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【独】 首枷 ニエカワ人と会話しているセナハラの方をじっと見つめている。 彼が移動すれば、自分も移動する。 誰かと話していれば距離を取りつつも視界に入れる。 誰もいなければいつものようについて回っているだろう。 別に人と話してほしくないとか逃げないように見張っているというつもりではない。 傍に居ることを確認したくて視界に常に入れてしまうようだ。 見つめられている本人にとっては監視の目ともとらえられるのかもしれないが。 (-71) 2021/07/14(Wed) 13:37:10 |
【秘】 首枷 ニエカワ → 失格 セナハラ貴方が自ら戻ってくればほっとした様子で表情を和らげる。 「おかえり、セナハラさん」 貴方の手をぎゅっと握る。 「俺はずっとこのままでいいよ……セナハラさんさえいてくれれば……」 ミロクさんのセリフをふと思い出して 「──セナハラさんは。成仏したい……?」 じっと、何かを測るような目で貴方を見上げる。 (-72) 2021/07/14(Wed) 13:48:40 |
【秘】 失格 セナハラ → 首枷 ニエカワ手を握られれば、僅かに身体が強ばってしまう。 それを悟られないように、笑みで誤魔化した。 「成仏は……できないと思うので。 僕が行くのは浄土ではなく、地獄でしょうから」 男は己を加害者とみなしている。 対して貴方は間違いなく被害者であり、 生前の行いに非などひとつもない。 この地を離れれば二度と会うことはないだろうと、思っている。 ──そうなってしまえば、己の罪は一体誰が許してくれるというのだろう? 「僕も、ね。ニエカワくんがいてくれれば、良いんです」 貴方と同じ言葉を返す。 されどその言葉の裏には、天と地程の差があった。 (-73) 2021/07/14(Wed) 14:09:41 |
【秘】 遊惰 ロク → 名無しの ミロク「お前サンの話はややこしいンだよなァ……」 流れ落ちる汗をグイと手の甲で拭う。 汚さぬ様に上着は裏口に置いてきていた。 「“商人のミロク”と、そうでないお前サンと。 ……わかんねェなァ。 それってまったくの別モンなのかい」 そう零してから、暫くの間。 傍目には変わらず黙々と腕を動かし―― 不意に、スコップをザクリと縦に突き立てた。▼ (-74) 2021/07/14(Wed) 14:58:33 |
【秘】 遊惰 ロク → 名無しの ミロク 持ち手から手を離し、一つ伸びをして。 チラリと相手に視線を送る。頬に土汚れをつけた儘。 「――お前サン、どうして死んでくれたんだろ。 おれァ商人サンには“ガキども生かすために”って 頼んだつもりなんだけども」 諳んじる様に流れる様に言葉を吐く。 学が無いなり、考えて。用意できた返答がこれだった。 「それだけがお前サンの死んだ訳なら、 お前サン、商人として死んだんだろうさ。 それがチットモ関係ねェなら、 お前サン、商人じゃねェお前サンとして死んだんだろう」 (-75) 2021/07/14(Wed) 15:00:49 |
メイジは、探してきたスコップで穴を掘っている。無心で。 (a5) 2021/07/14(Wed) 15:05:21 |
メイジは、ざく、ざく、ざく、ざく、ざく、ざく。 (a6) 2021/07/14(Wed) 15:07:29 |
メイジは、それほど不慣れではないようだ。土とスコップがぶつかる音だけがしばらく響いた。 (a7) 2021/07/14(Wed) 15:08:49 |
【秘】 首枷 ニエカワ → 失格 セナハラ「………」 手を握った時の反応や笑顔の違和感に目を逸らしながら指を絡めた。 「天国にセナハラさんがいないから、俺も成仏したくないな……」 言葉の裏にどんな思いがあろうとも、貴方の言葉だけが少年にとっての真実だ。 「じゃあ約束……今度はちゃんと守ってもらえそうだね……」 空いた手が貴方の首筋へと触れる。 「でも、もし違うところへ行きたくなったら行って……? その時は、俺もついていくから……」 地獄でも来世でも。 その執念は愛情という名の呪いだ。 (-76) 2021/07/14(Wed) 15:25:01 |
