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![]() | 【人】 看護生 ミン>>17 ラサルハグ まるで目から鱗と言わんばかりの様子にくすりと笑みが零れた。 邪魔をしないように納得したように繰り返される言葉が途切れるまで、穏やかに頷きながら相槌を打つ。 「人って突然、見えてたものが見えなくなったり、些細な事で迷ったり、分かっていたものが分からなくなったりする生き物ですから。 それに、お祭りの雰囲気や華やかさに圧倒される気持ちは私にも何と無く…わかります。 私もここに来てからずっと、…この光景の中に居る自分の時間がゆっくりと流れてるような気がしているんです。 …ラサルハグさんは物書きをしていらっしゃるんでしたよね。 ”先生”相手に今の言い回しは恥ずかしかったかしら。」 口元に手を当ててくすくすと肩を揺らす。 先ほどまで浮かべていた穏やかな笑みとは違う。悪戯っ子のような笑み。 「ふふ、私はここに訪れること自体がお勉強みたいなものですから。沢山のお花で彩られるお祭りなら、珍しい薬用植物の一つや二つはあるんじゃないかと思って。」 口にしながら周囲を見回す。 暖かな陽の光と美しく咲く色とりどりの花々と祭りを楽しむ人々の笑顔が目に映る。 全てを見て回った訳ではないが、これだけ沢山の花々が咲き乱れているならば言葉通り一つや二つは期待しても罰は当たらないだろう。 「…ラサルハグさんくらい素敵な殿方なら、妖精を自称しても、案外、驚かれないかもしれませんね。 まぁ、そんな、飴玉一つでお気になさらないでください。 こうして楽しくお喋りして下さるだけで凄く嬉しいですよ。 知り合いも居ない場所に一人で訪れたものですから、少しだけ心細かったんです。」 (25) 2022/03/23(Wed) 2:23:13 |
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![]() | 【人】 灯集め ラキ「今年の蜜の妖精はずーいぶん手際がいい様子。 これは、明日俺もどうなってるか分からないなあ」 えいえいおーしてるところをちょっと遠巻きに。 さて、今日はどこに顔出してみようかな〜っと。 (26) 2022/03/23(Wed) 2:35:50 |
![]() | 【秘】 看護生 ミン → 甘言 イクリール「あ、ご、ごめんなさい。無遠慮に見てしまって…。 私もさっきそちらの飴屋さんに寄ったものですから、気になっちゃって。」 困ったように眉を下げて「お気を悪くされてしまったらごめんなさい。」と告げる。 視線が小瓶に移ったのに気が付いて、貴女の言葉には笑顔で頷いた。 「イクリールさん…ですよね。自己紹介されてたの見てました。私はミリアンと申します。よろしければお気軽にミンと呼んで下さいね。 ………ところで…、もしどの飴にするか悩んでいらっしゃるなら、こちらの花弁の飴玉は候補から外して頂いても構いませんよ。」 貴女が何事かと首を傾げても彼女はニコニコと人のいい笑みを浮かべている。 そうして、貴女に手を出して欲しいと伝えると何かを握らせた。 貴女が掌を開いて見れば、店に並んでいる飴玉が一つ、ころりと転がった。 (-43) 2022/03/23(Wed) 2:43:19 |
![]() | 【人】 灯集め ラキ>>1:101 ナフ 「はは、素敵な魔法をどうも。 手をかけてくれた人がいるだけ、 喜ばなくちゃ、ってなるし。今から渡すのが楽しみだ」 ちょっと悪いことを考えてるときの悪戯な笑み。 純粋に喜んでもらいたい気持ちこそはあれど、 やっぱり素直にはなれない反抗心が鎌首をもたげる。 「ああ……そうだ、ナフさん。 シェルタンちゃんを見かけたら伝えといてくれないかな。 『俺の前では演じてみせてくれないの?』ってさ。 会ったらでいいよ会ったらで。よろしくね」 ニッと活発そうな笑みに押し上げて、軽く肩をすくめる。 わざわざ兄に言伝を頼む辺りからして、 これもちょっとした悪戯心の一環、なのかも。 (27) 2022/03/23(Wed) 2:52:06 |
![]() | 【人】 看護生 ミン「まぁ…もうゲームは始まってるんですね。 うっかりなくしてしまわないように…私も気をつけなくちゃ。」 首から下げた小瓶を優しく握る。 …蜜がなくてもお祭りは楽しめるけれど。 せっかくなら勝ちたいと思うのが人の心理というものなのです。 通りに目を向けながら暖かい陽の当たるベンチに腰を掛ける。 目を閉じれば人々の賑やかな声と花の香りが鼻腔をくすぐる。 ……穏やかな雰囲気と空気で、なんだか眠ってしまいそう。 (28) 2022/03/23(Wed) 2:54:10 |
