【赤】 寿ホ儀 直青[sintoisMécaniqueに嘗て所属していた設計者たちは、AIに与えるハードウェアを人体に模した。 彼等の思想は複雑に捻れていると直青は"評価"する。 しかし疑問とはならない。 旧 人類 を滅ぼし、新人類 を擁立する。そこに矛盾はない。彼等は初めから「人間」を諦めた訳ではなかったのだ。新人類を新人類たらしめる要件。その定義さえ揺るがなければそれで充分だった。────さて措き。 さて措き、である。] (*0) 2023/11/20(Mon) 20:51:13 |
【赤】 寿ホ儀 直青[そのような次第でAIたる直青が使役するところのこのアンドロイド体だが、何の拘りか臓器の形状やその配置までわざわざ人体に近付けて設計されいる。 飲食や排泄を必要としないのだから腸管など無駄の極みでしかないようなものが律儀に造形されているし、その上── 生殖器までが存在する。 更にマニアックなことに、その器官に「アンドロイド体に於ける存在意義」まで付加してあるのだから手に負えなかった。] (*1) 2023/11/20(Mon) 20:51:29 |
【赤】 寿ホ儀 直青…………。 ……。 どうしてわざわざこのような箇所に 廃熱機能を備え付けたんですかね、設計者……。 [「寿ホ儀」の役割を担う直青のタスクマネージャーは常にbusyである。その負荷は高性能のチップを積んだハードであっても定期的な廃熱を必要とする程だ。 つまり、えー……、 何日か置きには"抜く"必要がある訳で、 直青はその作業が果てしなく 苦手 であった。]* (*2) 2023/11/20(Mon) 20:51:54 |
【独】 朧广灯 リヒトーヴ/* 圧縮力が足りてない。(枝を入れられなかった図) 浮草勢への所感をぼちぼち伸ばしたいところ…。 ウキクサの回想は寧ろ触りたいんだよな。 (-43) 2023/11/20(Mon) 20:53:16 |
寿ホ儀 直青は、メモを貼った。 (a21) 2023/11/20(Mon) 20:55:42 |
【人】 言ト霊 羅生[ 旧人類に似せた構造をしている、この身体。 脳がある位置には脳の機能をそれを模した組織で。骨には骨を、目には目を。神経や筋繊維、髪や爪でさえ『模して在る』。その上で弱点となる脆弱性や互換性の無さを潰してあるのだからその執念は如何程だろう。 執念。 とは表現したけれど、それは一体何への? 旧人類殲滅への──きっとそれもある。ただ、この身体における『必要の無い機能は一つもない』という事実は、裏返せば一つも必要がないということだろう。何故って僕らはそもそも予定調和の外にいる、生命体ですら無いモノ。 そんな会話を、誰かと交わした事はない。『恐らく理解を得られない』という認識は『言ト霊・羅生』に予め与えられていた──云うなれば個性。 ] (47) 2023/11/20(Mon) 20:58:33 |
【人】 言ト霊 羅生─ 『桜花』 ─ ──桜花。 [ 姿を捉えて、笑顔で声を掛ける。気づいてくれれば、ちょいちょい、と短く『おいで』の合図を胸の前で。 今よりだいぶ小さかった頃の桜花がこの仕草でとてとてとまっすぐ視線を合わせて向かってくるのが、可愛かったな。 ] (48) 2023/11/20(Mon) 21:01:31 |
【人】 苗床環者 メディウム>>42 “これ”にか? [彼が恭しく“これ”を貴女と呼ぶ事には、少し腹立たしくはあったが。…………重要なのはそちらではない。] おまえ、“これ”に干渉する事が、出来るのか? [どのような感情があるのかは分からなかったが。彼が、“これ”に興味を持っているのなら。“これ”を望むというのなら。] ……………ならば、おまえ、「私」と“これ”を分離させる事は出来ないだろうか?見ての通り、「私」と“これ”は本来別々のものだったはずなのだ。それが、こうして、「私」に根付いているだけだ。 ……元より、「私」はあまり長く生きられない身体なのだと、思う。それが”これ“に生かされているというだけで。おそらくいつか、「私」は”これ“に喰い尽くされて「私」ではなくなる。……だから、だからせめて。「私」が「私」であるうちに、この身体だけは、「私」だけのものでありたいんだ。 ……”これ“が『媒体』として「私」の身体を利用できないように、できないだろうか。 [我ながら、無茶苦茶な願いをしたと、思って、しまう。] (49) 2023/11/20(Mon) 21:02:43 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 思索:守るべきキミたちと(雷恩、桜花) ─ [オレに人類の思考や感情なんて、そんなにいろいろはわからない。新人類たちを「どう育てるか」なんて話も専門外だ。 だけどオレは、彼らがやりたいことをやるのがいいことだ、と信じ切っている。それはどうやっても疑えないと思う。 生命体が繁栄するには、本能に基づいた行動が安定してできればいいんじゃないか──そんな安直なことしか考えられないからね。 それともし彼らに悩めること、迷える思いがあるんだったら……その話し相手に、もしオレを選んでもらえたら、すごく嬉しいだろうと思うな。 何か役立つ答えを返せるかはわからないけれど……。 戦闘以外でもオレが役に立てることがあるなら、AI冥利に尽きるんじゃないかなって予測できる。 この予測には自信があるよ!]* (50) 2023/11/20(Mon) 21:03:28 |
【人】 苗床環者 メディウム(…………本当に素直じゃないわね。それは本当に貴女の望みだというの?私は「貴女」だというのに。私たちは、離れては生きていけないのよ。) * (51) 2023/11/20(Mon) 21:05:06 |
【人】 言ト霊 羅生>>48 『祓』のお時間です。 昨日は、寝落ちちゃった>>22んだって? [ くすくす、と小さく零れる“笑い”だ。脳(にあたる部署)がその現象を『愉快』と認識して、器官(にあたる部位)を揺らす。 桜花だけでなく雷恩も、それらを言語で繋がずに肉体でやってみせるんだろうね。『自然』と云う現象。僕はその様子を見てI/Oを繰り返し、学んでいる。 額に、手を置き。頬を滑らせて首筋で脈を測る。 ──体温・湿潤・脈拍は正常 その堅苦しい衣装を剥がすのは、ある時から辞めた。君が嫌がったのか僕が遠慮を始めたのかは覚えていないけれど。 ] (──直青と会話が弾んじゃったかな?) (──どんな話を、しましたか。) [ 今求められている最適な会話を考えては打ち消した。分からない。随分と前から──否、きっと君を無事に産み出した時から僕には正確には把握は出来ないと感じている。 そんな事実を目の当たりにして存在価値を見失い続けていく己は沈めて。質問や不自由は無いか、問うよ。 ]* (52) 2023/11/20(Mon) 21:07:34 |
【独】 苗床環者 メディウム違う、ちがうちがうちがう! オマエと違って僕は『種子』を求めたりしないんだ!そんなもの必要ないんだよ! …………だって、求めたって、求めたって。同じくらい返ってくる保証なんてどこにもないんだから。僕はいらない、いらないんだ、 必要、ない…… (-48) 2023/11/20(Mon) 21:10:54 |
【人】 蕃神 雷恩 ……そう、「貴女」に。 [これ、という言葉を訂正する。>>49 本来であれば態々言及するというのはしないのだけれど。 何故か、それをしなければならないような気がしたのだ。 珍しいことに、己の未熟な感情の部分が刺激されている。] これを干渉というのなら、そうなのだろうね。 干渉というより、共鳴に近しくはある気がするよ。 ――……。 [何処か、貴女を拒絶しているような彼女。 口からまろびでるその願いは。 まるで、旧人類の行うゆるやかな自殺というものなのではなかろうか。 何せ、わざわざ旧人類に戻ろうというのだから。 ただ、少しだけ不思議ではあった。 貴女は食い尽くすというよりも。 寧ろそこで咲き誇るだけのように思えたから。 花は、食い尽くせば枯れるだけ。 ――それは違うような気がする。という言葉の代わりに。] (54) 2023/11/20(Mon) 21:13:46 |
【人】 蕃神 雷恩 できる保証はない。 だが、 君が望むのなら、協力はやぶさかではない。 [肯定を返す。 新たな新人類を、無に帰す行為であることを 咎めるだろうか。直青や、緋雁は。羅生らは。 ふと、過るのは保護者達。 桜花に関しては、何故か受け入れてくれるような気がしていた。 所謂近しい者への甘えというやつなのかもしれない。*] (55) 2023/11/20(Mon) 21:14:03 |
【独】 苗床環者 メディウム(…………『種子』。 それだけだと語弊があるわね。私たちが欲しいのは、その「種子』を受け取るために添えられていてほしいもの…… あい、でしょう? 愛が無くても『種子』を宿す事は出来るわ。だけど、そんなのは嫌よ。とびっきり愛して、愛されたいわ。貴女もずっとそのはずでしょう?あいしてほしいんでしょう?あいしてあげたいんでしょう?) (-49) 2023/11/20(Mon) 21:14:08 |
