【人】 アマミ[結局クラヴィーアには全部聞かれていたようだ。>>64>>66 憤る彼女>>65には一言、「見苦しいところを見せたな」と言って咎めることはなかった。 それから、「弟ももう子供じゃないから大丈夫だ」、と心配するクラヴィーアの頭を撫でようとするだろう。 万が一あの女、ロゼリアとクラヴィーアが2人きりで対面するなんてことがあればどうやら自分が止めなければならないらしいが。>>56 とはいえ、あの忌々しい再会からしばらくは文書だけが送られるようになった。 どうやらロゼリアをけしかければこちらが絆されると思っていたようだ、自らの策が通用しないと知るや否や臀に火をつけて必死な様が筆圧から伝わってくる。 実に愚かしいと、その度にアマミは書面を破り捨てていただろう。] (67) 2021/03/31(Wed) 22:13:46 |
【人】 アマミ────。 [思い出すと気分が悪くなる。 せっかくクラヴィーアが来た時に限って記憶が嫌な仕事をするものだ。 すぐさま頭の中から消し去り、礼儀正しく一礼をする彼女>>57に応じて一礼を返すと。] もしかしたら......。 歳でボケてしまったかもしれないな。 [そんな冗談を言いながら、ありがとうと手荷物を受け取るのだ。 どこか他人行儀な礼式は、貴族の娘と没落した惨めな男が一線を超えない為の防波堤。アマミはそう思っていた。 それを知ってか知らずか、クラヴィーアもまた気を遣ってくれていたようだが。>>57 その気遣いに助けられたことが実際に何度もあるというのは今は黙っておくとしよう。] (68) 2021/03/31(Wed) 22:15:08 |
【人】 アマミ[ティータイムというのは元々英国の文化ではあるが、アマミは意外にもこの時間が好きなのだ。 仕事の合間に一息を入れる。 それは若い頃から欠かしたことのない習慣に近い。 もっとも、その一息を誰かと過ごすというのはクラヴィーアが相手でようやく抵抗が無くなるという有り様ではあったが。 彼女の微笑み>>58に絆されるように妖狐の面を外して柔らかな笑みで応えただろう。] いつも君の作るものは美味しいよ。 それにしても君は本当に努力家というか...。 君にこうして来てもらえる俺は きっと幸せ者なんだろうな。 [クラヴィーアに感謝するのは当然のこと、りんご園の人々にもいつか礼を言いたいとアマミは思っていたが。 彼女と出会ってからというものの、人に恵まれているような気がする。 こちらの反応を伺うクラヴィーアにありがとうと礼を言うのにも、だんだんと慣れてきたものだ。] (69) 2021/03/31(Wed) 22:16:08 |
【人】 アマミ[貴族というのは何か勘違いした輩が多い。 「我々は労働を必要としない上級の地位。 だから働かぬ我々に間食など要らない。 間食などみっともない庶民の嗜みだ。」 などと宣い、間食をしないだけに飽き足らず、それ自体を差別的に扱う者すらいる。 己に酔った愚か者の末路と言うべきか。 そんな人間達を嫌という程目の当たりにしてきたアマミにとっては、彼女の作ってくれる食事や間食が目に見えるそれよりもはるかに暖かいもてなしであった。 そんな貴族らしからぬ彼女だ。 以前彼女に「家では良い扱いを受けていない」と聞いた時には分かりやすいほどに眉間に皺を寄せることになっただろう。 あの島で彼女が治した傷に深さがあるのだとアマミが思いつくのはちょうどこの時。 いつかのタイミングで彼女が今も遺っているという過去の痕を話してくれた時には、アマミはその言葉を口にしていたのだった。] (70) 2021/03/31(Wed) 22:20:27 |
【人】 アマミ言いたくないことは言わなくていい。 思い出せない事も思い出すことは無い。 ただ、もしも行く宛てがない時には ここにいて構わないと言っておこう。 その時は、君の帰る場所を、俺が作ってやる。 (71) 2021/03/31(Wed) 22:22:08 |
【人】 アマミ[家を訪れることの公認を彼女がどう受け止め、ここを何度も訪れてくれるようになったのか。 その経緯は、いずれ彼女の口から直接聞かせてもらうことにしよう。]** (72) 2021/03/31(Wed) 22:22:59 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 運命の出会いをしたと彼は思った。 素っ気ない態度こそが、 彼が一目惚れをしてしまった1番の理由。 休みだからと化粧をして 気合を入れている人を 彼はあまりすきになれない。 ] いい人、だったな… でも、……んー…… [ 前にこうやって挨拶をした時は お隣さんに恵まれなかった。 出てきて挨拶してもらえただけでも上々。 でもどこか、彼女のことを知ったら 何かを背負うことになるような気がした。 勿論、それは嫌とかいうものではなくて。 だから、実家から野菜が届いたりしたら 渡すようにして、少しでも彼女との 距離を縮められたら、と努力をしたはず。 ] (73) 2021/03/31(Wed) 22:30:11 |
