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【妖】 鏡沼 創/* 今日は珍しく静かなお嬢様でございますわ! 毎日昼辺りまでお話ししておりましたから、皆さま限界かと思っておりましたのに どこかに元気なお嬢様がいらっしゃるんですのね!? ($34) 2021/11/06(Sat) 3:58:01 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* ワワ……! 完全ノープランだったのでお任せですわよ(なんとなく投げた) 先日からの秘話も一回〆で区切られているので、 どちらもお使い頂けるとは思いますわ。 (-234) 2021/11/06(Sat) 4:39:26 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静/* 秘話でメッセロール投げて、流れ次第で白窓行くか決めるのはいかがでございましょうお嬢様? 透くん練習中なので、メッセ見てないって感じだったら、いつも通り生えましてよ! (-235) 2021/11/06(Sat) 4:46:50 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* こちら大丈夫でございますわ、お嬢様。 今の透くんはあまり泳げないので、休憩中という体で確認できますの。 (-236) 2021/11/06(Sat) 4:49:59 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静あなたがいつ確認するかは、わからないが。 息継ぎの練習をしている頃に、短いメッセージが届くだろう。 『そろそろ、してぇ事決まりやがりました?』 /* 了解しましたわ! (-237) 2021/11/06(Sat) 4:57:14 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創少し時間を置いてから、肯定を示す兎のスタンプが現れた。 『決まったけど、直接会うんじゃなくて、ここでもいいか?』 『今のオレ、ちょっとテンション高いっていうか、楽しい。 人がいたから言わなかったけど、溺れたの、嬉しすぎて』 『皆と同じになれた、とか思って』 ぱ、ぱ、と今までと違い、 単語が確りと繋がった長文が、メールのように送られてくる。 『文字の方が、落ち着いて話せる。多分だけど』 (-238) 2021/11/06(Sat) 5:09:12 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静『ええ、構わねぇですよ』 そう返し、いつもとは違うあなたからのメッセージを眺める。 鏡沼は、少なからず驚いていた。 てっきり、水の中に居られなくなった事を悲しむものだと ばかり思っていた。 溺れたのが、人と同じになれたのが、嬉しいだなんて。 次々と送られてくるメッセージに、胸が騒めくのを感じた。 この感覚が何なのか、鏡沼にはわからない。 『そんなに、嬉しかったんです?』 あなたが文字で話す事を選んでくれて、よかったと思った。 会って話してたら、この喜びに水を差す様な事を言って しまってたかもしれない。そんな気がした。 (-240) 2021/11/06(Sat) 5:20:34 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創『ああ。息が出来なくて溺れたこと、なかった。 水の中に居ようとしたら、皆はああなるんだな。 このまま、オレも皆みたいに、なれたらいいのに』 適応した身体に恵まれたが故の、無い物ねだりのような言葉。 実際手紙を書く要領で書いているのか、 普段よりは返答が届くまで時間が掛かっていることだろう。 『それで、他の人と同じになったら、創にも近づける』 『オレ、アンタみたいになりたい。 色々できて、他の人と普通に話せる人になりたい』 文字に起こすことで幾分か纏まった思考を、貴方の手許へと流す。 (-241) 2021/11/06(Sat) 5:34:55 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静胸の騒めきが大きくなる。 あなたの言葉から読み取れるのは、『憧れ』だ。 普通への。皆への。そして────自分への。 あなたは、知る由も無いだろう。 鏡沼が『他者に憧れる事』を、自らに禁じているという事実を。 “何にでもなれる”存在が、何かに憧れてしまったら。 本当に“そうなって”しまう から。自分が元は何だったのかさえ、わからなくなってしまうから。 『僕は、静に憧れてもらえる様な人じゃありませんよ』 あなたが、目の前に居なくてよかった。 動揺に気付かれずに済むから。 妙な事を口走らずに済むから。 どうして寄りによって、あなたが。自分に。 文面にさえ動揺が表れている事に、鏡沼自身は気付いてない。 (-242) 2021/11/06(Sat) 6:01:47 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創……壁から頭を出すハムスターのスタンプが送られてくる。 動物系のスタンプを色々と持っているようだ。 『創はそう思う? なら多分、オレの方からだけ、なのかな』 『オレがアンタのこと、好きだから、そう見ちまったのかも』 滲む動揺に、貴方を困らせてしまったのか、と心配している様子で。 