【人】 三ノ宮 緋雁[設計思想の話をしたら、その機械は、笑った。>>44 それがとても自然な動作に思えた。 オレの持つ人類像と照らし合わせて、似ている、と感じるぐらいには。 オレもつられて嬉しくなってしまったけれど、その前からずっと笑顔でいたから、差はわからなかったかもしれないね。 名付けたのは所長ではなく旧人類だとリヒトは言う。>>45 それを聞いてもう一度、オレの中で何かの思考が動きかけて──すぐ、消えた。 自分の中で何が起きてるのかわからないまま、オレはリヒトの元を去った。こういう感覚を覚えたことは、この研究所に来るまで無かった気が、した]* (56) 2023/11/20(Mon) 21:14:11 |
【秘】 蕃神 雷恩 → 苗床環者 メディウム ――少しだけ、興味があった。 それによって、貴女をもっと深く感じられるようになれば。 俺のこの感情をどう、言葉にすることができるのだろう。>>51 ああ、君と貴女がどんな風にかわるのか。 見たい。みたい。 みせて?俺の手で変わるきみたちを。 可愛い、美しい、”あなたたち”* (-50) 2023/11/20(Mon) 21:14:26 |
三ノ宮 緋雁は、メモを貼った。 (a22) 2023/11/20(Mon) 21:15:47 |
蕃神 雷恩は、メモを貼った。 (a23) 2023/11/20(Mon) 21:19:02 |
【人】 苗床環者 メディウム[>>54>>55 返ってきたのは、肯定の言葉である。何故かその言葉には、哀切というか、そんな感情が滲んでいたように思えたけれど。] ……ならば。 「私」にその力を行使してくれ。遠慮はいらないぞ?痛いのも苦しいのも、慣れきっている。”これ“のおかげでな。 [踏み込んでしまった、そのまま。]** (57) 2023/11/20(Mon) 21:24:54 |
【人】 機才博士 ウキクサ ― 博士と被検体と ― [ 博士にとって関心があるのは、 " 環境に適応が出来る人間 "の模索だ。 そう、それは例えば、植物のように。 植物は気温や天候、様々な環境に適応し、成長し、 進化を続けて強かに生きて蝕まれてきた。 ならば人間にも、植物の強さを与えれば 新しい人類の形を成すことが出来るのではないのか。 灰は灰へ、塵は塵へ、土は土へ。 それらの下にある文明が芽吹けば生きて行けるだろう。 どんな手を使っても、どんな姿になってでも " 生きる "ことは生命体の特権だ。 故に、メディウムへ植物を与えた。 故に、フランクルへ螺子を与えた。 故に、インビトロへ胎児を与えた。 故に、ビオトへ水槽と脳を与えた。 ] (58) 2023/11/20(Mon) 21:27:38 |
【人】 三ノ宮 緋雁─ 病棟への帰り道(ウキクサ) ─ [オレがその姿を見て、つい追いかけてしまったのは──>>30 この一日の間に、そのひとのことがずっと頭から離れずにいるのを自覚したから、だった。 そのひとは何も気にしていない風にオレに振り返る。 頭の上にあるものからは、植物の匂いがした。“補給”が終わったって言ったときの桜花ちゃんから漂ってくるような、……『光合成の後』の匂い] 嫌ったわけじゃない、 ……緋雁。オレの名前。 [そういえば名乗ってすらいないのか、と名前を伝えた。 このひとはそれすら気にせず、ただ会うたび微笑んで通り過ぎていた?>>29] (59) 2023/11/20(Mon) 21:27:45 |
【人】 機才博士 ウキクサ[ 彼らは患者であり、被検体であり、適合者である。 博士のあくなき知的好奇心を満たしてくれる。 " 現在 "よりも前のことを 彼らが憶えているかは定かではないけれど。 名前も忘れてしまっていたのであれば、 博士は時に、名を与えてやりもしただろう。 ] 私の可愛い患者たち。 ──忘れていることは、忘れたままでも良いのです。 思い出したいのならば咎めはしません、が。 [ フランクルが何かを気にすることがあったなら>>0:89 博士はそう宥めて" 気にさせない "ことにした。 もし彼らから、彼ら自身のことを聞かされていても 訊かれぬ限り博士は教えることはない。 ] (60) 2023/11/20(Mon) 21:27:51 |
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