【秘】 曳山 雄吾 → 双子 吹雪/雪菜─ 回想・ベッドにて ─ 「……っ、はっ、雪菜、目、閉じて、おけ。 入ったら、染みるぞ。」 [ 雪菜の背に手をついて、彼女の前面へと回り込む。 雄吾の言葉に応じていたかどうか、 確かめようという余裕もなく、猛った肉の鉾先を その頬へと触れさせる。 額に掛かった彼女の髪を左側に掻き寄せると、 指先はしっとりとした汗の滴を感じ取った。 下腹に意を向け力を込めればびくりと肉棒が震えた。 灼熱感が陰嚢から尿道を競り上がる。 抑制を解く男の低い呻き声。 小さな顎にくいと指を掛け、少し上を向かさせた。 一度目と変わらず濃い精液が迸ったその先は、 雪菜の顔面だったか、それとも口腔だったか。] ** (-176) 2020/07/14(Tue) 7:48:20 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a54) 2020/07/14(Tue) 8:58:56 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a55) 2020/07/14(Tue) 9:08:32 |
【人】 曳山 雄吾─過去の話・時雨のバーで─ >>138[ そう、寒い日だった。 初めてのバーを訪れる際の楽しみには、己の体格を目にした マスターやバーテンダーの反応を密かに眺めることもあったのだが、 そうさせようと思えない位に凍てつくような。 だから青年バーテンダーの動揺にも>>138気づかぬまま、 スツールに腰掛けた。 やがて供されたマグを手に包む。 その温かみに、こわばった口角がほんの少し弛んだ。 そうして同じものをもう一杯。 飲み終えた雄吾の質問に、名乗られた名前>>139を繰り返した。] 天野、時雨。時雨くんか。 風情のある良い名前だな。 今夜もそのくらいの雨なら、良かったんだが。 [ 丸い肩のボトルから、薫り高いテキーラが注がれる>>140。 右手にショットグラスをそっと持ち、 奥に佇むマスターと時雨とを、それぞれ見た。] (142) 2020/07/14(Tue) 12:40:08 |
【人】 曳山 雄吾曳山雄吾だ。よろしく。 [ グラスを掲げ、軽く打ち合わせた。 くいと口に含むと、熟成された味わいと華やかな香気が口中に広がる。 強いアルコールは喉を灼きつつするりと食道を滑っていった。ほどなくすると、胃の腑の底あたりに小さな太陽が昇り始めるかのような熱。] 最初から奢られるわけにも、いかないだろ。 俺からも、時雨くんに何か。 マスター、お願いできるかな。 [ と、マスターが肴に持ち出す時雨の話。>>141 長い間柄なのだろう、嫌みを感じさせない距離の近さだった。] それは尚更、飲まないとな。 俺も今夜は振られたところだ。 飲めるとこまで付き合わせて貰うとするかな。 [ もっとも、俺の方は仕事の客にだ。 そう笑って、時雨が注いだ酒を口へと運ぶのだった。]* (145) 2020/07/14(Tue) 12:55:53 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾─ 回想・露天風呂 ─ 『──っ、ふっ……ふ、ぁ、はっ……』 [雄吾の手が私の両サイドに置かれ そして熱の塊を、ずゅぶ、ぷっ、と押し進めてくる。 腰を進められるたび 雪菜の身体が内側から押し広げられてくる。 肉壁を擦られる快感よりも 強い圧迫感の方が頭の中を占めていく。] 『はっ……はっ……!』 [一番太いところを越えたあたりで 雄吾の動きがぴたりと止まる。 やっぱり遠慮するんですか? と不遜な態度で言葉を掛けるつもりだったけれど こめかみを汗が流れ、息を短く、早くして 余裕のほとんど無い状態では 雪菜であっても、軽口を叩く余裕は無かった。] 『ん、んんぅ……ぁっ……』 [浴槽に張られた湯水が 雄吾が動くのに合わせて、ぱしゃり、と波を立てる。 (-180) 2020/07/14(Tue) 13:33:32 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾[奥を割り開かれていく感覚は まだ雪菜が処女であった時の感覚によく似ていた。] 『っ、〜〜っ。っ……!』 [奥にまで至り、亀頭の弾力が 奥をこつ、と押し上げると 身体にずぐっ、と強く快感が走る。 まだ雄吾のものは収まりきっていない。 何度も奥を突かれれば、多少なりとも膣壁は伸び 彼のものをより深く咥え込めるかもしれないが。] 『ふっ、ふぅ……お、遅いですよ……』 [中にまで一度入り切った所で 動きが止まり、雄吾が「待たせたな」と言う。 私は一握りの余力を振り絞って そんな憎まれ口を叩く。 何を遠慮してるんですか、とまで 言葉を続けることは出来なかったけれど。] (-181) 2020/07/14(Tue) 13:34:10 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾『ふ、ぁっ……ぁっ、んぁっ……!』 [一瞬の静寂。雄吾が頭を振ったかと思うと 肩に手が置かれ、漸く動き始めた。 引き抜き、突き込む。 簡単な動作も、規格外の大きさが伴えば 内壁を抉り、奥を貫き 私は目の前がチカチカとする程に 強い快感を得てしまう。] 