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【人】 環 由人[ WマリィWなんて名前にそぐわないほど 骨張った男の手が前髪を梳く。 そっと頬に降りて、ぴく、と 触れられていないとわからないほど 微かに体が揺れた。 顎を軽く二度浮かすみたいに頷いて、 眉尻をすこしだけ下げた。 『当たり前だろ』と言わんばかりに。] (56) 2020/09/13(Sun) 0:46:09 |
【人】 環 由人WのぼりべつWだな、 あー、いい、うん、温泉、行きたい [ 最近知った読み方の地名。 北海道にある温泉地らしく、 調べたときにはそれはそれは様々な 宿が出てきたものだ。 提示されたホテルに頷いて、覗き込む。 近頃二人で話すことが前より増えた。 大抵は旅行に関すること。 机の上に広げられたガイドブックは、 たぶんお互いすでに数度目を通してる。 ときどき調べた知識やら、 ネットで見つけた行きたい場所を 横から挟み込んではプランを練っていた。] (57) 2020/09/13(Sun) 0:46:33 |
【人】 環 由人[ そんな日々の中で見つけたのだ。 例の、茶封筒を。 無愛想と仏頂面を体現したような 顔をしていると自分でも よくわかっているから、そのおかげで きっと気付かれてないと思ってた。 彼がいつになく、己の料理に 前向きなコメントをくれたのに、 「そう」と頷くことしかできなくて。 どうしても考えてしまう。] (58) 2020/09/13(Sun) 0:47:03 |
【人】 環 由人[ またあのラジオの声をひとりで聴きながら、 寂寞に飲まれて潰されそうになる夜を 過ごすことになるのかもしれない、と。 わかってたのに、自分で、蓋をして 見ないフリばかりしていた。 もっとはやくから向き合っていれば 大丈夫だったかもしれないのに、 あまりに訪れがいきなりで。 やっぱりきっと、自惚れてた。 本当は、温もりのなくなる日々を 想定して、あの曖昧な返事を きっぱりとしたものにかえて、 一人で眠ろうかとも思った。 だけど───だけど。 口から出たのは、真反対の言葉だった。] (59) 2020/09/13(Sun) 0:47:40 |
【人】 環 由人[ 問いかけられたことにそっと目を伏せて、 それから小さく、頷いた。 嘘はついてない。 たぶん、今日は眠れない。 明日も、明後日も、もしかしたら─── 伏せた瞳を覗き込まれるから、 ゆっくりと瞬きをしながら視線をあげた。] (60) 2020/09/13(Sun) 0:48:04 |
【赤】 環 由人[ 続けられた問いかけに揺れる。 いつだって触れられるのは、 体と髪だけだったのに。 親指が唇をなぞる。 ぞく、として、どくん、と打って。 そんな雰囲気になったことは 今までなかったし、彼がどっちなのか、 そんなことすら知らないのだとわかる。 その熱を識りたいと思う自分と 識るのが怖いと思う自分がいて ただ、おずおずと重なった唇の 柔らかさは、とても好きだった。 絡んだ舌先の甘さも、同じ。 微かに歯磨き粉のミントが抜ける。] (*2) 2020/09/13(Sun) 0:48:42 |
【赤】 環 由人…ま、さ はる───、 [ 知ってはいたけれど、一度も 口にしたことのなかった本名を その震える声に乗せる。 見上げた瞳に、灯るのは何色なのだろう。] (*3) 2020/09/13(Sun) 0:49:43 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治[ ───眠れないといったから? ここで体を重ねてくれようとするのは、 己がそう求めたから、なのだろうか。 そこに彼の意思はあるのか、 同居人、だから居候、だから、 なにかを返そうとしてくれて いるわけではないのだろうか。 ───もしも、愛してしまったら それは彼にとって、あのカウンター越しに その髪を掬って笑っていた 社長と同じにはならないのだろうか。] (-23) 2020/09/13(Sun) 0:56:42 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治[ だって、期待してる自分がいる。 知りたいと、その奥底の深いところまで 触れ合って、溶け合ってしまいたいと。 だけど、熱を知って、後悔しないだろうか。] (-24) 2020/09/13(Sun) 0:57:35 |
【秘】 環 由人 → 橋本 雅治[ 知ってる、一人だけ、勘違いして 蓋を開けたらなんでもなくて、 そのときの虚しさも、痛みも、 諦めも、なにもかも知ってるから。] (-26) 2020/09/13(Sun) 0:59:28 |
【人】 環 由人───ごめん、 変なこと言った、忘れて。 コンビニ行ってくる、 [ そう落として部屋から出る。 居た堪れなかった。 俺と彼はただの同居人。 友達でもなければ、もちろん恋人でもない。 知り合いの延長線上の、否、ほんとは─── その先を望むのが、怖かった。]* (62) 2020/09/13(Sun) 1:02:16 |
【雲】 巫女の記憶 月森 瑛莉咲[ 共に星を詠み、雨を乞い あなた様の祝詞を皆へと伝え。 命尽きた後はこの地を護る人柱として。 わたくしは正しくあなた様の巫女でした。 強すぎた霊力は人には手に余るもの。 神のものは神へ返さなくてはなりません。 わたくしの命は 神のために。 この日がやってくることは ずっと前から決まっていました。 だから何も怖くはありません。 霊薬を含み、生命が還ることを感じながら わたくしは幸せを告げるのです。 ] (D5) 2020/09/13(Sun) 2:22:17 |
【雲】 巫女の記憶 月森 瑛莉咲―私は、知ってしまったのです。 髪に触れる手が、指先の優しさを。 私の名を紡ぐ音に焦がれる心を。 瞳に映るその姿に、揺さぶられる思いを。 (D7) 2020/09/13(Sun) 2:25:04 |
【雲】 巫女の記憶 月森 瑛莉咲ひとの身でありながら、 あなた様の巫女でありながら わたくしは 私という女は あなた様と離れることを拒み、 叫び、悲しんでいるこころを ―わたくしは、知ってしまったのです。 ] (D8) 2020/09/13(Sun) 2:28:07 |
【雲】 巫女の記憶 月森 瑛莉咲『 もしも里が 滅びてしまうような日がきて この地がなくなってしまっても 誰もあなた様を 護れなくなることがないように あなた様を 忘れないように 』 (D10) 2020/09/13(Sun) 2:29:47 |
【独】 ミズナギ/* メモを貼り忘れていることに今更気付いた(真顔 ……次のロル落としてから落とすんでもいいだろうか(チラッとネタバレ書いてしまってるからせめてロル落としてから貼りたい欲が出てry (-30) 2020/09/13(Sun) 3:01:48 |
【雲】 かみさま 尊龍[そして私も、お前を忘れる事がないように。 例えこの地がなくなろうとも、私はここに。 お前の最期の祝いが欲しい。 お前の最期の呪いが欲しい。 私をこの地に留める……、愛が欲しい*] (D11) 2020/09/13(Sun) 3:22:07 |
【雲】 巫女の記憶 月森 瑛莉咲お菊 ―私という魂が、たとえ在り方を無くしたとしても。 たとえ全てを失って、何もかもが消えてしまっても。 ――それでも、 いつかの私が、またあなたの元へ辿りつけるように。 (D12) 2020/09/13(Sun) 7:09:07 |
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