【人】 前に進みたい 柚乃──ぐっすり眠っていた中 [ 痛い。 そんな感じがして体を起こした。 どこが痛い中は分からなくて、 ぼーっとしていると、 なんだか誰かが話していた、気がする。 タロットがどうの、と。 耳に入ったのは、それを探せということだけ ] ん…………ね、る… [ もしネリーに起こされたなら、 頭が痛そうに起きて、話を聞くことになる。 起きたら、誰かと会うことがあるだろうか。 何も考えられずに、彼女は眠る。 深い深い眠りの中に、落ちていった。 ]* (81) 2021/02/04(Thu) 22:24:51 |
【人】 三橋 夕凪[体育館の扉に手を掛けて、そっと開けようと 思ったのだけれど、重たい扉は軋んで>>1:102 がらがらと大きな音を立てる。 その音に自分でもびっくりして、 こんなところは元いた世界と同じでなくても いいのに、と腹立たしいやらおかしいやらで 泣きそうに歪んだ顔になるのがわかった。 ぎゅむ、と唇を噛み締めて、もうやけくそで 両手でぐい、と扉の持ち手を引っ張った。 身体が通れるくらい扉が開けは、 そこへ頭をつっこむようにして中を覗き込む。 ひんやりとした空気が頬を撫でて、 中から外へ風が動く。 貼られた床板、備品庫らしき扉、 バスケットゴール、暗幕。 ] (82) 2021/02/04(Thu) 22:26:41 |
【人】 機関設計士 スタンレー[しばらくしてリクの嗚咽が止まる。なんと、そのままの体勢で眠っているではないか。>>66 心身ともに疲れたのだろう。起こさずにゆっくり休ませよう。 スタンレーはそう思うが、ここは図書室。 ソファやベッド等、安らげるものはない。 ーそうだ、医務室ならベッドがある。宿直室が見つかれば、それでも良い。そこまでリクを連れて行こう。ー ここを拠点にしようと言ったので、離れている間に、ユウナギが戻ってくるかもしれない。 伝わるか分からないが、メモを残そう。無いよりはマシだろう。 スタンレーは工具入れから、紙の切れ端と万年筆とインクを取り出した。 「ユウナギへ 大丈夫か? リクが眠ったので、彼女がゆっくり休める場所を探してくる。 ひとまず、医務室を探す。 スタンレー」 その後、リクに向かって「悪いな」と口パクで謝り、腕を回し、リクを抱えた。(いわゆる、お姫様だっこである。)] (85) 2021/02/04(Thu) 22:40:00 |
【見】 経営企画室長 ミロク職員室 十数台の机が並ぶ廃校舎内の事務室。 その日の予定を書くためのホワイトボード、過去の資料が詰め込まれた棚、机の上にはそれぞれ一台ずつPCも。働く職種は違えど彼にとっては見慣れた環境だ。 イレギュラーが起きてもここはホーム。 机の上に足を組んで座りながら手に取った資料をパラパラとめくっている1人の男。 [いけない、つい口元が緩んでしまう。] [手に取ったのはこの学校の生徒の個人情報ファイルらしき書類。奇妙な事に全員の顔が消しゴムで擦り消されたかの様に空白になっている。オマケに文字は読めない…見たことも無い言語だ。こう、手に触れるものが次々と、私が非現実的な空間にいることを証明してくれる。] 唇に指を当て思い耽る、様な仕草をしながら、緩んだ口元の位置を整え様とするミロク。 次は、PCに手を伸ばそうとする。 (@0) 2021/02/04(Thu) 23:05:09 |
【人】 機関設計士 スタンレー[スタンレーは、リクを抱えて廊下を歩いていた。 窓から空を見上げる。 どんよりとした雲に覆われ覆われており、朝なのか夜なのかさっぱり分からない。>>1:114 一つずつ扉を開けて、医務室または、宿直室を探す。 宿直室にまだ誰か居るならば、新たな出会いがあるだろうか。>>81>>83]* (86) 2021/02/04(Thu) 23:06:11 |
