【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア「……アンタは迷子なんだなー、きっと」 自分で答えが出せないから。 だからこそ他者を求めるのだろう。 そしてそれはあなただけに限った話ではなく。 道に迷ったら人に聞くしかないもんな。 払われないのならば背は摩ったままに。 揺れる黒髪を、表情を、横目で捉えて。 「……でも、選択肢はちゃんとあるんだな? その、彼? ってヤツがいてー……いるなら、独りじゃないンなら一緒に考えればいいじゃん」 選択と、迷いと……それらが奏でるあなたの葛藤の音は。 ここに居る誰よりも人間らしいな、と感じた。 だから無様だなんて思わないし考えすらない。 「俺は逆に、大事な人と離れ離れで独りぼっち。 いつでも二人でいるのが当たり前だったから。 ……自分一人って、こんなに何も出来ないなんだなって、」 くすり、笑う。 自嘲を含んだ音で。 「だからー……えっと、二人ならできる事、沢山なんじゃないか? アンタがどうなれるかは、アンタとその彼ってヤツ次第……だと思う、俺は」 (-62) 2022/02/28(Mon) 5:57:59 |
エルナトは、処刑が終わってからもしばらくその場に残っています。緩む頬を両手で押さえながら。 (a18) 2022/02/28(Mon) 8:46:15 |
【墓】 憐憫聖贖 ナフ>>+23 ラサルハグ 「ふふ、ふ……よくわかり合えてるようで嬉しいよ。 惜しむらくはお前の言う通り、…… 被虐体質同士は惹き合わない ところ……かな。」血が随分と流れ、息苦しい。 呼気に 赤 が混じるのは、先程の枝が肺腑でも食い破ったか。「反撃を楽しめる者ばかりではないからね。そろそろそういう者達が良い目を見てもいいだろう? そも、これは本来看守を愉しませる宴ではない。囚人の為の血の見世物だ。 嗚呼、だけど、君がつまらないばかりなのは、良くないね。」 何か趣向を思いついたように赤く濡れた唇で弧を描き、マシな方の手をひらりひらり、揺らして君を招く。 (+25) 2022/02/28(Mon) 9:19:26 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 白昼夢 アルレシャ血色の片目で君を見上げる。もう片方は潰されて、より鮮やかな 赤 に染まっているだろう。「は……ぁ……寝てる間に……君の狩りを見逃しそうなのが……残念だよ。」 仲間の君は何を呉れるのかと、期待するように見上げている。 それは当然、更なる苦痛だろう。君の顔を見ればわかる。 だからこそ、そのテノールの猫撫で声に精神を緩めてやった。 赤く生暖かい肉でいたわるような指の動きを受け入れ、そして身の内を愛撫される感覚に身体を跳ねさせては高く啼くのだ。 幾度も、幾度も、その指を追い求めるように痙攣し、喉を引き絞り。 官能とすらいえる苦痛の追い打ちに、陶然と血色が濡れる。 (-63) 2022/02/28(Mon) 9:55:24 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 蒐集家 テンガン「飽きっぽいか。そうかもしれないね。」 水気の多い組織が刃に張り付いて引っ張られる、おぞましい感覚に身を震わせながら、可笑しそうに笑う。 「時間が無い。予告編、試し読みくらいになるかな?」 そして思い起こす。ぱらぱらと頁を捲るように、なんの感慨も無く。 ――太古を夢見た人の群れ。そこでコレが体験した記憶。 白蔓草の刻まれた華奢な少年の身体は人々を誘う。 彼らは捧げた。身を持て余す衝動を、欲求を。 ありとあらゆる暴力、陵辱。誰もが、幾度も、果てもなく。 未発達な文明の乏しい想像力の中でも、創意工夫は生みだされる。 聖なるかな。聖なるかな。 叫喚を、嬌声を、奏でる名目で、叩きつける。 尊き巫の聲は、天空へ至る。いと高き御方に捧げよ。 巫はその凶行を一身に受け入れながら、どこか冷えきった思考で理解している。 いかな叫べど、その聲の届く先など存在しない。この身に捧げられる情動は、ただ通り過ぎ、虚空に消えゆくのみ。 人という種の逃れ得ぬ歪を一処に集め、彼らは善く生きていた。厳しい環境の中、争いもなく扶け合い、愛し合い、平和な生活を送っていた。 巫は彼らの営みを、その精神を心を愛しみ、故に享受し、甘受していた。