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【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「ん、手っ取り早いのはそれかも。御爺」 荷物を受け取ったのは、白い手袋越しに皺のある大きな手。 運転手は空の助手席へとそれを置き、再び器用に運転を始める。 「だって……数分だけど、家族以外に誰か車乗ってるの、初めてだし…… 家に人呼ぶのも、やったことなくて……」 「全部家族は喜んでたから、良いことだとは思うんだけど。 創がオレの家に来るの、なんか落ち着かない……」 流れる景色が遅くなっていき、閑静な住宅地へと入り込み。 周りと比べて異質なほどに大きな門の前で、 走っていた車は一度ぴたりと停まり、後部座席のドアが開く。 「……こっち。降りて家入ったら一階左、一番奥。 二階はたぶん御袋とか居るから、気にしないで」 (-385) 2021/11/04(Thu) 6:54:34 |
【人】 鏡沼 創>>+48 守屋先輩 「……そうですねぇ。 今回は流石に、無茶って言われてもしゃあねぇですね」 苦笑が漏れる。 鼻血を出しただとか、薬を飲んだだとかの情報が無くとも 二人とも保健室の住人になっている時点で、弁明が出来ない。 「だって、見つけてもらえねぇのってキツいじゃねぇですか。 お礼してもらう程の事じゃねぇですよ」 口調も軽くそう言うが、あなたにとっては重いものに なってしまうだろうか。 けれど結局、今回鏡沼が動いた理由は其処へ集約されるのだ。 「して欲しい事なんて、急に言われても思い付かねぇですし。 あんな無茶二度としねぇってんなら、それで構わねぇです」 (75) 2021/11/04(Thu) 7:00:11 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「落ち着かねぇってのは、嫌だからとかじゃねぇです?」 少し意地悪な問い掛けをしてしまったかもしれない、と 口に出してから思う。 自分と違って真っ直ぐな存在が、そんな事思う筈もないのに。 止まった車から降り、「大きい家でやがりますねぇ」と シンプルな感想を漏らした。 豪邸だろうというのは、今までのやり取りで予想出来てた ので、驚きはあまりない。 事前情報が無かったら、流石の鏡沼も動揺していただろうが。 「はい、お邪魔しちまいますねっと」 あなたに続き、部屋へと向かう。 一体どんな部屋なのだろう、と想像しつつ。 (-386) 2021/11/04(Thu) 7:07:02 |
【妖】 鏡沼 創/* 一つ弁明させてもらうなら、地獄に進んで関わっている訳ではなく 鏡沼の関わる先が片っ端から地獄と化しているだけなんです 透くんとの関係も、別に吊られるってなったから急に生やした訳ではないんです 実は、初日の持ち物検査から繋がってますホントダヨ ($7) 2021/11/04(Thu) 7:12:09 |
【妖】 鏡沼 創/* ちゃんと纏めたら、初っ端はイマジナリー鏡沼でしたね 本日の本体時系列です 授業出てないけど、 君何しに学校来てんの? 守屋先輩との繋がりを追う (結果として、イマジナリー鏡沼が放送室に発生する) →放送室へ。イマジナリー鏡沼とタッチ交代 →異能解放。守屋ちゃんにのみ認識出来る状態に。 (イマジナリー鏡沼が全員消える) →守屋ちゃん・朝日くん両名と共に、白へ飲み込まれる →朝日くんにも認識出来る様になったり、朝日くんにしか認識出来なくなったり →三限終了と同時に、白から脱出。(ここまで放送室) (イマジナリー鏡沼復活。同時に、朝日くんに鏡沼が認識されなくなる) →保健室へ。あちこちとメッセージやり取り →守屋ちゃんや普川くんとのやり取り(ここまで保健室) →普川くんに呼び出されて事情聴取 →透くんと車に乗る ($8) 2021/11/04(Thu) 7:17:46 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「嫌じゃ、ない。