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【独】 木峰 海斗/* ざっと灰をみようと思ったら、全然灰が少なくて 奈々お姉さんの情熱的でえろい灰をガン見した← 一組ずつ、ゆっくり読んでこよ (-47) 2021/07/13(Tue) 20:24:23 |
【雲】 三月ウサギ白く滑らかな手が、こちらの頬を伝う。 どくん、と心臓の音が跳ねたけど すぐさま続く言葉に上書きされた。 どくん。 トトの柔らかい唇が文字を形作る度に。 どくん。どくん。どくん。 耳を押さえたくなるような衝動が胸を打つ。 自身の中からあふれる音が、君に聞こえないか。 見当違いの不安を、笑い話にする余裕もなく。 奇遇という言葉で片付けるには、 まるで誰かの意図を感じるような物事の運び。 もしそうなら、その誰かはたいそう性格が悪い。 (D10) 2021/07/13(Tue) 21:31:29 |
【雲】 三月ウサギ…… ようやく、絞り出せたのは。 彼女に向ける、まるでその心に 寄り添うかのような言葉。 だけど響きには、甘さも希望もなく。 ひどく掠れた声を、無理やり空気に溶かせれば 無意識のうちに、繋いだ手の先 込めていた力が、ふっと抜けていく。 (D11) 2021/07/13(Tue) 21:32:28 |
【雲】 三月ウサギ「 0時を迎えたら、二十歳になる。 その瞬間、全てが正されて。 俺が大切だと信じ、守っていたもの。 その全てが過ちだったと断じられる。 それが素晴らしいことであると。 信じて疑わない声に祝福されて ─── 」 …… 勝手に、決めないで欲しかった。 明日を信じられない惨めな生活。 確かにこれまでの人生。 苦しいことの方が多かったけれど。 (D12) 2021/07/13(Tue) 21:32:49 |
【雲】 三月ウサギふっと、息を吐いた唇が歪む。 いびつなそれが、泣いているのか笑っているのか。 自身でもわからないまま。 「 …… 無理なんだ。 だって20年近く、俺はこっちにいたんだから。 今更そちら側に行けるわけがない。 だから君に会ってみたかった。 「そちら」の世界を生きる、誰かの声を聞いて ─── その空気に肌で触れて、 」 (D13) 2021/07/13(Tue) 21:36:05 |
【独】 三月ウサギトトはどんな顔をしていただろう? 意味がわからない? …… わからないと、いいな。 何を言っているんだと。 困惑した表情で俺を見て欲しい。 そうすれば全て奇妙な偶然で、 片付けてしまえるのだから。 だってもしも君が「そう」ならば ─── (-52) 2021/07/13(Tue) 21:37:22 |
【妖】 OL 奈々────303号室 [ さて、朝はいつかくる。 彼のことを返したくない夜さえも。 夜が明けなければいいのに、と ふと思ってしまったのは彼女だけだろうか。 彼との立地探しは、2人目を授かる前に、かな。 1人目の子と3人で探す旅も乙なものなはず。 それまでに、彼が順調に昇進してますように、と 至れり尽くせりで家庭を作っていきたい。 ] ($3) 2021/07/13(Tue) 22:03:03 |
【妖】 OL 奈々[ 血が繋がっている人間というのは どうしても現実を見せられてしまうせいか 家族以外の人間に憧れが生まれてしまう。 だからこそあんな可愛い子になつかれたのかも。 ご機嫌取りをしてもしなくても、 次回虐められることが確定していると 知っていたなら、その時から暫くむぅっと 拗ねて見せていたことだろう。 ] ($4) 2021/07/13(Tue) 22:03:42 |
【妖】 OL 奈々そうねぇ…いつも、素直なヨウくんね。 [ 少し拗ねたような彼の様子に、 ごめんごめんと軽く謝っておいた。 可愛いな、とまた思ったことも含めて。 ] ($5) 2021/07/13(Tue) 22:04:16 |
【秘】 OL 奈々 → 神原 ヨウ──────── そう、ヨウくんだけが知ってること、ね? [ 後日、こっそり洋服を返してあげて 彼のお部屋で一緒に勉強をする。 ご褒美は徐々に刺激が強くなって、 彼が変な道に進まないか 流石の彼女でも少し心配した。 けれども、離れるまで溺愛だった。 彼からの好きに関しては、 弟からの好き、と置き換えて。 ] (-57) 2021/07/13(Tue) 22:04:54 |
【妖】 OL 奈々──────── [ あの童貞だったことを小さな声で 彼女に言っていた彼はどこに行ったのか。 意地悪なことが得意になる彼だなんて 全くもって考えてもいなかった。 本格的なマッサージをうけられるお店に 2人で行ったなら、のびのびとしてしまって 帰る頃にはてろんてろんな彼女になりそう。 真似っこは絶対にハマる。 説明をするかどうかは、彼ののめり込み具合次第。 でも、楽しめそうなら嬉しい。 ] ($6) 2021/07/13(Tue) 22:05:19 |
【妖】 OL 奈々──────── も、っ…!ごめんなんて、おもってないぃ…! [ 軽い謝罪が聞こえるのに、虐められる。 ぴくっと体が震えながらも、 彼の手が止まらないならまたイってしまうかも。 口淫がうまく行けば、彼の欲がまた口に広がる。 一滴も溢したくなくて、じゅじゅっと根元から 鈴口まで唇の圧を使って吸い上げる。 ごっくんと喉を鳴らして飲み干せば 好きよ、とへらっと笑ってみせよう。 ] [ そのあとはバスタブの中でいちゃついて、 寝室に戻るときはベッドが綺麗になっていたよう。 彼女は宣言通り、バスローブを裸体に羽織り 腰紐は巻かずに本当に羽織るだけで 彼の元に戻り、むぎゅうっと抱きついて 寝る前のもう一戦といったことだろう。 そして、先に起きてDVDを片付けたのち おはようと彼を起こして朝ご飯に行った。 楽しい時間はまだまだつづいて、 都内の一等地にあるタワーマンションに 彼を引き連れて行ったおやつの時間あたり。 ] ($7) 2021/07/13(Tue) 22:06:08 |
【秘】 OL 奈々 → 神原 ヨウおかえりなさい、だぁりん。 [ なんていって、彼のことを部屋の中に 受け入れるのだった。 彼女の顔はすごくにこにこしていたはず。 ]* (-58) 2021/07/13(Tue) 22:06:32 |
【雲】 トト頬は柔らかで、触れた箇所から 吸い込まれそうなほど滑らか。 自分のものではない肌は不思議。 ────── とくん、とくん こうやって向き合えば、ただの人と人なのに 私たちは何が違って何が同じなのかしら。 (D16) 2021/07/13(Tue) 22:38:49 |
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