![]() | 【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム『一生分の時間が過ぎたらその先で待つだけさ!』 その表情が険しくなっても、旅人の笑顔は変わらず笑顔のまま。 誰かの表情が翳るなら、その分笑えばいいとでも言わんばかり。 『きっとこの街の良いところは変わらないよ。 もし忘れていても、見た目や声が変わっていても。 変わらず春のこの街で、同じように出会えるとも!』 『──じゃ、また会おう。約束だ!』 そんな遠い記憶の中のこと。 二人とこの地と、それから優しい風だけの想い出。 今は覚えていなくとも、きっとそのうち顔を出す。 ─────旅人曰く、春は目覚めの季節なのだと。 (-44) 2022/03/23(Wed) 4:00:10 |
![]() | 【人】 風来人 ユピテル>>23 テレベルム 「…あ、へえ! 確かに絵も見たい絵を描いてもらえたら楽しそうだ。 注文してすぐに目の前で料理を作ってもらうみたいな… そんな感じの、こうあれだ!」 いわゆる路上絵描きというやつだ。 旅人の中で売り物の絵といえば既に描いてあるもので。 その発想はなかったと素直に感心していた。 「散歩に出る分、君の稼ぎはちょっと減るかもだけど。 これはお金で退屈じゃない時間を買うようなものだよな。 ──よし、じゃあ行こっか!」 袖を掴む手に、変わらない笑顔一つ返して。 同じく袖をちょいとつまんで、そのまま何処かへ足を向けた。 (30) 2022/03/23(Wed) 4:01:57 |
![]() | 【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルムとは言っても特に目的地があるわけでもなくて。 のんびりとした足取りは噴水のある公園を過ぎて、 花屋や喫茶店、アクセサリーや飲食物の屋台を過ぎて。 時折何処か気になる所はあった?なんて尋ねながら。 「──あ、そういえばなんだけどさ」 揺れる首飾りが陽射しをきらりと反射して。 それに気付いて、それからふと思い出した事を口に出した。 「私の事調べたの、もしかしてテレベルム? ああそこのところは勿論内緒でもいいんだけど。 えっいきなり?ってちょっとびっくりしたんだよな〜」 首飾りの瓶の部分はまだ無事だ。 つまりは"悪戯"を画策していた事が誰かにバレただけ。 だから大騒ぎする事でもなくて、ただちょっと気になって。 仮にそうでないとしたら誰だろう、なんてちょっと考える。 ありそうなのは、ランタン屋の息子…じゃない彼だろうか。 それともやる気満々の子ども達? 誰だとしても微笑ましいものだから良いのだけど。 (-45) 2022/03/23(Wed) 4:02:55 |
![]() | 【独】 風来人 ユピテル/* チップがかわいい陽キャだから一生かわいい陽キャで居られるな… 絶対おセンチにはなっても一秒たりとも後ろ向きにはならないぞ 強メンタル人外ソウル装填! (-46) 2022/03/23(Wed) 4:19:12 |
![]() | 【秘】 灯集め ラキ → 異邦人 サルガス「え〜力になりたいって言ってくれてたのに」 でも、その心遣いだけで多少なりとも救われているものだ。 花が浮かぶコーヒーを一つ頼んで、机に徐に頬杖をつく。 「ま、人を幸せにするのってさ、 意外と悩みを解決させるだけ、とは限らないんだよ。 君と合う前に比べて、俺はすこし幸福になったさ……なんて、 口説き文句にしてはちょっとニヒルすぎるかな?」 机に置いた自製のランタンに目を遣れば、 慈しむような手でそれを撫でて。 「このランタン、『サダルスウド』って名前がついてるんだ。 ラキと同じ、幸運の意味を持つことば。 照らす先にいつも幸有りますようにという想いを込めて、さ。 そういう誰かを想う力だけでも人は幸せにできると思うし。 だから、現状がめちゃくちゃ不安ってわけでもないよ、俺は」 (-47) 2022/03/23(Wed) 4:26:49 |
![]() | 【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテル視線はあちらこちらに向けど、袖はつかんだまま。 噴水の噴射口と跳ねる水、良い香りのする道を抜けていく。 食事よりはふわふわしたもの、ぬいぐるみや工芸品に興味を向け。 「あれはユピテルの色をしている」 そう、ライムグリーンを指差していた。 「……調べた?」 (-48) 2022/03/23(Wed) 4:36:50 |