そういうんじゃなくて、なんか…… この前みたいに、ぴりぴりする。すげー変な感じ。 色々気にしすぎてる、とかなのかな……」 広い庭は手広く整えられ、一角には丁寧に並べられた盆栽。 西洋風の住宅は正しく豪邸で、『金持ちの家』そのもののようでもある。入れば内装もそれに見合った二階建て。 青年はそれらには目もくれず、階段ではなく一階の奥へと貴方を案内することだろう。 「……オレの部屋、誰も見たことないからさ」 ぽつりと呟き、辿り着いた部屋の扉を開けば。 ……その先には、学生の自室としてはかなり殺風景、 生活の上で最低限の家具以外、大凡殆ど何もない大きな一室が在る。 白い床、同色の豪奢なベッドやテーブルに椅子と棚、空色の壁紙と天井。 あるのは本当に、その程度だけの部屋。 (-387) 2021/11/04(Thu) 7:27:07 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「────……それは」 答え掛けて、言葉を切る。 今なら、その想いを摘む事も花開かせる事も自在だろう。 あなたは素直過ぎるから。染まり易い純白だから。 けれど自分は、無理に染めたいとは思わなかった。 在るがままに任せるのが一番だろう、というのもあったし 何より、自分自身が“透明”だったから。 「その内、自然とわかるんじゃねぇですかね?」 だから。 あなたの部屋に足を踏み入れて、目を瞠ったのだ。 「……此処、静の部屋なんです? てっきり、ぬいぐるみが沢山あったりしやがるのかなとか 思っちまってました。水族館を作る、とも言ってましたし」 こんなに空っぽなのは、予想外で。 (-389) 2021/11/04(Thu) 7:43:44 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「……、……」 ふ、と瞼を僅かに伏せ、向かい並んだ椅子の片方に腰掛ける。 「そう。ここだよ、オレの部屋。 そういうのは物置の方に飾ってる。近くに置きたくなくてな」 白と青ばかりの部屋に青年は溶け込んでいて、 そうでないものは足元へ置いた鞄と、招かれた貴方自身ぐらいのもので。 「……あまり、物全般に興味向かねーんだ。 水族館は作りたいし、売ってるものとか全部集めたいけど、 それはオレが一緒に泳ぎたいからで、魚が好きなだけだし」 「家族は色々装飾品とか買ってたけど、全部断った。 あってもどうせ、オレは水の中にばかり居るから」 (-390) 2021/11/04(Thu) 7:57:34 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「……成程。 世 界 じゃあ僕は、静と同じ水の中に初めて入れてもらえた存在って 事になりやがるんですかね?」 近くに何も置きたくないと言うあなたが、自分の事は 招き入れたいと願ってくれたのだろうかと。 光栄だという想いと、騙してる様な罪悪感が綯い交ぜになる。 (-391) 2021/11/04(Thu) 8:07:25 |
【秘】 朝日元親 → 鏡沼 創スマートフォンが手の中で震える。 その瞬間だけ、何処に居るか分からない鏡沼が、確かに何処かには居るのだと確信できる。 『どうも』 『いいのに、別に』 悪い気はしないけど。 『逆、かな』 『ここぞと言う時に異能が使えないと困るんだよね』 『守屋先輩の事とかもそうだし』 『ああいう時だけは、この異能に感謝できるから』 『そりゃ良かった』 『僕もこの歳で前科者にはなりたくない』 勢喜のことは殺してやるくらい思った事もあったけだ。 それは打ち込まない。 『うん、そうだね』 『また何時でも連絡して』 『僕、1回寝るよ。流石にキツい』 (-392) 2021/11/04(Thu) 8:12:33 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「……。うん、創は部屋に居ても、やな感じしない。 なんでか、わかんないけど…… 一緒に飯食べたり、寝たりとかするの、平気だと思った」 「仲良し、そういうことするもの、合ってる……? そういう話、ちょっとだけ他の人のを聞いた」 足と腕をそわそわ、ぱたぱた揺らしつつ、 何処ぞで耳にしたのか言葉を続ける。 「好き、恋、人はたくさんする。好きがいっぱい居る。 小学校からたくさん、でもオレはしたことない」 「創みたいに仲良しができたら、 こんな風に部屋に入れたらいいのか……? オレ、何も知らないけど、創は知ってるか……?」 (-393) 2021/11/04(Thu) 8:23:52 |
