賢者 メルキオール[ 「一緒に冒険、しませんか──?」 いつのことだったか忘れてしまったけれど そこから私たちの冒険は始まったの ……貴方は覚えているかしら?] (78) 2020/05/15(Fri) 22:12:34 |
【人】 賢者 メルキオール["ギルド" ──それは数多くの冒険者たちが夢を追い求めてくる場所。 そして、力量が十分であれば、金が手に入り、名声を得られる場所だ。 いつの時代から始まったかわからない、それほど昔からこの世界にはギルドという場所は不可欠であって、大きな街には必ずともいってギルドの支部はあった。 ──これは、王都に程近い少し大きめな都市にあるとあるギルドでの物語] (79) 2020/05/15(Fri) 22:14:27 |
【人】 賢者 メルキオール─ ギルド内・掲示板前にて ─ ……今日の仕事は何をしようかしら? [ギルドボードの前で佇む女性が一人。 薬草集めに行商護衛、モンスター退治にペット捜索と幅広いジャンルの依頼がボードへと貼られている。 勿論ギルドランクという制度があるため受けられない依頼も存在するが、そもそもそんな依頼は受ける気もなく] (80) 2020/05/15(Fri) 22:15:07 |
【人】 賢者 メルキオールとりあえず待ち……かしら [相方が来るのを待とう。 おそらくまだ宿屋の布団の中で惰眠を貪ってるんでしょうけれど。 "お昼まで待って来ないなら一人でクエストに行こう" そんなことを思っては、ギルド併設のカフェでお茶を傾けること後どれくらいでしょうか?*] (81) 2020/05/15(Fri) 22:16:01 |
賢者 メルキオールは、メモを貼った。 (a10) 2020/05/15(Fri) 22:23:08 |
【人】 軍医 ルーク ―― 前線基地・外壁上 ――[ 出撃した兵士達は散会し、各々の配置につく。 中の一隊が、前方に突出している。 あれは、穴から降りてくる怪物の降下位置近くに陣取る 第一部隊だろう。 武装に身を固めながら、 その動きは気を抜けば見失いそうなほどに疾い。 怪物を間近に相手取る超近接部隊には、 身体能力に優れているものが多く配属されているのか、 あるいは、余程よく統率が取れているのか。 彼らを見下ろす顔に表情はない――はずだ。 地上の動きに集中していたものだから、 固唾を飲んで事情を見守る手の中の鳥が、 不安げにちらりと此方を見上げたことには、 一向に気付かなかった。] (82) 2020/05/15(Fri) 22:25:32 |
【人】 軍医 ルーク[ 天の大穴から、“それ”が降りてくる。 否、“降りてくる”というよりは―― 落下だ、落ちてくる。 あの距離から落下しては、生き物ならばひとたまりもない。 けれど、それは、そう ――言葉通りの意味で、生き物ではないのだ。 けたたましい吼え声が戦場を劈き、 『それ』が地面に着地するのと、 砲門が火を噴くのは同時だった。 腹の底に響く砲撃音が、耳を聾する。 矢継ぎ早に放たれた第一陣の砲撃は、 怪物に、あるいはその周囲に着弾し、 爆音が轟き、土煙が巻き上がる。 前線の人影たちは、射線上にはいない。 砲撃部隊も味方を撃つ様な無様はすまい――という、 そう簡単な話ではない、 近接部隊の彼らはあれほど突出し、 見上げるほどに巨大な怪物と相対しながら、 同時に、味方の動きを把握しているのだろう。] (83) 2020/05/15(Fri) 22:26:15 |
【人】 軍医 ルーク[ もうもうと巻き上がる土煙、 閃光がひらめき、戦場は地獄と化す。 今もその残骸が残る建造物の名残が、 怪物の前足の一撃で、がらがらと崩れ落ちた。 ――そう、此処は、あの大穴から怪物があらわれるまでは、 ひとが住まう土地だった。 ここにいても、大きな白い耳はあまりにもよく音を拾う。 破壊音、爆音、銃弾の音、ひとの声。 晴れてゆく土煙の向こうで、“それ”の影が現れる。 再びの咆哮。 四つ足の怪物は進みを止め、その首はぎりりと向きを変え、 生き物ではありえない角度で外壁を見上げ、 基地へと狙いを定めるように、一歩ずつ近づいてくる。>>72] (84) 2020/05/15(Fri) 22:27:11 |
【人】 軍医 ルーク四足歩行型―― 速度に応じて足並みを変化させている、 歩容の再現まで完全… などという生易しいものじゃ、ないな、あれは。 [ 生き物にしか見えない動き、 けして生き物ではありえない、圧倒的な破壊の化身。 その足取りを止めようと、兵士たちが攻撃を加える。 けれど、その進みを止めるには至らない。 四つ足の怪物が、迫って来る。 その胸元がぱかりと開き、奥にある『なにか』が、 戦場の何処かへと狙いを定めようとした、そのとき――] (85) 2020/05/15(Fri) 22:27:51 |
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