『やりたかったこと、というか、伝えたかった事も』『それで』 『アンタはオレより学年上だし、言い逃す前に言っときたかった』 何を、とはまだ示さないまま。 見え見えの、貴方への恋慕を隠せた心算でいる。 (-243) 2021/11/06(Sat) 6:17:19 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静文面から伝わる恋慕を、普段ならもう少し上手く躱せてたの かもしれない。 けれど、今の自分はぐちゃぐちゃだった。 あなたが受けた仕打ちに対する怒りと。 それによって齎された状態をも喜ぶ、あなたへの複雑さと。 あなたから、憧れを向けられた動揺と。 全てが綯交ぜになって。 『静が僕に、伝えたかった事』 『言っておきたかった事は、何ですか?』 つい、結論を急く様な文面を送ってしまったのだ。 /* わー、お返事遅れました! すみません (-246) 2021/11/06(Sat) 7:13:58 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創『好きだ』 初めに届くのは三文字だけ。 『アンタの事が好き』『人魚が、したみたいに』 『創のことが、恋で好きになってる』 青年は貴方の文面に応えてか、結論だけを真っ先に記した。 『アンタが、どう思ってるのか、分かんなくて 聞きたかったんだ』 『オレ、多分、創のこと全然解ってないかも、だし』 /* お気になさらずですわ!置きレス等々歓迎ですのよ (-248) 2021/11/06(Sat) 7:24:38 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静届いた文字を、震える指先で撫でる。 わかってる。わかってた。 今更、驚く様な事でも何でもないのに。 胸が騒めく。 『わかんなくて、当然です』 『僕の気持ちなんて、僕の事なんて、僕にもわかりませんから』 『僕には、「自分」と言えるものが何もありませんので』 途切れ途切れに、飾る事さえ出来ていない言葉を送る。 『ただ、静にこうして好きだと言ってもらえて』 『胸が騒めいて、苦しくて』 『苦しい筈なのに、静の傍は酷く居心地がいいんです』 『僕みたいなのを好きになっても、静にいい事なんて無いのに』 『それなのに、僕はきっと、静から離れてやれないんです』 『僕は、何処にでも居られてしまうから』 『傍に居たいだなんて、思ってはいけないのに』 『何かを望んではいけないのに』 『どうしても、静の気持ちを拒めないんです』 (-250) 2021/11/06(Sat) 7:57:56 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創『?』 『創のこと、まだ分かんないから、勝手なこと言えないけど 創が傍に居るのは駄目なのか?』 首を傾げた。同じく、疑問符を浮かべる猫のスタンプを一つ。 『良い事ならあった、水に沈むより楽しいことが見つかった。 離れなくていい、オレは創が居てくれると嬉しい』 ▼ (-251) 2021/11/06(Sat) 8:22:00 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創▼ 『オレはアンタが何しても気にしないし、 何なら、他に好きな人が居たって構わない』 "人魚姫"のような片想いは抱けない。そうはなれなかった。 それは無垢の世知らずで、故に初めて、何かを自分の近くにおきたいと思ったから、 手に入れるか、その欲だけを残すか、その二つしか考えられていない。 『人のことが欲しくなったのは初めて』 『アンタだけは、家族の誰に言ったって手に入らないだろ。 だから、直接オレが言うしかないって思ったんだ』 (-252) 2021/11/06(Sat) 8:26:07 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静『駄目なんです』 『僕が傍に居たら、静の世界を狭めてしまいますから』 『静には、もっと広い世界を見て欲しいんです』 『空っぽな僕なんかよりも』 ────ここまで送った所で、違和感。 今行く訳にはいかないと、意識的に閉じていた筈の認識の扉。 それが、 予想外に強い力で抉じ開けられる 様な。「ッ、あ…………!」 駄目だ、と思った時には もう遅かった。 ▼ (-255) 2021/11/06(Sat) 9:09:14 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静────次の瞬間。 「ぁ…………しず、く」 あなたの前には“鏡沼創”が居た。 呆然とした様子で、目を見開いて。 その様子から、意図した出現でない事は容易に察せるだろう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 望まれたなら其処に居る事になってしまう。 あなたが欲しいと、“鏡沼創”を手に入れたいと願う気持ちが 異能の持ち主の想定を超えたから。 あなたの目の前には今、“鏡沼創”が居る。 当然、この“鏡沼創”は『本物』と呼べるものではないが。 今頃『本物』も、慌ててこの場へと向かっている事だろう。 (-256) 2021/11/06(Sat) 9:10:47 |
