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【神】 演劇 アクタ>>G48 >>G49 「……わかんない、」 君の言葉を、ひとつひとつ確かに受け取る。 君の理由。意志。決意。芽生えた思い。 ……自分の視点からは全く見えない、 知っている方がおかしいようなもの ばかり。「そうやって言われないと、分かんない!!」 ぐっと眉間に寄った皺がだんだん解れていって、 緩んだ目尻に涙を浮かべる。──すぐに袖で拭って、君を見た。 「お前がっ、適当な奴じゃないって……信じたいのに、 不安で、怖くて、し、死ぬかもって考えたら………ムカついたんだよ!」 少しだけ知っている──君がどれだけ真っ直ぐな人間かを。 だから嫌だった。頭によぎるWもしかしたらWが。 一度、深呼吸。 息が整う頃には、恨みはちょっぴり晴れていた。 君からW理由Wも貰えたから。 「………分かった、分かったよ。 『見せられると良いな』なんて ぜーったい言ってやらないからな。」 これが、いじっぱりで生意気な後輩から出せる、精一杯の応援だった。 (G52) 2022/02/27(Sun) 2:59:25 |
【墓】 清掃員 カミクズ「…………」 何度か口を開いて、言葉を探して、結局何も言わなかった。 だってきっと、それもまた客観的事実の一側面だから。 表現が少し人より率直で、合理に偏りすぎているだけで。 そこに自分はこうだと思っている、なんて言ったって的外れだ。 だからただ見守る事を選んだ。 (+3) 2022/02/27(Sun) 3:09:47 |
【神】 演劇 アクタそうしてフカワを一瞥すれば 息を吐いて、肩をすくめる。 「……だから黙ってたんだよ」 よく回る舌だ、と思う。 絶妙に煽り、そうして謝罪を含める一連の会話すら、君にそんなつもりは無くても、男には何かの話術のように感じられてしまう。 「お前とは、違うんだろうな。 多分、何もかもが。」 君に分からないように、男にも君が分からない。 ……君とは、永遠に分かり合えないのかもしれない。 きっと男は、君の言葉のひとつひとつに突っかかって文句を言えば尽きないだろう。 「良いよ、僕も行動で示すから。」 故に、今、時間の限られたこの場では。たくさんの言葉の代わりに、 折りたたんでいた紙─── 君の名前を記入した投票用紙 を開いて見せてやった。「どんな経緯だろうと、裏にどんな事情があろうと ……いつだって好きに、身勝手に選ぶよ、僕は。」 (G53) 2022/02/27(Sun) 3:24:40 |
【独】 規律 ユス退勤直後だから何も分からずこれから読むんですけどとりあえず俺はツルギと結婚して幸せにしなければならないことだけはよーーーーくわかった (-54) 2022/02/27(Sun) 3:51:32 |
【秘】 規律 ユス → 医者の息子 カイ「カイ」 矢継ぎ早に繰り出された言葉を全て聞き届けた後。 「素晴らしくないなんて言ってやるな。 そんなに喜怒哀楽が激しいお前の事だ、口にするだけでも気分が下がるだろうに、無意識下でもきっと影響を受けてしまう。プライミング効果という言葉聞いた事がないか?」 「それにお前も言っていただろう、医者になって功績を残すと。お前の場合、結果を残すのはきっとこれからだと思えば良い。 功績を残す人間が素晴らしくない筈が無いだろう」 マイペースに喋ってから湯呑みを手に取る。朝食は食べ終えたのであとは緑茶だけだ。 「やりたい事も、居場所も、俺は無責任な言葉しかかけられないがな。無責任に応援しよう」 自分では責任を取るなどできないから。ただ、健闘を祈るだけ。 「感情が生きていると気付くのに遅いことはない。俺は全て投げ出してでもこれからも生きるのだから」 (-61) 2022/02/27(Sun) 5:54:48 |
【秘】 規律 ユス → 演劇 アクタ「いいや。親は好きでも嫌いでもないし、生きるのが嫌とも思っていない。 ただ、そうだな……親に気を配るほど大切にしたいとも思わないだけだ」 想像の翼を羽ばたかせて飛ぶ貴方を静かに見上げる。 虐待など目につくような問題はない、真面目な両親の元で育った青年だ。 真面目だったから、歪んでしまったのかもしれないが。 そう答えて、貴方に行こうと促しただろう。 散歩は好きでもない。ただ、嫌いでもなかった。気分転換には有効な手段の一つだと思っている。 「つまらなくて不満か? 不満ならこうして話を聞かなくてもいいだろうに」 こちらは26くらいの速度でデコピンを避けようと試みる。 「バイトは本屋の店員をしているな。小さな本屋ではあるが」 (-62) 2022/02/27(Sun) 6:12:54 |
