【人】 五色 冥桜[手を差し出されると自然と包み込むように握ってやる。 言の葉の通り冷たい指先が温まり々温度になるまでそうしながらまたからりからりと笑っては大仰な動作で身を振って見せる] そう、逆に聞き手が少ない方が寂しいものだ。 あとはずっと聞いてくれる者であれば良い。 お主がそうであるならばこの上ない幸福であろうよ。 [男は音と詩を好んでいる。 毎日ずっと嗜んでいても飽きることはない程に。 そして同時に共にそうして過ごせる者を望んでいた。 あっさりと騙されたのはその為だ。 繋いだ手の指の一本一本を柔く揉み温もったことを確認すると手拭いを取り出し拭いてやる] (23) 2021/06/22(Tue) 22:53:54 |
【人】 五色 冥桜 それは懸命だ。 お主であればお尻ぺんぺんしていたところだ。 [他愛もない話を続けながら縁側へと辿り着けば場所を想い起しながら覚えていき、衣の変えがあるならばと箱の中を漁り中から藍染の甚兵衛を取り出すとよしとそれに着替えてしまおう。 無論隠すつもりはなかったが着替える場所を言われればそちらへと向かってのことだ。 その間にも準備をしてくれていたならば早速と木炭に火を起こす準備をしていき、味噌と薬味も準備をしよう] 水ぶきと隅の方、ハタキも明日以降だ。 今ハタキをかけると埃が落ちてしまうぞ。 それが落ち着くまで時間もかかるしそれは明日だ。 予は埃ぽいのは分かるのだ。 [見えてなくてもにおいでわかる。 リンが米を炊く準備をしているのは音で分かる。 音で分かることは意外と多いものだ。 分からぬことは言の葉で語り聞けば良い] (24) 2021/06/22(Tue) 22:54:01 |
【人】 五色 冥桜 食事の後は歯磨きだぞ。 それが終わればゆるりと時間を過ごして。 それから風呂にしようと思うがリンはどうだ。 風呂が先の方が良いか? [団扇を手にしおが屑に火をつけ放つ。 燃えやすいものから順番に、少しずつ風を送り木炭に火をつけていく*] (25) 2021/06/22(Tue) 22:54:07 |
【妖】 五色 冥桜 いいや、予に跨って寝てもらうだけだな。 そうすれば蹴る余地はどこにもない。 挟み込まれるだけだがリンが寝にくかろう。 ふっ――そうか、前までか。 米だけでも美味なるものだが一菜くらいは欲しいものだ。 だが……そうさな。 羞恥やらがあるのは良いものだ。 どうも神話の者たちは大らかでありすぎるし。 お主くらいの貞操概念の方が予は好ましい。 ($5) 2021/06/22(Tue) 22:57:33 |
【念】 白竜 ヤオディ これが、命の精…… [かんぅ殿が優しくキスしてくれたのが嬉しくて、ふわりとほほ笑む。 そして、彼はそのまま手を舐めて清めてる] え、どうすれば…… [かんぅも出していいかと問われ、自分も先ほどのかんぅ殿のようにしなければならないのかと思いきや、唐突に彼に押し倒される。 足を閉じさせられたかと思うを、その間に彼のあの大きな暴れん棒差し込まれる。 ぬっぬっと彼が蠢く度に、先端が見え隠れする。 ああ、この動きは知ってる。たしか……] (!19) 2021/06/22(Tue) 23:07:30 |
【念】 白竜 ヤオディ かんぅ殿、これ、ふーふのいとなみ、とかいうことでは [確か、動物の雄と雌がまぐわい、こうしていると、子ができるはず。 でも、かんぅ殿も自分も雄だから、こうしていても、子供は為されないはずでは、とも思うが。 一生懸命、彼の雄を押さえようと膝を閉じ、腿を締めるが、何かの拍子に彼の青龍偃月刀がずれて、自分のナニを擦れさせる時があって、そうすると自分の方もなぜか気持ち良くなってしまう] (!20) 2021/06/22(Tue) 23:08:34 |
【念】 白竜 ヤオディかんぅ殿ぉ……っ あ、ダメぇっ♡ 余、女の子じゃないのにぃっ 気持ちよくて、何も考えられなくなるっ♡ [気持ちよさに腿で締める力が弱まり、これではいけないと両手で膝を抱くようにするが、どうしてもそれでも、手が滑り] かんぅ殿、気持ちよくなって……っ♡ [自分の手で直接触れてはどうか、かんぅ殿がしてくれたように、と両手でその大きすぎるナニを包み、一生懸命上下に擦りだした*]<del></del> (!21) 2021/06/22(Tue) 23:09:03 |
【人】 書生 茅[漸く開いた視界に、天狗さまの姿を見止める。>>13 夜陰に目が慣れただけではない、はっきりと見える姿に青年自身が違和を覚えることは無いが、その言葉の意味もよくわからぬままに、ふにゃと溶けたような笑みを返す。 天狗さまの醸し出す空気が、青年には何故だか心地よくて、とろとろと、そのまままどろみそうになる。] 大丈…夫、 [触れようと差し伸ばされた掌に自ら頬を寄せるようにしたのは、撫でられたら気持ちよさそうだと思ったからで、側に置いてもらえたらいいなぁって思ったのは、打算も何もない、勿論村のことなんて微塵も頭にない、ごくごく素直で純粋な願いで、 そう、本当に、忘れていたのだ、この瞬間まで] (26) 2021/06/22(Tue) 23:18:42 |
【人】 書生 茅――――本当に馬鹿な子だよ、 [さわり、頭蓋の内側をなでるような声に、瞬く。 それは聞き覚えがあるような、無いような、そんな声。 否、声自体には聞き覚えがある。 けれど、その声音には聞き覚えがない、というような。] (27) 2021/06/22(Tue) 23:19:05 |
