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【人】 高野 景斗 好きだよ、那岐くん [ ねだられるままに言葉を口にする。 これまでねだられたもののうち、 一番多いのが、言葉で、次が多分行動。 物をねだられた事は、ほとんどない。 わりに、欲がないではなくこうして 欲しがるものが、言葉や行動だというのなら 欲しいままに差し出したくなる。 こっち、と導かれるように指先が 手の甲を撫でるから、 誘われるままに弱いと言う耳の側で ] 世界で一番。 [ 続きを紡ごう。 ] (52) 2023/12/27(Wed) 18:19:06 |
【墓】 高野 景斗[ その上で。 今日はできない、とばかりにぼやいた俺を 残念に思うような。 期待していたような反応に、 小さく肩を震わせてしまった。 これ以上熱を灯される前に、と思ったのか 気もそぞろなのを見たら、悪戯心が大いに疼いて ] 逃げないで [ 逃げるように引いていく首の後ろを支えて 触れるだけの口づけから、徐々に、 絡み合い、下唇を食むような口づけへと 変えていく。 ] (+29) 2023/12/27(Wed) 18:20:29 |
【墓】 高野 景斗[ 逃さないとばかり、深く長い口づけの後、 すっかりその気になってしまった俺は 今日も今日とて、性欲と衝動に白旗を上げる。 ] 触るだけ、ね? 入れるのは、今度にするから [ いいでしょうと問う頃には既に、 片手は、下半身へと伸びていく。* ] (+30) 2023/12/27(Wed) 18:20:46 |
【墓】 瑞野 那岐[言い換えられた言葉に甘く笑う。 今まで付き合った人には、世界に賭けられたことはない。 いつか一番が塗り替えられたとしても、 更にまた一番を塗り替えられるように。] 俺も、愛してますよ。 [囁くように愛を伝えよう。*] (+31) 2023/12/27(Wed) 20:21:30 |
【墓】 瑞野 那岐[そんな愛を囁きあった矢先に齎された熱は ぴったりとくっついた背中からでも伝わっただろう。 今からでも悟られないようにと身じろぎをすれば、 逃さないというように 握っていた手が握り返されるみたいに強くなった。] シ、てない、……です。 そういうこと、は、言わなくて……、も [彼の声が含むように低くなる。 自慰の報告に、狼狽えるように言葉に詰まり ふる、と声から逃れるように首を振って。] (+32) 2023/12/27(Wed) 20:21:48 |
【墓】 瑞野 那岐[絡めていた手を解いて、息を吐く。 触れ合っている部分から 少しでも彼に熱が、悋気が伝わりそうで。 自身の知らないところで自身のあられもない姿を 想像して自慰をする姿が脳裏に浮かぶのを 抑え込むように離れようとするのに。 今度は言葉で制されて、] ……ぁ、……景、斗さ……ン、 ッ、……ふ、 [今度は慰めではない。 確かに熱を煽るような口づけに、喉が鳴る。] (+33) 2023/12/27(Wed) 20:22:15 |
【墓】 瑞野 那岐[舌先を引けば追ってくる舌が絡め取る。 くちゅりと音が立って、鼓膜がそれを拾う。 送り込まれる唾液を、ン、と喉を鳴らして飲んで。] ん、ンッ、……ぅ、…… は、 ……ぁ、口内に残っていた カスタードクリームの味もなくなるくらいに 彼の味に馴染んだ頃に唇を解放された。 キスだけでくたりと力の無くした身体が 彼の胸の内に沈んで。] (+34) 2023/12/27(Wed) 20:22:42 |