『ぅ、やぁ、んっ……んぁ、ぁっ……』 [次第にばしゃばしゃ、と湯が跳ねる音がする。 身体は雄吾の突き込みに合わせ、大きく揺れて それをがっしりと肩に置かれた手が止める。 身体自体はズレないが 二つのたわわな果実はゆさ、ゆさと揺れていた。] 『…………? っ、ふ、ゃっ……!』 [雄吾が胸に手をかけた時 どこかに違和感を覚えた。 (-182) 2020/07/14(Tue) 13:34:27 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾[それは雄吾の手つきが丁寧過ぎた事だろう。 雄芯を女の身体に打ち込みながらも 雄吾は自分の理性を手放していない。 指や唇を使った丁寧な愛撫がそれを裏付けているだろう。 それを私は残念に思う反面 丁寧な扱いは、乱暴な手つきよりも ずっと雪菜に快感を与えることになる。 ピンと立ち上がった乳首を 重点的に虐められてしまえば 下腹を貫いて、身体に溜まる疼きと合わせれば 容易に果ててしまいそうになる。] 『────っ』 [雄吾の身体が上から圧し掛かる。 それだけで雪菜は身動き一つ取れなくなる。 大きな雄に征服されたみたいで、きゅぅ、っと 隘路は雄のものを悦ばせるように締め付けた。 一瞬このまま中に出されるのかとヒヤリとしたが 「理性的な」雄吾は逸物を引き抜くと その白濁液を私の身体に掛けていった。] (-183) 2020/07/14(Tue) 13:35:03 |
【秘】 双子 吹雪/雪菜 → 曳山 雄吾『はぁ……はぁ……っ……。 性欲と愛欲を混同するような人だとは…… 思って無いですよ。』 [雪菜は絶頂まで至ることは無かったが 身体中が熱くて、堪らない状態になっている。 腹や、胸に掛かった精液を 指を使って丁寧に集め、両の手の平にぷるぷると溜めると。 る、れるっ……と舌で掬い取り こくん、と喉奥に落としていった。 そして、もう一度舌を動かし また同じように飲み込む。 上目遣いで雄吾の方を時折見ながら 全て飲み干してしまう。 可愛らしい犬でしょう? 私は薄く笑みを浮かべた。] [ベッドに移動すると言うなら 軽く身体に湯をかけて、綺麗にすれば 後は運んでもらうがまま、露天風呂からホテルの 部屋の中に移動したのだった。]* (-184) 2020/07/14(Tue) 13:35:20 |
【人】 曳山 雄吾[ 帳簿でも付けているのか、マスターの姿は見えなかった。 空いたグラスをそのままに、時雨へぽつりと声を投げる。] ……ひどい振られかたは、俺にもあるなあ。 とりあえずでも吐き出す方が、 少しは楽になるんじゃないか。 飲み過ぎた時とおんなじで。 [ そうして、バックの棚に視線を動かす。 居並ぶボトルを目で追って、時雨へ戻した。] 一杯、何でも付けてくれ。 初対面だから言えることも、あるだろう。 ……どんなひと、だった。 時雨くんの相手というのは。 [ 彼がグラスを下げたなら、 雄吾は静かな声で《ホワイト・レディ》と口にする。 それからは無言を保って、 ショートの筈のそのカクテルを僅かだけずつ飲み始めた。 もしも時雨が語るのであれば、 雄吾は沈黙したまま、頷きや表情と共に耳を傾けるだろう。]** (147) 2020/07/14(Tue) 15:21:52 |
曳山 雄吾は、メモを貼った。 (a58) 2020/07/14(Tue) 15:24:36 |
【独】 曳山 雄吾/* うん。 やっぱり、誰かを生かすのは楽しい、素敵な事だ。 その巧みさこそが を敬愛する理由の最たるものなんだな。 時雨にも感謝を。 (-185) 2020/07/14(Tue) 16:33:51 |
【人】 曳山 雄吾─過去の話・時雨のバーで─ [ 軽く時雨が返すのに>>152、苦笑交じりの一言。] 引きずってるのが、一人だけな。 [ だからこそ聞いてみたくなったのだ。 気遣いの行き届いたこの青年が『本気で惚れた』という相手。 それが何故、ひどい振られ方をするに至ってしまったのか。 シェイカーの中で三種の材料が カツカツと小気味良い音と共に撹拌されていく。 ジンとホワイトキュラソー、レモンジュース。 ベースとなる酒をブランデーからジンに変えれば、 琥珀色のサイドカーから白い貴婦人へと名前を変える。 三角形のグラスに注がれたカクテルをそっと引き寄せ、 静かに持ち上げた。] (154) 2020/07/14(Tue) 18:38:41 |
【人】 曳山 雄吾[ ぽつぽつと語られる言葉は>>153青年の 気の行き届いたさまに納得を与えた。 淡い白色のカクテルを少しずつ口に運んでは 静かに頷き、時雨が口を開く間を待った。 テキーラのグラスが何杯呷られた頃か、 語りはひとまずの終点を迎えたようだと知る。] ……彼女も、君に求められたかった という訳なのかな。 でも、本気で惚れたというからには。 時雨くんが求めた何かは、あったんだろう。 [ それは、どんなものだったろう。 手には入れられない何か。 それとも本当は既に得ていた何か。 憶測は口にすることなく、代わりに 残り少なくなったカクテルの最後の滴をくいと仰ぐ。 グラスをコースターの上に置き、 同じものを、と差し出した。]* (155) 2020/07/14(Tue) 18:38:59 |
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