【人】 書生 茅本当、馬鹿な子、 [ざわり、と、背筋を寒風が吹き抜けるような錯覚を覚える。 聞き慣れた声、聞きなれない声音。 それはいっそ、聞き知らぬ声の方が、よっぽどましだったかもしれない。 だって、あの人が…お嬢さんが。 こんな、冷たい声で笑うなんて、そんなこと、あるはず……] ――――あっはははは!!! あはははははは ァハハハハ ハハ アハ、ハハハ…… [誰かの、誰の、嗤い声が、木霊する。 木霊する。 ] (28) 2021/06/22(Tue) 23:19:23 |
【人】 書生 茅 あ……嫌……… [脳みその内側で、ガンガンと響く嗤い声が煩くて、突き刺さって、 青年は涙目になりながら両の耳を抑える。 なんだ。なんだこれ。 分からない。 天狗さまを見やる。 頬を撫でようとしてくれたはずの天狗さま、 目があったか合わなかったか、割れるように痛む頭にその姿は判然としなくて、 けれど多分、原因は天狗さまでないことだけは、漠然と知れて。 本当なら、天狗さまの妖術を真っ先に疑うべきなのかもしれないけれど、とてもそんな気にはならなかった。 どんなに強く強く両耳を抑えても、響く声は止まらない。] (29) 2021/06/22(Tue) 23:19:44 |
【人】 書生 茅しかしお前、大丈夫なんだろうね、あれは、 化けて出たりしないだろうね、 しっこないわ、好きで身代わりになったんだから 第一あんた、アレが理解しているとでも本気で思ってるのかね、 分かるわけないさ、だってあれは、 根っからの、阿呆なのだから!!!! [ ゲラゲラ、げらげら。 なんだろうこれは、何なのだろう。 多分これは、聞こえちゃダメな奴だ。ダメ、ダメなのに、 聞かない術が、わからない。 ] (30) 2021/06/22(Tue) 23:19:59 |
【人】 書生 茅 や……なに…なん……、なん…だ、これ…… [ぼろぼろと、溢れだす涙が止まらない。 痛い、 痛い。 痛い。 頭が、耳が、抑えた掌が、いいや何よりも、 胸が痛い。 がやがやと、雑然と、嗤いながら交わされる会話の全てが聞き取れずとも、 その内容の総てが理解できずとも。 分かった。 分かってしまった。 つまり、嗚呼。そう。 俺は、きっと。 利用されていたのだ……と。 青年は初めて、 ヒトの悪意 を知ってしまう。] (31) 2021/06/22(Tue) 23:20:21 |
【人】 書生 茅[愛していた、あの村を 愛していた、あの村の人たちを 愛していた、村長さんもその家族も 愛していた、お嬢さんのことだって だから、耐えたのだ 例え満足な衣食住がなくても 例え不出来さに鞭を与えられても 例え覚えのない罪を責められても 例え 例え…… 彼女の為に命を差し出すことになっても。 見返りを求めてはいけないと、村長さんは言った けれど、見返りではないけれど、 ただ、ひとかけらの情を返してもらえたなら、それだけで…… それだけで。よかったのに―――――!] (32) 2021/06/22(Tue) 23:20:36 |
【人】 書生 茅[青年を、嘲笑う声がする。 無駄だと知りながら、青年は両の耳を強く強く抑える。 痛いのが身体なのか、心なのか、なんだかもう分からなかった。 多分はじめっから分からなかった。 痛いのが愛しいだなんて、誰が言った。 痛いのは、嫌だ。 いやだ。] 俺はただ…… 居場所が欲しかった、だけなのに…… [嗚咽の隙間に小さく小さく呟いた。**] (33) 2021/06/22(Tue) 23:21:27 |
書生 茅は、メモを貼った。 (a2) 2021/06/22(Tue) 23:21:53 |
【人】 天狗[大丈夫と蕩けるような笑みを浮かべるのに安堵する>>26 壊してしまわなかったと、人など壊しても構わぬものだったはずなのに 触れた手に懐くように寄せて来るのに目を細める まどろむような様子に、暫しこのままで置こうかと] 眠いなら寝ても…… [言いかけたところで小僧が瞬く>27 一瞬呆けた様子を見せて、そうして] どうした? [小さく呟き耳を押さえる様子に真っ直ぐ小僧を見る>>29 天狗の声が聞こえているのかいないのか、こちらを見る視線もどこか危うい 小僧の身に何かが起きている、その原因は間違いなく天狗の毒……体液に潜む妖力だ だが、今までのどんな相手も、このような反応はなかった こんな、まるで何かの幻に囚われているかのような反応は] (34) 2021/06/23(Wed) 1:16:30 |
【人】 天狗 おい、小僧…… [恐る恐る、天狗にはらしからぬ慎重さで手を伸ばす こんな時に呼ぶべき名を、天狗はまだ知らない 壊れたのではない筈だ、壊れるなら注いだ時に疾うに壊れているだろう では、何故に そろり、小僧に触れた指先から伝わるのは渦巻く闇 悲しみと、怒りと絶望が混じりあった深く渦巻く闇の色>>31 それが今の小僧の胸の内と気づきはっとする 何かを拒むように強く耳を押さえ涙を零している小僧には 天狗には見えない、聞こえない何かが「聞こえている」のでは、と] まさか、妖力が暴走しとるんか…… [天狗の声は強く耳を塞いだ小僧には聞こえないのか嗚咽は止まず その隙間で、小さく、小さく呟く声は儚げで、悲し気で>>33] (35) 2021/06/23(Wed) 1:18:16 |
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