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【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「……こーくん、かわいい」 ああ 牙を抜かれて命乞いする哀れな獣は どうしてこんなに可愛いのか。 じわじわと熱が高まる感覚に身震いさせると 抱きしめるように身体の距離を縮め 安心させるようにもう片方の手で頭を撫でる。 「大丈夫だよ、こーくん。 そんな思い出なんて忘れるくらい 俺が、いっぱい気持ちよくするから。……ね?」 後ろに伸びる手は僅かに下がっていた衣服を掴んで ゆっくりと下ろし、ずるずる脱がしていく。 (-57) 2021/09/18(Sat) 14:41:29 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久「そうでないなら」 あなたの持つ鞄を見る。後ろのベッドを見る。 「?」という顔をした。 「え、尚久くん。 ベッドがあるのにそこでセックスしないの? え、今までヤった場所どことどこ?トイレとか派?」 無論まあ、流れ次第でヤっちまおうと思っていたのは事実なのだが、これではもうヤる気満々の人である。 (いや、殺る気満々だったりする?かも?) いつもの水筒、持ってないはずないし。この部屋が一番彼を閉じ込める場所ならば、そこ以外の何か死角を見つけてたって不思議じゃない。単に嫌だと言う感性だけなら、この面倒臭がりが移動したがるだろうか。まあ、でも、 「別にいいよ」 ヤるにしてもヤられるにしても殺られるにしても。 目論見の有無さえも、どちらでもいいのである。 どれになっても、盛り上がるのは変わらないだろうから。 (-58) 2021/09/18(Sat) 15:12:26 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「気持ちようなる…?」 撫でられ、心地のいい香りに包まれ、段々と入れられることへの拒絶も薄れてくる。うっとり目を細め、身を委ねた。 足に引っかかった衣服から自ら抜け出して、服をよけた。 「澪くんにされんなら、それもええかもなあ…」 (-59) 2021/09/18(Sat) 15:16:34 |
【妖】 9949 普川 尚久 ($3) 2021/09/18(Sat) 15:54:10 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁ふわふわ。くらくら。 それはまるで空の中で溺れているよう。何もかもが溶けて曖昧になった意識の中で、唯一ちゃんと輪郭を保っているのは相手の声だけ。 貴方の腕が首に回る。貴方の声が耳を擦る。 たったそれだけの事なのに、触れた場所から熱が灯って腹の底へと落ちていく。 「ああ……分かった」 吐息まじりに答えて自分からも身を寄せる。だって地に足をつけることも空を泳ぐことも出来ない蕩けた世界の中で掴まれるのは、貴方しかいないから。 欲しい。 やりたいようにやって。 好きにして。 「あか、つき……あかつき」 拾い上げた言葉が胸を締め上げる。 いっそ苦しいと感じるまでのその感覚がどうしてやってきたのか、熱に侵された頭では考えられないけれど。 一瞬、ほんの一瞬。 泣きたくなるような衝動が生まれて消えた。 「…………ありがとう」 何でも手に入るような、けれど何もかもが縛られた自由な世界で、一番欲しかったものがそれだから。 ▽ (-60) 2021/09/18(Sat) 15:56:13 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁身に纏う最後の一枚を取り払う。昂りが外気に晒されただけで自らの唇からは勝手に吐息がこぼれ落ちてしまうが、そんな事も気にしていられなかった。 貴方よりも少しだけ大きな体が傾いて貴方もろともシーツの海へと沈んでいく。 二人体を重ねてから何かに気づいたのか、熱を帯びたため息をこぼしてから一度上半身だけを起こし、脱ぎ捨てた衣服の山へと腕を突き入れる。 少しして引き抜いた手の中には幾らか中身の減った小瓶が握られていた。潤滑油だ。 それを手に取って、長い指にしっかりと絡めてから再び貴方へ視線を向ける。 「あかつき。……お前とすぐに繋がりたくても、傷つけない、ためには、準備しなくてはいけない。 ……少し、がまんしてくれ」 てらてらと艶めく指を、恐る恐る貴方の下腹部へと伸ばしていく。 鼠蹊部をなぞり、既に兆しを見せる熱の高ぶりを撫でて、更にその下へ。 誰にも触れられたことがないであろう窄まりに触れる。自分のものを弄った時には何の躊躇いもなかったのに、今は少しだけぎこちない。 (-61) 2021/09/18(Sat) 15:56:54 |