【神】 不運 フカワ「え……」 「ははっ……ははは」 乾いたようなそれでいて異様な声。 裁判所には似合わない音が響きわたった。 「アクタ、さんは。 聞いていてくれたんですね」 俺の話を聞いてくれている。 影響されて、そして理解ができないという。 「わからないことを、俺と同じようにわからず怒ってくれて。その上で選んでくれたんですよね。 ようやくあなたのしたことで、わかることが、ありました」 自分の名前を書かれること に、ここまでしっくり来たということは。俺は、 自分自身の行動が反感を覚えられる内容だとわかっていた ことになる。「俺がおかしいことが、またひとつわかった気がします。どうしましょう、嬉しくて」 口許手を当てて変な声が漏れそうになるのを押さえ肩を揺らして笑う。 「変えたくなってきました、投票」 (G54) 2022/02/27(Sun) 6:44:13 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ抵抗なく抱き締められたあと、しばらく沈黙をしていた。 言葉ではなく、反応の仕方がわからなくなっていたからだ。 「……お酒を飲んでみたいと思った理由は」 「比較的に美味しく、人を狂わせることもあったと書いてあったからです」 重たい言葉をのせられ抱き締められているのに、ひどく他人事のように言葉を重ねた。 ちょっと、暖かい。こんなこと、妹に泣きつかれたとき以来だった。 「煙草が吸いたい理由……。 なんで あんなもの が、一部で好かれて必要とされているのか。知りたくて」この発言のなかには生活から離れているはずの煙草に対する嫌悪や異常がやけに目立っている。 (-63) 2022/02/27(Sun) 8:34:05 |
【秘】 不運 フカワ → 清掃員 カミクズ傍にいてあげる、どんな時も、向けられる度に訪れる違和感にゆっくりと凭れた。 「生きていてくれてよかった、ですか。 どういたしまして、俺も」 「生きたことだけは、 外からでも中からでも称賛されそうで よかったです。無駄死ににはならない、かな」 しばらくそのままの姿勢でいればぽつぽつと会話が減っていくのがみられる。 何故かと様子を見れば船をこぐように頭がぐらついていてとても眠そうな姿だ。 夜の間なにかをずっとしていたのだろうか、昼前にもここを準備していたのもあるだろう。 「上葛さん、……当たり前だったんです。 暖かいご飯に、暖かい家が。 それって、生きていてよかったって言えるのか、俺はまだわからないんです。 あなたが嫌だったこと、……いくらでも、教えて下さい。逆のことできるかも、しれませんし……」 そんなことを呟きながら、物騒な斧とあなたの腕のなかで瞳を閉じ始めた。 (-64) 2022/02/27(Sun) 8:35:32 |
【秘】 不運 フカワ → 剣道 ツルギ合議の間にウィンドウメッセージが浮かび上がる。 『話し合い今夜にしますか? 時間とれるようにしますが そちらもなにか用事があれば 最悪文字でも構いません』 (-65) 2022/02/27(Sun) 8:41:47 |
【神】 規律 ユス「そうか。天に委ねるのはそこもか」 静観していた青年が口を開いた。 もし自分で決めるのならばフカワの名前を書いていたけれど。 「であれば、俺もそうするに決まっている」 ボールペンを手に取り、手帳に書き込んで何かを呼び出す。分かりやすいように、書き込んだ内容を口にしながら。 『投票券を持つ者のうち、誰かの名前が書かれた栞』 手帳を一度閉じる。程なくして閉じられた手帳の適当なページに栞が挟まれていた。 それを何の感慨もなく引き抜く。 栞には<<ツルギ>>whoの名前が書かれていた。 (G55) 2022/02/27(Sun) 9:31:34 |
ユスは、指で栞をつまんだまま名前を確認した。少し、栞に皺が寄る。 (a21) 2022/02/27(Sun) 9:33:03 |
ユスは、投票券にツルギの名前を書いた。 (a22) 2022/02/27(Sun) 9:33:31 |
【神】 規律 ユス「これでいいな」 書き終える。消去手続きを取ってから栞を手帳に挟んだ。そのうち消える。 「そう言えばカミクズさんへの投票理由を説明していなかったな。立候補した彼以外に入れる理由が特に思いつかなかったから」 「そして今回の投票はWこうして決める必要が俺にはあったからW」 「以上だ」 (G56) 2022/02/27(Sun) 9:41:02 |
【神】 規律 ユス「それからフカワさん」 眉間を少し指先で揉んだ後、思い出したように口を開く。考えることを放棄せず自分の意見を言うのは久々で、調子を取り戻すのに時間がかかる。 「ここで話す意義を何も理解出来ないのなら、何故貴方はここに立ち続け話をしているのでしょうか。お聞かせ願えますか?」 静観して湧いた疑念を少しずつ言葉に変えていく。 「極端な話、ここには投票券を貰いに来て書き込み、投票するだけで済む」 (G57) 2022/02/27(Sun) 10:10:36 |