![]() | 【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテル「あぁ、俺だなぁ」 無表情のまま。 笑っているように聞こえる声は悪戯が成功した子供のように。 「やんちゃな彼ら以外の悪戯妖精を 白いふわふわ が見つけてしまったみたいだ。俺のそばにいるあいつは、ちょっかいをかける人を選べない。 特別から似た者同士になってしまったな、ユピテル」 (-49) 2022/03/23(Wed) 4:44:04 |
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灯集め ラキは、メモを貼った。 ![]() (a0) 2022/03/23(Wed) 5:00:12 |
![]() | 【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルムちょんとつまんだ袖の反対側。 ふと指された先にあったのは淡く柔らかな緑色。 言われてみれば、なるほど確かにそんな感じがしなくもない。 「じゃああれはテレベルムの色だ?」 少し考えて、応じるように指差したのは、淡い色の便箋ひとつ。 綺麗で、どこか切ない勿忘草のいろ。 そんなこんなをしながらそぞろ歩く道すがら。 投げ掛けた問いに返ったのはどことなく鈍い反応で。 おやこれはハズレかな、と思って── (-51) 2022/03/23(Wed) 5:35:53 |
![]() | 【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム「………や、」 「 やっぱり〜!!そんな気はしてたんだよな〜!! うううくそうくそう、手が早いなあ! えっち! 」えっちではない。 「いやいいんだよ私はね!? 皆と一緒になって遊べればそれでいいわけさ! でも弟分や妹分の前では良い格好したいじゃん!じゃ〜ん!」 子供っぽく泣き言言ってつまんだ袖をぐいぐい引っ張った。 とはいえそこまで嘆いてるふうでもなくて、 まんまと悪戯に引っ掛かって「も〜!!」と騒いでるだけの。 つまりはあれだけ子ども達の前でおにーさん面をしておいて、 いざ始まれば自分が真っ先にバレたということらしい。 悪戯は大成功だ! 「特別だったつもりはないんだけど〜…まあ楽しそうだしいっか ところでその白いふわふわっていったい何なのさ?」 (-52) 2022/03/23(Wed) 5:36:33 |
ユピテルは、その日どっかで騒いでた。「も〜!!」 (a1) 2022/03/23(Wed) 5:39:02 |
![]() | 【独】 風来人 ユピテル/* 狐好きだったら占われても思い込み解除されるだけだし、 豆狸だったら多分占い側も道連れにするはずだから つまり今日の犠牲はほぼ聖女……かあ……? 有り得そうなのはラキ勧誘しに行ってしまったやつかな… この村よく考えたら3割くらい人外役職なのか 勧誘、難! (-53) 2022/03/23(Wed) 5:59:33 |
![]() | 【人】 灯集め ラキ>>28 ミン 「そうしてると、隙を突いて蜜をとられちゃうかもよ」 ベンチの後ろから、跳ねるような声が響く。 背もたれに上半身を乗りだして腕を組んだりして。 「あはは、ちょーっと不用心だと思うなあお兄さんは。 普段なら何かが起こるわけもないと思うけど、 遊んでる真っ最中なら話は別だぜ? ……なんて、それは舞踏会の筋書きでの話だけど」 話しかける口実を探してたみたいに。 交流が目的の遊びだから気が引ける要素もないんだけど、 どうせならスマートに話しかけたいじゃんって魂胆を内心に。 「ねえね、どこから来たの? ここらじゃ見かけないかわいい子だな〜って気になっちゃって。……ああ邪魔だなあって思ったら無視してくれていいぜ。 小うるさい羽虫はさっさと飛び立って失せるべきだしな」 (31) 2022/03/23(Wed) 6:19:17 |