【秘】 失格 セナハラ → 首枷 ニエカワひゅ、と止まった筈の息が詰まる。 首筋に触れる手が、まるで首輪のように思えた。 己を罰する男の魂は、 愛情という名の呪いによってのみこの地に留まるだろう。 「……、はい。誓います」 永遠を誓う言葉を、小さく呟く。 その永遠に未来などひとつも無く。 ──……結ばれた縁の色は、もう見えない。 (-77) 2021/07/14(Wed) 15:52:32 |
タマオは、穴の数を増やした。ざく、ざく。土とスコップがぶつかる音が多かった。 (t2) 2021/07/14(Wed) 16:32:26 |
【秘】 首枷 ニエカワ → 失格 セナハラ「ふふ……なんか、結婚式みたい」 細い指の腹が頸動脈当たりの肌を滑る。 そのまま首裏へ手を回すと自分の方へと引き寄せて、冷たい唇の端へ口づけを贈った。 「『汝を妻とし、今日より いかなる時も 共にあることを誓います』……」悪戯に子供のごっこ遊びのようなことをして幸福そうに目を細めて笑う。 そんな言葉も貴方にとってはさらなる首枷となるかもしれない。 (-78) 2021/07/14(Wed) 16:34:13 |
メイジは、夢中で作業していたので、しばらく音が多いことに気づかなかった。 (a8) 2021/07/14(Wed) 16:39:12 |
メイジは、ふと顔を上げた。なぜか掘った穴が増えていた。 (a9) 2021/07/14(Wed) 16:40:30 |
メイジは、「 ? 」 (a10) 2021/07/14(Wed) 16:40:45 |
【人】 被虐 メイジ長い時間をかけて掘り、地面に深めの穴ができた。 なぜか増えていた穴にしばし首を傾げたが 考えることを放棄した。助かったので見えない誰かに感謝した。 メイジはじんわりと汗が滲んだ額を拭う。 せっかく替えてもらった包帯がまた少し泥で汚れてしまった。 ……そおっと、バケツの中身をひとつひとつ、穴の底へ。 別れを惜しむように睫毛を伏せて、土をかぶせていく。 そうしてしばらく、その前に座り込んで、手を合わせた。 ──どうか安らかに、なんて祈る資格はないかもしれないけれど。 (25) 2021/07/14(Wed) 17:47:08 |
【赤】 被虐 メイジ──ある人が言っていたことを思い出した。 "もし何か悪い事をしたとしても、それは生きる為にした事" いい子のままでは生き残れない。そう、メイジに説得してくれた時の彼は まるで自分に言い聞かせているようだったのを、覚えている。 それと同時に "自分のやった行いは許されるものではない" と、また別の人の言葉も思い出してしまうけれど。 それでも"死にたくない"とメイジは選び、ここまできた。 誰かを犠牲にしてまでもそうする術を教わって。 "僕は、たとえ死んでもきみに賛同し続けます" 覚えている。背を押してくれた言葉を、頭を撫でてくれた温もりを。 死後の存在に確信のない少年には 今でもそうであることを信じて、祈るだけだった。 それは"尊敬"に近くて、すこし"同情"にも似た感情。 彼が医師を志した理由をきいてしまったからだろうか。 (*0) 2021/07/14(Wed) 18:11:11 |
【秘】 失格 セナハラ → 首枷 ニエカワ何の抵抗もせず口付けを受け入れる。 覆水は盆に返らず、後戻りなどできやしない。 目を細め笑う少年を見て、思う。 自分はいつかきっと、逃げたくなる。 しかし貴方は、絶対に自分を離さない。 だからこそ、赦されたと安堵できるのだ。 ……一人では難しい約束も、二人でなら守れるから。 この枷は、罰を求め続けた男に相応しい。 (-79) 2021/07/14(Wed) 18:25:04 |