【神】 規律 ユス「俺やツルギのように既に選び方を決めた者であればいい。ただ、そうでない者の為に。 自分で誰かを選ぶか決めるための判断材料を得る為に、俺たちは話し合いをしているのではないでしょうか。一人で悩んでも答えが出しきれない者の為に。 昨日の合議、二回目の者からもメッセージが合ったでしょう。W話し合いを続けてくださいWと。その者も材料が欲しかったのではないかと俺は推測します」 「……例え悪趣味で話をさせられているのだとしても」 「それが国に選ばれた俺たちに残された、選択の余地ですよ。きっと。 人に言われて票を入れるのだって、それもまた自分の意思だ。どれだけ選びやすいように誘導されたとしても、結局最終的な選択は自分自身で行うのだから」 (G58) 2022/02/27(Sun) 10:11:05 |
【神】 演劇 アクタ>>G54 「そりゃ嫌でもずっと聞いてるわ。 そのトンデモ箱から、自分の名前出されるのが嫌なだけ。 別に、お前に突っ掛かられたからって書いたワケじゃない。 ……たった今、それも理由として増えたけどさ。」 フカワの言葉を、響く笑い声を静かに聞きながら 古典的なハテナボックスを指差した。 勿論その箱の中身を正確に知る由はないが、ランダム性を含んでいるならばいずれ自分にぽんと1票投じられてもおかしくない。 それが嫌で、理解できないから──その可能性を早めに潰す。生き残りたいから、そうしていた。 「……僕に入れるって、脅してんのかよ。」 嬉しいと笑うフカワの姿を、 酷い顰めっ面で見つめてやった。 「ふざけるなよ、 僕は死にたくない。…… お前が死ね。 」男は、いつだって生意気で身勝手で、わがままだ。 けれどもこうして、誰かに酷い暴言を吐く事は無かった。 だからきっとこれが、 男にとって最初で最後の、誰かに向ける悪意。 (G59) 2022/02/27(Sun) 10:15:19 |
【神】 不運 フカワ「身勝手、なんですかね……。 どちらかというと俺の方が……そうみたいですが」 なにか軋轢を産む行為に思えるそれを、身勝手という言葉ではまだくくれない。 誰もその答えを出してはくれないのだ。 場はランダムで決める意思を見せる者が数名、名指しがいくつか、……話し合いはほぼ平行線だろう。 「……こうして選ぶ理由、そう、ですか」 瞬きを数度。浅く深呼吸をして心音を確認すると、わずかに早くなっているのを感じた。 漸く見えてきた、皆がこの合議をどう使おうとしているのかを。 「ここにいる理由は、お話ししませんでしたか? はじめから、ここにいる理由は、 この話し合いをする意味を見つけるため、です」 (G60) 2022/02/27(Sun) 10:20:24 |
【神】 不運 フカワ「まだ理解ができていないんです。 俺が口から出した言葉に賛同がないように。 判断材料としてとるに足るのか 実感が湧く感覚を自分も味わってみたくて。 もしくは、その二度目の人に聞きたいです。 どの意見を参考に、判断ができたのか」 「立っていなければ、話は出来ませんよね? 全部聞いています、最初から最後まで。 そして俺は自分が黙ってばかりの話し合いに意味があるとは思いませんでしたから、思い付いたことを口に出しています。 こ、……答えになったでしょうか」 (G61) 2022/02/27(Sun) 10:21:50 |
【神】 不運 フカワ>>G59 アクタ 「え……アクタさんにですか? そんなことはいっていませんよ、心配しないでください。 俺があなたに票をいれる理由はありませんから」 「けれど、この短期間で ナツメさんにいれない理由はできそうなんです 」「でも皆さんの前で一度いってしまったことなので覆すのはまた説明が面倒になりそうだと思い考えています。 同じように選ぶ人も増えましたから公平性に欠けますよね?」 困ったようにその表情を見返す瞳に、憐れみも、悲しみも、怒りも見えない。ただ男の思考を埋めるものは、人を気遣う方法がわからない、それにつきた。 「……アクタさんが人の事情を気にする方だったか忘れてしまって。 だから、今は言いませんが……。 あまり思い詰めないでください。 怖がらせてすみませんでした」 (G62) 2022/02/27(Sun) 10:35:18 |
【神】 規律 ユス「そうでしたか。回答ありがとうございます。 意義、見つかるといいですね」 他人事なので無責任な応援をすることにした。いつも通り淡々と返す。 「貴方の話に賛同がない理由は、賛同しない者たちに聞いてみるのは如何でしょうか。 二回目の者が行ったように、匿名で発言できる機能だってここにはあるようですし。 俺が貴方の話に賛同しないのは、先程述べた通りです。ここで話すことの意味と、選択の概念について持っている意見が違うから。 救われるべき命に答えは出ないなど、同意するポイントはいくつかありますけどね」 (G63) 2022/02/27(Sun) 10:48:01 |
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