それは生き甲斐とすら言えたのだろう。 ――楽園と呼ばれた場所の記憶。 (-64) 2022/02/28(Mon) 10:41:39 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ 男は早起きである。それは両親とともに暮らしていた頃の早寝生活の影響でもあり、孤児院に入ってからの院での生活習慣の影響でもある。 何はともあれ、男は早起きで、だから襲撃情報を見たのも比較的早い時間であったはずだ。朝の日課の一つでもある銃弾を装填し直す作業も行うことなくすぐさま部屋を飛び出した。 そうして赴きあなたを見つけたのが娯楽室に転がる姿であったのか、蘇生装置の中に横たわる姿であったのかは分からない。いずれにしても男はあなたの遺体を見て、静かに名前を呼ぶはずだ。 声になっていたかはともかくとして。 (-65) 2022/02/28(Mon) 11:27:21 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナードそんな早起きの上に駆けつけてくる相手を1人しか知らない。恐らくは貴方が最初になるはずだ。 ラサルハグはそう信じて眠りについている。 ひと時の眠りで済むと信じている。 でも君にそんな顔をさせたくなかったのも本当なんだ。悔しいな。見せたくないから戦ったのに、伝えられないんだ。 端末辺りに届いたのかもしれない通知のとおり、死因は頭部への銃撃で、それ自体は即死だったとわかる。 他にも掠った形跡や複数箇所、特に左腕からの出血の痕跡が色濃いため、恐らく奇襲か何かで先に被弾してから交戦になったこと。 また室内には比較的血溜まりが集中して複数箇所に存在する事から、常に白兵戦だった事などの推測は貴方には容易だろう。 娯楽室と言う場所なのは、この男が一人の時はよく行く場所は喫煙室と娯楽室なのは貴方は普段の雑談などで知っているはずだ。 喫煙室は随分と手狭だから、こちらで狙われるのは自然になる。 いずれにせよ、死体は呼び掛けに答えない。 答えられない。 ──恐らく使われたであろう通信が、いつもなら元気の良すぎるアレか、逆に妙に傲慢さを含むソレか、どちらにせよすぐ何らかの反応が返ってきていたものが何の反応も寄越さなくなった時点で、……予想はついていただろうが。 (-66) 2022/02/28(Mon) 11:54:45 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「…………迷子、か」 そうかもしれない。罪を食らったあの日から迷い続けていた。 これでいいのかと、このままでいいのかと。 それでも、そうでなければ自分は今生きていなかったから。 「…うん、そう……だね」 果たしてそこまで縋ってもいいのだろうか。 …縋り続けて、邪魔にならないだろうか。 でももう、あの熱を離せる気はしない。 君が摩る手を感じながら目を閉じる。 君の言葉を、黙って聞いていた。 「………もう少し、考えてみる。 大丈夫、自分では死なないよ」 息がしづらいけど、苦しいけど。 生きているのだから、迷う事など当たり前なんだ。 「自分では、ね」 小さな笑みを浮かべる。 その笑みがどういうものかは、きっと君には分からない。 (-67) 2022/02/28(Mon) 11:57:52 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 迅雷風烈 ラサルハグ「ラサルハグ」 声にならない。喉が震えない。吐息にしかならない。 喉が己の制御を離れたことを皮切りに、次々と身体が言うことを利かなくなっていく。頭も、手も、足も、少しずつ。 ごめん、ごめんな、ずっと考えていたのに結局覚悟なんてできないままだ。お前を死なせないように何度も訴えかけたけど駄目だったみたいだ。俺だから。こんな俺だから。やっぱり何したって無駄なんだ。 血溜まりを避けることもなく、されど真っ直ぐ歩けるわけもなく、交戦の跡が色濃く残るそこを歩いてあなたのもとに向かう。白兵戦もできるとかチートかよアイツ、という文句は飲み込んで、というよりも文句よりも先にただ情報として認識を"取得"しながら進み、漸く辿り着く頃には遺体となったあなたの傍らに半ば頽れるように座り込んだ。 「がんばったね」 声にならない。喉が震えない。吐息にしかならない。 