【人】 3839 南波 靖史>>39 素崎 「ないの?幸せいる?」 ポンと手にとって渡すような気軽さでそう伝える。幸せに詳しくないのは少年院の者にとってはおかしくないにしても、一般的な感性ではそんな安易に渡せるものではないのは普通だろうに、この発言だ。 「へえ、与えようと思ったことあるんだ。仲間だね。でも『要らない』とか『余計な事』って言われたりしなかった?」 (43) 2021/09/18(Sat) 15:57:58 |
【妖】 9949 普川 尚久 ノートをメモ帳サイズに破り、まとめている。表紙に『ミステリー小説のネタ』と大きめの字で書いたところで、思い出したように筆記具と紙束を持って移動し、布団に潜った。そのまま結構な時間出てこなかった。 ($4) 2021/09/18(Sat) 15:58:32 |
【人】 4432 貴戸 高志朝。 朝と言っても完全に朝の定義から外れていそうな時間。アウト寄りのアウトな朝。 今日も誰かがハメ撮りの刑に処されている。 「おはよう」 クソデカボイス、入場。 昨日と全く変わりない堂々とした様子で闊歩してそのままルームメイトの座る席の向かいに着席する。ドーナツがいくつか乗った皿と牛乳の入ったグラスが乗ったトレーを手にしていた。朝(朝ではない)であっても普通に甘いものが食えるタイプらしい。 (44) 2021/09/18(Sat) 15:59:42 |
【人】 3839 南波 靖史>>42 闇谷 「イテッ」 思い切り体に当たったが、落とす前にキャッチしてそのまま袋から取り出し呑気に齧りだした。 「美味しいねえ、ありがと〜暁くん。 え、何?じゃあヤらなかったの?健全におてて繋いで寝た?」 (45) 2021/09/18(Sat) 16:00:42 |
南波 靖史は、貴戸の姿を見て「あ」と言った。ヤったヤってない渦中の人だ。 (a16) 2021/09/18(Sat) 16:01:47 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 1117 闇谷 暁(こっちは>>44の時間軸の一瞬のこと) 貴方の向かいに座った直後。 もし貴方がこちらを見ていたのなら、ルームメイトが瞳は伏せたまま唇をかすかに震わせていた事に気付くかもしれない。 「無理をさせてすまなかった。大丈夫か?」 たったそれだけを音もなく紡ぎ、そうしてまた何食わぬ顔で日常へ戻るだろう。 昨日見ていたものは夢だったのかと思うほど、普段と変わりなく涼やかな表情を浮かべて。 (-62) 2021/09/18(Sat) 16:03:32 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「ああ、いた。リョウちゃん」 廊下を歩いていたあなたに声が掛かる。普川だ。 「昨日はすまんね。はい、あげる」 手作り感満載のメモ帳らしきものが手渡された。表紙には『ミステリー小説のネタ』と書かれている。開いてまずあるのは犯人像。一般的な中学生男子だ。大人ほど腕力や権力があるわけでなく、経済力もほんの少し。 『 どうすれば彼は人を殺せる? 』強調するように下線を引かれたページの最後の文。その後の紙には『彼でも可能』に焦点を当てた殺人の手段が、結構な数かかれていた。 (-63) 2021/09/18(Sat) 16:04:11 |
迷彩 リョウは、やっぱりクソデカボイスで「おはよう」をした。 (a17) 2021/09/18(Sat) 16:05:47 |
貴戸 高志は、南波を見て「なんだ」と返した。けろっとしている。 (a18) 2021/09/18(Sat) 16:06:40 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 7734 迷彩 リョウ「考えられる場合って多いから、全部言うの大変で。 昔に兄が推理小説書こうとしていた頃に一緒に調べてたのとか、 ここの人のこと見てて浮かんだのとか…… とりあえず思い付いただけいるよ。 兄の小説の犯人、中学生でさ。だから難しくはないと思う」 「文字だけで想像つかないのもあるかもだから、 どこかでそれ見て話さない? 話してて僕も、書いてないこと思い付くかもしれんし」 「お話終わったら企画の方のお相手お願いしたいから、 そっちもそのままヤって問題なさそうなとこ行きたいな。 倉庫あたりなら色々あって試すのできるね。どう?」 /* ランダムにアプローチする相手でリョウちゃんを引いたので、企画の方の相手云々はとてもついでの用件です。 (-64) 2021/09/18(Sat) 16:07:16 |
