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【人】 傭兵団長 ダイゴ[当時、自分はチェスという遊びを知らなかったのだが。 誘導戦術《サクリファイス》を仕掛けられていたような。 自分が彼の盤上に立っている心地さえした。 気の所為だと言わんばかりに、 「やれ、殿を務めていてよかった。お前が先陣で正解だったな」 * その言葉と深紅の瞳が、 記憶から焼き付いて離れない。]** (49) 2021/04/17(Sat) 21:58:58 |
【赤】 傭兵団長 ダイゴ[20という節目を迎える年に初めに贈られたものは、 陣頭に立って一番初めに返り血を浴びるという"功績"だった。 そもそも。その日が、 の誕生日であるということもすっかり忘れていたのだが。]** (*3) 2021/04/17(Sat) 21:59:47 |
【人】 放浪者 イシリオンどうもありがとう、じゃ、また。 [ 市場でいくつか情報を仕入れてから 同じく教えてもらった宿のひとつへと歩いて行った。 決して高級とは言えないが、 掃除の行き届いて清潔そうなところがよい。] …うーん、そうだねぇ。 バスタブがあって、窓のある部屋だとありがたいのだけど。 食事は外で食べるから、今日はいらない。 [ そんな要望をフロントに出して、 空いているならその部屋へと 少ない荷物とともに向かうことだろう。 ] (50) 2021/04/17(Sat) 22:07:00 |
【人】 放浪者 イシリオン[ 案内された部屋は一人で寝起きするには充分の広さ。 枕元に生花が飾ってあり、宿主の心遣いが感じられる。 思わずそれに顔を近づけてみたが香りはしなかった。 それでも、湿った空気をまとった植物が 部屋にあるのは嬉しいものだ。 花の咲き乱れていた故郷のことを想い出す―― ] (51) 2021/04/17(Sat) 22:09:32 |
【人】 放浪者 イシリオン――故郷を懐かしんでいる場合じゃない、か。 [ 方々の国を旅しているのは、あるものを探すため。 それを見つけなければ、故郷に帰ることは許されない。 溜息をついた後、枕元の花に指先を少しだけ触れさせると、 荷物を置いて、また宿の外へと出かけていった。 ] (52) 2021/04/17(Sat) 22:11:30 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[>>47おすすめ料理を語ってくれる主は生き生きとしていた。 ダレンは彼にこの国が好きなのだろうとたびたび思わせられていた。 なのに兄弟に命を脅かされるのはどれほどつらいことだろうかと、表情に出さないように努めながら、ダレンは密かに心を痛めた。 主にこの国で平和に生きていける道があればいい。内心でそう祈った] 羊肉のトマト煮込み……美味しそうだな。 この辺りは羊をよく食べるのかい? 酒は飲めるよ、弱くはない。 [答えながら、主がどことなく遠い目をしているような気がした。 この国にはいい思い出ばかりではないだろうと、今は深く問わないことにして] 店は私もわからないからな……、 外から見て一番気に入った店にしてみようか。 今話してくれたメニューがありそうなところで。 [こうして気安く話していれば友人同士に見えるだろう。 態度を改めるべきか悩んだこともあったが>>0:84、今のままのほうが安全に過ごせる気がした] (54) 2021/04/17(Sat) 22:27:30 |
【人】 第11皇子の従者 ダレン[立ち並ぶ店の外観を眺めてみると、市場のごった返し方ほどでないにしろ、この辺りも賑わっていることに気づいた。 政情が安定しなくてもこの様子なら、平和が戻ればさぞかし豊かな国なのだろう。 良い国らしいなと思えば、主の父親は名君だったのかもしれないとも思い浮かんだ]* (55) 2021/04/17(Sat) 22:27:51 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ ― 現在 >>44 ― (……嗚呼、成程。) [自身とて、この国に居て長い。町の巡回なども含めてほとんど知らない飲食店なんて無いはずなのだが、と。疑問を頭で捏ねつつも口には出さずに彼の数歩後ろを歩く。 辿り着いた先は、見た目も造りもよくある酒場だった。>>44 極端に大きくも小さくもない。"それならばまあ知らなくても当然だろう"。合点がいった。 しかし、昼過ぎというのにそれなりに賑やかな所を見るに、昼食を出す店としても話題になっているのかもしれない。家庭料理が中心、と立て看板を見ても少し安堵した。 見た目からはあまり想像がつかなかったが、彼が紹介してくれる店にハズレというものは殆ど無かった。彼にとってのアタリがイコール自分にも当てはまる。自身もそれほど調度品に関心を示せないのも相まっていた。 その点においては、貴族風貌のらしさというより、彼自身がグルメだという本質なのかもしれないと認識したのは、いつだっただろうか。