あなたに伸ばされた手ばかりが震えを引き受けているかのように、優しく撫でる手は滑稽なほどに震えている。 でも、大丈夫だよ、これからするべきことはちゃんと分かっているからさ。お前を殺したら殺すってアイツにも伝えてあるから頑張ってくる。無駄だけど。こんな俺だけど。俺の言葉に責任くらいは持とうと思う。 予想がついていようが受け入れられないものはある。あなたに守られたあの夜以降、某所に耐えられないと弱音を吐き出していたほど恐れていたことなのだ。受け入れられるわけもない。ぼたぼたと落ちる涙を拭うこともなくあなたを慈しむ。表情だけは普段通りの形のままで。 「またあおうね」 (-68) 2022/02/28(Mon) 12:29:54 |
【秘】 憐憫聖贖 ナフ → 迅雷風烈 ラサルハグ/* ミキプルーンの苗奇さま〜! MとMのぶつかり合い、楽しいですわありがとう! 確認を取りに来たのだけど、この後ラサルハグが寄ってきてくれるようなら、先払い反撃として ちゅー 勿論遠巻きのままという事もあるでしょうし、誘いに乗るにしてもそれ以外がいいなと言うことでしたら遠慮なく仰ってくださいね! ぴよぴよ(チャレンジ成功)より! (-69) 2022/02/28(Mon) 12:53:28 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード/* ハァイ!処刑の区切りを見失ってて送るタイミング遅くなっちゃったわ……!ごめんなさいね! しかしながら襲撃結果を張り出したので、 もういつでもオッケーよ! 都合のいい隙間に捩じ込む形になりそうだけど、お手隙の際にでも襲いかかってきて頂戴! (-70) 2022/02/28(Mon) 14:53:43 |
【秘】 狂信看守 エルナト → 人形師 シェルタン「お茶会に同席したことはありますが……私からお茶会をお願いするだなんてそんなそんな、畏れ多い……」 ふるりと身を震わせる。 ちなみに囚人からなめられたり看守から冷遇されたりはしているものの、どちらもたいして気にしていない。後者に関しては、あなたの予想通り落ち込むどころか喜んでいる始末である。 「囚人時代の罪ですか。構いませんよ、大して面白いものでもありませんが」 囚人時代のことを尋ねられると落ち着きを取り戻し、軽く乗り出していた身を戻す。 「罪状は殺人、強姦、不法侵入、窃盗、迷惑防止条例違反……あとは細かい罪がいくつか。 私としては愛する者をを手にかけた最悪の殺人犯なのですが、当時の看守様からは『ストーカー殺人犯』と呼ばれていましたから、そうなのでしょう。我ながらもっと最悪ですね」 「確か、5人を14回殺害したはずです。1人の女性を付け狙って何度も殺したこともありました。しつこい、ねちっこいと何度も詰られたのでよく覚えています」 (-71) 2022/02/28(Mon) 15:16:32 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ/* ハアイ!お疲れ様なのよ、処刑の区切り難しいわよね……! 隙間にねじ込んでいただくのはこちら側なので本当にありがたいわ、対応してくれてありがとう!ではこの連絡の後に奇襲、かけさせていただくわね……!!よろしくお願いいたしますわ! (-73) 2022/02/28(Mon) 15:43:42 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ さて、これはあなたが襲撃を終えて、その結果が張り出されてからのどこかのタイミングだ。周囲に人がいなくなったその間に、その奇襲は行われる。 気配を読むことにも長けかつ目のいいあなたが意識を向けるのが周辺だけに留まるのならば、この攻撃は突然のものとして認識されるはずだ。この襲撃者の使用武器と船内の構造をもとに拳銃の届く範囲まで意識を向け続けていたのならば身構える余裕はあるだろう。 不可視の男の射撃は、あなたがちょうど拳銃の射程距離――サブマシンガンの射程距離の半分以下ほど――に入った瞬間に始まる。サプレッサー付きのサブマシンガンによるフルオートの掃射だ。 すぐに殺せないにしても手傷は負わせてやろうという明確な意識のもと行われる、明確な殺意を伴った射撃はあなたの首より下を狙ったもの。しかし、攻撃を優先すると同時に男は不可視を解除するので、すぐさまあなたの視界に躍り出ることになるはずだ。 (-74) 2022/02/28(Mon) 15:44:18 |