【秘】 鏡沼 創 → 朝日元親『僕が、言いたかったから言っちまっただけですんで』 『まあ、確かにそうでやがりますね』 『僕が抑制アクセを着けてまで、この七面倒臭い異能を 垂れ流しにしてる理由も、似たようなもんでやがりますし』 『常に完全に使えねぇってのは、困っちまいますよね』 『僕も、友達を前科者にはさせたくねぇですね』 『はい、ゆっくり休みやがってください』 返信は、其処で一度途切れた。 実は鏡沼は、相手からの連絡以外でメッセージアプリを 使う習慣が無かったりする。 自分から連絡する分には、相手の前に現れた方が早いからだ。 だから、性格に反してスタンプの類もろくに持ってない。 けれどきっと、その内賑やかな文面になっていくのだろう。 (-395) 2021/11/04(Thu) 8:28:34 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「ええ、合ってやがりますよ。 僕も、静と一緒にご飯食べたり寝たりするの嫌じゃねぇです。 って言うか、そうじゃなきゃ来ねぇですよ。 仲良しだから、平気って感じちまうんでしょうね」 そこまで肯定して、話の流れが変わった事に少し言葉を切る。 厄介なのは、流れが変わったという自覚があなたに無い事だ。 友情と恋を同列に語っていると、気付いていない。 「……友達としての好きと、恋の好きは、またちょっと 違げぇんですよ。同じ好きって言葉なんで、紛らわしくて しょうがねぇんですけどね」 「僕は確かに、静よりは色々知っちまってますねぇ。 そうですねぇ。僕みてぇな仲良しが出来たなら、こうして 部屋に招いてあげたら喜ぶんじゃねぇでしょうか。 僕も、招いてもらえてんの嬉しい感じしやがるんで」 自分に出来る範囲で、あなたに理解してもらえそうな 言い回しを探っていく。 あなたの興味が、今は恋にあるのだろうと当たりをつけて。 (-397) 2021/11/04(Thu) 8:44:16 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「部屋に入れたら嬉しいのか、そうか……」 「で、あそこも合ってる、うん……。 ……? んん? 言い方同じなのに違うのか」 丁寧々々に、ただ悪意に触れることの無いよう守られ続けた青年は、純真無垢ないきものといえば言い得て妙で。 「じゃあ、オレとアンタの場合はどっちなんだろ?」 「沢山する恋のうちの一人に、 オレはアンタを含んでんのかな。んー……?」 「でも絵本じゃ、恋は一人にしかしてなかったから、 なんか聞いた話と噛み合わないんだよなー……」 至極厄介なことに、青年の聞き齧った知識は中途半端が過ぎていて、 自身がどう思っているのかも、 貴方がどういったひとであるのかも、未だに理解しきれていない。 貴方の言葉を聞き、食事の到着を待ちながらも、 聞いた話と読んだ話の食い違いに首を傾げている。 (-399) 2021/11/04(Thu) 9:06:05 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「人によって感じ方は色々で、静の場合は違う可能性も ありやがるんで、軽い気持ちで聞いて欲しいんですがね? 友達としての好きは、心が温かくなるような感じで 恋としての好きは、胸が高鳴るとかドキドキするって 表現を聞く事が多い感じでやがりますね」 一つ一つ、慎重に言葉を選ぶ。 妙な先入観を与えれば、簡単に染まってしまうだろうから。 「恋の仕方も、人それぞれって感じでやがりますからねぇ。 