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【秘】 名無しの ミロク → 遊惰 ロク「私にソレを聞くんですね。 ニエカワさんと黒猫のお墓を作ったんで、その近くにでも。 深く掘るように言われましたが力は大丈夫ですか? タマオさんを呼べばよいと思います」 警察官はあまり文句なくやってくれるだろう。 見えている自分たち以外からは異常な提案ではあるのだが。 彼が異常な存在であるのは殺されている身からすれば十二分に知っているのだ。 そのまま案内をする、病院の裏口から出て少しした場所。 泥で山も見えなくなっているが比較的無事な地表があった。 彼らがいる場所だ。 (-53) 2021/07/14(Wed) 9:55:37 |
【秘】 遊惰 ロク → 名無しの ミロク「聞けンだし、どうせなら好きなとこがよかろ。 ……んー、まァ、おれだけでやってみるかねェ」 時間はかかるだろォが、と言いつつ 拝借したスコップを持って着いていく。 辿り着いた先、最近均されたと思わしき場所が二つ。 それが彼らの墓なのだろう。 バケツを脇に降ろし、静かに手を合わせる。 それから、程近くの地面にスコップの先を突き立てた。 十分な深さへ到達するまで、短くはない時間を要する。 只管に土を堀り返し乍らも、 話し掛けられれば手を止めぬ儘で応えるだろう。 (-56) 2021/07/14(Wed) 10:41:10 |
【独】 流転 タマオ>>1:-56 >>1:-75 >>1:-81 >>1:-82 >>1:-93 >>1:-103 >>1:-117>>1:-118>>1:-119 >>ニエカワ >>1:-171 >>1:-175 >>1:-194 >>1:-205 >>1:-225 >>1:-226 >>1:-228 >>1:-233 (-60) 2021/07/14(Wed) 11:07:00 |
【秘】 名無しの ミロク → 遊惰 ロク「それもそうですか、死者の声が聞けるのも難儀ですね。 私は死んでいる方と意識して会話をすることがありませんでしたから、随分恵まれていました」 不思議な体質でしたとあなたの手を止めない程度にぽつぽつと会話を溢し自分が埋まる穴が掘られていくのを眺める。 他人事のようにみえてしまうのは、死んでしまっているからなだけだろうか。 「その骨って、"私"なんですかね」 (-62) 2021/07/14(Wed) 11:07:50 |
【独】 流転 タマオ>>2:-2>>2:-3>>2:-4 >>2:-6>>2:-7>>2:-8 >>阿片商人 >>2:-61 >>2:-83 >>2:-101 >>2:-172 >>2:-199 >>2:-209>>2:-210>>2:-216 >>2:-225 >>2:-238>>2:-239>>2:-240>>2:-241 >>2:-250 (-61) 2021/07/14(Wed) 11:08:12 |
【独】 流転 タマオ>>3:-13〜 >>3:-27>>3:-28 >>3:-58 >>ニエカワ >>3:-129>>3:-130 >>3:-140 >>3:-149>>3:-151 >>3:-172 >>3:-203>>3:-204 >>3:-205>>3:-206>>4:-181>>4:-182>>4:-183 >>3:-208 >>3:-209 (-63) 2021/07/14(Wed) 11:09:44 |
【独】 流転 タマオ>>メイジフジノ >>4:-16 >>4:-46他 >>4:-59 >>4:-68 >>4:-76 >>4:-82 >>4:-102 >>4:-107 >>4:-108 >>4:-109>>4:+21 >>4:-118 >>4:-124 >>4:-152 (-64) 2021/07/14(Wed) 11:10:40 |
【人】 遊惰 ロク>>20 >>21 メイジ “会えるんだったら”。そういや見てねェなァ、と思う。 どこぞに隠れてしまったか、もうここにはいないのか。 その答えが分かるのは、きっとこの後直ぐの出来事だ。 “やっぱりやさしいね”。やさしかねェよ、と小さく笑う。 ――生きてたらこの年頃だった、きょうだいの様な友らがいた。 放っておけなかった理由は、只それだけだ。 汚れた手をよくよく洗って、綺麗に拭いて。 座る少年に近寄り「拭くぞ」と一声かけてから、 顔の汚れをグイと拭う。 痛みのない程度に、しかし繊細さの足りない力加減で。 それからそこかしこが赤く染まった包帯を替えてやる。 その儘ではお嬢サンの前にも出づらかろうと。 「――そンじゃこれにて。 おれの方こそ、どうもアリガトウ」 それらを終えれば、ブリキのバケツを一つ手に取って。 蓋したそれを抱えて暇を告げ、少年を残して部屋を出た。 (22) 2021/07/14(Wed) 12:11:24 |