>>45] (56) 2021/04/17(Sat) 22:55:12 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[帽子と外套を椅子に掛け、注文票を受け取り、メニューを開く。彼の言葉通り、大河で捕れる魚はこの店の売上にも貢献しているらしい。川魚の臭みを打ち消すような香草焼きや煮込み料理は人によっては家庭の味とも呼べるのだろう。] … (ショルバアッダス、と。プラーヌンシーユー。 キャラパチェ。……脚部と、舌と、脳。 バターライス。) [目についた気になるものから、注文票に書いていく。メニューに並ぶバターピラフはどの小料理屋にいっても見つかるので良く食べているものだ。 肉も魚も頼んで、野菜の少ないチョイスとなってしまったが、別に誰に咎められるわけもないしと頼んでしまうのが常だった。 飲み物を普通の茶にして、文字通り濁し、彼が同じようにそれを書いているならまとめて店員に渡した。] (57) 2021/04/17(Sat) 22:55:32 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ[頼んで来たものが運ばれたのなら、一口ずつ味を確かめる。 外れ、ではない。寧ろやはり「アタリ」のほう。家庭料理といいつつも、少し馴染みとは違うアレンジがされているようだ。>>46とくにショルバアッダス――レンズ豆のスープと、バターライスは顕著に感じられる。 プラーヌンシーユーは他所で食べるものと大差ない、というより、アレンジのしようがない。鮮度の良い魚がとれるのだから、川魚の醤油煮と言ってしまえばそれだけでブランドになる。 キャラパチェは、「よくある煮込み」>>47より大味で、人を選ぶ料理かもしれない。他の店よりか、少し爽やかな香りがした。レモングラスだろうか。酒の進みはシンプルなモノよりこちらの方が進むかもしれない。確かめる術はないし、単純にマトンが食べたいという気分になっている自分にとっては旨ければなんでもいい。 彼が店の者と会話している間にも>>46、黙々と手を伸ばしていた。] (58) 2021/04/17(Sat) 22:55:41 |
【人】 傭兵団長 ダイゴ ……。 名などまともに無い、島国だ。 比喩でもなく本当に島、だった。 人口も、百、いた、だろうか。 [手に持っていた骨を皿に置き、軽く手を拭きながらぽつ、ぽつ、と。紡ぐ言葉は一層たどたどしくなる。最近空虚な記憶よりも、比べ物にならないくらい朧げな記憶だった。] 両親が流行り病で亡くなって …孤児を拾う神社に身を置いていたから、な。 どういう国か、は。すまないが。 私が説明出来ることは、少ない。 島についても、そこまで特徴あるわけでもなかった。 米とか、醤油とか。そういうのはあったが。 …歴史書を見たほうが早いだろうな。 [食べているものはどれも塩辛いものばかりなのだが、言い終えてから齧るそれらは、少し苦いような気がした。舌が、此処に馴染みすぎている。]* (60) 2021/04/17(Sat) 22:57:53 |
【秘】 傭兵団長 ダイゴ → 中隊長 アーサー[――― 聡明な貴方なら、少し違和感を持つかもしれない。 孤児の出、という割に、今まで対話してきた目の前の男は、あまりにも"普通"だ。戦いの知恵も、一般的な教養も、欠けていると感じたことはなかった。]* (-24) 2021/04/17(Sat) 22:58:12 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[草がサラダにメイクアップされたころ。 晩飯の支度をしている間に客が来たようだ。 一応魔法を取り扱う店、客が入ってくるのは離れててもわかる。] すまねぇ、待たせたいらっしゃい。 おっと旅の方かい? (61) 2021/04/17(Sat) 23:30:58 |
【人】 仕立て屋 アルフレド[あまり見ない顔のような気がしたので。] >>53ああ、ちょっと待ってくれ。 最近オーダーメイドが多くて店頭サンプル置いてんの減らしてんだ。値が張るんでサンプルから見ていってほしい。 [魔法具や銀を取り扱っているので、窃盗防止のために魔法や銀を使ってないサンプルを用意している。ガラスケース的なものはこの店にはなかった。] (62) 2021/04/17(Sat) 23:31:04 |
【人】 仕立て屋 アルフレド ああすまん、値が張るってのは言い間違いだな。 値が張るのもあるってこった。 最近は魔法石のアクセサリーや魔法の糸をふんだんに使った布製品が多くてつい、な。 [魔法石と銀のアクセサリーは流石にバーゲン価格とはいかない。] 本来うちはそこにある魔法の布袋みたいなのが多かったんだがな。 丈夫で腐りにくく中のものが傷つきにくいってやつさ。 (63) 2021/04/17(Sat) 23:43:48 |
【人】 中隊長 アーサー[美味そうに食べるものだな、と 運ばれて来た料理を口に運ぶ姿には 満足そうにして。 彼が此方の舌の良さを 認めている事等は露も知らずに。] (64) 2021/04/17(Sat) 23:55:47 |