【人】 4274 素崎 真斗>>43 靖史 「要ると言った所でもらえるものでもないだろう……」 はぁ、と息をつく。 そんな手軽に与えられるものならば、多分自分はここに来ることはなかった。 「子供の頃は”普通で居て”って言われたし、大きくなってからは”もう要らない”って言われた。 靖史もそういう風に言われたの……?」 (46) 2021/09/18(Sat) 16:14:54 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘「……。えへ、…良かった」 流されてくれて。 にこー、と笑っては朝倉の肩を掴みゆっくりと床に押し倒す。 「じゃあ……俺と気持ちいいこと がんばろーね、こーくん。」 見せつけるように指に唾液を絡ませると ひたりとお尻の窄まりにあてて ぐ、ぐ、 ぐぷ… 朝倉の固く閉ざされたそこを じっとりと暴き始める。 (-68) 2021/09/18(Sat) 16:30:06 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 3839 南波 靖史 話だけじゃないんだ……面倒に思ったのを隠さない顔はした。いつもの水筒は勿論鞄に入っている。 「ベッドでヤったけど。少なくともここはあんまり。 明るいままだし。何も見えないのは普通に困るけどさ、 ここくらいのとこでするんはいやだ」 「空きとかいくらでもあるよね。 そんなに人来なかったらどこでもいいよ。 君視点マンネリでないとこあたりでいいんと違うかな」 割とすごい単純に感性としてこの部屋くらい明るいところでヤるのが嫌そう。 (-69) 2021/09/18(Sat) 16:30:57 |
【秘】 4274 素崎 真斗 → 市川 夢助自分でイイ所に当てるようにしながら動かしてみて。 身体はぴくりと跳ねるけれど、やはり自分で行う行為はもどかしくて、物欲しくなってしまう。 よくできましたと。 褒められたのはもう何年ぶりの話だろうか。 もうそんな事も思い出せないくらい、自分は大人になってしまっていた。 「うん……、沢山、俺を満たして」 こんな恥ずかしい事、言ったことがない。 きつく目を閉じて、それを待った。目を開いたらきっと、余裕綽々で、それでもって欲情した笑みを浮かべた顔を至近距離で見てしまう。そんなものは目の毒だと思った。 「あ、あ――っ……!」 拒むこと無く飲み込んだものが、とても熱くて、大きくて。 そして優しい。 圧迫感をただ受け流そうとしても、それは無理だった。 (-70) 2021/09/18(Sat) 16:36:19 |
南波 靖史は、貴戸に「暁くんともうヤった?」と直球を返した。 (a19) 2021/09/18(Sat) 16:37:25 |
【秘】 5635 朝倉 弘 → 5634 有楽 澪「っあ、…ん、」 1度犯された事があるとはいえ、それは小学生の古い記憶だ。 すでに快感を拾う場所ではなくなっていた、はずだった。 「あ、んぅ、…それ、それ、えぇかもしれへんん…」 ポップコーンのおかげか異能のお陰か、指1本程度では異物感を感じることも無く、ぬぷぬぷと指が出し入れされるたびに良さそうに声を上げた。 (-71) 2021/09/18(Sat) 16:39:21 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久食堂に全員が集まった朝……から、少し経った後。 貴方の前にふらりと現れて声をかける者がいた。 「普川先輩。今少し時間ありますか?」 (-72) 2021/09/18(Sat) 16:40:13 |
【秘】 7734 迷彩 リョウ → 9949 普川 尚久表紙を見れば怪訝な表情をする。読書が嫌いな人間にとって、小説とは睡眠導入剤でしかないからだ。 しかしメモ帳の下線を引かれた部分を見れば、目が輝いた。 「いいよ、話そ!」 その後に続く殺人の手段に関しては、時々分からない部分があったが──直接貴方から聞けるなら、困らないだろう。 大事そうに鞄へメモ帳を入れると、倉庫へ向かって歩き出す。 「企画の方もいいよ。オレもゴホービ、いっぱい欲しいしね」 やがて倉庫に到着すれば、重い段ボールを幾つか避けながら奥へ進む。 そして古いスチール机に座った。隣のスペースを手で軽く叩き、座るように促す。 企画の為か倉庫にも一応は掃除が入ったらしく、以前よりは埃が少ないように見えた。 (-73) 2021/09/18(Sat) 16:40:41 |