【人】 文月 美鶴[ 運命の出会いだなんてちっとも思ってなかった。 むしろ、面倒だなって思った。 私みたいな地味で可愛くもない女が、 あんな美形といたらきっと疎まれて… ――――……。 ] 関わらないで、欲しかった。 [ 野菜のおすそ分けを受け取ったりしたこともあった。 でもそれは、相手が落ち込むようなそぶりを見せたから 渋々受け取っただけだった。 まあ、受け取ったら食べたんだけど。 あの時の菓子折りも実は貰ってすぐ開けなかったし 結果として賞味期限間近に食べてたりした。 食べたくなかったけど、食べ物に罪はないから。 好かれる理由も思いつかないし、何故私に関わるのかと 出会ってから一年くらいはそう思ってた。 友達にさえ、なりたいとは思ってなかった。 ]* (75) 2021/03/31(Wed) 22:42:25 |
【人】 エン[そりゃ手加減はしてる、けど止めようとしてるのはわりと本気なんだが>>38。 ただこのピンとたった耳(見えない)と振り回される尻尾(見えない)に俺は弱いと思う。演技じゃないってわかってしまうから尚更だ。 俺は元々捨て子だけど、拾われた家が特別だった。俺自身は変わっていないのに、俺への扱いは180度変わったといっていい。俺にとってあの家の人たちは特別だから、俺を利用してあの人たちに取り入ろうとする周りの態度は許せるものではない。 だから適度に周りと距離を取ろうと思った のだが。こいつは俺のそんな態度をまったくもって気にしない。ひょっとすると気付いていないのかもしれない。 まぁ、だからこそ俺にとって居心地がいいのだけど] (76) 2021/03/31(Wed) 22:43:12 |
【人】 エン[ハチヤは俺のことを吸血鬼というけど、正確には吸血鬼と俺の種族、クリムゾンは別物だ。まぁ大して変わりはしない、血を吸わないといけないし運動神経は人間よりも優れてる。あと基本長生き。けど血とは別に食事だって取るしクリムゾン同士で結婚すればクリムゾンが生まれる。 そもそも俺たちが通う学校はクリムゾンのための学校だ。血がないとやっていけない俺たちの都合上、半分くらいは人間で。俺はその中でも特別燃費が悪い。他のクリムゾン達よりも多くの血を必要とする。その俺にとって俺が必要とするだけの血をひとりで賄ってくれるハチヤは特別でもあり…………] まぁ。お前に留年とされても、俺が困るし。勉強くらいはみてやる。 [こいつの素直さとは真逆で、俺は本心を喋るのが苦手である。こいつがいなくなったら困るのは実際困るけど。けどそれだけかって言われたらけしてそうでもないだけど『違う理由』を言葉にするには俺の口は重すぎるのである] (77) 2021/03/31(Wed) 22:46:40 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 仕事に行く時間が偶に被って ゴミ出しの時は代わりに持ったり、 少々お節介をやくやつと思われていたはず。 彼女の警戒心は強すぎて 正直に言えば何も言わずに、というより 引越し当日に引っ越しますと伝えても、 いいかなと思うくらいに悩んだ。 ] 連絡先……また交換できなかった。 いつになったら、いけるかな。 [ 新卒時代が終わって、 2人とも社会人2年目になってからも、 その関係性自体は大きな進展を見せず。 アパートの他の人たちとは連絡先を 交換できたのに、彼女に関しては なかなかできなかったことを彼は今でも 鮮明に覚えている。もどかしくて、 もっと話をしたかったのに。 ]* (79) 2021/03/31(Wed) 22:48:30 |
【人】 文月 美鶴[ なんで関わるんだろうって思いは消えない。 好意なんて感じ取れるはずもなかったし。 私は関わらないようにしようとしてたから。 結構、失礼な態度を取ってたはずなのに。 それなのに彼はお節介を焼いてくるし、 挨拶を欠かさなかった。 たぶん悪い人じゃないんだろうな。 うすうすはそう思っていても、 私は関わりたくないって思い続けてた。 話したくないって思ってた。 もう、面倒は嫌だったから。 貴方の価値観を知る機会が出来るまでは 私はずっと避け続けてた ]* (80) 2021/03/31(Wed) 22:58:02 |
【秘】 エン → ハチヤ[部屋に帰るのは間に合っただろうか、鱗の出る位置は一定じゃないから出たとしても服のある位置ならいいのだが] どこだよ。取ってやるからお前は触るなよ。 [服のある位置だったら、こいつ剝かないと鱗はげないけどどうせ二人の部屋だし。遠慮なく制服ひっぺがそう。ハチヤは鱗を剥ぐ時に力任せにがりがりやるから、傷だらけにするのだ。だから俺が一緒にいる時は俺がハチヤの鱗を剥ぐことにしてる] (-20) 2021/03/31(Wed) 22:59:35 |