【秘】 白昼夢 アルレシャ → 疾風迅雷 バーナード襲撃を誰に行なったかを思えば、自分が狙われることは承知で。 ひと気のあるところではさほど警戒もしていないが、一人になれば油断のない様子が見て取れただろう。 とはいえ、気を張り続けているというのはアルレシャには無理な話だった。 そんなに余裕はない。常でさえも。 銃撃による掃射を受けるのは突然のこととして捉えた。 反射神経に優れた身体は、すぐに頭を庇うように腕を掲げ、そのまま身体を折り曲げて中心部を守った。足や腕に幾つか被弾しながらも、射出されるかのように勢いよく球の飛んでくる方向へ突っ込んだ。 まだアルレシャの手に武器はない。しかしそんなことはあてにならないというのは貴方もわかっているだろう。 今、邪魔だからまだ作り出していないというだけで。 腹部に向けての突進、突き飛ばしにかかる。成功してもしなくても、続け様に腰部位を狙った素早い回し蹴りを試みる。力はないので、当たったとしても肉体的な損傷はほぼないだろう。鋭い痛みがあるだけだ。 (-75) 2022/02/28(Mon) 16:08:56 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナード『「頑張ったぞ!」』 ……なんて、言える結果ではない。言う声も聞こえはしない。でも、耳に直接は届かなくても聞こえていたものがあるように。 「なんだいあれ!?俺も白兵派な上に体格差があってもこれだ!いくら無礼講だからと言って肉体強化はずるいぞ!?」 表には見えないが、そばに寄り添うなら貴方に無礼講で最初に貰った ドッグタグ を身につけてるのが、首筋にかかるその線を。そして辿れば服の内側にしまっていたのが見つかるだろう。かなり動き回るスタイルな上に……貴方からもらったこれを『汚したくないから』狩人としての役職の行動時はいつもそうしていた。 奇跡的──いや、 意図的にその形を保ったままだった。 これを守る為に己を疎かにする男でもない。だから『可能な範囲で』守って、その結果無事だったのだろう。皮肉にもドッグタグの本来の意味に近くなったが、俺はその感傷すら利用する。 「正直、戦ってほしいかというと心配だ。でもまあ……逆なら "俺もそうした" だろうから、引き止められないな。本気で無駄と思ってるならやめろ!俺の分の血を無駄に流すのは良くない! って俺が止めるのくらい、君ももうわかってるだろう?」それを止められるのは、"隣にいる人間"の権利だ。 本気で文句を言うなら、 この時こそ俺はここにいないとダメだったのに。 わかってる。だから、どうせ戦うなら。▽ (-76) 2022/02/28(Mon) 16:09:29 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 疾風迅雷 バーナードドッグタグに触れたのなら、或いは気付くかもしれない。その後ろに磁石のように 弾丸が一発 貼り付いていた。それは、貴方が触れれば今まで落ちないでいたのが不思議なくらいすんなりと貴方の手に落ちる。また触れた瞬間、一瞬痺れが通る。それはラサルハグ自身の雷の属性を付与した弾だ。一弾しか用意しなかったとも、できなかったとも言う。貴方が使うべき時に、使うべきだろう銃に装弾できるサイズで正しく用意されていた。 「君の好きに使うといい。耐え切れなくなったらこれで自殺にしてもいい。俺の要望は、既に君は触れてるだろうからね」 わざわざ服の内のドッグタグの裏に残した意味は、それ程探ってくれるなら、彼との戦いの参考に少しでもなるかと言うもの。 「まあどうせ言うなら、『おかえり』がいいかな」 その上で挑むのなら、自分の代わりに連れて行ってと渡せるものがなかったからだ。ドッグタグを貸し出すわけにもいかないだろう? あれは『俺の』為のものなんだから。 ──君の中に残る"俺"は、『ラサルハグならそう言う』と、話せない俺の代わりに、たった一部でも伝えてくれただろうか。 (-77) 2022/02/28(Mon) 16:11:06 |