沢山の恋をするタイプも、一人の人に夢中になるタイプも そりゃ居やがるでしょう」 こんな話をしてたら、親御さんに怒られちまいませんかね? そんな事を内心呟いた。 (-400) 2021/11/04(Thu) 9:22:13 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 鏡沼 創「わからん」 思わず頭の悪い本音が漏れた。 「いや何一つわからんという訳ではないですよ。 脳の認識をイジってオンオフにして消えた風に見せかける。 それも可能なクソ物騒に聞こえる異能なのは。 ただ『今は本体』って事は分体の時もあるんでしょ? あれ一時的に一部の人間の認識だけ書き換えてるって事? それか、ワープは出来ないってことはー…… 本体が来るまでの繋ぎとしてそうしてる感じなんですかね」 ふわふわとした認識しかできていない。 もとい深く考え過ぎると頭がショートしかねない。 自分は既に、もうその手の考え過ぎる異能で手一杯だから。 (-401) 2021/11/04(Thu) 9:22:58 |
【人】 鏡沼 創>>+51 守屋先輩 その“誰か”が誰だなんて、聞くまでもない。 だから敢えて、其処には触れずに。 「意地張んのは結構でやがりますがね。 最後、だとか縁起でもねぇ事言うと怒られちまいますよ」 自分の失言には流石に気付いたが、気取られぬよう いつもの笑みを維持する。 「……この数日、そういう話ばっかでやがるでしょう? お馬鹿さんが多くて困っちまいますねってだけですよ」 鏡沼創は、まだ気付いてない。 自分がそれらの騒ぎに、 不自然な程関わってしまっている 事に。誤魔化しの為とは言え、そう言えてしまう事が異常なのだと。 昨日に引き続き、今日も彼の手元に異能抑制剤は無い。 (78) 2021/11/04(Thu) 9:42:13 |
鏡沼 創は、四限目以降なら、探せばすぐに見つかるだろう。何せ、何処にでも居るのだから。 (a75) 2021/11/04(Thu) 9:43:51 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「個人差ってやつか? んー……あ、ごめん、急にこんなこと聞いて。 ちょっと気になってて…… こいつと接吻しちまった時、好きだなーって思ったから……」 ふと自分の鞄を漁り、取り出したのは―― アノマロカリス (の玩具) 。水に浮かべて遊ぶタイプのようだ。 「創の話聞く感じだと、こいつのことは友達っぽいな」 でもなあ、と微かに呟く。 それより前に何度か感じた貴方への"違和感"は、そうではなく。 貴方の説明に当てはめるのだとしたら、 「……創はこいつとは違う気がする。後者なのかな」 理解しているのかは不明瞭な様子で、ぽつぽつと声を漏らす。 「結局の所、悪い方じゃなさそうだな、この変な感じ。 だったらいいんだ、安心した……」 (-403) 2021/11/04(Thu) 9:49:32 |
【秘】 鏡沼 創 → 風紀委員 普川 尚久「ええ、大正解でやがりますよ。クッソ物騒な異能です。 しかも、単純なON・OFFだけじゃなくて“鏡沼創”を どう認識させるかも自由でやがるんですよね。 鯱やらハムスターやらの僕が居ても、おかしかねぇんです」 「仰る通り、今朝みたいに一時凌ぎで使う事もありやがります。 けどまあ問題は、僕がこのクソ物騒な異能を 半分ほどしか 制御出来てねぇ って事でやがりまして。他人の脳に負担掛けねぇ様に、野放しにせざるを得ないんで 誰かが『居るかも』って思った所に僕が生えやがるんですよ。 ま、全部の情報は僕にフィードバックされやがるんで 記憶の齟齬とかはねぇですが」 「で、本題に戻しちまいましょうか。 このクッソ物騒な異能のせいで、僕のアイデンティティって 割とガッタガタでやがるんですね。 それを何とかしてぇなーって思ったのが、守屋先輩で やがった訳ですね」 「要するに この件の発端、元凶の元凶が僕 でやがります」 (-404) 2021/11/04(Thu) 9:59:09 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静「接吻」 現代日本では中々聞かない言い回しに、思わず復唱する。 