【墓】 瑞野 那岐[とろん、と落ちた瞳を持ち上げて彼を見上げる。 先程まで逃れようとしていたはずなのに、 抑えられると逃げられなくなってしまう。 逃がそうとしていたはずの熱も、 高められたキスにちりちりと煮やされたまま。] ……ほんと、に。 触る、だけ……? [確認する声に微かに誘いが混じる。 ゆっくりと下方へ降りていく手は、 まだ刺激もしていないはずの下腹を撫でるから、 きゅう、と切なくなる感覚を覚えた。*] (+35) 2023/12/27(Wed) 20:23:52 |
【墓】 高野 景斗[ 首の後ろに回した手を、ゆるく引く。 口づけの合間に名を呼ばれることで尚、 興奮に、震えてしまい、 ] かわい、 [ 制するのが間に合わず、 強く拒否することもできず。 逃げそこねた舌先を絡め取られて 段々と、制してしまわなければという 気持ちが小さくなっていくのだろう。 唇を解放したその時にはもう、 くたりと、体が力を無くしていたから。 ] (+37) 2023/12/27(Wed) 21:48:06 |
【墓】 高野 景斗[ キス一つで、熱が灯るように 広がっていく、やらしい体に、 自分がしたのだと思うと、にんまりと笑ってしまう ] うん、最後までしたら 朝になっちゃう ……朝になっても離してあげられないかもね 俺、しつこいから [ 知ってるでしょう?と問う声に、笑みが混じる。 ] 那岐くんには俺が触るから、 俺のは君が触って、 [ もこもことした触り心地のよい フリース生地を辿って、下半身を一無でしてから 首の後ろに回していた手は、上半身を包む ルームウェアの裾をくぐり、腹から指を上へ、上へ ] (+38) 2023/12/27(Wed) 21:48:23 |
【墓】 高野 景斗 こっちも、好きでしょ? [ 刺激を受けておらず、まだ尖るに至らない 突起を、摘むように指で挟み込んで。 ] 一人でしてないなら すぐ気持ち良くなっちゃうかもね [ そこ、で快楽を拾えるように育てたのもまた 自分、であるから。今夜もまた丹念に、 可愛がるつもりで、くにくにと指に力を加えていく。** ] (+39) 2023/12/27(Wed) 21:48:34 |
【墓】 瑞野 那岐[性欲が強いかどうかでいえば。 今までなら人並みだと応えていただろう。 それが自慰に繋がるかといえば それもまた人それぞれだと思っている。 料理人という力仕事をしている為か、 体力を消費し、疲れ果てた身体で帰った頃には そのままシャワーを浴びてすぐに眠ることが多かった。 ただ、彼と付き合い始めてからは 触れられる心地良さを覚えてしまったから 人肌が恋しくなるような夜も、あった。 一人で致してしまえば刺激が物足りなくなることも 少なからず、気づいてしまっていた。] (+40) 2023/12/27(Wed) 22:50:08 |
【墓】 瑞野 那岐[”愛すること”、だけじゃなく、 ”愛されること”を覚えてしまったカラダ。 かわいい、と囁かれることも、一度や二度じゃない。 彼の前では、そうなっているのかもしれない。 しつこい、と自称する彼の愛し方を知っているだけに 確認するように問われたら、頷く他ない。] 俺、より、景斗さんのほうが朝早いでしょう? 俺は昼からだから まっ、だ、眠れ、ますけど……っ、て、ンっ [ぽそ、ぽそ、と時間を気にするように上目に問う。 止められる自身がない、と言っていたくせに。 手は既に柔い場所に触れ、裾に潜り込む。] (+41) 2023/12/27(Wed) 22:50:35 |
【墓】 瑞野 那岐…… ぁ 、ぅっ……、[掌が肌の上を滑っていき、 引っかかりを覚えた部分で止まる。 きゅぅ、と尖りを指先で抑えられたら声が漏れた。 まだ軽く触れられただけなのに 反応するみたいに膨らみが彼の指を押し返す。] (+42) 2023/12/27(Wed) 22:51:03 |