【人】 アマミ──回想:因果応報── [初めて出会った彼女は、アマミにとっては子供のような子という印象でしか無かった。 例えば、人間一人も殺せなさそうな、ちっぽけで、繊細な心を持つ少女。 そんなクラヴィーアであったからこそ、アマミは彼女の未来を願ったのだ。 人を傷つけるのが怖いことがちっぽけだと言うのならば、それもいいだろう。 人を傷つける事でこびりつく血の臭いも、痛みも、知らない方がいい。 痛みを恐れない者に、未来などない。 「あと3年したら君はいい女になる。」 かつて己が彼女に告げた言葉だ。 人を慈しむ心を持つ彼女は、人を操り功利を貪る愚者などとは違う。 人を想える彼女ならばきっとそうなるに違いないと、アマミは確信を持っていた。 だからこそ、囁かに背中を押したつもりだったのだが.....。] (81) 2021/03/31(Wed) 23:06:20 |
【人】 アマミ[結局、彼女に伝えたアマミの確信は物の見事に的中したというわけだが。 しかしながら最近もっぱらの悩みは決まって彼女の事だ。] ..................。 [執筆用の机の前でパイプを味わいながらアマミは物思いに耽る。 彼女は確かにV いい女 Vとなっていた。そう、アマミの想像をゆうに超える程に。] (82) 2021/03/31(Wed) 23:08:01 |
【人】 アマミ[地位を捨てた者にとって言葉の使い方など些細な問題でしかない。 彼女の人の為に何かを想えるその人格は元より、成熟した果実はその美しさを際立たせる。 かつて未熟と突き放した己がこうなるとはなんとも情けない。 そんな彼女を、己が美しいと感じた女を自宅にあげている。 歳が30を過ぎるとはいえ、何も思わないというのがおかしな話なのだ。] (83) 2021/03/31(Wed) 23:09:16 |
【人】 アマミ[アマミ自身も分かっている。 一言。たった一言。 「嫁に来てくれ」と言えばいい話だ。 自惚れる訳では無いがクラヴィーアもまた、どう答えるかはともかく真剣に受け止めてくれると、アマミはそう思っていた。 しかし。] (クラヴィーアももう子供じゃない。 彼女が自分の意志でここに来ているのだから 俺が遠慮などする必要はないはず......。 しかし...彼女は俺と一緒にいて幸福になど なれるのだろうか............。) [長いとも短いとも言えぬ時間。>>59 彼女のことは少しずつわかってきたはずだ。 しかしこの世界の、ましてや貴族の婚姻など政略の成れの果て。 自由な愛情の交差など妄想の産物(image in wonderland)にすぎない。 貴族としての立場を捨てたこの男は彼女になにをしてやれるだろうか。 その答えが、今なお見つからないのだ。]** (84) 2021/03/31(Wed) 23:10:36 |
天のお告げ(村建て人)は、メモを貼った。 2021/03/31(Wed) 23:11:30 |
アマミは、メモを貼った。 (a4) 2021/03/31(Wed) 23:13:52 |
アマミは、メモを貼った。 (a5) 2021/03/31(Wed) 23:14:06 |
【独】 ??? 館の主/* メモのタイミングをはかっていました。(( とりあえずどのペアも尊いですね…というかみんな素敵だから私のシスメセンスがないのやばい…(頭を抱える) (-22) 2021/03/31(Wed) 23:14:12 |
【人】 メガネ 忽那 潤[ 時は少しすぎてもう少しで3年目というあたり。 彼は壁に直面していた。 彼女関連のことではなく、仕事。 別に、元々順風満帆すぎるわけではなかったけれど 比較的いい感じだった。 天狗になることだけはなかったけれど、 どうにもうまくいかなくなってしまった。 ] ……………… [ コンコン、と隣の彼女がいる時間に 玄関先をノックした。 とは言っても、話をしたかったわけではなく 手紙を受け取って欲しくて。 ] (85) 2021/03/31(Wed) 23:29:00 |
【人】 メガネ 忽那 潤『直接だと、貴方に迷惑をかけそうなので 良かったらやりとりをしたいです。 …………話を聞いてくれるだけでいいんです。 よろしくお願いします。 ID: ****** 忽那 』 [ そんな内容の手紙を、彼女に手渡して 彼はすぐにその場から立ち去った。 いつもの明るい彼とは違ったことだろう。 この時、初めて連絡先を聞きたいと 彼女に直接?間接?的に伝えた気がした。 間接的なら、聞いてる聞いてないにかかわらず とても落ち着くところがあるから。 ]* (86) 2021/03/31(Wed) 23:30:13 |
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