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【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 愚者 フィオレロ「なんだ、真面目に考えてやってたのは俺だけか」 なんともないように、いいつつ。頭をかく。動揺していたのは同じだ。 まともに関係性を求められて言葉を言われたのはあなたぐらいだったから。 「テンゴに押し付けてやろうかと思ったらあいつも、俺にお前を渡そうとしやがった。 あっちにも惚れてるならやめておけよ、恋愛感情じゃなくてペット扱いで終わるのがおち。コルヴォも、ありゃだめだ。 だからノッテにこだわるのは……リックならましだったかぁ? わからんな。」 ぶつぶつ呟きながら手を伸ばせば伝わらない熱を掴む。 夢なら腰ぐらいどうにかなってくれや、と。 思いっきり貴方の脇をつかめば高く上へと持ち上げてやる。 そのまま重力に逆らわず地面に足をつかせれば髪の毛を乱すように掻き回してやった。 「適当な子供たちにはこれをやったら喜んだ。 俺はその理由を知っててやったり、やらなかったりした。 いつまでもその体を支えてやれない。 一緒に居続けるっていう約束もしてやれはない。 泣いたときに慰めるのは、俺じゃない。 そういい聞かせてるのに、喜ぶもんだから。 それが欲しいもんなんだって知ってた。 最期で悪いな、生きてたらもっと他のもんも考えられたが ……どうせこれ以上やれないんだ。 未練なんて消して楽になっちまえよ」 (-81) 2022/08/24(Wed) 20:05:22 |
【秘】 A88A― ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン>>フラン 「いえ、」 ゆるく首を左右へ振る。 あなたに間違いはないと。 「迷惑だなんて。ただ――」 私には、それを受け取る資格なんてないのですよ、フランさん 本音は心の奥へしまい込んで、 「ただ、そんな高価なもの。 気安くいただく訳にはいきませんので」 建前と仕事道具で誤魔化す。 「それにそれは誰かの為のもの、でしょう? ふふっ、いけませんよ? 女性を口説くのならその人の名で贈らないと」 くすくすと笑って、誤魔化してみせる。 そういった品ではないと知りながら。 (-82) 2022/08/24(Wed) 20:14:59 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → ザ・フォーホースメン マキアート「それでもさ。子どもなんて、長いこと抱いていないから」 両の手に目をやる。大きな手をゆっくり握って、開く。 マフィアという組織に身を置いていれば、どうしたって生より死の話題が耳につく。やれ誰が死んだ、殺した、殺された、自分の組織のことではなくても、ないからこそ日常茶飯事だ。 だからこそ家族は新しい命の誕生を喜んだ。男も例外ではなく、きっと周り以上に。 喜びをよく顔に出す男だった。 寂しさも素直に口にする男だった。 「そう? それなら信じよう。君は僕に嘘なんかつかないし」 にこりと笑んでは、その身体を軽く引き寄せて。 軽く頬に口付けて、「君は偉いね」。 それから元通りの位置に収まって、アルコールを一口。 「聞きたいことはもう一つあってさ。君の可愛い後輩のことなんだけど────」 「どう、あの子は。先輩から見て?」 (-83) 2022/08/24(Wed) 20:15:37 |
【秘】 天使の子供 ソニー → 鳥葬 コルヴォまだ僅かな陽のあるマジックアワーの中に浮かんだ、黒い輪郭を目にする。 足音のない生き物はゆっくりと近づく。相手の言う通り、さながら死人の影が揺れるようだ。 例えば拳銃の間合いであれば届くもの。ナイフであれば、もう少し。 その僅かな違いの手前で、爪先はぴたりと止まる。静けさの中に声はよく通った。 そのくせ風に流されてしまって、互いの距離から離れてしまえば、きっとなんにも聞こえない。 「……アンタは、金と手間さえ払いやすりゃ、やってくれるの。 その名前の通りの、仕事っていうのをさ」 口の中に氷を詰めているように声音は冷え、されど鋭さも無く川底に落ちたよう。 少なくとも以前まで話していたような表稼業の柔らかさは持たず、けれど仕事中の張りもない。 いちばん、ペルソナの何もかもが剥がれた中央にあるもののような無防備さだ。 青年の、外装の無い振る舞いを目の当たりにした人間てのは、そう多くはないものだろう。 両腕は下がり、隙こそないもののその先に縋る刃はない。今こうしているうちは、傷つけることはない。 それを示すように、薄暗がりの中で手袋をした指がふらふらと揺れている。 冷えた唇から飛び出した言葉は、相手からしてみれば出し抜けに聴こえるものだろう。 昨日まではもう少しばかり、青年の姿には不穏当な意気があったはずなのだ。 「オレより先に、用事のあるのが、いるんだ。 ……誰にも見せてやりたくない。死体を、処分してくれるんだろう」 手荷物があるわけではない。今この場に、"用事のある者"はいないのだろう。 