「あー……悪い事じゃねぇとは思うんですがね。 悪くはねぇんですよ、何も」 額に手をやり、言うべきか言うまいか逡巡した。 けれど、交友歓迎が広がろうとしているあなたを、何も 知らないまま放置すれば、重大な事故が起こりかねない。 「静は、キス……接吻しちまって、そいつの事は友達だって 思いやがった訳ですよね? 例えば、接吻すればどっちの“好き”かわかるとして 静は、僕としたいと思えちまいます?」 (-406) 2021/11/04(Thu) 10:09:52 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 鏡沼 創口は閉じていた。 開いた口が塞がらない、という慣用句はこう言う時か。 そう妙に自己解説的なナレーションが流れる程には、考えれば考える程、眩暈がしそうな異能だった。 「……上には上がいるもんなんだなぁ、やっぱ」 思わず髪をくしゃりと掴むように抱えて呟きが零れた。 自分の異能も相当、で済むのだろうか。 面倒すぎる類だが、少なくとも制御不能ではない。何より、 「……どっちかというとそれ、」 「全部フィードバックされるのが問題じゃないですか? 脳と記憶の負担がかかるってレベルじゃないでしょ。 よくそれで発狂しないな、と一周回って感心しましたよ」 脳に負担を掛ける、の程度がわからない。 ただ、もしも、これが己の異能で選べたとしたら── 自分も“彼”も、目の前の彼と、同じ選択肢を取るだろう。 だからそれについて、何も言葉にはできなかった。 「まあそらヤンキーの鏡沼と風紀委員の鏡沼がいると、 アイデンティティって何?ってなりかねませんね。 まあ、守屋女史なら知ったらやりかねないのはわかりますよ。 俺でも今正直同情したレベルです。そらなるでしょうね。 ただ、それでなんで守屋が消える事件になったんです? 元凶の元凶は否定はしませんが、 まあそちらに関しては勝手に一人でやらかす方の問題ですので」 (-408) 2021/11/04(Thu) 10:23:48 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「接吻……」「って言うらしい」 ひとつ肯定で頷いた。 「ああ、こいつはそれをしても変な感じしなかったし、 格好良いなーってあったかくなった」 アノマロカリスを少し弄ると、 玩具らしく仕掛けがあるのかわさわさ動き始めた。かたかた…… 「うーん? 創とするの嫌じゃないし、できるならやる……? ……んん、でもそういうこと考えると、すごいむずむずする」 「なんだろ、痒いっていうか、ぴりぴり、息苦しいな」 呼吸関係の症状と思っている、のかもしれない。 実際近いような感覚は感じてはいるのだけども。 「これから飯と風呂済ませて寝るって考えるだけでも、 ちょっとこう、そんな感じするから、 あんまり考えないように、してた……みたいな……」 「不調とかで、心配掛けたくなかったし……」 (-409) 2021/11/04(Thu) 10:28:59 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「…………結局考えてるし、聞いちまったけど。 ……よくわかんないんだ、ほんとに」 ぽつ、ぽつ、付け加えるように呟き続ける。 「オレのこれは変なやつで、そうやって好きにならない方が いいって感じなら、もう考えないようにはしてみる」 (-410) 2021/11/04(Thu) 10:32:29 |
