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【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ コトリ、と。 音を響かせながら男は微笑む ] 君が寂しがるならその眷属をやろう。 この城で独りは嫌なんだろう? それはなんだかんだ子供が好きで 俺のことは嫌いだからね。 [ 狼は相変わらず子供から視線を逸らさない。 見張っているというわけではない事を 男はゆうに知っていたから笑っていた ] セレン。 君はまだ俺の全てを知らない。 だからそんな事を願えるんだろう。 ……俺のことを知りたいと言ったね? ならもっと、知ってくれ。 [ この屋敷の中を探る以外に 彼が他の手段を選ぶというのならば 男は大した抵抗もせずに許すだろう ]** (773) 2019/04/12(Fri) 11:51:19 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* セレンにしかできない何かを見出せたら変われる気がしてる。 それとメタ的なこというとこのタイミングでデレたら後半だれないかなって。 (-292) 2019/04/12(Fri) 12:06:09 |
【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス……手を、繋いで [ 救いがないのは永遠の夜か、 全て に裏切られた人間か。届かないと知りながら差し伸べた掌は、 傷つくことに慣れた証の棘に刺された傷がある ]** (-297) 2019/04/12(Fri) 15:24:18 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 揚げ足を取られるよりも一本取られる。 そんな評価に相応しい傲慢な答えだった ] よかった。 君は馬鹿じゃないんだね。 [ 無知な子供は嫌いではない。 だが、愚かな人間では相応しくない。 彼の言葉>>788に答えは返さない。 否定もしなかった。 無関心から少し芽生えたものがある。 彼ならば伝えずとも理解出来るだろうと ] (805) 2019/04/12(Fri) 16:17:42 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス死なないんじゃない。 死ねないんだ。 [ 不死だから? それにしては試してこなかった事が沢山ある。 男が数多の子供に尋ね得た知識>>614 断言した子供の扱い>>613は断言した癖に 死に関しては言い訳めいた台詞となった。 死なない為に生きる>>790 漠然とした死が取り憑く人の姿はいつも遠い。 やはりどうしようもなく羨ましく、恨めしい。 何故、そんな事を思い描いてならないのか ] (806) 2019/04/12(Fri) 16:17:58 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス…………罪を償わなば死ねないからだよ。 死が救いだというならば、生きる事とは即ち罪だ。 一生を付き纏う罰なんだろう。 [ 誰に、とは言わなかった。 付き纏いこびり付き離れないのは、白い首>>56 透き通るような肌。赤い唇。 全てを見透かすような空色の眸。 ちょうど、彼によく似ていて、 ちょうど、その声だってよく似ていて、 それから、彼は、彼女と同じ――名前 ] (807) 2019/04/12(Fri) 16:18:20 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス意志のない我楽多に裁かれても意味などない。 [ 彼の問い>>792に対して答えない。 だが、その解釈を正す事はなかった。 ふわりと漂うのは血の甘美な香り。 思わず口許を手で塞いだ。 他人に殺され続けてきた? ――そんなもの生きていたら誰だって、 言い訳めいた言葉が溢れるのは余裕が剥がれつつあるから。 追い出した少女の血を吸っていればよかったのだ。 彼の存在がひどく曖昧に溶けていく>>793 ] (808) 2019/04/12(Fri) 16:18:35 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスどうして、……俺なんだ。 [ 知れと望んだ癖に見透かす事を拒む我儘な男は、 少年が選んだ知りたい存在に疑問を抱いた。 変わった子は、今までにいた。今までに。 たった、二人だけ ] ――――同じ名前で同じ言葉を言うな! [ 吐き捨てるような怒声が寝室に響いた ] (809) 2019/04/12(Fri) 16:19:00 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン[ 差し伸べられた手は傷だらけの手だ。 丸くて清らかで優しい少女の手とは違う。 男がくちづけを落とした骨だけの思い出と違う。 その手を取ればどうなる? 赦されるのか? 裁かれるのか? そんな事すらも自分で判別をつけず、 他者に裁きを求め生き永らえる方が楽だった ] ……いやだ。 [ 未だ記憶の少女は色濃く。 彼女を裏切る事はしたくないと望む。 しかして伸ばされた手を払う程に男は ] (-300) 2019/04/12(Fri) 16:19:34 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ Noir 黒く黒く黒く塗り潰す。 インクをぶちまけても剥がれない記憶。 飢えと渇き、自我を失う程の衝動。 赤赤赤赤赤赤赤と求める鮮血。 眠る少女を包む揺り籠を長い爪で切り裂き 未だ心臓から流れる血潮を求め光らせた歯牙を 柔らかく甘い肉を食い破った牙を 破れた皮膚から滲むあまりにも甘美な味を 悲鳴。絶叫。慟哭。 耳を塞ぎたくなる。 眸を抉りたくなる。 唇を引き裂きたくなる。 あの悪夢は未だに醒めず ] (811) 2019/04/12(Fri) 16:20:40 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン[ それでもこの男を赦した少女の言葉が ] ……赦すな。 [ 男にとって何よりも許せない呪いだ ]** (-301) 2019/04/12(Fri) 16:21:15 |