一応は相手とは敵対する間柄の筈だ。どれだけ互いの素性を聞き及んでいるかは別にして。 それを戯言のままに聞き流すか、仕事、或いはお願いとして捉えるかは、相手次第だ。 (-84) 2022/08/24(Wed) 20:17:33 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → デッド・ベッド ヴェネリオ「話せるったって、運が良ければだがな。口寄せは女の方が適性が高いようでな。男の俺ではそう簡単には聞けんよ。」 言いながら、貴方の言葉を最後まで聞く。 聞き終えれば、ふ、と笑うのだ。 「お前さんはそうだろうな。死んだ後に俺に未練を託す無様は晒してくれるなよ。嗚呼、その銃も何も、全て覚えておいてやろう。故に、だ。」 → (-85) 2022/08/24(Wed) 20:27:03 |
【秘】 郵便切手 フラン → A88A― ヴィオレッタ「誰かのための、ものでした」 ポケットに掌を重ねる。 小さな硬い感触が布越しに伝わった。 「……あなたの名で贈ったら、」 "価値"に見合う信頼を築けたら。 贈って、受け取る"資格"を互いに得たら。 「今度は受け取ってくれますか」 賭け金も残ってない自分には、場が流れたって関係はないとばかりに言葉を続ける。 そういった 品ではない。今は。いつか、があるならそうなるかもしれないけれど。 今は、どこかに消えてしまいそうなあなたの無事を願う御守りだ。 重ねた影が新しい像を結ぶなら、それは間違いではなくなるだろうか。 (-86) 2022/08/24(Wed) 20:28:29 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → デッド・ベッド ヴェネリオ「誓おう。この血に、ノッテに掛けて。」 「お前さんがくたばった後も、生きてやる。俺がそうなったら、精々長生きしてくれよ、兄弟。」 (-87) 2022/08/24(Wed) 20:30:42 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → 銀の弾丸 リカルド【隠された医療施設】 「…それでこそ、だ。」 「俺は早々くたばるつもりはない。誓ったからな。」 なあ、兄弟。と零す。 意識が戻ったとは言え、傷は深く。 脂汗を滲ませて、息を吐いた。 「お前さんが作り上げたこの施設の連中は優秀だ。そうだろう?だから心配はするな。お前の為すべき事を為せ。」 安心させるように、貴方の手を軽く握った。 (-88) 2022/08/24(Wed) 20:35:46 |
ヴェネリオは、聞こえない挨拶を。「Addio、兄弟」 (c18) 2022/08/24(Wed) 20:40:30 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 愚者 フィオレロ結局は徒労に終わるとわかっている努力を、誰が続けられようか。 当然、他人からすればそんな事情は知った事ではないだろう。 だからこの腹の底は誰に話す事も無い。 片手の指の数にも満たない人間だけが、知っている事。 他人にとっては、誰に話す程の過去も無い、つまらない人間だ。 「……努力して、報われるなら。 生きる事をやめようとしてやめられるのなら、 きっと俺は、とうに終わっていた人間だよ」 とはいえ、今は回りくどく慎重すぎるやり方をしている。 その事だって今はもう嫌というほどわかっていて、 だから今後の進退を決めるなら、きっと今が岐路なんだろう。 けれど、それでも。 「人はいつかは死ぬ。死んだ奴に頼らなきゃならないほど、 俺もやりようが無くなったわけじゃない。 たとえいつかお前が引き金を引く時が来たとしても、」 「それは今じゃない」 死に損ないは、今を選ばなかった。 それが良い事だったのか、悪い事だったのかはわからない。 何れにしても、その賭けが行われる事は終ぞ無く。 それ故に、互いに淡く脆い期待を裏切られる事は無かった。 ただそれだけが、確かな事だった。 (-89) 2022/08/24(Wed) 20:44:55 |
【独】 郵便切手 フラン/* 先輩後輩の間に挟まりたくない 恋愛には発展させたくない 丸く収まれ丸く収まれ丸く収まれ プラトニックの間に挟まったやつから死んでいくんだぞ!!!!!!!!!!!! (-90) 2022/08/24(Wed) 20:48:10 |
【置】 A88A― ヴィオレッタ【Pollo Nero】 「……。」 半時間ほど前から、一人の女がグラスを傾けている。 来店から暫くはキャストがついたが、 最初の注文以外は喋ることもなく、 話しかけてもにっこり微笑むだけ。 数人が入れ替わったのち匙を投げられ、 独りでワインを飲み続けている。 煙草を吸うでもなく、スマホを触るわけでもなく、 ただグラスの赤いワインを 減らしては注いで。注いでは減らして。 そして時折、ぼんやりと店内を見回すだけ。 喪服のような黒いドレスは何処か場違いで。 微笑を湛えているのに昏さを感じる顔は不気味で。 時折漏らす吐息は人を近寄らせない雰囲気は重くて。 店の片隅で居ないものとして、扱われていた。 そして、その扱いに女は満足していた。 [1/2] (L1) 2022/08/24(Wed) 20:51:13 公開: 2022/08/24(Wed) 21:00:00 |
