【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ「此処で憂さ晴らししているのならば僕も君も殆ど同じだろう。 実行するか思考した時点で、否定されなくとも根本は同じだ。 気を付ける必要がないというのは偉く客観的だと思わないか。 ―― 君は何故今自分を第三者の視点に置いた?同情か?」 紅茶の入ったカップを卓上へ置く。淀みない濁流が開始される。 指先は神経質そうにカップの淵をなぞり、愛でているだろうね。 「否定するつもりはないだって?愉快な物言いだね。 否定は誰にもさせるものか。これは僕の宗教であり信条だ。 綺麗な3/4オンスの均衡を崩すのであれば、償いを。 悪事には常に罰が、善人には常に褒美があるべきならば―― 僕達は僕達の安寧を奪ったものに罰を下さねばならない。 綺麗なものを奪われたのならば、綺麗なものを奪おう。 あの綺麗なものにちょっとでも触れてみろ、指紋が付く。 指紋が付くとどうなると思う。スオ。重量が狂うんだ。 微かにでも重量が狂ったら、それはもう綺麗とは呼べない。 綺麗なものはきっかり3/4オンスでなければならないから。」 狂人は淀みなく饒舌を囀る。 聞き流したらいい。不出来は最初から返答は期待していない。 同意をしてくれた気持ちを蔑ろにする言葉の群れであるからして 改めて同意する必要も皆無。君は否定する権利がある。いいね。 「……よって、僕は。僕達は。 警告を無視して部屋に無断で立ち入ったものを許さない。 昨日僕は綺麗な子の手によって仮初の死を迎えた。 そして、今は生き返り息をしている。思考している。 ―― ならば一度殺すぐらい問題ないだろう。」 ▼ (-53) 2021/10/07(Thu) 4:39:37 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ「犯人の腹を掻っ捌き、3/4オンスが存在するなら奪う。 存在しないならば綺麗な生き物じゃないという証明になる。 それが報いであり、罰であり、僕達がすべきことだ。」 言葉の濁流をここまで聞き流したか?それなら上出来だ。 いいか、スオ。狂人にまともに取り合うな。考える必要はない。 今この場では君が正常だ。君の正気は世間が保証する。 さて。紅茶のカップを撫でていた指先が止まり、 不出来な狂人の表情も普段通りの緩い微笑みに戻った。 そうかあ。なんて、相槌を挟んだ後に、 「じゃあエマと君、ジョシュア、シェルタン、ユーは違う。 ……それと僕は一人じゃないから平気だよ。 誰かが居なくて、僕らが二人きりの時、僕達は完璧だ。 まあ、とにかく心配ないってこと。 何より、どうせ死んだって生き返るし。全ては仮初だ。」 (-54) 2021/10/07(Thu) 4:44:25 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 勉学サポート型 スオ/*一段目は…読み飛ばしてくださいね! 反応しなくても大丈夫ですよ!ただガキが拗ねてるみたいなものなので… (-55) 2021/10/07(Thu) 4:48:34 |
【人】 探偵用 ジョシュア肩に包帯を巻いて、 朝食の場に現れる探偵用グレイ。 宣言通り、忠言通り医務室に向かったようである。 周りがどれだけ揺らごうとも、 ただ、いつも通りの笑顔を振り撒き続ける。 「最近和食を食べる機会が多くてうれしいっすねえ。 生まれでもないのに、舌が慣れ親しんでるというか。 ……舌だけに。なーんつって」 そういえば今日はブラックの姿をまだ見ていない。 どこをほっつき歩いているのだろうか。 (24) 2021/10/07(Thu) 5:25:25 |
【独】 宣教用 ルツ「……………………おそい。」 眉間に皺を寄せて端末を操作する。 私が連絡を送ったのはいつだった?初日だ。 『子どもたち 元気 休養に専念せよ』 漸く返ってきたメッセージは 簡潔に簡潔を重ねたような味気ないメール。 きっと向こうもたどたどしい手つきで 文章を打ち込んでいたのだろう。 「こちらは約束があるというのに、 これでは頼って良いのか不安になるじゃないか」 珍しく小言を零しながら、再びメッセージを打つ。 きれいな歌を残してくれた、あの子の為にできることを。 (-56) 2021/10/07(Thu) 6:24:13 |
【秘】 宣教用 ルツ → 飴色の世界 みかん「みかん、また少し良いかな」 あなたを丁度見かけた折に声をかける。 先日辺りから随分とご機嫌な様子も、 気になってはいたのだけれど。 「渡したいものがあったんだ」 了承が貰えれば、また部屋に招き入れるだろう。 (-57) 2021/10/07(Thu) 6:39:04 |
【秘】 愛玩用 エマ → 勉学サポート型 スオ「皮肉なものですね。精神の安定を図るためにここに集められているのに……いえ。 人間からしてみれば、そんな大それたつもりの者も少ないんでしょう。 気が狂れて暴れる前に矯正する、それくらいのつもりのはずだ」 声音には嘲りにも似た指向があった。穏やかな語り口でそれを抑え込む。 ここにいる全てのグレイは苦海の中で悪運に恵まれたほんの一握りでしか無いのだ。 巻毛の前髪をついと除けた手はそのまま手の甲が頬骨に触れて、大人しく下っていった。 「はは、どうなんでしょうね。自分じゃそれもわかっていないのかもしれない。 自分が彼らのように暴力の快におぼれてしまわないと、どうして言い切れるでしょうか。 ……貴方が明日も攻略に行かれるというのなら、今日はこの一杯でお開きにしましょう。 仮想空間の中とはいえ、肉体の疲弊は擬似的に感じられますから」 (-58) 2021/10/07(Thu) 7:04:26 |
【人】 愛玩用 エマ「ルツ! ……よかった。今朝は姿が見られない者が多く、気を揉んでいたのです。 今日は夕食の当番ですが……もし何かあれば、言ってくださいね」 珍しく張り上げた声は照れくささとともに収められた。 言葉を交わしたことは少ないなりに普段とのかすかな違いは曖昧に見てとれた、ような。 気遣わしげな視線は宣教用と当番表とを交互に見て、控えめに進み出た。 ようやく焼きおにぎりを口にできたのはそれからだった。 胸のつかえが下りても揃ったのはまだ一つ、大団円とはいかないよう。 思索を巡らせ喉の詰まりを覚えているせいで、いささかいつもより食事に時間がかかった。 豆乳のまるい風味が胃に落ちていって、少しずつ表情を普段どおりに切り替える。 (25) 2021/10/07(Thu) 7:17:19 |
【人】 愛玩用 エマ「一応どの持ち場も二人は確保出来ているのですね。 なるべく不備がないよう手伝いは致しますから、呼びつけていただければ、と。 ……無理はしてしまわないで。これからも、過ごしていくのですから」 塔の攻略が終わるまでか監察官の指示が入るまでか。それまで、グレイだけの生活は続く。 一日くらいは手を抜いたとしても、根を詰めて倒れてはしようがない。 昼の食事の準備に家事にと、手伝える限りのことには手を出すだろう。 あちらこちらと駆け回ってはそれぞれの様子に目を配りながら、愛玩用は奔る。 今出来ることなど、そうありもしない。 (26) 2021/10/07(Thu) 7:27:03 |
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