【秘】 鏡沼 創 → 風紀委員 普川 尚久「生憎と生まれた時からコレなんで、普通の感覚の方が よくわかんねぇんですよね。 異能抑制剤飲んでる時の、いやに静かで落ち着ける感覚が ソレかなーって程度でやがりまして」 鏡沼創が、ある種神がかり的な処理能力を持ってるのは確かだ。 異能の一部なのか、必要だから開花した才なのかは不明だが。 「ヤンキーも風紀委員も生徒会役員も居やがりますねぇ。 なんで、最低限のアイデンティティは作ってんですが」 常に浮かべられた微笑みも、態とらしい口調もその産物だ。 「コレは、あんま守屋先輩には聞かせらんねぇ話なんですが 守屋先輩には僕を救いてぇって気持ちがあって、 僕にはアイデンティティがねぇんですよ。 つまり『守屋先輩が救える“鏡沼創”』が出来ちまった訳で」 「僕も詳細は聞いてねぇですが、守屋先輩の異能は 認識阻害系でやがるんですね。 で、守屋先輩の異能で僕を『誰にも認識できない世界』に 手加減なしの全力で吹っ飛ばそうとしちまったんですよ。 誰にも影響されねぇ世界に置いちまえば、僕でも アイデンティティが確立出来るんじゃねぇかって理屈で やがりますね。二人で其処へ行って、互いの認識も ぶった切っちまおうって。 ま、その前に守屋先輩が一人で飛んじまったんですが」 (-411) 2021/11/04(Thu) 10:49:31 |
【秘】 鏡沼 創 → 人魚姫 透 静それは恋だ、と言ってしまうのは簡単で。 あなたがその言葉を信じてしまっても、鏡沼創は問題無い。 相手の思った自分になってしまえる程、アイデンティティが 薄いのだから。 けれど、だからこそ選択権はあなたにあるべきだ。 「……じゃあ、こうしちまいましょう。 したいか、したくないかで考えてみやがってください。 静がしてぇって言うなら、僕はしちまいます。 したくねぇって言うなら、僕はしません。 ただ、したくねぇをしてぇに後で変える事は出来ても その逆は出来ねぇですから、よく考えやがってくださいね」 実際は、自分の異能で認識を書き換えてしまえば 『無かった事』にも出来てしまうのだけれど、敢えて伏せて。 鏡沼創は、あなたに選択を迫る。 「その感覚自体は、不調でもおかしい訳でもねぇんで。 そこは安心しやがってくださいね」 (-413) 2021/11/04(Thu) 11:02:55 |
【秘】 人魚姫 透 静 → 鏡沼 創「うん……、よく、考える……」 言ってから大体十秒と少し。 青年が再び言葉を発するのには、そう長い時間は掛からない。 「……し、たい」 もしもの僅かな想像で貴方を思い浮かべて、 「創と、してみたい」 胸の底から滲み出たものは、容易に青年の口を開かせた。 (-415) 2021/11/04(Thu) 11:13:33 |
【秘】 風紀委員 普川 尚久 → 鏡沼 創「途中からの才能開花じゃなくてよかったですね本当に 下手に“普通”をしててからそうじゃなくなるほうが、 余程ヤバい事になってたでしょうから、生まれつきで」 ──そもそも耐えられない人間は、もう死んでいるのでは? 鏡沼に適性があったからこそこの異能でも生きてるが、 生まれつきでも精神が強い場合じゃなければ? ……考えれば考える程、深みに嵌りそうでやめた。 「まあへらへらしていまいちよくわからない不躾な奴。 という認識はあるからそれが作ったアイデンティティです?」 しかも増えたと、“救えた”のが。……」 「一つ思ったんですが、アイデンティティがないって事は『本体』って言ってもどの君も結局は全部君なんですよね?逆に言えば、救える鏡沼後輩が生まれたなら、結果的に救った事になったりした──的にはならないんです?」 あー…、と声が漏れた。なるほど、突然薬を飲みだしたのも、突然一人ぶっ飛んだのも。このややこしい異能と動機を聞けばやっと理解ができた。 「一人で飛んでってのが薬の効果で暴走したみたいなあれ? ……とは言えお前ら一旦消えてたじゃないですか。 そこで何とか試せて……ああ、でも朝日後輩もいましたか。 まあなら、3人では“朝日の認識する鏡沼”、が、────」 続きは紡がれなかった。 あの時、片方が言えばわざわざ言う必要がない言葉を“どっちも”が戻ってきた際にかけて来た。つまるところ、それは。 (-416) 2021/11/04(Thu) 11:16:13 |
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