【人】 焦爛 フジノ>>28 メイジ 「うん、いいの。私の分も、ちゃんとある、から。 ……ふふ。ほら、だから、ちゃんと食べて、ね」 たしか魚の缶詰だと言っていた。 ……魚なら、『猿肉』の味を思い出すこともあまりないだろうと、思う。 「うん。かわいい、し、それに…… 見たら、メイジとミロクさんの事、思い出せる、から。 近くにあったら、心強いなって、思ったの」 ありがとうと言って箱を受け取る。 箱の重みにほんの少し、得意げになれたあの日を懐かしく感じた。 「……メイジが、住んでいる所は。 ミロクさんの教えてくれた場所と、近い?」 ふと、貴方に会える場所を知らない事に気付いた。 自分の行く場所はここだと、ミロクに渡されたメモを見せる。 きっと会えると言ってくれたけど、自分で会いに行ける方法も知っておきたかった。 知りたいと、思った。 (29) 2021/07/14(Wed) 19:41:20 |
【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク貴方が外から戻ってくると、フジノが近づいてくる。 「お疲れ、様。 ……外、暑くなってきた、から、喉渇いてないかなって、思って」 そう言って水の入った水筒を差し出した。 「……ロクさんは、救助が来て、その後は、どうするの? 来たところに、戻るの?」 そも、貴方はどこから来たのだったか。 そういう話を全然していなかったと思い出す。 (-81) 2021/07/14(Wed) 19:59:39 |
【人】 被虐 メイジ>>29 フジノ 「……ありがと。 そういえばオレもフジノのハンカチまだ持ったままだ。 家に帰ってさ、洗ってから返したいって思ってたんだ」 魚の缶詰を開けて、動物の如くにおいを嗅いでいた。 なんだか"猿肉"以外を食べるのは、久々だった。 いただきますと手を合わせて、味わった。 「オレの住んでる場所はね、──」 あなたが自分の名を書いていた紙に、書き記す。 ミロクが言っていた場所と近いかと言えば どうだろう。メイジの住んでいる場所は 少し見上げれば、赤い塔がみえるところだった。 「フジノまで会いに来てくれたらすれ違っちゃわないかな」 メイジは、頬杖をつきながら笑った。 (30) 2021/07/14(Wed) 20:01:18 |
【独】 流転 タマオ>>0:@0 >>1:-178>>4:-192 こうやって勘違いしたまま離れるのよくありそうなのだわ。 >>2:-66>>2:-67>>2:-68>>2:-71 今のタマオは消滅しないことの方が大事。 >>2:-73 結局この肩書は自称であり、かつ己はけっこう適当な人間だ。 >>3:-66 簡単に物の出し入れできそうね。窓もありだわ。 (-82) 2021/07/14(Wed) 20:11:23 |
【秘】 名無しの ミロク → 遊惰 ロク「あなたのことを考えたかどうかで決まりますね……」 今までのややこしさを吹き飛ばし、簡潔にまとめる。 話すことが思考の整理になっているのだろうか。 「言うとおり取引にあなたは入っていなかったんです。 死ぬことは、入っていたと思いますが。 ……私あなたのために(も)死にましたか?」 罪を後悔する生者にする質問ではない。 「…………、答え出ていましたね」 そういえば、言っていた。なんだ、私はいましたか。 「私名前も、戸籍もないんです。 だから死んでしまったら本当にどこにもいなかったことになります、それが寂しいなと思っていたところだったんですよ。 あなたのおかげで、あまり気にしなくて良さそうです」 (-84) 2021/07/14(Wed) 20:11:25 |