鏡沼 創は、焦った様子で走り出した。 (a43) 2021/11/06(Sat) 9:12:48 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「…………」 プールから出て着替えたばかりなのか、 廊下の一角、人気が少なそうな階段踊り場の壁に 青年は凭れ掛かって立っていた。 「 ン゛!?!!?!?!?!!?!? 」突然現れた姿へ、やった本人は 普通にめちゃくちゃびっくりした 。無表情で固まっている。動作を停止した図。 「…………え、あれ、うん……?」 はわ……となった。慌てて来させてしまったのかと誤解し不安気味。 (-258) 2021/11/06(Sat) 9:20:04 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「…………、……無茶苦茶、するじゃないですか」 あなたの認識から姿を消そうとした。今もしている。 ……が、無駄だった。 寧ろ、一度現れてしまった事で『居る』という認識が強固に なってしまった気さえする。 これはもう、『本物』が此処に来て『こっちは居ない』と 認識してもらえるまで消えられないだろう。 小さく息を吐き、未だ取り繕えてない口調で問う。 「……そんなに、僕なんかが欲しいんです?」 (-260) 2021/11/06(Sat) 9:34:45 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「欲しいよ。オレ、嘘は吐かない」 「アンタに迷惑とかは掛けたくないから、 距離とっといた方がいいなら、離れるけどさ」 ……じっと貴方を真正面から見据え、躊躇いもせずそう口にする。 「オレに他の友達がいて、一緒に肉まん食べたみたいに、 創にも知り合いや友達とか、そういう人居るだろうし」 「オレはアンタが欲しいけど、何処かへ引き摺り込みたい訳じゃない」 (-262) 2021/11/06(Sat) 9:43:35 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「…………、……。」 本当は、問うまでもなくわかっていた。 あなたに“鏡沼創”がどう認識されてるかだなんて。 あまりに真っ直ぐ見つめられ、視線が揺らぐ。 「……距離を取って欲しい訳では、なくて。 取った方が静の為じゃないかって、僕は思ってましたが。 そもそも取ろうとした所で、これだけ欲されてたら多分 徒労に終わるでしょうね。 僕は、望まれたら何処へでもこうして現れちまいますんで」 少しずつ、落ち着きを取り戻す。 あなたが引き摺り込みたい訳ではなくとも、鏡沼は欲されれば こうして引き摺り出されてしまう異能の持ち主で。 だからこそ、あなたの世界を狭めてしまうのを避けていたのだ。 「ま、そうですね……。 他にお友達もちゃんと作って 僕なんかでもいいって静が言うなら、断る理由はねぇです。 ただ…………一つ、聞いても構わねぇです? 静は僕を手に入れて、そっからどうしてぇんですか?」 (-263) 2021/11/06(Sat) 10:07:28 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 何処にでも居る 鏡沼 創「えっ」 えっ。逆に問われて少し固まる。 「…………うーん……。 ……オレの頭撫でて、また一緒に寝るとか……?」 なにも考えていなかった。 もしも叶ったとして、近くに居てくれるとして。 そこから先の欲求というのを、まだ青年はよく知らなかった。 (-264) 2021/11/06(Sat) 10:12:40 |
【秘】 何処にでも居る 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静答えを聞いて気が抜けたのか、鏡沼はくつくつと笑った。 「そんくれぇなら、全く問題なくやっちまいますよ。 ────『本物』がね」 そう言うと、視線を下り方向の階段へと移した。 其処には、息を切らせた様子の鏡沼が居るだろう。 まるで、階段を駆け上って来たかの様に。 最初から居た鏡沼へと視線を戻したなら、忽然と姿を消して いるのに気付けるだろう。 (-265) 2021/11/06(Sat) 10:21:46 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「……うん? あれ、創だ……ん?」 居ると思ったら居ない、 居たと思っていた場所ではないところにいる貴方に、 青年は何度も首を傾げて混乱しきっている。 「えっ……どこかから走ってきたのか? 呼吸できる?水飲むか……?」 混乱しすぎて変なところを心配し始めた。 (-266) 2021/11/06(Sat) 10:31:20 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静/* 大変申し訳ございません 強めの眠気に襲われておりますので、ポカやらかさない内に一度寝る事にしますわ! (-267) 2021/11/06(Sat) 10:31:30 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創/* お、お気になさらず好きなだけ寝てくださいましねお嬢様……?! 健康第一、安眠大事ですわ……Sleep…… (-268) 2021/11/06(Sat) 10:35:41 |
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