【墓】 瑞野 那岐 ……ン、ぁッ……、 だめ、……摘、んだら、……ぅッ、…… [刺激を与えて育てるみたいに、押し潰され捏ねられて 彼の腕の中で身悶え、身を縮こまらせていく。 解いた手が藁に縋るみたいにこたつ布団を掴んで。 感じ入るように背中を丸めて、弱く首を振った。*] (+43) 2023/12/27(Wed) 22:51:36 |
【墓】 高野 景斗[ 仕事場で見せる、卒のない動きや、 規則的に手を動かしながら、的確に 後輩に指示を出している所なんかも、非常に 好ましく思っている。 彼のパーソナリティとして、世話好きで 仲間思いなところが遺憾なく発揮されているので。 そういう格好良い、紺色のキャスケットを 被る彼と。 なんだかんだ、惚れた相手の絆されて しまうときに見せる、仕方ないなって風を 装いながらも流されてしまうような 自分にだけ見せる、素顔の彼と、 両方、愛おしい。 ] (+44) 2023/12/28(Thu) 20:33:41 |
【墓】 高野 景斗[ 君のだめ、が、もっとして、 なのはもう身に沁みて理解しているから。 ] 裾、持って? [ 自ら晒してとばかりに、服の裾を握らせて 捲らせたら、刺激を受けずに寂しそうな もう片方の突起を唇で挟む。 ちう、と吸い上げる傍ら、 お留守にならぬよう、胸の尖りを片手で、 少しの刺激を受けて、僅かに膨らむ 陰茎部をゆるく撫でてやる。 ] イイ? [ 聞かずとも反応でそれを知れることに対しては 男という生き物の構造は酷く便利だけれど。 それでも、聞いてしまうのは 夢や想像上では、思い描けないことを して、みせて欲しいから。* ] (+47) 2023/12/28(Thu) 20:34:19 |
【墓】 瑞野 那岐[触れたいのはこちらも同じ。 けれど、止まれなくなるからと聞こえたから、 躊躇いも生まれたはずなのに。 充電と評して強弱を付けて与えられる刺激が 弱い箇所を突いてくる。] ……っ、 は、ぅ ……、[言葉で懐柔して、断れないことを知っていて。 触れられて喜ぶのを知っていて、 問い掛けてくる意地悪な声に薄く唇を噛む。 カリ、と爪先で引っ掻かれたら、ぴくんっとまた身が跳ねた。] (+48) 2023/12/28(Thu) 21:29:29 |
【墓】 瑞野 那岐[身体が反応し始めていることを 自覚させるように口にされて、じわりと目に涙が溜まる。] 触ら、れ、たら……ッ、そりゃ……、ッん、 ぁ、ぁッ……、っ……、 [口をつく否定の言葉に意味などない。 知っている癖に認めさせようとするのが憎らしい。 か細く啼くように声を上げて堪えていれば、 身体を反転させられて向き合う形に代わり、 こたつの意味を為さなくなってしまう。 彼を腰を跨ぐようにして座り直して、 はぁ……と甘い息を零せば 微かに笑うような気配がした。] (+49) 2023/12/28(Thu) 21:30:04 |
【墓】 瑞野 那岐[持って、と優しく促す声に逆らえるはずもなく たくし上げられた裾を鎖骨の上で抑え。 見上げてくる瞳を見下ろすとき、 少しもの言いたげになるのは仕方がないだろう?] 触られたら、だめになるのは俺だって 知ってるくせに……、 ぁッ、ゃ、……ぅン、 っ……、 [訴えたのも束の間、外気に晒した尖りを 唇で覆われたらまた身体が震えた。 唇で、手で、赤い蕾を愛撫されて、 思わず背を仰け反らせ。] (+50) 2023/12/28(Thu) 21:30:35 |
【墓】 瑞野 那岐[降りた片手が、弱く反応し始めた下肢を撫でる。 ふ、ふ、と浅く呼吸を紡ぎながら 濡れた瞳をまつ毛で覆い隠し、] ……ん、 ……きもち、ぃ [自らも快感を追い求めるように 包み込もうとする掌へ 膨らみを押しつけるように腰を揺らして。*] (+51) 2023/12/28(Thu) 21:31:21 |
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