【秘】 人形師 シェルタン → 狂信看守 エルナト「いいじゃないですか。後輩となると以前より近い距離に居る訳ですし、看守仲間に対しても友好的に接しているでしょう?彼」 雑に背を押しながら、内心では貴方が 生のあざとかわいいポーズのアルレシャ様見たら面白い事になるだろうなあ とか考えている。「ふむ。内容をそのまま受け取ると、典型的なストーカーに思えますが……収監先がこの艦である事を思うと、相当な殺し方をしていたのでしょうか。 ……それは、裏切りか何かの恨み?それとも所謂『殺したいほど愛してる』という奴です?」 大人しそうな雰囲気だが、人は見掛けに寄らないなと改めて思いつつ。 最も、人の事は言えない気もするが。 (-78) 2022/02/28(Mon) 16:18:56 |
【秘】 疾風迅雷 バーナード → 白昼夢 アルレシャ あなたならば、 従僕との白兵戦を制したあなたならば 突っ込んで来るだろうと予測していた男は当然のようにあなたが迫る様を梔子色に鈍く映していた。風に吹かれた草木が揺れるように、踏まれた花が折れるように。あるいは池に落ちた石が沈むように、男の身体はあなたの突き飛ばしを前にして抗うことなく後方へ。そのしぐさで回し蹴りを回避している間にも射撃の手は止まらない。 弾さえ出せればいいのだ。弾道などいくらでも変えられる。 「――……」 ことばのないいきものが、何か歪な集合体のように、それでいて人間の身体という最低限のルールを基に突き動かされているようだった。戦闘スタイルと言えるほどの規則性も存在せずただあるがままに動かされている男の気配が、殺意と虚無で星の瞬きのごとく明滅する。 男の表情は、 常日頃通りの微笑み だ。蠢くいきものの放つ射撃は、弾切れを起こすか、あるいはあなたが銃撃を止めさせるまで止まることがないだろう。近かろうが遠かろうが穴を開ければ殺せるのだから。 (-79) 2022/02/28(Mon) 16:36:37 |
【秘】 迅雷風烈 ラサルハグ → 憐憫聖贖 ナフ/* はあい!ご機嫌ようぴよぴよお嬢様! 遅れてごめんなさいね!実はこれ【素直に近付くのがやだから行かないけど、割と癖になる人が多い(らしい)雷ドーン!】しようとしてましたわどうしましょう!寄るとそう、雷が落ちるから……(本物の威力じゃないので感電死はしないいつもの奴よ!) 展開的にちゅーするほうが!とお好みなら雷やめて近付きますけどどうしましょうか!(あと前の秘話も返し終わってないけど、こちらもタイミング的に秘話で雷ドッカーンの方がいい気がしてきましたわね!?参戦が遅くてごめんなさいなのよ!) (-80) 2022/02/28(Mon) 16:38:00 |
【墓】 憐憫聖贖 ナフ天へ昇る光に似た音。微かな金属の奏の残響が、儀式の達成を告げる。 無機質な処刑台の上。血の池の中に横たわる。 見よ、人が成し得る暴虐の成果を。 白かったシャツは染まり切り、乱れた髪もその色彩を吸い固まりの僅かに元の色を残すのみ。 背は切り裂かれ、腹は食い破られ、腕は開かれその肉色を露出させている。 腿は原型を留めず、肩口の小さな穴が可愛らしくすら見えるだろうか。 見開かれた血色はひとつのみ。虚ろにお前達を視ている。 人間が、無抵抗の贄に為した所行。 肉塊と見るか。花と見るか。 ――人間の死体と、見るか。 (+30) 2022/02/28(Mon) 16:39:58 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 憐憫聖贖 ナフこれまでも参考になるので『被害者視点』も何度か読んでいる。 だからそういった意味では問題ない。ないが。 引き抜いたナイフを投げ捨てる。落とした、ようにも見えるだろうか。 「これは、試し読みで十分だ。どうも参考になりそうにない。 模した集団でも作ろうとしない限りは」 彼らの"創意工夫"自体は、ひとつひとつを取ってみれば参考にはなる。 だがそれはあなたの記憶において『核』ではないだろう。 そしてその場所ではそれが『許されていた』のだから、尚己の専門外だ。 あなたを含めた彼らにとっては通り過ぎるだけだとしても、こちらにとってはそうではない。留まり続けるものだ。 正しく不快感がある。たった今見たものに対して。 だから続く言葉が正直な感想だ。 「ただ面白くはあった。君がどうやって作られたのか、少しは分かったからな」 (-81) 2022/02/28(Mon) 16:44:05 |
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