【人】 中隊長 アーサー[先に運ばれた前菜を食べ終え、 次に卓に並べられたムサカを一口だけ 口に運べば、共に持ってこられた酒を呷った。 グラスの中で揺れていた赤が 喉の渇きを癒し終えれば また食事にも口を付けて。] 人口が百の単位とは 随分と狭い所から来ていたんだな。 [東の国にも幾つか種類はあり、 大陸続きの国や諸島で形成された国 また大きな島をそれこそ一つの国として 成立させている国など、大小様々異種交々だ。 島国であり、彼の肌の色や特徴から あの辺りの国だろうかと脳内では 世界地図を広げ大まかな予測を付けて。] (65) 2021/04/17(Sat) 23:57:05 |
【人】 中隊長 アーサー孤児か。 …随分と立派に育ったものだが。 [聞き出した男の来歴は興味深く、 また少しの違和感も覚えたかもしれない。] この国に来て三年…いや、 今年で八年になるのだったか。 傭兵になった経緯も聞いていなかったな。 何故その軍服に袖を通す事になったんだ? [グラスの赤を飲み干せば店員を呼び、 応答には追加に質問をして。] (66) 2021/04/17(Sat) 23:57:33 |
【人】 中隊長 アーサー……ああ、そういえば 今日も本を持って来たんだった。 そびれない内に渡しておこう。 古い著書なので書庫から借りて来た。 いつか返さなければいけないが 次に用が出来た時にでも 返してくれればいいさ。 [そう、話の途中にかふと気付き。 傍らへと置いていた本の紐を解き 何冊かの本を彼の席の方へと重ねて置いた。] (67) 2021/04/17(Sat) 23:58:15 |
【人】 仕立て屋 アルフレド うちにあるのはこんな感じのものだ。 まあゆっくり見ていってくれ。 [細かい流砂をも弾く座布団的なもの。錆びにくい焦げにくい焚き火台みたいなもの。水袋。大きな袋。洗いやすいハンカチ。そんな便利な日用品。 あと、銀と魔法石を使ったイヤリング、ネックレスや指輪、ブレスレット。デザインについてはこの国の伝統的な文様をベースに我流のアレンジを加えてるので、個性的かもしれない。 勿論そういったアクセサリーもサンプルではなく実物が見たいといえば、見せるつもり。光の加減や美しさは実物を見てほしいとは思っている。]** (69) 2021/04/18(Sun) 0:05:23 |
【人】 祓魔師 ダンテさらさらしてるのに柔らかくて気持ちがいい 奥には工房もあるんですね [ 薄手のものでも、布地の質で手触りが違うから、デザインが気に入ったとしてもいちいち自分で触ってヴィに確認してもらった。 食事の時間もやや心配だったため、この店で全部を見繕うことにしてしまったが最初の印象通り良い店の様に思えた。 布地を仕入れてここで作れるからの値段なのかもしれない。] (70) 2021/04/18(Sun) 0:14:17 |
【妖】 祓魔師 ダンテかわいい [ きっとニコニコとして、あれこれヴィに当ててみて、最終判断は彼に委ねられてしまうが、合いそうなものがあればそんな風に言葉をかける。 自分が夢中になっている間に、ヴィが手を伸ばしている事がたまにあったが、高い位置にあるものに手が届かないらしい>>40 ぶかぶかの服の袖が重力に負けて細い腕があらわになるから、どれが欲しいのとあわてて間にはいることしばしば。] 女の子って大変だな [ 顔立ちは普段のヴィと同じ系統なのに、頰が丸く柔和になり唇もやや桃色で少女めいた華やかさを纏う。白金の髪が輪郭を淡くして、店内の明るい場所で見れば本当に可愛らしい。 小さくため息をついて動揺をごまかすようなことを言う。ヴィのことだから自身の変化だとか容貌が優れていることなんてのには無頓着なのだろうけど。 無頓着というか、理解していてそれが当然といった様子なのかもしれない。彼の種族特性も関係しているとは過去に聞いたんだったか。食性のためか他者の好む姿を取るというのは、彼らの種族の生存戦略らしく、今更にそれを実感する。 それとも、もとから自分はヴィに好意を抱いているのだから、その彼が女性姿になっているなら全部を可愛い綺麗だと思うのは仕方がないのか?] ($3) 2021/04/18(Sun) 0:15:32 |
【人】 祓魔師 ダンテやった [ 甘ったれた様子で、完全に自分好みの可愛らしい衣服を選びダメかと問えばいいよとの返事をもらった。こんな甲斐甲斐しいやり取りをしていたなら、店員と店主の視線が生暖かい気もしてしまったが、昼間の剣呑な様子が無くなっているから全然良い。 ヴィが選ぶのは普段のものとをそれほど変わりないひとまわりサイズが小さいものばかりで、自分からすればものすごい美少女がストンとした何の装飾もない衣服を着ていたら、逆に目立ちそうだなと思ってしまうが、欲目だろうか。 こっちが良いよと、ヴィが嫌がらない範囲で可愛げなラインのものを多く進めてみたならいくつかは採用されたようだった>>41] これだけは支払わせて [ 完全に余分な自分好みでしかない衣服は自分が払うと譲らなかった。というかそれ以外はヴィが払うと頑なだったためなんとかねじ込んだ形だ。*] (71) 2021/04/18(Sun) 0:16:25 |
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