【独】 流転 タマオ/* すり抜ける物とすり抜けない物の差とか。 タマオの所有物でない“借り物”はすり抜けないです。>>1:-74>>1:t8>>1:-77 正当な報酬としてもらった金銭だとか、なんとなく気に入って拾った・持ち主のいない物だとか、“自分の物”にした物は一緒にすり抜ける形。 とは言え現時点では亜空間に出し入れ自由というわけでもないので、ポケットに入る程度の物しか自分の物にしていない。旅荷はほとんど持っていません。 /* 「・・・・・・」と「……」 考えてもよくわからんかったとか、なんかすごい物申したいけど黙ったとか、そういう沈黙が全角。単純な間とか、その他のものが三点リーダー。くらいのつもりだったけど厳密ではないわ。その時のテンションよ。 (-65) 2021/07/14(Wed) 12:28:08 |
【人】 焦爛 フジノ初日は多くの人が集まっていた部屋。 今はガランと静まり返ったそこに足を踏み入れ、机の上に缶詰を並べる。 『メイジ』『ロクサン』 名前の書いた紙の上に重し代わりの缶切りを置いて、満足そうに頷いた。 ミロクはああ言っていたけれど、フジノは二人にもちゃんと食べて欲しいと、思うのだ。 食べることは生きることだから。 (23) 2021/07/14(Wed) 12:45:38 |
【秘】 遊惰 ロク → 名無しの ミロク「あァ、そういやお前サンもだったか。 ……まァ、ちっとばかしナンギかもなァ」 視界の外で幾人分か、パタパタと走る小さな足音。 バッチリシッカリ とり憑かれている 側に居る。なかなか姿は見ないものの。スコップを差して、掘り起こして、穴の外へ土を盛って。 無心に繰り返す動きが、掛けられた言葉で一瞬澱んだ。 「――おれのやったモンつけてんだ、 十中八九お前サンでちがいねェだろうよ」 (-66) 2021/07/14(Wed) 12:55:31 |
【秘】 名無しの ミロク → 遊惰 ロク「……そうですかね?」 声色が少しだけ明るく聞こえたかもしれない。 「私、商人として死んだのか私として死んだのか、 あんまり自信がないんです。 理由はすべてミロクに起因しているんですが。 ……ああ、わかりにくいですかね。 ミロクというのは商人の名前で、私は名前がありません。 だから私の意思でちゃんと死ねたのか、わかりかねています」 あのとき話した言葉より少し揺れた言葉。 生き方を変えられなかった男は、自分を見つけられていない。 自分のものがようやく手に入ったのもあの瞬間だった。 今なら言っても良いだろう、生死で揺れているのは同じだ。 「誰かの為に、誰かのせいで。あなたは言いましたが。 何よりも、自分がそこにいたのかがわからなくなるのはあまり良い気分ではないと経験則から語りましょう」 (-68) 2021/07/14(Wed) 13:05:23 |
【人】 被虐 メイジばしゃりと泥が跳ねた。 靴が濡れるのも構わずぬかるんだ道をふらふらと歩く。 ──外に出ようと思ったのは、晴れたからではない。 無駄に動いて、体力を消耗することは避けている。 薄くなった雲間から差し込む、わずかな光に目を眇めた。 外は、こんなにも眩しいものだっただろうか。 バケツをひとつふたつ、みっつ、運んでいく。 アユミの、ニエカワの、セナハラの。 あのまま置いておくのは、忍びなかったから、全部。 ミロクのはロクにまかせておいた。 気だるげに顔を少し上げると、濁った水が流れていくのが見えた。──この位置からは、メイジの実家は見えない。 「…………」 ゆるく頭をふった。適当な場所にバケツを置き しゃがみ込んで顔を伏せ、長い溜息を吐いた。 (24) 2021/07/14(Wed) 13:08:31 |
【秘】 失格 セナハラ → 遊惰 ロク視界の隅に捉えたままの少年に、一瞬目をやった。 「そうですね。 まあ、僕はニエカワくん次第ですが」 貴方がどんな選択をしようと、 停滞する己から見れば進むことに変わりはない。 だからこそ、別れの言葉はこのひとつしかなかった。 「……いってらっしゃい」 (-69) 2021/07/14(Wed) 13:15:20 |
【秘】 失格 セナハラ → 首枷 ニエカワ「……お待たせしました」 短くそう言うと、貴方の傍らへやってくる。 たとえ目の届く場所にいても、やはり離れるのは不安だった。 「ニエカワくんはこれからどうしますか? 僕はその、きみの傍にいますから。きみが決めてください」 (-70) 2021/07/14(Wed) 13:22:50 |
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