【独】 流転 タマオ/*本官と己 素は敬語も使わないのだけど、基本的にずっと警察官の本官として喋るから、己の時も敬語混じりになっている節がある。 /*敬称 女性は名前チャンか名前サン。男性は名前クン。名字を使う時はどちらでも呼び捨て。全部名乗られないこともあるから、そういう時は聞いた印象。ロクロクは二人ともクンです。片方人伝にでも聞いたか覚えてないけど。 /*差分 実質通常差分と妖狐差分縛り。目玉転がし以外で墓下差分使ったのは一回。ここ>>2:-136の墓下差分どういう心境? 「これ取引として成立しないかな? あんまり断られたくないな〜」みたいな感じの。真名を言うのを然程よしとしない文化が無意識に染みついているので、教えてもらえないかも……を思っていた。 ちなみに同じく一回の赤差分のこっち>>3:-78>>3:t13は悪戯っ子の気分。 (-83) 2021/07/14(Wed) 20:12:46 |
【秘】 遊惰 ロク → 焦爛 フジノ キョトン、と。差し出された水筒と少女の顔を見比べて。 どこか面映ゆそうに受け取る。 「こいつはどうもアリガトウ。 アハ、ワザワザ用意してくれたのかい」 それなりに渇いていたのだろう、直ぐに蓋を開ける。 喉仏が幾度か上下して、一気に中身を目減りさせたのち。 「おれァ、……どうするかなァ。 ……出てきたとこには戻んねェつもりだけども。 アー、ここだけのハナシ。親から逃げてきてんだ、おれ」 まさか 『おっ死んじまう予定です』などと 馬鹿正直に答える訳にもいくまい。 シカシ咄嗟に上手い嘘も吐けず、そんな風に返事をした。 (-85) 2021/07/14(Wed) 20:19:01 |
【秘】 遊惰 ロク → 被虐 メイジ「お医者サンから、お前サンに」 いつかの時間。そう言い乍ら一枚の封筒を手渡す。 封がされておらず、中には数枚の紙が入っている。 ――少年の手に渡ったと同時、 男は「アッ」とワザとらしい声を上げる。 「封しとけって言われたんだが、忘れちまった。 悪いが坊チャン、しといてくんねェか」 糊は宿直室にあると言って、そンじゃこれにて。 返事も待たずヒラリと手を振り、男はサッサと立ち去った。 死人に口なしとはマサにこの事。中身を見るも見ないも、少年次第だ。 そも、少年を只、大人しく守られているだけの存在と見做さなかったのは、かの医者なのだし。 (-86) 2021/07/14(Wed) 20:27:13 |
【秘】 焦爛 フジノ → 遊惰 ロク「外の作業、手伝えなかったから……できる事、しようと思った、の」 ほっとしたように水を飲む貴方を見た。 「……そう、なの? ロクさんも、私も……メイジも。 似た者同士、だったんだね」 すんなりと信じた。自分の事も、メイジの話もあったから。 貴方が死んでしまうつもりだなんて、思ってもいない。 「……なら、また、会える? 私、ね。都会に出て、ミロクさんの紹介してくれた所へ、行くの。 もし、ロクさんも都会へ行くなら……会えたらいいなって、思って」 言いながら、腹を摩った。 (-87) 2021/07/14(Wed) 20:27:34 |
【秘】 遊惰 ロク → 名無しの ミロク「……。そうかい」 何かを露わにする程の体力も残っておらず。 ただ相槌を打って、男は再びスコップを握る。 「お前サン、いなかったことにはなんねェだろ。 いなくなって泣く子だっていンだから。 ………………、おれが言えたことじゃねェんだが」 下を向いて作業を続け乍ら、そう言った。 ……本当に、言えた義理ではない。 (-88) 2021/07/14(Wed) 20:35:45 |
【秘】 名無しの ミロク → 遊惰 ロク「泣かせたんですか。知りませんでした」 すべて見ていたわけでもなくて、死体に興味がなかったわけですから。 ピアスが残っていたのは嬉しかったです。 「あなたは悲しくなってくれましたか? 心が痛むのならば、いい場所がありますよ。 安くて、美味しいものが食べられます。 死ぬ前に贅沢しませんか、私の荷物隠してあるんです路銀にしていいですよ」 (-89) 2021/07/14(Wed) 20:40:49 |
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