![]() | 【秘】 行商人 テレベルム → 風来人 ユピテル「えっち、ってなんだ……? ユピテルは既に良い格好をしているぞ」 これでもあなたには既に感じてるいる違和感を聞こうとしていた。 しかしその前に、白いふわふわはユピテルの蜜にちょっかいをかけてしまった。 これにはテレベレムも困惑、をしている無表情。 『あともう一回引っかければ盗れそうなのによォ! 妖しいと思ってたんだ、こいつ昔のお前を知ってるだなんて出鱈目いって! 人間じゃねぇな! 同族にしては匂いがわかりずれェが……ぐぬぬぬ』 「 白いふわふわ のことか? 奴は白いふわふわ だ」『オレが白いふわふわだ! まるで正体がわからないだろう! 声も聞こえないだろう! へへーん! この男がこうして二足歩行できてるのも、 俺たちのお陰ってワケ!』 瞬間、確かに目の前にケサランパセランのようなものがふわふわしはじめた。 くっきりとだったり、ぼんやりとは人による。 そんなふわふわを両手でつかみ(?)あなたの前に持ってみせた。 『うぉ離せ!? 持ち方が雑!』 「……見えるか、これなんだが。 俺の病気を治す場所をくれたふわふわだ。可愛いだろう」 『寝惚けてんじゃねぇよォ! 早く起きろ寝坊助ッッ』 (-54) 2022/03/23(Wed) 6:29:10 |
![]() | 【秘】 異邦人 サルガス → 物書き ラサルハグ「肯定の言葉。感謝します。 案ずることはありません。 使命は己を定める法則であり 私は人類平均以上に頑丈ですから」 「平和に近づくにつれてそれを感じなくなりますか? なかった頃の記憶は己の胸に突き刺さり続けていますか? 忘れることと、忘れられぬこと、どちらが解となり得るのでしょうか」 「……」 続く言葉には沈黙して。 「理解します。仮に真の幸福が成し得ることがあれば。 そうでなくとも己に与えられた使命を失えば。 待つのは『停止』。 稼働に必要なコストも馬鹿になりませんから。 合理のみを考えるとそうなります。 人類はそう簡単な生物ではありませんけど」 (-55) 2022/03/23(Wed) 6:38:20 |
![]() | 【秘】 異邦人 サルガス → 灯火売り ポルクス「情報過多による緊張状態を確認。 申し訳ありません」 癖のようなもので、もう幾度となく繰り返している。 軽く頭をかいた。 「研鑽で向上するものなのでしょうか。 より優れた力、 壇上で芸をなすでしょうか、 心病める者を癒すでしょうか」 ……。 「また問いを過剰に投げかけてしまいました。 申し訳ありません」 (-56) 2022/03/23(Wed) 6:46:50 |
![]() | 【秘】 風来人 ユピテル → 行商人 テレベルム「可愛いかなあ……?」 ばっちり見えては、いるんですが。 ずいと目の前に出されたふわふわを見て……うーん。 いや見た目は可愛い。それは間違いない。 同じじゃないけど近くはあるものだからか何となく、 言わんとしている事はわかってしまうので、そっちがこう。 剽軽な感じがして愛嬌があるといえばそうだけど。 「治す場所……あ、前に話してた病気の治療法ってこと? つまり妖精の一種なわけだ?」 随分昔の記憶を手繰って手繰って、うーんとまた少し唸った後。 流石に一字一句覚えてるわけじゃないけど、 一度顔馴染みになった相手の事は結構覚えている方だ。 「ならちょっと納得だ。妖精は大概悪戯好きなものだものな。 でも君、ちょっかい出し過ぎるのも考えもの! あと別にでたらめじゃないし… 気まぐれな風に飛ばされてしまっても知らないぞぅ」 旅人へのちょっかいが一度は未遂で済んだのは、 多分きっと、"風向きがよかった"から。 触れられるかは一先ず別として。 愉快なふわふわに釘を刺し、 ずびし! とでこぴんを…試みる! (-58) 2022/03/23(Wed) 7:11:16 |
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![]() | 【秘】 灯火売り ポルクス → 異邦人 サルガス「あ、いえ……すみません、大丈夫です!」 *おろおろ *母のことを聞かれてるのだろうと *つとめて落ち着いて考えてはことばを選びます。 「えと、母さんは……この魔法を物に篭めるのが得意で、 光としても、長い時間維持できるんです。 頑張った……って言ってたから、 練習積めば多分上手くなるのかな……? 大道芸みたいなこととか出来るかは、わからないけど 落ち込んでる人には効くし、 でも病んでる人には効くまでは ちょっとわからない……かな。 母さん、占い師なんです。 お悩み相談所みたいなとこありますけどね」 *後ろふたつの質問は *見たことが無い、聞いたことが無い故の回答だ。 *占い師(お悩み相談所)にそういう事や解決を *求めて来る人はそうそういない。 (-59) 2022/03/23(Wed) 7:12:59 |
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