【秘】 3839 南波 靖史 → 9949 普川 尚久自分からあんな言い方をしておいてセックスを想定していないなんて。むしろそのほうが想定外というか、先の発言で「やるかぁ」となったのでこれが藪蛇と言うやつかもしれない。 「明るいのそんな嫌いなの?でも真っ暗も嫌って難しい好みしてるね。部屋がそんなってことは、異能絡みでそんな異なってるなら辛くない?」 いきなり話を切り出しつつも、「どこにしよう。俺も食堂はちょっとな」など言いながら宛先が特になさそうに歩き出す。 「電気普通に消せるくらいの部屋ならいいのかな。俺の部屋は創くんいるかもだし、空いてる誰かの部屋でも借りる?」 (-74) 2021/09/18(Sat) 16:42:32 |
貴戸 高志は、南波に (a20) 2021/09/18(Sat) 16:43:54 |
貴戸 高志は、南波に………………………… (a21) 2021/09/18(Sat) 16:44:04 |
貴戸 高志は、南波に、「想像に任せる」と言って平然としたままドーナツをちぎって食べ始めた。 (a22) 2021/09/18(Sat) 16:44:59 |
【秘】 9949 普川 尚久 → 4432 貴戸 高志「ん。……ああ、いいよ、大丈夫。 ……お話? それ以外…? どこ行こうか」 抱えている物が水筒から鞄にかわって数日。そんな姿に少し見慣れてきたかもしれない。変化に違和感を持つ程、以前にあなたが普川のことを気にしていたかは別の話だが。 (-75) 2021/09/18(Sat) 16:49:30 |
【人】 3839 南波 靖史>>46 素崎 「俺ならあげられるからな」 平然と、当然の様にそう返す。何の疑念もない。出来る事を出来ると言ってるだけの顔。 「でも、ここに入ってる間は無理……だったはずなんだけど」 食堂を見る。こんなバラバラで好き勝手な食事が本来許される場所ではない。それくらいの異常事態、だからこそできる。 「……?よくわかんないな。なんでそんな事になったの。大きくなって何か使えなくなったりした結果?」 前に別の子に似たような話を聞いた時もよくわからなかった。自分であればそんな事を言われる事があり得ない。だから状況が想定できない。 (47) 2021/09/18(Sat) 16:49:45 |
南波 靖史は、貴戸 高志に頷いた。 (a23) 2021/09/18(Sat) 16:50:27 |
南波 靖史は、「お前言い切ってない時点で答えてるぞ」と淡々と返した。 (a24) 2021/09/18(Sat) 16:51:06 |
貴戸 高志は、南波の話を聞いているのか聞いていないのか黙々とドーナツをちぎって食べている。 (a25) 2021/09/18(Sat) 16:53:32 |
普川 尚久は、ヤったんだ……と思った。 (a26) 2021/09/18(Sat) 16:53:54 |
貴戸 高志は、南波の話を聞いているのか聞いていないのか「ドーナツ美味いぞ」とちぎりまくったドーナツを差し出した。 (a27) 2021/09/18(Sat) 16:55:09 |
【秘】 5634 有楽 澪 → 5635 朝倉 弘快楽に身を任せる姿を見て楽しそうに笑う。 「きもちいいー?」 指は中を広げるように曲げたり、伸ばしたりしながら 内側の壁をなぞるように指を奥へと進める。 「……あ」 見つけた、と言うように小さい声を上げると更に口角を上げた。 内側の1点――感触の違う少し膨らんだ所を 指の腹で優しく押して、刺激する。 (-76) 2021/09/18(Sat) 17:00:42 |
迷彩 リョウは、何でみんなはぐらかすんだろう、と思った。 (a28) 2021/09/18(Sat) 17:00:59 |
南波 靖史は、貴戸 高志に「じゃあ俺も暁くんとヤって来ていい?」と尋ねた。 (a29) 2021/09/18(Sat) 17:02:30 |
【秘】 4432 貴戸 高志 → 9949 普川 尚久アイスコーヒーを入れた水筒を持ち歩いていることは知っていた。けれど、持ち歩くものが鞄になったからと訝しむ様子はなさそうだ。 「俺は聞きたいことがあって来ました。 ただ、そうですね……カメラから逃れることはできなくても、他人に聞かれることはあまりされたくない。人のいない場所であれば普川先輩の好きなところで構いません」 俺は何かするつもりないです、と言わんばかりに場所の選択権を譲った。意思表示のつもりらしい。 (-77) 2021/09/18(Sat) 17:02:43 |
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