【置】 A88A― ヴィオレッタ更に少しの時間が経つと、 ボトルで頼んだBiancaVignaが空になる。 その最後の一杯。それを軽く掲げた。 「…… あなたの方が、酔えましたよ―― 」呟いた名が喧噪に溶けると、グラスを置いて店員を呼ぶ。 訝し気に、でもそれを精一杯隠した店員に、会計を告げる。 店内の幾人かのほっとした雰囲気を感じながらも何も言わず、 素直に支払い女はバーを後にした。 この不気味な客の去った後には、空のボトルと 注がれたままのワイングラスだけが残されていた。 [2/2] (L2) 2022/08/24(Wed) 20:53:40 公開: 2022/08/24(Wed) 21:00:00 |
【秘】 天使の子供 ソニー → 銀の弾丸 リカルドふっと笑うような声が漏れる。嘲弄にしては柔らかなものだった。 哀れみなんだろうか。成すがままにされている相手への、男にとっては不可思議な状況への。 どんな想いで相手がここへ訪れたのかなんて、考えやしない。思いを巡らせたりもしない。 冷えた妄念だけが足と頭を動かして、この数日を組み立ててきたのだ。 今までに何度もやってきた手口を繰り返してなぞるだけ。自分自身の傀儡のようだ。 「そうだったら。自分で自分を追い詰めているなら、なんだって言うんだ。 目的も見失って、狂っているんだとしたらなんだって言うんだ。ほかに何も持ってやしない。 その全てを持ってるアンタに言われたくない。全部掻っ攫っていったのはアンタのほうだ」 指に絡んだ精液を拭うように雁首に指を擦り付ける。僅かに濃度の平坦でない滑りが流れる。 ソファに乗り上げ、息の掛かるほどの位置で囁く。陰湿な喜びに、歪んだ笑みを浮かべた。 小さな声で吹き込む唇は、件のアイオライトのすぐ傍で動く。微かに耳を、熱のある肉が揺らす。 「返してよ、リカルド。 ……ね、今楽しい? 望んでやってきて、こんな目に合わされて」 高揚したように吐息が音を立てる。それが何に依るものかなんてのは、わかっちゃいないのだろう。 乾いた左手が頬に触れる。冷えたジェイドの瞳が、貴方の目を輝きを見つめ返して。 酒で腫れて深い赤に染まった舌で、まだ強気な言葉を投げかける唇をそうっとなぞった。 「ちょっと転がすね。……こんな姿勢、女相手じゃしやしないでしょ。 女みたいにされるのは初めて? 大事にされてそうだもんね、アンタはさ」 体温を帯びた頭がゆるく、上体の上を滑るように離れてソファから身体を起こす。 肩口をまだ体液の付着した手で掴むと、内側に押し込むようにぐるりと体勢を変えさせた。 相手の頭はクッションの上に、身体は丸ごとソファの上に。 下肢は奥に押し込められ、背中を反らせて腰を天井に突き出させる。 衣類の剥がされた下肢のその付け根に、く、と体液と唾で濡れた親指を宛てがい浅く愛撫する。 乱暴に指を突っ込んだりはしない。その方がマシな気分だったかもしれないけど。 (-91) 2022/08/24(Wed) 20:58:12 |
【秘】 愚者 フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ長い長い沈黙の後、この手が貴方を基軸とした何もかもにも触れられる事は永遠に無いと知った。気付いた。 「…………そうか」 その上で、零れた言葉はそれ一つ。 薄々こうなる事をわかっていたのか、感傷が全てを塞き止めたか。 「振られに振られてここまで来たな」 「他人に何かをしてやるなんて事は烏滸がましいと理解していたが──それでも、何か一つでいいから、」 "お前の手助けがしたかったよ" なんて、幼少期からずっと押し付け続けていた余計なお世話も、これで全部終わりだ。終わるからには立ち去らねばならない。 ああ、格好悪いしみっともないったらありゃしない。 結局己は不用意に労って、逆に昔馴染みを傷つけ続けただけだ。 『stronzo!!』なんて叫んでやりたくすらなるも、最後の最期だ。どうせなら嫌がらせの限りを尽くしてやろうとして、 「うまく死ねよ。そうでないと、」 「次に会うときは本当のfratelloになるよう願ってる俺の願いが叶うぜ。──じゃあな」 一番最初、本当に出会ったあの日に貴方に望んで。 再開した後の貴方をみて、遂に望みを言葉にできなかった"迷惑"を全部ぶち撒けてから──永遠にその場から跡形もなく、男は消え失せた。 (-93) 2022/08/24(Wed) 20:59:18 |
【独】 デッド・ベッド ヴェネリオ/* ぶっちゃけいまのうちに独り言を書きためておくべきでしたが無理でした。時間がねえ、生きてるって本当大変だな Addio!!! (-92) 2022/08/24(Wed) 20:59:45 |
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