【見】 経営企画室長 ミロク数時間前のこと……。 ミロクは勤務地の病院で経営企画会議の資料を整えていた。今日は誰よりも早く出勤し、穴や欠けが無いか最終チェックを行う。 [転勤はこれで三度目。経営企画室長に昇任してから初めてのプレゼンテーションになる。ここで幹部からの印象を稼いでおかなければ…あと3時間か、緊張するなぁ。] ネクタイを緩め一息つく。 [仕事は嫌いじゃない。人生という長い時間を要するリアリティゲームだ。これ以上無い退屈凌ぎになる。難易度が高い方がクリアし甲斐があるというものだろう?] [でも、少し休憩はしようか。他の職員が出勤してくるまではまだ全然時間がある。] 目を瞑り椅子の背もたれに凭れかかる。 [しかし、あるはずなのに無い。 腰が後ろへ100°…120°…140°…160°…最終的には180°、いや、椅子から尻が滑り落ち身体ごと床に落ちていく。受け身を取ることすらできない。] フワッと…。 [空気が身体を通り過ぎる感覚。] (@1) 2021/02/04(Thu) 23:07:24 |
【見】 経営企画室長 ミロクどこかの教室 そこは学校であればどこにでもある何の変哲もない教室であった。京都の街並みの様に規則的に並ぶ数十の机、無駄に大きな黒板。 そして響く柱時計の音……。 [ゆらりと起き上がり、その景色を見る。長らく忘れていた光景だ。ここが教室であることはすぐにわかった。何が起こったのかだけがわからない。頭の整理が追いついていない。一先ず頭を動かそう。] しかし間髪入れずミロクの脳裏に少女の声が轟く>>1。その耳鳴りにも似た感覚に、両耳を押さえ蹌踉めいてしまう。こんな声を聞けば余計に混乱が増してしまうだろう。 「…?!…っ???!」 机の1つに手を付き倒れない様身体を支える。 (@2) 2021/02/04(Thu) 23:08:54 |
【見】 経営企画室長 ミロク少女の声…脳裏に焼きついた耳鳴りに慣れ、平衡感覚のもと教室の窓際まで歩く。外にはグラウンドが広がり、それを囲む様に壁、そして、その更に外には町並みが広がっている。 [一見、奇妙な様子は感じられない。どこかの地方の普通の町並みに見える。だが、つい先程までいた新しい職場から見識の無いこの地方までノータイムで来たことそのものが気になる。何故学校なんだ?意味不明だ。] [あの少女の声も…私の頭に直接?何らかの薬物の幻覚作用か?まぁいい。頭の中であの声の覚えている内容を繰り返す……。] 「…………。」 [それだけでも色々な情報が得られた。] [よし。次はこの場所の情報集めだ。具体的にどこの地域にいるのか知りたい。そうだな、情報を集めるなら一番都合が良いのは……。] 思考が纏まった。 教室を出る為ドアに手を掛ける。 「ああ、そうでした。これは独り言ですが 『ついでにタロットも探すとしましょうか』 。」そう宣言するなり、にやりと口元と目を歪ませミロクは 職員室へ向かった。 →現在、職員室に至る。* (@3) 2021/02/04(Thu) 23:10:29 |
機関設計士 スタンレーは、メモを貼った。 (a19) 2021/02/04(Thu) 23:11:07 |
経営企画室長 ミロクは、メモを貼った。 (t0) 2021/02/04(Thu) 23:17:35 |
【人】 半裸刑事 エロンボ♂[ 急に元気になったユウナ >>80 目指すものが明確で分かりやすくなったからだろうか、暗中模索よりは気分が楽なんだろう 気を抜かないようにと釘を刺そうかとも思ったが、せっかく盛り上がった気分に水を差して元気を無くされるのは困る 僕がいつも以上に気を張ることでカバーは可能だろう 僕はこのコンビニで今後必要になりそうな物を仕入れる ユウナが早く行きたがってるようなので迅速に 相変わらず店員には覇気がない。財布でも落としたのだろうが今は一緒に探してやる時間はない ] ユウナ!あまり離れてはいけない! [ 駆け出したユウナに追いつき、僕は学校への帰途についた]* (87) 2021/02/04(Thu) 23:41:51 |
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