【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス[ 怒号に身を竦ませ、伸ばした手を払われて。 ──拒絶には慣れているはずなのに。 浮かび上がった孤独を知り、より頑なに唇を噛みながら ] (-302) 2019/04/12(Fri) 17:06:50 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* そろそろデレないとと私は思っていてもニクスらいやっっっセレンちゃん(めす)しゅきぃ!ってなってるから草デレて。 (-304) 2019/04/12(Fri) 17:11:17 |
【独】 古城の吸血鬼 ニクス/* 個人的に白骨死体愛でてるニクス見て正気度チェックしてくんねーかなって思ってた。 それと散策したら少女の日記作ろうかとしてたとかそんな。 (-305) 2019/04/12(Fri) 17:12:38 |
【秘】 生贄 セレン → 古城の吸血鬼 ニクス……あなたの罪を雪ぐ子供の役が終れば、 ぼくもきっと、居場所を失くして死ぬしかなくなる。 だから、嫌だ。 あなたの傍で生きたい、生きていてほしい。 ** (-307) 2019/04/12(Fri) 17:22:25 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 違わない。 反射的に返す言葉を歯の奥を噛み堪えた。 此方を見つめる左右非対称の眸>>813は やはり今にも泣き出しそうなのに、 意外にも少年は諦めが悪かった。 続く言葉>>814と問い>>815 男は眉間の皺を苦悩で歪めた。 はくりと震える声で紡ぎそうになったのは あまりにも素直な言葉だった ] まだ、苦しまなくてはならないのか? [ 分からないからこそ相槌も打てぬのだと。 問いに対する問いを返して気づいた ] (830) 2019/04/12(Fri) 18:28:34 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクスただ、生きる為なら何でもすると、 俺の望みなら何でも叶えると そう言葉にした君ならば、……、 [ 叶えてくれると男は希望していた。 切々と身を切り裂きたくなる想いを抱えながら 生きながらえてしまい、日々懺悔と贖罪に明け暮れる 途方も無い永遠の後日談を過ごすには、 あまりにもきっとあの日々が眩し過ぎた ] 君など、拾わなければよかった。 [ まだ何も知らない子供>>816 孤独に飢え、傷だらけの手を差し伸べる。 裏切りを厭い、独りを拒む少年。 少なくとも男が理解したのは、たったそれだけ ] (831) 2019/04/12(Fri) 18:29:08 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン[ 見ていない。見えない。感じない。 この心臓は、人の血が流れていないから ] ( 痛みなど 感じる訳がない ) (-312) 2019/04/12(Fri) 18:29:48 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス[ 伸ばされた腕が空恐ろしく思えた>>818 先がないと告げる少年の気配は>>817 吹き荒ぶ風に流れていきそうだ。 振り払った手は存外強い力だった。 彼の手の甲に残った赤い跡を眺めれば 自然何かで切ったのであろう指先も覗き ] そんな事、ない。 君はまだ若いだろう。 生きてさえいれば他の可能性だってある。 金だってあるんだ。 君が望めば人の一人くらい用意して 欲しいものは何だって手に入る筈だ。 [ それとも雛鳥のように最初に見つめたものを、 親だと認識してしまったとでもいうのだろうか ] (832) 2019/04/12(Fri) 18:30:07 |
【秘】 古城の吸血鬼 ニクス → 生贄 セレン[ 少年は頑なだ。 何故、出会ってばかりの男に対して そこまで執心し、依存してしまうのか。 狼からの便り>>704を知らぬからこそ 浮かぶ疑問は尽きぬままだった ] ……君の傍で生きたら あの子が、ひとりぼっちになってしまう。 [ 生きて欲しいと、傍で生きたいと願う少年に 男が明かさなかった本音が一つ綻び漏れる ] (-313) 2019/04/12(Fri) 18:30:48 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス何故君は、居場所が此処しかないと思い込む。 ……セレス、君のその眸と関係するのかい? [ 伸ばされたままの腕を痛々しげに見遣る。 今度はその手を払う事はせずに、 代わりに彼の長く伸びた前髪を払ってやった ] 君を愛してくれる人はきっと、いるのに。 ……どうして?** (833) 2019/04/12(Fri) 18:31:07 |
【人】 古城の吸血鬼 ニクス ―傍白― [ 声を出す。 息を吐く。 足で歩く。 手で触れる。 目で追う。 今日も生きている。 誰かの言葉が、呪いが、其れ等を練る。 今日も生きている。 生きていていいのか、音を、息を、吐き出すだけの怪物は、 生きていていいのか、嘘を、呪いを吐き出すだけの怪物は、 分からないから、怪物は今日も生きている。 呼吸の仕方も、両足のつけ方も、紡ぐ言葉も、 忘れてしまいそうな不安が、恐怖が、 目醒めたばかりの怪物を襲う。 それでも怪物は、今日も生きている。 それでも怪物は、今日を生きている ] (837) 2019/04/12(Fri) 19:19:59 |
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